料亭文化が根強く残る小松ですが、コロナ禍ではさすがに苦戦していると思います。
料亭の用途としては、ハレの日使いや接待需要だと思いますが、そのあたりはコロナ禍で影響が大きかった領域だと思います。
今回紹介する「料亭 一浪」は、私のブログでは過去にこちらで紹介していますが、この後も何度かお邪魔しています。
家族以外の人と外食するのは今回久しぶりでした。そして会社の人との会食も久しぶりでした。
「料亭 一浪」は、1916年創業の小松でも有数の料亭なので建屋はさすがに立派です。
中は広くて100名ほどの宴会まで可能ですが、昭和の古き良き時代には大いに利用されたでしょう。
旬の食材をふんだんに使った会席料理を堪能できます。
今回は私は一参加者だったので、どのようなコースでお願いしてあったのかはわかりませんが、出されたものを紹介します。
まずは付出しと生ビール。
お造りは、地元でよく出されるものばかり。
そしてハモ鍋。ハモは大分からだそうです。大分のハモは有名で、ちょうど今が旬の時期。身が厚くておいしかったです。
揚物はホタルイカの天ぷら、ホタルイカは旬の終わりでしたが、天ぷらで食べるのは珍しいですね。
大きめのホタルイカで抹茶塩で食べました。
ここで椀物は何饅頭だったかな?話が盛り上がって覚えていません。汗
焚き合せは、甘鯛とキノコ。甘鯛=グジ、私が好きな魚です。酒が進みます。
〆はアサリの炊き込みご飯、はまぐりのお吸い物、香物。
アサリの炊き込みご飯は上品な味で美味しかったです。
最後に写真はありませんがデザートとしてフルーツが出されました。
生ビールのあとアルコールは、私はハイボールを3杯ほど飲んでいますが、最近4杯もアルコールを飲んだのは久しぶりでした。
以上を飲み食いして一人1万円。内容的には満足でした。
小松では「料亭」を名乗るお店は少なくなりましたが、今後小松の「料亭」文化が残っていくのでしょうか?心配です。ご馳走様でした。
料亭 一浪
石川県小松市栄町1
TEL 0761-22-0809
ランチ11:30~15:00
ディナー17:00~21:00