あさぴーのおいしい独り言

石川を中心に西日本のグルメネタを気ままに書きます。(ご注意)あくまでも主観で書いていますので何かありましても責任は負いかねます。参考にされる場合はご留意を。また内容は訪問当時に知り得た情報(ネット含む)をもとに書いています。なお、コメントは承認後にアップしており、不適切な内容はアップをしませんので、あしからずご了承願います。

タグ:ホタルイカ

私のブログでも小松市の飲食店については相当数紹介してきました。

もちろん、まだ紹介しきれていないお店もたくさんあるわけですが、そんな中何度か登場するお店があります。
クッチーナ

今日はその中の一軒「クッチーナ」の再登場です。

皆さんご自身も常連や馴染みのお店っていうのをお持ちだろうと思いますが、私にとっては「クッチーナ」はそんなおなじみの一軒。過去何度となくお邪魔しています。

3月のとある日曜日、ランチを食べに行きました。

約10か月ぶりになりますね。前回はランチのプランゾについての紹介でした。

コロナウイルス騒動真っ只中で、予約せずにランチタイムが始まる11:30に到着。順番待ちせずに席に座ることが出来ました。
クッチーナ (6)

他のテーブル席にはだいぶ「予約席」の札が置かれています。さすが人気です。
クッチーナ (2)

定番のパスタのトマトソースのメニューです。
クッチーナ (3)

同じくパスタのその他のソース。
クッチーナ (4)

パスタの本日のおすすめ。
クッチーナ (5)

そしてピッツァ。

パスタとピッツァの種類が豊富で、定番ものと季節や月・週によって替わる内容があります。

「クッチーナ」のパスタ、個人的にはトマトソースがお気に入りで、行くとトマトソースを頼むことが多いのですが、ここはトマトの酸味を活かすというよりは甘みを引き出すうまさがあります。

今回は私と妻、両方ともトマトソース味となってしましました。^^;

私は久しぶりの「ポルポ(税別1,050円)」。
クッチーナ (7)

青しそとタコというシンプルな構成ながら、トマトの酸味と甘みを一杯まとって口の中にタコが飛び込みます。

私は別なお店ではポルポは頼むことはないのですが、ここクッチーナでは無性に食べたくなる逸品なのです。

妻のほうは「ホタルイカと菜の花のトマトスパゲッティ(税別1,350円)」。
クッチーナ (8)

旬の素材を使ったパスタで、ホタルイカのうま味が出ていました。

私もシェアして食べましたが、ポルポとこちらは味的にも似ていましたね。

グルメブログをやっていると、本格的なイタリアン系のお店にも行くのですが、ここはカフェのような気軽さで美味しいパスタとピッツァを楽しめるので重宝するところです。ご馳走様でした。

クッチーナ
石川県小松市城南町106-2 
TEL 0761-22-3775 
11:00~22:00(L.O.21:30)
ランチタイム11:30~14:30(日祝は無し) 
木曜,第4水曜休


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私もつい最近まで知らなかったのですが、加賀温泉駅やアビオシティにもほど近い場所にある「味処 の々」というお店。
の々

結論を先に書くならば、隠れ家的なお店でとてもおすすめです。

もっとも隠れ家的なお店と書きましたが、週休3日のランチのみの営業でありながら多くのお客さんが訪れる知る人ぞ知るお店なのです。

実はこちらのお店を知ったのは、「味処 の々」と同じ建物で営業している「やわ」という暮らしと道具のお店を探していて見つけたのです。

こんなところに飲食店があることがわかり、3月に入ったばかりの日曜日のお昼に行ってきました。

メインの道路から少し入ったところにあって、ネットでも情報があまりなかったので、これまで気が付かなかったと思います。

でも店名の「の々」はどんな意味があるのでしょうか…?

外観は新しく白い壁がきれいです。

お店の到着したのがちょうど12時ぐらいで、お店の前にある駐車場が満車でした。

席も小上がりの席が一つ空いていたのですが、すぐに駐車場とテーブル席が空いて無事テーブル席に着くことが出来ました。
の々 (5)

店内は天井が高くてテーブルも広く、落ち着いて食事が出来る空間です。

お品書きです。
の々 (3)

内容的にはいわゆる定食屋さんなのでしょうが、普通の定食屋さんよりは高級な和食料理定食という感じでしょう?

季節の定食のみで単品メニューはなかったです。

私は「日替わり定食」を頼みます。税込で1,100円。5品の料理が付いていました。
の々 (8)

この日の内容は小鉢の茄子、刺身はカワハギ、カレイの煮魚、根菜の煮物、ほうれん草としめじのおひたし、カキフライというラインナップ。
の々 (9)

カキフライは揚げ立てのが2個、その他も一品当たりの量は多くありません。しかし色々な味を楽しめたほうが我々の世代にとってはうれしいです。

ご飯の量はそれほど多くありません。こちらも客層はそこそこご年配の方が多そうなので、それで十分かもしれません。

料理はどれもが家庭でもよく作られる品々ですが、当然味はプロが作る味。上品な味付けながら滋味な感じで美味しく頂くことが出来ました。

妻は、「ヒレカツ定食(税込1,500円)」を頼んでいました。
の々 (7)

煮魚は私と同じ。違うのは私にはなかった酢の物としてホタルイカが付いていました。
の々 (6)

ヒレカツは一口サイズの揚げられていて、衣も薄くてお肉はジューシーで美味しかったようです。

定食屋さんの域を越えたクオリティで、気軽にお昼にちょっとしたいい料理を味わいたいならおすすめのお店です。ご馳走様でした。

味処 の々
石川県加賀市作見町ニ-90-6
TEL 0761-72-7745
11:00~14:00
月・火・金曜休


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「弥助」という名前を聞いてすぐ思い浮かべるのが「小松弥助」。

東の「すきやばし次郎」、西の「小松弥助」と言われるほど、全国的に知られた鮨店です。その同じ「弥助(彌助)」という名前の鮨店が金沢にあります。

実は「弥助」という名前は鮨屋とは縁が深いのです。それは、歌舞伎の出し物で「義経千本桜」という演目があります。

その演目の三段目の後半に「すし屋」の場面があり、その鮨屋で働いている「弥助」という人物が登場します。

この「弥助」は平家の侍、平維盛(たいらのこれもり)の仮の姿というこということから、全国の寿司店で「弥助」の名が付いたところが多いのです。

もしかしたら「小松弥助」の名は、大将の森田さんが、歌舞伎「勧進帳」の舞台となった安宅関にちなんでつけたのかもしれません。

さて、前置きが長くなりましたが、今日はそんな「彌助(弥助)」という店名を持つ「本店 加賀 彌助」の紹介です。

こちらは1955年創業で、前述の「小松弥助」より前に出来ているのですよ!

私は前から知っていましたが、行くのは今回が初めて。

場所は金沢駅から3~4分歩いたところ。「小松弥助」にも近いですね。

お昼の営業は12時から、ちょっと早く着き過ぎてしまいました。
加賀彌助

立派な建物です。

店内は広く2階は宴会場でしょうか?
加賀彌助 (5)

カウンターも長く15人ほど座ることが出来ました。

大将と娘さんでしょうか?女性の鮨職人さんが握っていました。

ランチメニューはこんな感じです。
加賀彌助 (2)

ランチのおまかせが「百万石の鮨 特選10貫セット(3,800円)」と同じ値段だったので、我々は「百万石の鮨 特選10貫セット」にすることに。

ランチセットによくありがちな、まとめて皿に盛って出されるのではなく、お店特製の煮切りを付けて一貫一貫出してくれます。握りはやはり、こうでなくっちゃ!
加賀彌助 (7)

まずは生ビールを一杯だけ頼みます。
加賀彌助 (8)

アテに2品「ホタルイカの沖漬け」と「もずく酢」を出していただきました。どちらも自家製です。

そして握りです。
加賀彌助 (9)

まず出されたのは「ぶり」。この時期として珍しいですが12kgの地物でした。
加賀彌助 (10)

こちらは「アオリイカ」。塩と、とろろ昆布の風味がほんのりと感じられいい塩梅でした。
加賀彌助 (11)

「マグロ」はヅケで。
加賀彌助 (12)

白身はヒラメ。
加賀彌助 (13)

「甘海老」です。
加賀彌助 (14)

こちらは「連子鯛」。軽く酢漬けです。笹漬けでしょうか?何となく風味がまとわりついていて美味しかったです。
加賀彌助 (15)

「万寿貝(白貝)」はツメが塗られています。
加賀彌助 (16)

こちらは脂の乗った「戻りカツオ」。ヅケでした。

「だし漬けいくら」は、地元の低地網で捕れた鮭の卵で作られています。ちょうど9月から新物での提供再開。
加賀彌助 (17)

普通よく出される出汁醤油で漬けられたいくらと違った、上品な味付けでさらっとしたもの。「彌助」特製いくらだそうです。確かに美味しいです。
加賀彌助 (18)

最後は「玉子焼き」。甘海老をすり身にして混ぜふっくらに仕上がった、こちらもお店特製の玉子焼きです。海老の甘みが口の中に広がってスフレのような食感で美味しかったです。

この日は我々の入店後、関西からの9名の団体さんがカウンター席に入って賑わっていました。

江戸前風に一貫一貫一仕事してある握りで美味しくいただくことが出来るお店で、いま鮨の激戦地となっている金沢でも確固たる人気があるお店です。ご馳走様でした。

本店 加賀 彌助
石川県金沢市本町2-19-15
TEL 076-221-6357
12:00~24:00
月曜休(祝日は営業)


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婦人画報の5月号で「料亭と割烹」が特集されていました。

「料亭・割烹」というと何となく敷居が高い感じがします。

まぁ、どちらも日本料理を食べさせてくれるお店なのですが、小松にも昔から「料亭・割烹」を名乗るお店がたくさんありました。

料亭は少しお店の格式が高いと言いますか、高級なお店です。

小松では「小六庵」「一浪」「まつ家」「長沖」などが「料亭」にあたります。昔は馴染みの客がメインでしたが、今は一部のところを除いて飛び込みのお客さんもokなところがほとんどです。
割烹 河口

今日紹介します山代温泉にあります「割烹 河口」。冠に「割烹」が付いているとおり割烹のお店です。

割烹店にはカウンター席があることが目印になります。料亭には基本カウンター席がなく座敷で料理を食べます。

5月のとある日にランチを食べに伺いました。
割烹 河口 (2)

入口も落ち着いた佇まいです。

こちらのお店ではランチタイムに、非常にリーズナブルに楽しめる「昼御膳」があります。

「昼御膳」は税別2,000円というリーズナブルなお値段で、日本料理における一通りの料理を楽しめて、かつ割烹としてしっかりと美味しい料理なのです。
割烹 河口 (4)

こちらはその他アラカルトのお品書きです。私はもちろん「昼御膳」です。

伺った時は12時半過ぎだったのですが、多分地元のお客さんだと思いますが、カウンテー席は8割方埋まっていました。昼間から飲んでいて羨ましい限りです。
割烹 河口 (6)

写真はグループのお客さんが帰った後に写したものです。カウンター席は広くてディナータイムでも十分ゆったり食事が出来るでしょう?

さて「昼御膳」。最初にこちらの3品が出されました。
割烹 河口 (3)

ホタルイカの沖漬け、もずく・きゅうり・わかめの酢の物、ワラビのしのだ巻。
割烹 河口 (5)

そして刺身は、ガスエビとアジをサラダ風に仕上げたもの。飲みたくなります。^^;

焼物は「ハタハタ」でした。しっかり焼かれていて頭から食べられました。
割烹 河口 (8)

わさび菜が添えられています。
割烹 河口 (9)

この後は揚物で「トビウオの唐揚げ」。揚げ立てサクサクです。
割烹 河口 (7)

ご飯とお漬物。お漬物は上品な味。
割烹 河口 (11)

具だくさんのお味噌汁です。
割烹 河口 (10)

最後にはデザートとして、棒茶プリンが出されました。

ランチは高級な食材はさすがに使っていませんが、刺身から焼物・揚物・酢の物・煮物など、日本料理の定番の品数をしっかり味わうことが出来て、しかも税別2,000円といううれしい値段。味の方も料亭の名に恥じないものでした。

地元の人を中心に人気なのがわかります。ご馳走様でした。

割烹 河口
石川県加賀市山代温泉17-101-1
TEL 0761-77-1178
11:30~13:30
17:00~23:00
日曜(10名様以上の予約のみ可)、年末年始休


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毎年花見に行く芦城公園。


今日は、夜桜見物の前に会社の人と行ったお店「一山楼」についてです。
一山楼

こちらへは、この桜の季節に1年おきぐらいにお邪魔しています

昔の蔵を移築改装したところもあったりして、なかなか店内も趣のあるお店なのです。私はこちらがリニューアルした時から何度も利用させていただいています。

外観だけ見ると敷居が高そうに見えますが、お値段はリーズナブルな値段設定のコースもあって比較的気軽に入ることが出来ます。
一山楼 (2)

奥の座敷は静かに落ち着いて飲み食いできるところになっていて、この日もゆっくり楽しませていただきました。

メニューは定食の釜飯コース(税別2,000円)、一人一釜付いてくる本御蔵コース(税別3,800円)、花コース(税別4,500円)、月コース(税別5,500円)、雪コース(税別7,000円)。

奥の座敷利用の場合は花コース以上からとなっています。なお奥の座敷はサービス料も必要となります。

我々は前回と同じで花コース。内容も昨年とほぼ一緒なメニュー構成でした。
一山楼 (4)

まずは先付の白和えを肴に乾杯用の食前酒で乾杯です。
一山楼 (6)

お造りは昨年とまったく同じで、甘えび、ガンド?、タイ、サワラでした。
一山楼 (7)

揚物は天ぷら。岩塩で食べます。今年は普通の内容ですね。
一山楼 (8)

焼物はサワラの西京焼き。
一山楼 (9)

蒸し物は湯葉巻に里芋、つみれ、菜の花の餡かけ。上品な餡がかかっています。
一山楼 (10)

酢の物は、こちらも今が季節のホタルイカです。今年はタコは入っていません。
一山楼 (11)

締めのご飯は今年は五目釜めしでした。このコースでは釜めしはお茶碗の盛られて出されます。ガス釜方式の強火で一気に炊き上げる釜めしは何度食べても美味しいですね。

一人一釜付いてくる本御蔵コースもいいのですが、歳をとって来るとこのぐらいの量が適量です。^^;

吸物、香の物ももちろん付きます。
一山楼 (12)

デザートはフルーツとプチケーキ。
一山楼 (5)

お酒のほうは、生ビールのあと、今年は日本酒は頼まずにハイボールと焼酎お湯割りを中心に飲みました。

料理の内容は4,500円以上のクオリティなのがうれしいですね。

以上飲み食いして一人8,600円ほど。静かな座敷で仲間と一緒に一献。楽しいひと時でした。ご馳走様でした。

一山楼
石川県小松市殿町2丁目17
TEL 0761-22-0524
11:30~13:30
17:30~22:00
前日までの要予約
不定休


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