あさぴーのおいしい独り言

石川を中心に西日本のグルメネタを気ままに書きます。(ご注意)あくまでも主観で書いていますので何かありましても責任は負いかねます。参考にされる場合はご留意を。また内容は訪問当時に知り得た情報(ネット含む)をもとに書いています。なお、コメントは承認後にアップしており、不適切な内容はアップをしませんので、あしからずご了承願います。

タグ:勧進帳

今日から5月です。

すでにGWでお休みという方もいらっしゃると思いますが、皆さんはどのような計画を組んでいらっしゃるでしょうか?ちなみに私の休みはカレンダー通りです。

さて、5月は新緑の季節。色々なものが活発に動くことになります。

新型コロナウイルスがなくなったわけではありませんが、色々あった規制も現在はほぼ終わっていて、これからいろいろなイベントやお祭りがコロナ禍前のような形で開催されることになるでしょう。

今日は私の住む小松市で5月に開催されるイベントとお祭りについて紹介します。

小松市と言えば、安宅関を抱えていることで歌舞伎の「勧進帳」が有名です。

その「勧進帳」に絡んでのイベント「第24回日本こども歌舞伎まつりin小松」と市の祭礼「お旅まつり」の紹介となります。

まずは5月4日(木・祝)と5日(金・祝)に開催される「第24回日本こども歌舞伎まつりin小松」。

名前の通り全国で演じられているこども歌舞伎を小松市で楽しむことが出来るイベントで、昨年も無事開催されていますが、内容の制限がなく開催されるのは2019年以来となります。

会場は今年改名された「石川県小松市團十郎芸術劇場うらら」。

今年は「東京都/NPO法人 日本伝統芸能振興会 伝創館こども歌舞伎」「群馬県前橋市/美登利会」、そして地元小松市の子供歌舞伎の3組が演じることになっています。

また、特別ゲストとして歌舞伎俳優の片岡千之助さんも来られるということで盛り上がるのではないでしょうか。


そしてお次は小松市の祭礼である「お旅まつり」。

お旅まつり
曳山子供歌舞伎がメインイベントで、小松市では最大のお祭り。しかし、コロナ禍の期間は中止になったり規模が縮小されるなどで、本格的な開催は2019年以来となります。

日程は5月12日(金)~5月14日(日)で、当番町は京町と大文字町。

演目や具体的な公演スケジュールなどは、こちらをご覧ください

もちろん、曳山曳揃えも見どころです。

また、過去3年間出ていなかった露店も復活するでしょうね。

ちなみに私のブログでコロナ禍前の「お旅まつり」について紹介しているのはこちらです。

4年ぶりの本格開催となる「お旅まつり」なので、市民も新しい気持ちで参加できそうで、これまでとは違った気分を味わえるのではないかと期待しています。

皆さんも是非お越しください。

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昨年秋、市川海老蔵さんが十三代目 市川團十郎白猿を襲名しました。

市川團十郎という大名跡が9年ぶりに復活したわけですが、その襲名披露の地方巡業が小松市から始まります。
勧進帳 (3)

小松市にはご存じ安宅関があり、歌舞伎十八番「勧進帳」の舞台となっていて、その関係もあって十二代目の市川團十郎の時から、小松市と深い関わりがありました。
勧進帳 (21)

十三代目 市川團十郎白猿が海老蔵時代には、実際に安宅関でも「勧進帳」が演じられ、私も観に行っています

石川県での公演は3月4日(土)~3月6日(月)で計4回もあって、以下のようになっています。小松市で3回、金沢市で1回です。

①3月4日(土)開演13:00(團十郎芸術劇場うらら大ホール)
②3月5日(日)開演12:00(團十郎芸術劇場うらら大ホール)
③3月5日(日)開演16:30(團十郎芸術劇場うらら大ホール)
④3月6日(月)開演12:00(金沢歌劇座)
演目
歌舞伎十八番の内「勧進帳」/口上/他
出演
海老蔵改め市川團十郎/中村梅玉/他

私も観に行く予定ですが、こちらは公演のチラシと、
勧進帳

東京歌舞伎座で行われた 襲名披露のときのポストカード?です。
勧進帳 (7)
勧進帳 (4)

残念ながら公演のチケットは売切れのようですが、3月4日の公演に先立ち出演者のお練りが行われ、こまつ曳山(ひきやま)交流館みよっさを経由し、JR小松駅前の市民公園までの約400mをお練りする予定となっていて、こちらの方は無料で見ることが出来ます。

お時間のある方は是非見に行かれてはいかがでしょう。
うらら (5)

なお、これまで「石川県こまつ芸術劇場うらら」とういう名称で親しまれてきましたが3月4日から「石川県小松市團十郎芸術劇場うらら」という名称に変わります。この劇場をつくるときに先代の團十郎が関わっていますが、歌舞伎公演に適した舞台を持っているからの改名でしょうか?

館内には「歌舞伎のまちギャラリー 成田屋と小松の絆」というコーナーがあって、十三代目 市川團十郎が名誉館長に就任することが決まっています。

團十郎さんと小松市との絆がこれからも続くことを願っております。

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今日、金沢にソメイヨシノの開花宣言が出ましたが、金沢としては観測史上最も早い開花だそうです。

小松の桜はどうでしょう?
芦城公園 (3)

見に行くと、芦城公園のソメイヨシノの標準木はすでに10数輪咲いていました。金沢と同じく史上最も早い開花ではないでしょうか。

今年は非常に寒い冬だったことと、3月以降一気に暖かくなったので早いということです。
芦城公園 (4)

標準木以外の桜の木は、すでにだいぶ咲いていたので、日曜日ぐらいが見ごろでしょうか?密にならないようにして宴会なしで楽しみましょう!

ちなみに「標本木」というのは気象庁が決めている桜の木で、全国に58本しかありません。そのほかのところは、「標準木」ということなようです。

あと、3月5日に小松駅前にある石川県こまつ芸術劇場うららの1階に「歌舞伎のまちギャラリー 成田屋と小松の絆」がオープンしていますので、そちらの紹介を。
うらら (5)

歌舞伎俳優の、十二代市川團十郎さんと市川海老蔵さん。小松とは歌舞伎十八番「勧進帳」の演目のご縁を通じて親交がありますが、お二人と小松との交流の足跡をたどることができる展示になっています。
うらら

成田屋のシンボルカラーの「団十郎茶」基調の入り口。市川家の定紋の三升紋も描かれています。

そして入るとすぐお二人の等身大のパネルが迎えてくれます。
うらら (3)

一緒に記念撮影することが出来、この部屋では小松の子供たちが演ずる勧進帳を映像で観ることが出来ました。

さらに、この奥には團十郎さんの紋付き袴やサイン入り扇子、手ぬぐいなどが展示されていますが、写真撮影はNGでした。

歌舞伎に興味のあるかたもない方も是非見に出かけてください。

石川県こまつ芸術劇場うらら
石川県小松市土居原町710
9:00~19:00
水曜休

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小松市の観光資源として大きなものに安宅関があります。
安宅 (2)

ご存じ歌舞伎の「勧進帳」の舞台となったことで全国的に知られていて。歌舞伎では大名跡である十二代目の市川團十郎さんも小松によく来られて子供歌舞伎の指導などを熱心にされていました。

今年5月に十三代目の市川團十郎白猿を襲名することになっていた海老蔵さん。残念ながらコロナ禍のなか延期になってしまいましたが、彼も2016年に安宅関で「勧進帳」の弁慶役を見事に演じています。私も観に行きました

さて、小松市では、これまでこの最大の資源を活かしていたかといえばそうではないところがありました。

5年ほど前に私のブログでも「北陸新幹線金沢延伸後の小松市の未来を考える(食と観光を中心に)」というシリーズで書いたことがあって、その7回目に安宅関と勧進帳について取り上げたことがありますが、やっと重い腰?をあげて安宅関周辺の整備にお金を投入するようになりました。

一昨年は安宅ビューテラスをリニューアル。そして今年は併設する「勧進帳ものがたり館」が令和2年7月26日に全面リニューアルされました。また今後3カ年で関所跡の安宅公園の再整備と、屋外デッキや広場、休憩施設などを作る計画だそうです。

私もオープン翌週に見に行ってきました。
ATAKA CAFE

前は直接「勧進帳ものがたり館」に入りましたが、いまは「安宅テラス」から「『安宅の関』こまつ勧進帳の里」に館名が変わったこちらから入り、入り口右側の窓口で検温。入場料を支払ってからカフェの中を通って入ります。
勧進帳ものがあたり館 (2)

入ってすぐ、北前船の寄港地だった安宅町で実際にお祭りに使用された「曳船(ひきふね)」が展示されています。そしてその奥に本館?がありました。
勧進帳ものがあたり館 (3)

コロナ禍で住所記名が必要でした。
勧進帳ものがあたり館 (7)

展示の特徴はいまのIT技術を取り入れた体験型展示となっているところですかね。
勧進帳ものがあたり館 (6)

こちらの写真の右側には歌舞伎の世界を歴史上の資料や現物で見せていた展示があるのですが写真NG。一部、展示okなところがあったのでそちらを入れて、左側にあるのはデジタル着せ替え。AR技術により、自分が歌舞伎の衣装を着た様子を見られたり、歌舞伎の隈取もバーチャルで体験できるものです。
勧進帳ものがあたり館 (9)

これはこれで面白いのですが、一度やったらやらないと思うのと、この手の技術は日進月歩ですぐに陳腐化するのが心配ですね。

そしてお隣のメイン展示?安宅勧進帳シアターでは「勧進帳」の映像を8分間のダイジェスト版で見ることができます。

なんと!弁慶役が十二代目の市川團十郎さん、富樫役が現海老蔵さんという親子共演の「勧進帳」。

元NHKアナの葛西さんのわかりやすい解説と相まって見ごたえのあるコンテンツでした。

そして見終わった後、併設の「ATAKA CAFE」でお茶することに。
ATAKA CAFE (5)

ちょうど梅雨が明けたときで天気が一気に回復。青空のもと日本海を眺めながら一服することにしました。

「ATAKA CAFE」については過去2度ほど紹介していますが、前回はこちらに書いています

今回は食事はせずにドリンクとスイーツのみです。
ATAKA CAFE (10)

私は冷たい加賀紅茶(税込500円)。

すっきりとした飲み口でおいしい!
ATAKA CAFE (8)

妻はアイスコーヒー(税込500円)です。

あと能登のマルガージェラートの「マンダリンジンジャーミント(税込400円)」も頼みました。
ATAKA CAFE (11)

マンダリンの甘さをジンジャーとミントがすっきりと締めてくれます。夏のフレーバーですね。

その後しばらく外を眺めながら気分をリフレッシュでしました。ごちそうさまでした。

勧進帳ものがたり館
石川県小松市安宅町タ140-4
TEL 0761-21-6734
9:00~17:00
※新型コロナウイルス感染拡大防止のため当面の間は16時まで
水曜休、年末年始
※祝日の場合は翌日休
大人300円、高校生以下150円
小松市在住の65歳以上は無料

ATAKA CAFE(安宅カフェ)
小松市安宅町タ140-4
 安宅ビューテラス内
TEL 070-1461-7561
11:00~21:00(L.O.20:30)
水曜休


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今日で平成が終わり、明日から令和となります。どんな時代になりますか、いい時代にしたいですね。

さて、毎年5月の第二週の週末に開催される小松市最大の例祭「お旅まつり」。

令和の時代に入ってはじめて開催される「お旅まつり」です。

今年の開催は5月10日(金)~5月12日(日)
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曳山子供歌舞伎上演は、今年の当番町は大文字町と京町で、出し物は大文字町は「碁太平記白石噺 新吉原揚屋の場」。京町は「恋飛脚大和往来 封印切の場」。

上演場所や時間の詳しいことはこちらを見てください
(ただ小松市の紹介ページでワンストップで詳細の情報を確認できないのが残念です)
お旅まつり  (5)

また見どころの一つである曳山曳揃えは5月11日(土)に小松駅にほど近い細工町の交差点で行われますが、今年は残念ながら中町と材木町は、人手不足などで組み立てや解体の作業が出来ないとして6基で曳山曳揃えを行うことになったようです。

是非皆さんも「お旅まつり」に来てくださいね!

なお、それに先立ち、GWの5月5~6日に「日本こども歌舞伎まつりin小松」が開催されます。
子供歌舞伎

上演時間、内容等はこちらのページをご覧ください

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