あさぴーのおいしい独り言

石川を中心に西日本のグルメネタを気ままに書きます。大阪・福岡のお店も豊富です。 (ご注意)あくまでも主観による内容ですので、参考にされる場合はその点ご留意を。 なお、内容に関係ない、または不適切な内容のコメントは勝手に削除させていただきますので、あしからずご了承願います。

タグ:リノベーション

ひがし茶屋街から少し離れた、前田利家ゆかりの宇多須神社の真ん前に女優・タレントとして活躍するMEGUMIさんのお店が昨年10月にオープンしました。

店名は「cafe 多聞」。宇多須神社が「毘沙門天」を祭っていて、その毘沙門天のことを別名「多聞天」と呼びます。ちなみに宇多須神社は最初、卯辰治田多聞天社と呼ばれていたことがあり、そこから名前を拝借しています。

「多聞」とは「正しい教えを多く聞き、心にとどめるという意味がある。大事な人と楽しく笑ったり、いい話が出来る時間を提供したりする場所になれば」と彼女が話されているようです。
多聞

築100年以上の、当時として、さらにはこのあたりでも珍しい3階建ての町家をリノベーションしています。
多聞 (8)

1階はご覧のようなテーブル席。2階にも座敷席があり、合わせて35席ほどのカフェとしては広いお店です。
多聞 (18)

我々が行ったのはクリスマスイブの日。夕方17時、あたりはもう暗くなってしまったとき。店内はその時間でも賑わっていました。

席の間隔は東京サイズで狭かったです。^^;

基本はパンケーキのお店で、パンケーキといえば、最近、金沢でもお店が増えてきましたが、このあたりでも「fluffy(フラッフィー)」という人気のお店があったりします。

ちょうどこの日はクリスマスイブということで、期間数量(1日20食)限定のパンケーキを勧められたので、メニューをあまり見ずにそれにしました。^^;
多聞 (3)

あとで家に戻ってから、写したメニューの写真を見たら、ほかにも石川県の野菜やフルーツなどの食材を使ったパンケーキが多くありました。その中で一番ベーシックなパンケーキで980円です。

この「クリスマス限定パンケーキ」のお値段は1,280円で若干値が張ります。オーダーが入ってからメレンゲを立てはじめるので少し出されるまで時間がかかりました。
多聞 (15)

出されたのがこちらです。確かにクリスマス仕様です。ボリュームがありそうですが、パンケーキ自体はメレンゲが主なため、空気を含んで柔らかくて胃にもたれませんでした。
多聞 (17)
 
パンケーキを覆っているのはチーズクリームのホイップ。ベリーソースを流しかけてあります。

傍らには、イチゴサンタとアイスの雪だるまが。そしてホワイトチョコを雪に見立てて、金沢らしく金箔がかけられています。

値段はさておき、美味しかったですよ!
多聞 (12)

飲み物はコーヒー(400円)を頼みました。コーヒーはマシンで入れているので普通でした。
多聞 (10)

お店では器類は地元若手作家のものを使っているとのことで、店内では、それらの品を販売するコーナーもあります。
多聞 (9)

でも、MEGUMIさん、最近テレビなどで見かけないと思いましたが、事業家に転身かな??^^; ご馳走様でした。(書いたあとでフジテレビ系列のフルタチさんで見かけました!)

cafe 多聞
TEL 076-255-0370
石川県金沢市東山1-27-7
平日9:00~18:00(L.O.17:30)
土日祝9:00~19:00(L.O.18:30)
不定休

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石川県は戦災や大きな震災にあっていないので昔ながらの町家(町屋)が多く残っていることで知られています。

特に金沢市では多く見ることができます。

そこで金沢市ではその景観保護と価値保存にむけて「金澤町家の保全及び活用の推進に関する条例」に基づき、金澤町家保全活用推進基本方針を出して、町家の保全に努めているのです。
はっち

町家(町屋)は住居として使用することはもちろんですが、リノベーションして飲食店に変わっているところも多くあります。今日紹介する金沢駅にも近い「金沢町屋 はっち」も、そんな町屋を粋なイタリアンレストランにしたお店です。
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内装は「和モダン」?お店のコンセプトにも合致している空間です。
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落ち着いた感じですが明るくカジュアルにまとめられていて、家具類もゆったりとくつろいで飲食が出来るようなものでした。
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ライトアップされた中庭には小さいながらも日本庭園。雪吊りも見られました。
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これは和紙の堀下さんという作家さんの「和紙あかり」です。

さて、オーナーシェフの日南さんは加賀市山代温泉の近くのお生まれ。イル・ガッピアーノ&コルサロの金山さんのところでも一時働いていらっしゃったようです。

最初は小松近辺でお店を出そうとして物件を探したそうですが、なかなか条件が合わずに断念。そしてこの金沢駅の近くで作りたいイメージに適した町屋を見つけて今に至っています。

金沢駅から歩いて5分程度で着けるので便利な場所だと思います。
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そういえば、小松での物件探しのときがご縁となって、いまお店で使われている食器類は小松の宮本泰山堂で揃えられたと話しておられました。

また、加賀市出身ということで食材も加賀のものを使うことも多く、魚介の仕入れは橋立港で水揚げされたものを直接仕入れているそうです。

お米は「加賀ティール」というコシヒカリの品種を無農薬栽培している加賀の農家。菌床しいたけは小松市滝ヶ原から仕入れていました。

これらは実際に日南さんがアルバイトしたりお会いしたりしたところと契約しているようです。生産者の顔が見えているから食材の良さや特徴をわかって調理できるのでしょうね?

そんな器類や食材を使ってのイタリア料理は、和食の技法も取り入れてのものになっています。
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まずはスパークリングで乾杯!「ガンチア・プロセッコ・スプマンテ」のミニボトルです。
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お通しは、車海老。お通しとしては珍しいです。

あわせて最初の料理として「はっち 前菜盛合せ(1,380円)」を頼みます。はっちのエッセンスが詰まっているようです。
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橋立港直送の真鯛とハチメ(だったかな?)のカルパッチョ仕立てや、イタリアのハム「モルタデッラ」、生ハムとモルタデッラのスライス、前述の加賀の農家のブロッコリー、パン屋たねさんのドライフルーツパンなどをちりばめた素敵な前菜でした。
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サラダは「旬のいろいろ野菜サラダ 自家製ドレッシング(880円)」。本当に色々な野菜が宝石箱のように散りばめられています。
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こちらはお店おすすめの「はっち春雨」。とても太い春雨です。初めてこのような太い春雨を食べましたが、もちもちで存在感ありまくりです。(笑い)
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とても美味しくビールに合いそうですが、我々は日本酒をここで1合頼みました。

この後、この日能登産の牡蠣が入ったということをお聞きし、少しご無理をお願いして、牡蠣を使って温製の料理を一品作っていただきました。
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パスタのメニューに「梅貝とフレッシュトマトのオイルソーススパゲッティ」というのがあって、そちらのスパゲッティ抜きのアレンジのようです。
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もちろん、お酒は白ワインです。
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最後は「能登豚のラグーソース パッパルデッレ(1,380円)」で締めます。
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このめちゃめちゃ幅広のパスタはパン屋たねさんの手打ちパスタを使っているということです。たねさんはパスタまで作るようになったんですね。

能登豚もミンチかと思ったら思いっきりぶつ切りでした。^^; これは「食べたな~!」ってな気のするパスタでしたね。(笑い)
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締めはもちろん赤ワインです。

以上、なかなか個性あふれこだわりの料理を、雰囲気のある空間で楽しめて、2人で締めて11,000円強。コスパ的にも良かったです。再訪したくなる一軒でした。ご馳走様でした。
 
金沢町屋 はっち
石川県金沢市本町2-18-26
TEL 076-254-5686
18:00~23:00(L.O.22:00)
月曜休

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最近、三国ネタが多くなっています。何というか、非常に三国の町が気にいりました。(笑い)

石川県でいえば、橋立の街と同じような規模や雰囲気を持つ街だと思うのですが、ややもすると単なる過去の遺産になってしまうような建築物をうまく活用し、かつ、三国以外の人・物・金をうまく活用しての「まちづくり」をおこなっているところが魅力的に感じるからです。

また、北前船の寄港地ではないですが、小松の安宅も、こんな近くにいいモデルがあるので参考になるのではないかと思っています。(当然観ていらっしゃるとは思いますが……)


その時も少し触れましたが、おなじ経営母体がやっているフレンチのお店が、おなじ三国に今年4月にオープンしています。
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それが「デスティネーションレストランLULL(ラル)」。「デスティネーション」は英語で目的地を意味しています。「LULL」とは英語で「凪」の意味です。
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世界で活躍する指揮者 小松長生氏の生家でもある築120年の北前船の頭首によって建てられた由緒ある古民家をリノベーションしたレストランで、三国港のすぐ近くに立地しているため汐のかおりを感じられる素敵なところです。なお、リノベーションを担当したのは地元の建築家です。

料理のプロデュースは、坂井市出身の小川智寛シェフ。マイナーリバーズ共同代表で、麻布十番で「エルブランシュ」という有名なフランス料理店などを何店か経営しています。
 
LULLのシェフは堀田剛氏。そして提供される料理のテーマは「Surf&Turf(サーフ&ターフ)」。これは、海のものと大地のものを一皿で表現する新しいスタイルのフレンチなのだそうです。
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場所は三国港の越前松島水族館のすぐ近くです。道路を挟んで港に面していて、夕方陽が落ちるころだと夕日がさぞきれいだろう?と思います。
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お店自体は少しだけ高い位置にあるので、窓からの眺めも最高です。
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エントランスも、店名の「LULL(凪)」のイメージを感じさせてくれます。両側は昔の蔵です。
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そういえば「HALF MOON BAY(ハーフ ムーン ベイ)」も蔵を改装したお店でした。
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昔ながらの玄関の引き戸を開けると、いきなりオープンキッチンが目の前に現れます。

メインダイニングは広いです。奥の蔵にもつながっていて、40席ほどもある広いレストランとなっています。天井も高く、また三方が外に面しているので余計広がりを感じさせてくれるのでしょう?
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120年も経過した古民家なので、内部は梁や柱などを除いては、見えるところはほとんど新しくなっていますが、元々の古民家だったころの面影を感じさせてくれるように上手にリノベーションしています。

ただ、使われている素材はそれほど高級なものをふんだんに使っているわけではなく、募金形式で改修費用を募っていたためでしょう、最低限の内装材で仕上げています。

ランチメニューは3,500円と5,000円の2種類。ランチとしては高めの設定です。我々は今回は3,500円でお願いしました。ちなみにディナーは6,500円、8,500円、10,000円の3種類となっていました。
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運転しない妻はさっそく白ワインを頼みました。サンセール(Sancerre)が好きなようです。^^;
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まずアミューズ・ブッシュは、ホタテのソテーを和食の茶碗蒸しのような感じで出されます。錫の器が涼やかですね。
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前菜は「サーモンのタルタル」。名前からは何となく洋食のタルタルソースがかかったサーモンフライをイメージしますが、実際に出されたものは全然違います。

みじん切りにされたサーモンに、地の野菜がたっぷり。脇にはラタトュイユも添えられていました。ソースは栗とピーマンの甘めのソースと、アリオリ、ニンニクと卵黄のソース。あぁ~、私もワインが飲みたくなります。
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パンも美味しかったです。
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もちろん、お代わりも可能です。

メインは私はあらかじめ肉が苦手だということを伝えてあったので、魚に変更されていました。
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福井ということで「若狭ぐし(甘鯛)のポワレ オマール海老のソース」。松笠焼きにしています。ウロコがカリッとした食感を生み出しています。

サクッとした食感で、甘鯛の名前の通りの甘みのある身がたっぷり食べられて幸せでした。
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妻のほうは「やまと豚ロースのロティ」、つまりやまと豚のローストですね。こちらにもオマール海老のソースが添えられています。

そして最後のデザートですが、内容を聞いて忘れるので。スマホに入力していたら、すっかり写真を撮るのを忘れてしまいました。^^;
LULL (49)

飲み物はコーヒーか紅茶がチョイス出来ます。

私は紅茶をお願いしました。妻はコーヒーです。

使われている食器やカトラリー類も洗練されています。さすがミシュラン2つ星のレストランのシェフがプロデュースしているお店です。

伺ったのは10月の3連休の初日の土曜日でしたが、席はまだ余裕がありました。ただ、厨房2人、サーブの方2名で切り盛りしていたので、一杯になったらまわらないと思います。人数も制限していたのでしょう?

素晴らしいロケーションでの、美味しいフレンチ。ハレの日に利用するのみならず、家族やグループでも満足すること間違いないでしょう?ご馳走様でした。

LULL (ラル)
フレンチ
TEL 0776-97-8903
福井県坂井市三国町崎31-25
11:30~13:30 17:30~20:30(L.O)
木曜休

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