あさぴーのおいしい独り言

石川を中心に西日本のグルメネタを気ままに書きます。(ご注意)あくまでも主観で書いていますので何かありましても責任は負いかねます。参考にされる場合はご留意を。また内容は訪問当時に知り得た情報(ネット含む)をもとに書いています。なお、コメントは承認後にアップしており、不適切な内容はアップをしませんので、あしからずご了承願います。

タグ:加賀棒茶

私自身は飲食店の仕事には携わった経験はありません。

厳密に言えば、大学時代にカフェやお菓子屋さんでアルバイトした経験はありますが。

しかし、ここ20年近くグルメブログをやっている関係で、飲食店経営は大変だということはよくわかりました。

もちろん、仕事というものは全部大変であることは間違いないのですが、食の安全や昨今の食材や光熱費などの原価アップが飲食店の経営を一層難しくしているのは想像に難くないことです。

さて、飲食店の中で開店にかかる費用など比較的敷居として低いのが「喫茶店営業」という許可のジャンルです。

ただ「喫茶店営業」だと、食事やアルコールの提供はお店ではできません。「喫茶店営業」許可で提供できるのは「トースト」程度の食べ物なのです。

しかし世の中には喫茶店という名前でお店を出していて、食事を提供しているお店は多々存在します。

そんなお店は喫茶店としていますが、営業許可は「飲食店営業」で取っています。お店の中に緑色のプレートが掲げられているのを皆さんも見たことがあると思います。

今日紹介する「喫茶店 Sally」は、そんな「飲食店営業」の喫茶店です。
喫茶店 Sally

小松市街地から山の方に車で数分程度行った国府地区。お店がある場所は決していいところではありませんが、オーナーの女性の方が住まれ育った学校が近くにあります。

2月13日にオープンしていて、その週末に妻と一緒にお邪魔してきました。

新築の木造の一軒屋。小さな喫茶店です。

店内には多くのお花などが飾られていました。
喫茶店 Sally (3)

天気がいいと白山を窓から望むことが出来るのですが、この日は天気はまずまずだったのですが、白山は見えませんでした。

オーナーは金沢の「キャラバンサライ」、小松の「旬の箸なか村」、最後は同じく小松の「cocoon(コクーン)」などで飲食店経営のノウハウを学ばれ、晴れてご自分のお店を持つことになったようです。
喫茶店 Sally (5)

ドリンクメニューです。
喫茶店 Sally (4)

フードメニュー。横線で消されているのは、行った時点ではまだ食事を提供できる体制になっていないということで消されていましたが、この記事がアップされる頃には大丈夫でしょう。

先ほども書きましたが、アルコールや食事の提供をしているので、こちらの喫茶店は「飲食店営業」許可を取っているということになります。

我々は食事は別のお店で済ませてきているので、今回はドリンク利用でした。
喫茶店 Sally (8)

私は「加賀棒茶(500円)」を、
喫茶店 Sally (7)

妻は「オリジナルブレンドコーヒー(500円)」を頼んでいます。
喫茶店 Sally (9)

あと、「ちょこっとおやつ(200円)」も。「ちょこっとおやつ」は通常3個だそうですが、2人で食べるということで1個おまけしてくれました。ありがとうございました。

オープン間もないということで、行った日(土曜日)は近所の方やお知り合いの方が、我々のあとに訪れていました。

そうえいば、これを書いていて思い出しましたが、BGMがかかっていたのかな?狭いお店なので他の人の会話がよく聞こえたのが気になったかもしれません。まぁ、この辺はどうにかなるでしょうが…。新しいお店なのでこれからですね。

飾られていた花の香りとコーヒー並びに加賀棒茶の匂いでほっこり、まったりできた週末でした。ご馳走様でした。

喫茶店 Sally
石川県小松市埴田町戊234
TEL 090-4320-1332
8:00~18:00
木曜休(不定休あり)



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山中温泉の「花紫」。創業120年の高級旅館で知られています。
花紫 (8)

大昔に一度お邪魔したことがあります。あまり記憶は残っていませんが、典型的な和風旅館だったと思います。
花紫 (5)

そんな「花紫」ですが、7月12日にリニューアルオープンしています。リニューアルのコンセプトは「現代における日本の文化サロン」。
花紫 (2)

今回宿泊はしていないので部屋などの紹介はできませんが、エントランスからフロント、そしてロビーまで、モノトーンのインテリアでまとめられていて、シックな雰囲気に大変身していました。
花紫

フロントの前にはギャラリーが出来ていました。
花紫 (6)

こちらは「現代の和」を表現した茶房です。宿泊客のおもてなしに使われているようです。

そして8月1日より、リニューアルされたこの空間を利用しての「和のアフタヌーンティー」がスタートしていて、早々妻と一緒に行ってきました。

普通「アフタヌーンティー」といえば紅茶ですが、こちらでは日本茶を中心に楽しむ「和のアフタヌーンティー」となっているわけです。

私は甘いものがそれほど得意ではありませんが、「和のアフタヌーンティー」とはどのようなものか興味があったので行ってみることにしました。

1日2組限定で料金は一人5,000円です。
花紫 (9)

正式な「アフタヌーンティー」では3段重ねのティースタンドが一般的なようですが、こちらでは2段。簡単な食事は別な器に盛られて提供されます。

まず出されるのは「フレッシュブレンドティー」。
花紫 (7)

この日は「巨峰とマスカットのフレッシュブレンドティー」でした。

ほんのり甘さを感じるフレッシュな冷たいお茶。真夏に飲む最初の一杯として美味しくいただくことが出来ました。
花紫1 (2)

2杯目と3杯目に飲むお茶は、こちらのメニューに書かれている中から1種類好きなものを選びます。
花紫 (4)

最初にこちらの茶葉の見本でお茶の特徴などを説明をしてくれます。

私と妻は二人とも「オリジナルティー」をお願いすることに。

私は紅茶で「打越紅茶+紫蘇」。妻は煎茶で「打越煎茶+ミント棒茶+レモンバーベナ」。
花紫1 (5)

こちらの写真の左側が私の「打越紅茶+紫蘇」。右側が「打越煎茶+ミント棒茶+レモンバーベナ」です。
花紫 (19)

最初は急須でいれてくれます。
花紫 (21)

私のはほんのり紫蘇の香りが鼻に抜けます。好きなお茶でした。

妻のも少し飲みましたが、すっきり爽やかな後口で美味しかったです。
花紫 (27)

2杯目は、日本酒のお燗をするような「酒タンポ」というのかな?に入れられて、温泉旅館の一人用鍋で使われる固形燃料で温められて出されました。
花紫 (10)

一の皿は、こちらが食事となる「季節のお寿司」で野菜の握り寿し。

香の物として水茄子と新生姜の甘酢漬が添えられています。

寿司は小ぶりで、これだけでお腹がいっぱいになることはありません。
花紫 (15)

二の皿は「間味」で、厚焼玉子・クリームチーズの味噌漬あん最中・水寒天(とうもろこし・黒豆・枝豆)・野菜(きゃらぶき)の佃煮・棒茶のカヌレです。
花紫 (24)

後ほど「棒茶のメレンゲ」も出されました。
花紫 (16)

二の皿は「甘味」で、冷やしぜんざい・季節の果実・青梅甘露煮・干菓子・上生菓子です。
花紫 (14)

こちらは「冷やしぜんざい」。甘さ控えめでよかったです。

普段これだけ甘いものを食べることが無いため、少々戸惑いましたが、こちらのはそれほど甘くない味付けで、すべて食べることが出来ました。

まぁ、5,000円と少々お高いですが、午後のひと時を鶴仙渓を望みながらゆったりとした気分に浸って優雅に過ごすことが出来るので、たまにはこんな贅沢もいいかもしれません。ご馳走様でした。

山中温泉 花紫
石川県加賀市山中温泉東町1丁目ホ17-1
TEL 0761-78-0077
アフタヌーンティーは完全予約制



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加賀市大聖寺は古い街並みが残る街です。

小松からは意外と遠いので、それほど行くことはないのですが、たまに妻のワイン御用達のお店があるので、お付き合い兼ねていくことがあります。

今回も買い物前にランチを食べ、食後のデザートとコーヒーを楽しむために立ち寄ったのが、4年半ぶりになります「FUZON KAGA Cafe and Studio(フゾンカガ カフェアンドスタジオ)」。
FUZON KAGA Cafe and Studio

表具屋⇒魚市場⇒カフェと変遷を遂げている昔ながらの建物。町屋の面影を大事に残しながらリノベーションしています。

カフェのリノベーションブームはひと段落した感があります。ブームは移ろい易いもの。今後は中身で勝負!?

ちなみに同じく町屋をリノベーションした1号店である「FUZON KAGA Gallery and Bar」のほうは、コロナ禍の影響もあるのでしょう、今はクローズド状態なようです。
FUZON KAGA Cafe and Studio (3)

店内に入ると、イケメンのオーナーの男性お一人が対応しておられました。
FUZON KAGA Cafe and Studio (7)

イケメンオーナーだからかわかりませんが、店内には女性客ばかりです。

メニューです。
FUZON KAGA Cafe and Studio (2)

セルフサービスで、最初にオーダーと支払いを済ませてから席に座ります。

出来上がったら、また飲食後の片づけはオーナーが対応してくれました。

店内に「山中漆器」の木地を作る工房が併設されていて、作家であるオーナーの奥様が木地から完成までの作品作りをされておられるようです。

私が頼んだのは「加賀棒茶(500円)」と「今日のマフィン(400円)」。
FUZON KAGA Cafe and Studio (9)

この日のマフィンは、加賀棒茶と黒糖。同じ加賀棒茶同士で合わせました。
FUZON KAGA Cafe and Studio (8)

妻は「カフェラテ(500円)」と「ブリュレチーズケーキ(500円)」を頼んでいました。
FUZON KAGA Cafe and Studio (11)

クリームブリュレのように表面をあめ色に焼いたチーズケーキ。

濃厚です。でも、それほど後口はくどくはありません。

自家製のスイーツばかりの中でもこの「ブリュレチーズケーキ」は人気のようですね。

ちなみにデザートとドリンクをセットで頼むとワンセット50円引きになりました。

コロナ禍でカフェ需要が減少していることは間違いないと思いますが、頑張っていただきたいと思います。ご馳走様でした。

FUZON KAGA Cafe and Studio
(フゾンカガ カフェアンドスタジオ)
石川県加賀市大聖寺魚町21
0761-75-7340
12:00~18:00
木曜休


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先日、金沢竪町商店街にある「KAMU BlackBlack」に行ったことを紹介しました。
チャノキカナザワ

その時に、お隣にある「チャノキカナザワ with 金澤やまぎし養蜂場」で一休みすることにしました。

元々は中国茶専門店「チャノキ カナザワ」ということで、お店の内装に虎と竜の絵が描かれていたりして派手なインテリアが注目。SNSでインスタ映えするスポットとして人気だったようですが、昨年11月に金澤やまぎし養蜂場とコラボしてリニューアルオープン。落ち着いた店内に変わっていました。
チャノキカナザワ (3)

コロナ禍で健康志向に着目し、コラボ後はハチミツを使った新メニューや健康に優しいランチ。ハチミツなど物販スペースも新たに加わっています。

お店は狭い間口で奥に長い構造。
チャノキカナザワ (4)

入口入って、カウンターでオーダーして料金前払いしてから、席に座って待っていると、頼んだものは持ってきてくれます。もちろんテイクアウトも可能です。

イートインスペースには、小さなテーブル席が4つと、壁に向かって小さなカウンター席が数席ありました。
チャノキカナザワ (5)

メニューです。
チャノキカナザワ (6)

ちゃのきDrinkはいわゆるプリフィックスで選ぶ形式です。

お茶BaseとミルクBaseがって、我々はお茶BaseでサイズⅯが580円、Ⅼが660円。
チャノキカナザワ (11)

私は野田屋さんの加賀棒茶を使ったストレートティーで甘味なしでお願いしました。ようは普通の冷たい加賀棒茶ですね。
チャノキカナザワ (12)

妻は台湾茶で「蜜香紅烏龍茶」。フルーツティーにしています。

二人ともタピオカなしです。タピオカなしだと70円引きになります。

あと、土日限定の「ちゃのきマリトッツォ」も1個食べてみることに。
チャノキカナザワ (10)

「マリトッツォ」はブリオッシュ生地のパンにクリームをたっぷり入れたもの。イタリア・ローマの伝統的なスイーツのようです。

クリームは3種類設定があって、我々はピスタチオをチョイスしています。クリームたっぷりですね。
チャノキカナザワ (13)

テーブルには金澤やまぎし養蜂場のハチミツが置かれていましたが、これはクレープにかけるために置かれているのでしょうか?

ドリンクはシュリンク蓋がしてあって入れることはできません。

あと、お店自体が健康をテーマにしていてストローは紙製なのはいいのですが、ドリンクのカップはプラ。インスタ映えを狙うためでしょうが、地球の健康にも配慮されたらよりいいのでは?と勝手に思ってしまいました。ご馳走様でした。

チャノキカナザワ with 金澤やまぎし養蜂場
石川県金沢市竪町101-1
 宮下ビル1F
TEL 076-255-6564
月,火,木12:00~18:00
金,土,日12:00~19:00
水曜休


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加賀棒茶で知られる加賀市動橋にある「丸八製茶場」。

我が家では献上加賀棒茶のティーバッグを常備して愛飲しております。

今回、「焙茶 noma」という新しい焙じ茶シリーズを3月20日に発売したということを、知人の書家の池多亜沙子さんがSNSでアナウンスされているのを見て、翌日に早々行ってみることにしました。
丸八製茶 (2)

中に入ると、新商品の「焙茶 noma」の春バージョンが入り口付近に並べられています。

この「焙茶 noma」は、焙茶(ほうじ茶)の春・夏・秋・冬の季節ごと限定のシリーズ商品で、池多亜沙子さんがパッケージの商品ロゴ(墨象)を手掛けていらっしゃいます。

毎年6月発売の「初夏焙茶」や9月発売の「印雑焙茶 マリコロード」については、今後はnomaシリーズとして販売予定だそうです。
丸八製茶 (4)

こちらの写真は光の関係で、パッケージのミントグリーンの色合いが出ていませんね。
実生 (5)

こちらのほうが実際の色合いに近いかな?

値段はティーバッグ3g×12ケ入りで1,188円(税込)。献上加賀棒茶のティーバッグよりもお高くなっています。
実生

すぐに「焙茶 noma」を飲んでみたいと思い、店内に併設されている「茶房 実生」に入ることにしました。前回お邪魔した時のことはこちらで書いています
実生 (4)

「焙茶 noma」は「茶房 実生」の正式なメニューとしてはないのですが、2杯目のお茶として出していただけるということでした。
実生 (11)

庭を眺めながらゆっくりできます。
実生 (12)

こちらがそうです。添えられているのはメレンゲ。

「焙茶 noma」の春の焙じ茶は「優しい甘みと桜葉のような香りの余韻をどうぞ。」というのを打ち出していて、確かに桜葉のような香りで優しい甘みをほのかに感じることができます。
実生 (9)

妻が頼んだ、こちらの季節の和菓子の桜餅と、深炒り焙茶「BOTTO!」とのセットに、ばっちりの相性です。

私は、前回来た時も同じものを頼んでいますが「加賀棒茶のロールケーキ」と、高知の一番摘み煎茶「土佐 東津野」です。
実生 (6)

「土佐 東津野」は、出されるときに茶碗に継がれて出されます。そして添えられている白湯を注いで2杯目、そのあと、ポットに入れられている熱いお湯を急須に注いで飲みます。だんだんお茶の味の変化を楽しめ、渋みと甘みのバランスがいいお茶でした。
丸八製茶 (5)

ちなみに、こちらがお店のメニューですが、お茶とお菓子のセットはすべて税込500円と、だいぶ前から値段据え置きでお得なセットになっています
実生 (3)

そして、紹介する順番が逆になってしまいましたが、こちらは最初に出される水出しの加賀棒茶。すっきりとした飲み口で1杯目にはいいですね。

そうそう!東京の方は品川駅中の「エキュート品川」にショップがあります。
https://www.ecute.jp/shinagawa/shop/1219

皆さんも是非、新発売の「焙茶 noma」を試してみてください。ご馳走様でした。

茶房 実生(みしょう)
石川県加賀市動橋町タ1番地8
TEL 0120-42-4251
TEL 0761-74-2425
10:00~17:00(L.O.16:30)
水曜休(祝日の場合は木曜休)


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