あさぴーのおいしい独り言

石川を中心に西日本のグルメネタを気ままに書きます。(ご注意)あくまでも主観で書いていますので何かありましても責任は負いかねます。参考にされる場合はご留意を。また内容は訪問当時に知り得た情報(ネット含む)をもとに書いています。なお、コメントは承認後にアップしており、不適切な内容はアップをしませんので、あしからずご了承願います。

タグ:三国

坂井市三国は漁港として知られていてカニのシーズンには多くの観光客が訪れます。

しかし、冬のシーズン以外にもサーフィンなどマリーンスポーツが出来るビーチがあって賑わいます。

今日は一昨日紹介した「料理茶屋 魚志楼(うおしろう)」でランチを食べた後、お茶するために立ち寄った「ビーチ ヒル フード ワークス(Beach Hill Food Works)」の紹介です。
ビーチ ヒル フード ワークス (2)

「ビーチ ヒル」と付いているように、海辺から少し丘に登った位置にお店があります。

少しわかりにくい場所にあって、カーナビに案内してもらいながら到着しました。そして駐車場は少し離れた位置にありました。

外観はサーフショップのよう?
ビーチ ヒル フード ワークス (8)

店内も何となく海の家を感じさせてくれるようなインテリア。
ビーチ ヒル フード ワークス (7)

入ってすぐのところがイートインできるスペースになっていました。
ビーチ ヒル フード ワークス (11)

エスプレッソマシンが設置されていて、バリスタの資格を持つオーナーが淹れるコーヒーを楽しめるお店なのです。。
ビーチ ヒル フード ワークス (5)

メニューです。
ビーチ ヒル フード ワークス (4)

こちらも。

なかなか種類が豊富ですね。
ビーチ ヒル フード ワークス (3)

こちらのお店ではハンバーガーがウリのようですが、我々はランチは食べているので、こちらではコーヒーとデザートを少しだけ食べることにしました。
ビーチ ヒル フード ワークス (13)

私は「ブレンドコーヒー(566円)」。
ビーチ ヒル フード ワークス (12)

妻は「カフェ ラテ(623円)」でした。

ネット情報ではコーヒー豆は福井の和珈屋(WAKOYA)さんのを使っているようです。
ビーチ ヒル フード ワークス (6)

そして、こちらにあった、冬季限定の「アップルパイ」もお願いしています。
ビーチ ヒル フード ワークス (14)

温めて出してくれました。この「アップルパイ」が人気のようでとろ~りとしたりんごのコンポートは、甘さと塩味がバランスよく、甘いものがそれほど得意ではない私でも美味しくいただけました。
ビーチ ヒル フード ワークス (15)

これからだんだんと温かくなっていくので、海が恋しくなってくるかもしれません。そんな時にはこちらでハンバーガーでも食べてみたいですね。ご馳走様でした。

ビーチ ヒル フード ワークス(Beach Hill Food Works)
福井県坂井市三国町宿2-13-34
TEL 0776-89-1223
11:00~19:30(L.O.19:00)
木曜休
※祝日の場合変更になる可能性あり



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江戸時代下期から明治時代にかけて隆盛を極めた北前船。

日本海側には寄港地がたくさんあり、その恩恵を受けていました。

2017年には北前船の寄港地などが日本遺産に選ばれていますが、石川県には、輪島・金石・安宅・橋立などの港町が該当、福井県では三国などもその一つです。

そのような繁栄の時期を経た近代。三国港で水揚げされる新鮮な魚介を食べさせてくれるところが多く出来て、旦那衆が夜な夜な楽しんだことと推測されます。

今日紹介します「料理茶屋 魚志楼(うおしろう)」は、かつての花街の中にあって賑わった芸妓の置屋だったところをお店として使用。現在、料理茶屋として営業をしています
魚志楼

明治初期に建てられていて国の登録有形文化財の指定を受けていますが、やっぱり風情がありますね。
魚志楼 (3)

店内はカウンター席と座敷。奥には立派なお庭もあるようです。
魚志楼 (7)

また一角にはこのようなコーナーもあり、繁栄の時代を彷彿とさせてくれました。
魚志楼 (4)

ランチのお品書きです。
魚志楼 (5)

こちらも。
魚志楼 (6)

ドリンクメニューです。

ランチは肩肘張らずに楽しめる丼物が多くなっていました。その中でも甘海老を使った丼メニューがメインのようです。

我々は「甘海老茶屋御膳(2,200円)」と「甘海老漬け丼(2,200円)」を頼んで妻とシェアして食べることにしました。
魚志楼 (8)

「甘海老茶屋御膳」は毎日限定20食で、甘海老天丼、甘海老刺身、サラダ、赤だし、デザートが付いています。
魚志楼 (10)

メインの甘海老天丼は「地元産の甘エビを刺身ではなく敢えて殻ごと天ぷらに。特製のダシを使ったふわトロの卵とじとの相性はぴったり。」ということでその通りの玉子とじにされていました。

ふわトロの卵とじの出汁のうま味が生の甘えびのうま味に絡まってなかなか美味しかったです。
魚志楼 (11)

こちらがサラダとデザート。サラダの色合いが鮮やかですね。
魚志楼 (12)

味噌汁はなめこの赤出し。いい出汁でした。
魚志楼 (13)

「甘海老漬け丼」のほうは「宝石のようにキラキラとした大きな甘エビは殻ごと食べても良し。甘エビの一番美味しい頭の部分の汁を豪快に吸って味わって。」と書かれていて尾頭付きの甘海老がたっぷり乗せられていました。
魚志楼 (14)

こちらの方も、甘みのある甘海老が上品な出汁醤油に漬け込まれて美味しい仕上がりの丼となっていて、妻や私も喜びました。

三国港の甘エビ漁は有名で3~6月にかけてが春期の漁の時期です。皆さんも是非食べに行かれてはいかがでしょう。ご馳走様でした。

料理茶屋 魚志楼(うおしろう)
福井県坂井市三国町神明3-7-23
TEL 0776-82-0141
11:30~14:00
18:00~22:00
不定休



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昨年秋に坂井市の丸岡にある人気店「手打ちうどん 新富」で讃岐風のコシの強いうどんを食べたことを紹介しました

さて、福井県は言わずと知れたそば王国です。

私のブログで福井県の飲食店の紹介はそば店が多いのですが、今日は坂井市三国にあるうどん店「谷川製めん所」の紹介となります。

元々は製麺所を営んでいたところが長い閉店期間を経て「谷川製めん所」として復活したお店のようで、うどん粉は香川から取り寄せ、瀬戸内海産の塩やいりこなどを材楼に、純手打ちにこだわったうどん作りをしています。

1月のとある土曜日。妻が仕事で不在だったので一人で坂井市三国に向かいました。
谷川製めん所

外観は、まさに製麺所のよう?暖簾がかかっているのでうどん店だとわかります。
谷川製めん所 (4)

店内はコの字型のカウンター席のみで10名ほどが座れるほどの広さ。何となくですが香川県のうどん店を思い出しました。

お品書きです。
谷川製めん所 (2)

実はこちらに来る前に食べるものを決めていました。
谷川製めん所 (3)

それは、この中のメニューにあるのですが「げそうどん」を食べたいと思っていたのです。

千円と少し高めですが、「げそうどん」とは変わっているのでどんな味なのか興味がありました。

出されたのがこちら。
谷川製めん所 (6)

うどんの上に、大量のゲソが乗せられていますね。

ゲソはバター醤油でソテーされてありました。

レモンが添えられていましたが、まずはそのままゲソを食べてみます。なかなか濃い味付け。ビールが欲しくなります。

そして、少し濃いめの出汁醤油なものがかけられていました。

この後レモンを絞って食べ進めますが、ゲソのボリュームたっぷりです。
谷川製めん所 (7)

うどんは、素材が香川県から取り寄せているので、最初讃岐うどんのような感じかと思っていたのですが、柔らかかったです。

しかし、うどんはもっちり感がよくのど越しもよかったです。

さすが三国漁港のおひざ元にあるうどん店だけあって、磯の香りをたっぷり味わえるうどんでした。

天ぷらなども食べてみたかったのですが、この日はもう一軒行くつもりだったので、こちらで「げそうどん」を1杯だけ食べてお店を出ました。ご馳走様でした。

谷川製めん所
福井県坂井市三国町山王3-6-63
TEL 090-7588-4525
11:00~14:00
火曜・水曜休



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一昨日まで昨年12月に福井県の三国まで行ったときの話題を紹介していきました。

その日は三国に到着するのが少し早かったので、少し街中をぶらり。そこで見つけたのが「三本日和 sanbonbiyori」というお店です。
三本日和 (3)

入口のところに出されていた看板に「九谷焼」の文字があったので入ってみることにしました。

こちら「北陸のいいもの + 暮らし道具」というコンセプトで、桶屋を営んでいた築100年ほどの町家を活用しています。
三本日和

店内のギャラリーコーナーでは「九谷 shape&drawing 窯元宮吉製陶×元女貴之」というのをやっていました。
三本日和 (10)

宮吉製陶は小松市吉竹町にあって。セラボクタニの近く。主に九谷焼の素地作りの窯元です。

この日は作家で絵付師の元女貴之氏が在廊していて、色々お話を聞くことが出来ました。

そして、こちらの皿を2枚買い求めまることに。
三本日和 (6)

白磁器ブランド「tocowa」のもので少し深めの長皿。残念ながら元女貴之氏の絵付けはありませんが、九谷焼でしか出せない白だそうでシンプルなデザインですが、使い勝手も良さそうでお値段も手ごろ。よかったです。

あと、行った日の2日前に日本テレビ系列の「秘密のケンミンSHOW極」で福井県の「道の駅 南えちぜん山海里」が紹介されていて、その中の「道の駅調査隊 パンのお供を探せ!! 」のコーナーで取り上げられていた「Have Tae TOAST」が、ちょうどお店で売られていました。
三本日和 (2)

「Have Tae TOAST」は「羽二重トースト」と読みます。福井の「えびす堂」という福井銘菓の羽二重餅を作っているお店が出したもので、羽二重餅をアレンジした商品。こちらは食パンのお供として開発されています。

グルメブロガーの私としては買わないわけにはいきません。普段家では食パントーストは食べないのですが、興味がてら買い求めてみました。それと、越前オクラ園の「オクラスープ(カレー)」も買っています。
三本日和 (7)

「Have Tae TOAST」の味は3種類あって今回買い求めたのは「黒ごまきなこ」。「黒ごまきなこ」以外には「よもぎ」と「プレーン」があって各3枚入りで500円でした。

そして翌週、イオンモール白山に行ったときに、ねこねこ食パンを買ってきました。
ねこねこ食パン (2)

猫の顔の形をした食パンなので、ねこねこ食パンという名前。かわいいですね。

「ハートブレッドアンティーク イオンモール白山店」と同じ店舗内にあります。
ねこねこ食パン (6)

ウリはミルク100%国産小麦使用の高級食パンで、今回「プレーン」と「レーズン」の2種類を買い求めました。厚切りです。
ねこねこ食パン (7)

家で「Have Tae TOAST」を乗せてトーストしました。
ねこねこ食パン (9)

表面にたっぷりきな粉がまぶされていて、中は黒ごまで黒いです。
ねこねこ食パン (10)

羽二重餅らしく伸びましたが、想像通り甘かったですね。笑
三本日和 (12)

「オクラスープ(カレー)」のほうは、自然栽培で育てた越前オクラを使用していて、オクラの粘り気と少し苦味を感じました。

福井の街で小松の窯元の九谷焼に出会った偶然に感謝でした。そしてご馳走様でした。

三本日和 sanbonbiyori
福井県坂井市三国町北本町4-4-16
TEL 0776-92-0301 
11:00~17:00
水曜休



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福井県坂井市三国。昔から北前船の寄港地として栄えた港町。
三国

その中心の三国湊町には、いまも当時の面影が残る街並みと歴史的建造物が数多く残っていて、こちらは旧森田銀行本店。大正レトロな建物です。

今日はそんな歴史的建造物をリノベーションしたフレンチレストランを紹介します。

そのお店は「サミュゼ(S'Amuser)」。

旧大木道具店だった建物を有効活用した素敵なフレンチレストランで、オーナーシェフは西洋料理コンクールの最高峰「第23回世界料理オリンピック大会」で個人の部3位という実績を持ち、以前はグランディア芳泉でも料理長を務めていた方です。

坂井市三国といえば、冬の季節は越前ガニが有名。三国港で水揚げされた新鮮な魚介類を楽しめる和食系のお店が色々ありますが、そんな中でこちらは「三国フレンチ」を楽しめるということで地元のみならず観光客にも人気です。

余談ですが、「三国フレンチ」というと、フレンチの巨匠の三國シェフを思い出してしまいました。

ちょうど我々がお邪魔した12月のとある土曜日。12月とは思えない、小松でも20度を記録した日でしたが、団体の予約があって13時からという時間しか空いていませんでした。
サミュゼ (4)

外観はご覧の通り。何となくエキゾチックな雰囲気を感じます。
サミュゼ (7)

店内に入ると、こんな感じです。外観とはまた趣の違った素敵なインテリア。ご年配の団体客で賑わっていますね。
サミュゼ (6)

我々はカウンター席に。カウンター席なのでシェフと色々お話ししながらランチを楽しむことが出来ました。

メニューです。
サミュゼ (5)

私は、この中からお店の名前が冠されていた「サミュゼ(3,000円)」を頼むことに。一番人気のようです。

こちらは前菜、スープ、魚と肉の盛り合わせ、デザート、パン、ドリンクが付いているコースです。

まずは前菜が出されます。見た目も華やか。越前焼の上品なお皿に盛られていました。
サミュゼ (8)

地元三国の食材を使った、肉と魚のバランスのいい前菜で、この日の魚はフクラギでした。
サミュゼ (10)

スープは、三国産しいたけのポタージュ。これが美味しかった。何となくポルチーニのスープのような風味で素晴らしかったです。

シェフのお話では、この味は三国産でなけらべ出せないと話されていました。
サミュゼ (15)

メインはスズキのソテーと牛のザブトンという部位を使ったステーキ。
サミュゼ (16)

レンズ豆がちりばめられたり、地元産の色々な野菜もたっぷり添えられているので華やかな気持ちにさせてくれれました
サミュゼ (11)

パンは自家製でしょうか?お代わりも可能で違ったパンが出されるのがうれしいです。
サミュゼ (14)

デザートはほうじ茶と甘栗のモンブラン。上品な甘さでした。
サミュゼ (17)

ドリンクは私は紅茶です。
サミュゼ (20)

妻のほうは「ショワ」というコースで、こちらは料理によって値段が違いますが、デザートは付いていません。
サミュゼ (9)

何と!白ワインまで飲んでいました。

メインはズワイガニのメスの漁がおこなわれている期間限定の「三国産セイコガニのパスタ」。こちらは2,800円でした。
サミュゼ (13)

セイコガニといえば、ズワイガニのメスの関西での呼び名。石川県では香箱ガニですね。

実はこちらのお店に行くのは妻のリクエスト。昨年秋に妻が2回ほどこちらのお店に行っていて、今回、季節限定のセイコガニのパスタということで1.5杯分のカニが使われているということに目がくらんだようです。笑

私もひと口食べましたが、アルデンテのパスタとソースにカニの風味が移って美味しかったです。
サミュゼ (19)

ドリンクのほうは妻はコーヒーです。

なお、「三国産セイコガニのパスタ」は今年のズワイガニのシーズンまでお預けです。

三国という街できらりと光るフレンチレストラン。皆さんも是非どうぞ!ご馳走様でした。

サミュゼ(S'Amuser)
福井県坂井市三国町北本町4-5-31
TEL 0776-97-9237
11:30~14:30(L.O.13:30)
18:00~24:00(L.O.23:00)
火曜休



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