あさぴーのおいしい独り言

石川を中心に西日本のグルメネタを気ままに書きます。(ご注意)あくまでも主観で書いていますので何かありましても責任は負いかねます。参考にされる場合はご留意を。また内容は訪問当時に知り得た情報(ネット含む)をもとに書いています。なお、コメントは承認後にアップしており、不適切な内容はアップをしませんので、あしからずご了承願います。

タグ:主計町


その食後にぶらりひがし茶屋街に向かう途中、「流寓」の前で立ち止まりました。
流寓 (2)

ここは一日2組限定完全予約制創作フレンチのお店で、なかなか予約が取れないため私もまだ行ったことがないのですが、お店の前に「今日はカフェのみご利用できます」という張り紙を見て入ってみることにしました。

この場所は「嗜季」という私も一度お邪魔したことがある創作懐石料理のお店だったところですが、昨年秋に一時閉店なって、その後、お隣で営業していた「流寓」がこちらに移ってきています。

茶屋街の町家を使用したお店で、元々茶屋バーという町家つくりのバーであったころから、基本的なレイアウトや佇まいはあまり変わっていません。
主計町

創作フレンチは浅野川を見渡せる2階の部屋で食べますが、カフェは1階のカウンターと一つのテーブル席を使用します。
流寓 (4)

インテリアがシックモダンで、落ち着いた照明でゆっくり静かにお茶することが出来ます。
流寓 (3)

メニュー見ると、フレンチ以外にも軽めのランチメニューもあるようです。まぁ、カツ系のは私は食べませんが……。^^;

今回、私は「自家製ケーキとドリンクのセット(800円)」を頼むことにしました。

ケーキは3種類設定がありましたが、アイスクリーム系を避け私は「チーズケーキ」をお願いしました。
流寓 (5)

まず温かい番茶が出されます。寒い日だったのでうれしいです。

そしてランチコースの対応で少し時間がかかると言われていたので、数分待って出されたのがこちら。
流寓 (8)

ドリンクはコーヒーです。マシンで淹れてくれます。
流寓 (7)

「チーズケーキ」は、酒粕を使っていてほんのりと口の中で酒粕の匂いがしました。それほど甘くは無く大人の味で、これはこれで美味しかったです。
流寓 (6)

メレンゲのお菓子も添えられていました。

今回はカフェのみの利用でしたが、いつかは2階で創作フレンチを楽しみたいですね。ご馳走様でした。

流寓(LUGU/ルグゥ)
石川県金沢市主計町2-10
TEL 080-3249-9012
カフェ&ランチ
11:00~19:00
予約制懐石コース
昼12:00から
夜18:00から
不定休


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金沢の鮨屋さんの紹介を久しぶりに書きます。

しかし、金沢の鮨店の新店ラッシュが続いていますね。

今年も今情報があるだけで2~3店オープンするということも聞いていますが、どこまでいくのでしょうか?

まぁ、あの小松弥助さんが3月で辞められるとのうわさも飛び交う中、金沢の鮨店の競争は益々激化することは間違いなさそうです。

さて、今日紹介するのは、金沢片町の人気鮨店「あいじ」の2号店となるお店「金澤主計 鮨処あいじ」。
あいじ

金沢の茶屋街「主計町」に昨年10月にオープンしています。

片町のお店には前回「百万石の鮨」を食べに行っていているほか何度かお邪魔していますが、こちらへは初めてとなります。

この日、妻が急きょ仕事で来れなくなったので一人で伺うことに。
主計町

主計町の浅野川沿いの町家、旧尾崎邸で、前は日本酒バー「SAKE BAR 數 KAZOE」だったところです。

ちょうど正午にお店に到着。お店は2階で町家の狭い階段をのぼって上にあがります。

カウンター席が4席と少なく、あとはテーブル席が2グループ分。
あいじ (3)

鮨はカウンターで!がいいと言いますが、観光客にとっては浅野川の風情を愛でながら美味しい鮨を食べるというのもオツではないかと思います。

ランチはおまかせ4,000円のみ。もちろん追加は可能です。ちなみに夜は同じく8,000円からとなっていました。
あいじ (11)

お店を任されているのは、片町のお店の離れを任されていた向川さんです。あいじさんでは4年ほど働いている方です。
あいじ (6)

まず本店と同じくガリではなく野菜の浅漬けが出されます。
あいじ (4)

これで一杯ビールを飲むことにしました。^^;

そしてすぐに握りへ。握りはすべて何らかの仕事がされていて醤油をつけずに食べる鮨です。
あいじ (7)

まずは赤イカ。あら塩と酢橘を軽く。イカの甘みが引き立ちます。シャリは小さめでした。
あいじ (8)

こちらはヒラメを軽く昆布締めにしてあります。
あいじ (9)

甘えびも、名の通り甘くてねっとりとした食感。
あいじ (10)

能登寒ブリは柚子おろしを乗せて食べさせてくれました。脂がほどよく乗っていて柚子おろしの酸味との相性も良かったです。
あいじ (12)

〆鯖もほどよい〆加減。
あいじ (13)

マグロは軽くヅケで。
あいじ (14)

ノドグロは地物ではありませんでした。軽く炙って握られています。
あいじ (15)

芽ねぎで口直し。
あいじ (16)

ウナギです。シラスウナギが不漁で今年のうなぎの価格は高値安定化も?^^;
あいじ (18)

最後はウニですが、珍しくシャリにまぶして手巻きで食べさせてくれます。この食べ方もいいですね。
あいじ (19)

最後のアラの味噌汁が出されて終了です。

以上、10貫で4,000円。ビール小瓶を一本飲んで締めて5,000円でした。私にはちょうど良かったですが、小ぶりな握りなので男性だとあと数貫はイケそうです。

太平寿しの大将も体調を崩されていて心配ですが、大将のDNAがあいじさんを通してちゃんと引き継がれているような気がしました。ご馳走様でした。

金澤主計 鮨処あいじ
石川県金沢市主計町3-6
TEL 080-9781-9988
11:30~14:00
18:00~21:00
いまのところ不定休


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お久しぶりシリーズといいますか、今回は行ったお店も一緒に行った人たちもお久しぶりでした。
空海

主計町の空海と言えば、昔のお茶屋を改装した居酒屋として、また大将の作る多彩な料理の数々を楽しめるところとしても人気のお店です。

金沢の花街跡として有名な主計町。地元のなじみ客はもちろん、場所柄観光客も多く観光で訪れた方々が大勢やって来るお店なのです。

私も、お店が高岡町にあった20数年以上前から何度か空海にお邪魔していますが、9年前に主計町に移転してからは、今回が約8年半ぶりの訪問になります。
空海 (5)

店内はお茶屋を改造していて落ち着いた雰囲気のお店です。照明もいいですね。2階にも席があったり1階にはカウンター席もあります。
空海 (4)

お久しぶりの大将も眞理さんもお元気でした。お二方ともシャイで顔出しNGだそうです。^^;

この日、東京からの友人に加え、10年以上ぶり?金沢在住の懐かしのメンバー4名で訪れました。

メンバーは昔、ニフィティサーブというパソコン通信仲間で、ビジネスマンフォーラムという、いまのSNSのグループのようなネットコミュニティで知り合ったメンバーです。

この日はGWの谷間の平日だったために、お店はそれほど混雑していませんでした。後から来店してくるお客様は外国人のかたや観光客が多かったです。
空海 (6)

訳あって、乾杯用の最初のビールは小にしました。^^; お通しはナメラの皮の酢の物です。。

それでは頼んだ料理を紹介していきます。

「空海」の料理は、石川県の食材も使った、ちょっと一ひねりしたメニューもあったりして楽しませてくれます。メニューの種類もめちゃ豊富です。ユニークなネーミングのもあってどれを頼むか迷ってしまいます。

そしてどんな内容の料理が出てくるのか楽しみなものも多いと思います。
空海 (9)

これは昔からの定番の「大人のポテトサラダ(500円)」。スパイシーなその名の通りの大人の味です。

あと、サラダを2種類頼んでいます。
空海 (14)

「大根とじゃこのカリカリサラダ(750円)」と、
空海 (16)

「豆腐サラダ(850円)」です。
空海 (13)

「季節の加賀野菜のマリネ(650円)」もほどよく酸味が効いていて美味しかったです。
空海 (11)

「能登豚ベーコン(850円)」は私は食べませんでした。
空海 (12)

「贅沢なタイ風さつま揚げ(650円)」も昔からあるメニューで、エスニックな風味がきいた一品。
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「ブリと茄子のベトナム風(750円)」はニョクマム(ナンプラー)風味の南蛮風の料理ですね?
空海 (10)

これは「タイラ貝のスモーク(650円)」で、私が頼んだハイボールに合います。
空海 (19)

これは何だったかな??
空海 (18)

「麻婆豆腐(850円)」はピリ辛で酒がすすみます。
空海 (15)

お酒は、東酒造「神泉」の生酒、空海オリジナルラベル仕様ほか何種類か頼んでいました。

オリジナリティあふれる料理の数々に、美味しいお酒。懐かしい話も進み、あっという間に時間が過ぎ去ってしまします。

以上、飲み食いして一人4,500円ほどとリーズナブルに済ますことが出来ました。

風情のある空間で落ち着いて仲間と楽しむことが出来ます。遠いのでなかなか行くことが出来ないのが残念です。今度いつ来られるかな?^^; ご馳走様でした。

居酒屋 空海
石川県金沢市主計町3番10号
TEL 076-261-9112
18:00~25:00頃
2Fは23:00まで
日曜・祝日は24:00まで
オーダーストップはクローズの1時間前
木曜休


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伝説の鮨職人「小松弥助」の森田一夫さん。昨年惜しまれつつ現役を引退されました。

「小松弥助」の森田一夫さん。お店の名前に「小松」がついている通り、元々は小松市で鮨店を営んでいましたが、諸々紆余曲折を経て引退されるまでは金沢でお店をやられていました。

ところで、今の時代、有名シェフや料理人のプロデュースや監修などという肩書を付けているお店がたくさんあります。

その有名な方の名前につられて行くお客さんも多くいると思いますが、ついつい勘違いしてしまうのは、その有名な料理人本人が作っているわけではないということです。

よくて、毎月ごとに変更されるときの献立を立てたり、レシピを書いたり、最初の試作を作るときに指導を行ったりしますが、作る人が違うわけで、そのため有名シェフ自身のお店で食べられるものと同じような料理が出されるわけではありません。そんなことはわかっていると思われるかもしれませんが、何となく「期待できる」と思ってしまうことは、私も経験があります。

おっと!決して今日紹介する「鮨処 あさの川」のことを悪く書くつもりはありませんよ。

鮨店の場合は、このようなプロデュースや監修などという形態は少ないかもしれません。

本題に入ります。
あさの川

主計町「鮨処 あさの川」は、場所的には一等地です。浅野川大橋のたもと「主計町・ひがし茶屋街」のバス停の真ん前にお店はあります。

前は割烹料理店「いけの」というお店で、外観はほぼそのまま。中を鮨店に合うように改装されています。1階はカウンター7席とテーブル席の個室。2階が座敷タイプの個室になっいます。

冒頭書きましたが、惜しまれながら閉店した「小松弥助」の森田一夫さんが店舗運営のアドバイザーとして協力していることがアピールポイントなのです。店名も森田さんが命名しているようです。

ちなみに、森田さんはお元気で時々お店にも来られるようです。 

お店は「金沢まいもん寿司」や和食店を展開している株式会社エムアンドケイが運営していて、グループのフラッグシップ店という位置付けでしょう?

場所柄、地元のお客より、観光客をターゲットにしているのかもしれません。

さて、私はシルバーウィークの初日のランチに伺いました。

事前に予約を入れていましたが、私がお店にいた12:00~12:45間は、だれもお客さんは来ませんでした。皆さん遅めの予約だったのでしょうか?
あさの川 (3)

私は1階のカウンター席に座ります。清潔感のある空間に白木のカウンター。カウンター席はゆっりと落ち着いて鮨を楽しむことが出来るようになっています。

お昼は3,500円と5,000円(税抜)コース。夜は8,000円(税抜)からのおまかせとなっています。

お昼はランチメニューとしては若干高めの設定になっています。ただ昼も「おまかせ」しかやっていないところよりは安いですが、まぁ、このあたりはネタ次第ですね。

握っていただける方も「金沢まいもん寿司」では、やはりエリートの方なのでしょう?

私は今回、3,500円でお願いしました。こちらは握り8貫と小鉢、みそ汁という構成。8貫だと、男性の私には少し少なかったです。もっとも、この日は色々食べまわる予定をしていたので、逆に良かったのですが。
あさの川 (7)

まず最初に「梅貝の煮付け」が出されます。ビールが飲みたくなりましたが、ここは我慢です。^^;
あさの川 (8)

握りで出された最初は「赤イカ」です。あら塩がふってあります。小松弥助のときと同じく、醤油をつけることはありません。

握った鮨は、一貫一貫、陶芸家の十一代 大樋長左衛門氏作のお皿に乗せられます。

この赤イカの握りを見ると、森田さんの握りの面影を感じることが出来ます。イカの身を短冊に刻んでゴマをまぶしてあります。

イカの甘みと旨味がゴマの味と調和して美味しいです。
あさの川 (9)

こちらは「アラ」。コリッとした食感で脂ものって美味しかったです。ランチですが、8巻3,500円という値付けだと、やはりそこそこいい素材を使っていますね。
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「新子(シンコ)」は、金沢で出すお店は珍しいです。旬の最後のほうなので一枚付のもの。見た目はコハダと変わりありませんが、身も皮もコハダよりは柔らかく美味しいです。
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甘えびは青緑色の卵が乗せられています。こちらもいいネタ使っています。甘くてプリンとした身は美味しかったですね。
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こちらは「トロの炙り」で、いわゆる「アブトロ」です。

ただ、こちらは筋が残りました。口の中で溶けて無くなるわけではありませんでした。
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カワハギは肝乗せで。おろし醤油がさっぱり締めてくれます。
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イクラは新物で、筋子から取られています。
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最後は煮穴子。口の中でとろけました。

以上が、ランチの8貫です。
 
あさの川 (14)

お味噌汁は岩もずくでした。

これで3,500円の内容。そうそう!ガリもいい感じでした。

「金沢まいもん寿司」で大量に仕入れるであろう魚介の、いい部位をこちらのお店で使っているのでしょう?ネタは新鮮で良かったです。

まぁ、量と質も考えると、少し高めの値段設定だと思いますが、いい場所のショバ代もかかるでしょう?やむを得ないと思います。

夜にも一度行ってみたいと思いますが、いつになるやら……?ご馳走様でした。

鮨処 あさの川
石川県金沢市主計町2-13
TEL 076-222-1114
11:30~14:00 17:30~22:00
ランチ営業、日曜営業
水曜休


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