暑い夏は、それほど食欲もないので、自ずと冷たい麺類。それもうどんや蕎麦のようなさっぱりとしたものを欲しくなります。
また、出張などでランチの時間があまりないときは、これまた手軽で素早く食べられる麺類に頼ってしまいます。
さて、西日本はうどん、東日本は蕎麦というイメージがありますね。そして、出汁の文化も違います。
どちらかというと西日本の味文化の土地で生まれ育ったため、私はうどんのほうが好きです。
しかしながら東京に来ると、さすがにうどんより蕎麦を食べることが多いです。関東の出汁だとうどんより蕎麦向きな感じがするからです。
この日、いつもの通り、少し早目のランチを食べに出かけ、蕎麦を食べようと向かったのが、「蕎美季創 六常庵」という、比較的新しくこの場所にできた蕎麦屋さんです。
お店に入ると、石臼が自動的に蕎麦粉を挽いています。
海老天丼と粗挽き二八蕎麦が、どうもウリのようですが、出張が続いていたのと、この日の夜も2軒ハシゴの予定があったので、私は消化の良さそうな蕎麦の単品を頼むことにしました。
そこで今日の蕎麦に設定されていた「徳島県産すだちと香味野菜の冷かけ蕎麦(1,000円)」をお願いすることに。見た目も夏らしい涼やかな冷たい蕎麦です。
すだちの上品な酸味と、香味野菜のみょうが+白ネギの苦さと辛さが微妙に絡んで美味しかったです。

粗挽きの二八蕎麦は、艶やかな蕎麦で、のど越しも良く、するっと胃の中に消えていきました。
一緒に行った人が頼んだのは、本日の丼の「三崎まぐろねぎとろ丼」と、
「粗挽き二八蕎麦2段付き」のセット(1,000円)。同じ量の蕎麦がもう一段下にあります。
こちらはボリュームたっぷりですね。
蕎麦湯は私の好きなとろみのある蕎麦湯でした。蕎麦湯は食後にこちらからお願いして持ってきていただきましたが、もしかしたらお願いしないと出てこないのかもしれません。
食べ終わってから、隣のグループが頼んでいた海老天丼と粗挽き二八蕎麦を見て、思わず、美味しそう~!と思ってしまいました。
大きな海老天が二尾に野菜天なども乗せられ、1,000円という値段はとてもお得な感じがしました。次回はこれにしたいと思います。ご馳走様でした。
蕎美季創 六常庵
そば、居酒屋
TEL 03-5212-6525
東京都千代田区三崎町2-13-1 田辺ビル 1F
月~金
11:30~14:30
17:00~23:00(L.O.22:00)