今回の旅行での最後のランチ。
どこで食べようかと思案しながら、出発前にネットで検索。見つけたのが「ミクニ ヨコハマ(Mikuni Yokohama)」。
日本でフレンチの巨匠といえば、まず思い浮かぶ一人が「オテル・ドゥ・ミクニ」のオーナーシェフ三國清三氏ですが、その横浜店の位置づけです。

私は一度も彼のお店には行ったことがありませんでしたが、今回の旅行の最後の日のランチに「ミクニ ヨコハマ(Mikuni Yokohama)」に初めて行くことができました。
横浜駅からほど近い横浜駅スカイビルの29階の飲食店フロアの一角にあります。
店内は白が基調の着いた空間。そして大きな窓で明るい空間でした。
テーブルの間隔も十分余裕を持った配置になっていて。普段の半分程度しかお客を入れていないのでしょう?ソーシャルディスタンスが取られています。

ベイエリアの景色が一望できますが、我々が案内された席は、目の前にはビルが。(^^;
コロナ禍で2人掛けの席を並んで利用するようになっていました。
この辺は、家族での利用ならばもう少し柔軟に対応してもいいような気がします。
オーナーシェフの三國清三氏はこちらのお店にはいらっしゃいません。三國氏のエスプリを継ぐ瀬戸貴士氏がシェフを務めています。

さてランチメニューですが、我々は行く前は、HPで掲載されいた「平日限定 メルシーランチ(税込2,500円)」か「月替わりメニュー ランチコースA(税込3,850円)」のどちらかにしようと予約を入れお店に行ったのですが、何と!「メルシーランチこの日はありません」とつれない記載が。
そして「月替わりメニュー ランチコースA」のメニューもなく、メインに魚と肉両方ついたコースしかやっていませんでした。(^^;
「旬食材たっぷり季節のランチコース(税抜5,500円)」と「特選ミクニヨコハマ季節のスペシャルメニュー(税抜7,000円)」の2種類しかないのです。
メインに魚と肉両方ついたコースしかないとわかっていたらこちらのお店は選んでいなかったかもしれませんが、まぁレストラン側の事情があるのでしょう?しかし個人的にはとても残念でした。
こちらのメニューも月替わりのようです。
そこで、我々は「旬食材たっぷり季節のランチコース」を選び、私は肉が苦手なので、しょうがないので両方とも魚にしてもらいました。
では出てきたものを紹介します。
前菜は「サンマのコンフィ 秋ナスとヨコハマ小松菜を合わせて ショウガのアクセント」と題された、こちらの品。
サンマも今や高級魚の仲間入り!?
色とりどりの野菜とエディブルフラワーがちりばめられ華やかに着飾って出されました。


サンマのコンフィですが、燻製されていました。
魚料理は「横浜中央市場から届く鮮魚のポワレ キノコクリームソース ショートパスタと一緒に」です。
妻の肉料理は「アメリカ産牛タンの赤ワイン煮込み はちみつとスパイスを効かせて ジャガイモのピューレと共に」。
こちらもよかったようです。
私が魚料理に変えてもらったのが、こちらの「ヒラメのリヨン風ソース」?
飴色に炒めた玉ねぎのソース「リヨネーズ(リヨン風ソース)」です。白ワインのビネガーでしょうか?酸味が程よく効いたソースでした。
デザートは「ノートル・モンブラン~洋なしのコンポートを合わせて ラム・レーズンのアイスクリーム添え」。
「ノートル・モンブラン」とは聞きなれませんが、焼けてしまったノートルダム聖堂のことでしょうか?小ぶりな形で、濃厚ながら後口がそれほど甘く感じないビターな風味でした。
メレンゲをくるっと巻き込んだものもちりばめてありました。
ドリンクはコーヒーか紅茶が選べますが、私は紅茶、
妻はコーヒーです。
あと妻は「お昼のグラスワイン3種セット(税抜1,500円)」を頼んでいます。私は空港から自宅まで運転があるので飲めません。

ロゼのスパークリング、

白ワイン、

赤ワインの3杯が付いて1,500円はお得な値段設定です。
メニュー設定に少し不満が残りましたが、三國清三シェフのエスプリを感じることができたと思う料理の数々でした。さすがの味でした。ご馳走様でした。
ミクニ ヨコハマ(Mikuni Yokohama)
神奈川県横浜市西区高島2-19-12
スカイビル29F
TEL 045-442-0430
11:30~15:00(L.O.13:30)
17:30~22:00(L.O.20:30)