あさぴーのおいしい独り言

石川を中心に西日本のグルメネタを気ままに書きます。(ご注意)あくまでも主観で書いていますので何かありましても責任は負いかねます。参考にされる場合はご留意を。また内容は訪問当時に知り得た情報(ネット含む)をもとに書いています。なお、コメントは承認後にアップしており、不適切な内容はアップをしませんので、あしからずご了承願います。

タグ:ホタルイカ

近年、シェアホテルなるものが巷に出来ています。

私は利用したことがありませんが、いわゆるシェアハウスのホテル版という位置付けで、比較的低価格で泊まることができるおしゃれな宿泊施設として人気なのです。

そして、その先駆者的なところが、金沢にその一号店をオープンした「THE SHARE HOTELS」。

全国的に展開していて2023年末時点では東京浅草&清澄・広島・奈良・函館・京都三条&丸太町、そして金沢には橋場町に「HATCHi」と、今日のお店がある「KUMU金沢」がありました。

ただ、HPを見ると「HATCHi」は宿泊は休業中となっていますね。

今回、そんな「KUMU金沢」の1階にあるカフェ「KISSA & Co(キッサ アンド コー)」にお邪魔してきました。
KISSA & Co (14)

この建物は前はオフィスビルだったのですが、そちらをリノベーションしてホテルに生まれ変えています。

このエリア南町はオフィス街ですが、北陸新幹線が金沢まで延伸した2015年以降、オフィス需要が金沢駅周辺に比重が移ってきていて減ってきているのも事実。「KUMU金沢」は、そんな遊休不動産の有効活用例としても注目を集めました。

外観はオフィスビルだった時ほぼそのまま。内部は広く開放的。入り口を入ると口の字のカウンターがあって、そちらでオーダーしてお金を支払います。
KISSA & Co (3)

このカフェがある1階は内装を撤去してコンクリート打ちっ放しの状態にした上で、天井格子や色々なアート作品を飾ることで華やかさを演出していました。
KISSA & Co (6)

また、家具などもシンプルな木製のものを使用して、コンクリートの殺風景さを補っています。
KISSA & Co

メニューです。こちらのメニューは「HUM & Go#」が監修しているようです。
KISSA & Co (2)

裏面はアルコールメニュー。

私はこの中に書かれていた「抹茶のお酒」という文字に目がいきました。

そこで、「抹茶ハイボール」をおつまみとセットにして1,100円のを、珍しいので頼んでみました。ランチもデザートも別のお店で食べているので、この辺りでアルコールです。汗

おつまみは「ほたるいかの沖漬け」にしています。両方別々に頼むより100円引きになるわけです。

出されたのがこちら。
KISSA & Co (8)

「抹茶ハイボール」はハイボールと抹茶をミックスして出来上がったものが出てくるのかと思っていたら、ハイボールと少量の濃い抹茶がセパレートで出てきました。
KISSA & Co (11)

お好みの量を入れてくださいということでしょうが、どんな量でどんな味になるのかもわからないので全部入れてみました。

でも、やはりこの2種類は別々に飲んだ方がいいかもしれません。汗
KISSA & Co (13)

また、「ほたるいかの沖漬け」のチョイスも「抹茶ハイボール」には少し合わなかったようです。

妻のほうは「カモミール棒ほうじ茶(550円)」でした。
KISSA & Co (7)

私もひと口飲みましたが、カモミールのスッキリ感があって軽めのテイストのお茶でした。

機会があればシェアホテルのほうも利用してみたいと思います。ご馳走様でした。

KISSA & Co(キッサ アンド コー)
石川県金沢市上堤町2-40
 THE SHARE HOTELS KUMU金沢 1F
TEL 076-282-9613
CAFE & BAR
11:00~23:00(22:00 L.O.)
無休



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料亭文化が根強く残る小松ですが、コロナ禍ではさすがに苦戦していると思います。

料亭の用途としては、ハレの日使いや接待需要だと思いますが、そのあたりはコロナ禍で影響が大きかった領域だと思います。

今回紹介する「料亭 一浪」は、私のブログでは過去にこちらで紹介していますが、この後も何度かお邪魔しています。

家族以外の人と外食するのは今回久しぶりでした。そして会社の人との会食も久しぶりでした。
一浪 (21)

「料亭 一浪」は、1916年創業の小松でも有数の料亭なので建屋はさすがに立派です。

中は広くて100名ほどの宴会まで可能ですが、昭和の古き良き時代には大いに利用されたでしょう。

旬の食材をふんだんに使った会席料理を堪能できます。

今回は私は一参加者だったので、どのようなコースでお願いしてあったのかはわかりませんが、出されたものを紹介します。
一浪

まずは付出しと生ビール。
一浪 (2)

お造りは、地元でよく出されるものばかり。
一浪 (3)

そしてハモ鍋。ハモは大分からだそうです。大分のハモは有名で、ちょうど今が旬の時期。身が厚くておいしかったです。
一浪 (4)

揚物はホタルイカの天ぷら、ホタルイカは旬の終わりでしたが、天ぷらで食べるのは珍しいですね。
一浪 (5)

大きめのホタルイカで抹茶塩で食べました。
一浪 (6)

ここで椀物は何饅頭だったかな?話が盛り上がって覚えていません。汗
一浪 (7)

焚き合せは、甘鯛とキノコ。甘鯛=グジ、私が好きな魚です。酒が進みます。

〆はアサリの炊き込みご飯、はまぐりのお吸い物、香物。
一浪 (8)

アサリの炊き込みご飯は上品な味で美味しかったです。

最後に写真はありませんがデザートとしてフルーツが出されました。

生ビールのあとアルコールは、私はハイボールを3杯ほど飲んでいますが、最近4杯もアルコールを飲んだのは久しぶりでした。

以上を飲み食いして一人1万円。内容的には満足でした。

小松では「料亭」を名乗るお店は少なくなりましたが、今後小松の「料亭」文化が残っていくのでしょうか?心配です。ご馳走様でした。

料亭 一浪
石川県小松市栄町1
TEL 0761-22-0809
ランチ11:30~15:00
ディナー17:00~21:00
不定休(事前に確認)



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私がよく行く小松市城南の人気のイタリアンカフェ「クッチーナ」。

今日久しぶりの紹介になります、福乃宮町のイタリアカフェ食堂「cocoon(コクーン)」は、そんな「クッチーナ」で働いておられた方が2007年にこちらに出したお店です。
コクーン (2)

9年ほど前に紹介したことがあります。その時はこの周辺には建物があまりなかったと思いますが、いまでは隣にもアパートが出来ていて、昔のようなまさに隠れ家のようなお店というイメージは薄れつつあります。

実は4月の桜のシーズンに一度飛び込みで行ったら満席で入れなかったことがあり、今回は事前に予約を入れて伺いました。

11:30の開店めがけてお店に到着。すでに数台の車が駐車場に止まっていて、何名かの女性のグループが雑談をしていました。
コクーン (5)

我々はオープンと同時に店内に入ります。最初だったので誰もいないうちに許可を頂き写真を写します。
コクーン (4)

その後次々とお客さんが案内され、すぐに店内のテーブル席は満席に。カウンター席は12時過ぎに埋まりました。

予約なしのお客さんは、前回の我々と同じように断られていましたが、相変わらず人気のようですね。

私以外は全員が女性客でにぎやかでした。汗
コクーン (6)

こちらがランチメニューです。

平日はお得なランチメニューの設定がありますが、日曜日はパスタかリゾットの単品に550円追加する「サンデーセット」ということになります。こちらは「お好きなパスタ・ピザメニューに+¥500でスープ・サラダ・ドリンクがつきます。※スープの代わりに、生ビールもOK」という具合です。

これらのランチの設定はクッチーナと似ています。
コクーン (7)

他にも単品メニューがありました。
コクーン (8)

パスタの種類が豊富です。
コクーン (9)

あとピッツァとリゾットの単品メニューです。

たぶん、お客さんの多くは日曜のランチタイムは「サンデーセット」でしょうね。

我々もパスタの「サンデーセット」にしました。

まず出されるのが「グリーンサラダ」。シンプルですが有機栽培の瑞々しい野菜でシャキッとした食感。ちなみに、お店で使われる食材は地産地消を基本にしているようです。
コクーン (10)

ドレッシングは自家製の胡麻ドレッシング。このドレッシングが美味しかったです。お店で販売もしていましたよ。
コクーン (11)

そして「かぼちゃのスープ」。甘くておいしいスープでした。

メインは私はパスタで「無農薬バジルのジェノベーゼソース リングイネ(1,320円)」。
コクーン (13)

バジルがたっぷり使われていて、リングイネはモチっとした食感でいい感じ。美味しいパスタでした。
コクーン (12)

妻は「ホタルイカとアンチョビのネギだくスパゲッティ(1,320円)」。
コクーン (14)

この時旬のホタルイカとアンチョビの塩気が効いたソースにネギの風味がプラスされて、こちらの方も美味しかったです。

両方とも白ワインを片手に食べたいパスタでしたね。

ドリンクは私は紅茶で妻はコーヒー。
コクーン (15)

紅茶は「大西進 テテリア」。コーヒーは「コーヒーカジタ」のオリジナルブレンドでした。

私の紅茶のほうは、マイルドなテイスト。器もいいです。

久しぶりに伺いましたが、多くの女性客に支持されているお店だと再確認できました。ご馳走様でした。

cocoon(コクーン)
石川県小松市福乃宮町2-86
TEL 0761-22-9009
金・土 11:30〜23:00 (LO22:00)
日〜水 11:30〜22:00 (LO21:00)
木曜・第三水曜休



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片町にあるディープな屋台横丁「中央味食街」のお隣にある金沢でも人気の鮨店「乙女寿司」。
Sushi 直 (7)

そんな人気店のすぐそばに約2年と少し前オープンした「Sushi 直」という一軒の鮨店を今日は紹介します。

さて、石川県と言えば、能登半島沖には暖流と寒流がぶつかりあう「潮目」と呼ばれる好漁場があります。

金沢といえば、そんな好漁場で獲れる新鮮な魚介をネタにして、全国でもトップクラスの人気を誇る鮨店がひしめくエリアです。

有名な鮨店も多く、全国各地から食通が訪れますね。

そんな競争が激しく、またすぐそばに金沢でも人気の「乙女寿司」があるのに、地元のネタだけではなくミナミマグロがウリに勝負する鮨店ということで興味がありお邪魔してきました。

「Sushi 直」のご主人は静岡県出身。静岡の名店で修業をスタート、そのあとシンガポールのいくつかのミシュラン星付きのお店で働いておられてから帰国。一年ほどの準備期間を経て2020年1月にこちらに店を構えています。

奥様が金沢の方ということで金沢でお店を!というわけですが、近年そのような方が奥様の故郷である金沢で飲食店を開業するケースが増えているような気がしますね。
Sushi 直 (9)

お店は、なぜか暖簾や看板などが一切なくわかりづらいですが、チェコ料理のお店「DUB(ドゥブ)」のお隣です。

中へは靴を脱いで入ります。
Sushi 直 (10)

入ったら、コの字のカウンター席のみの小さなお店でした。

前は小料理屋さんか何かかと思ってお聞きしたら居酒屋だったそうです。こんな狭い所で居酒屋?と思いましたが、すぐ閉店になったようです。汗

ご主人がお一人で切り盛りされていました。

お昼も営業されているようですが、夜は基本おまかせコースで11,000円と15,000円。我々は11,000円のコースをお願いしました。
Sushi 直 (11)

まずはビールで乾杯。ビールは瓶ビールのみ。
Sushi 直 (13)

最初に出されたのは能登の岩もずく。シャキッとした歯ごたえです。
Sushi 直 (14)

いまが旬のホタルイカ。
Sushi 直 (17)

初ガツオ。静岡出身の方だけありますね。上にはネギ生姜が乗せられています。
Sushi 直 (18)

ガリが出されて握りに移ります。
Sushi 直 (19)

最初に出されたのは「ヒラメ」。基本味付けされて出されるので、醤油は付けずにそのまま口の中へ。

シャリは新米と古米をブレンド。酢飯としての味わいは普通かな?サイズ的にも普通で、私にとってはちょうどいい大きさでした。
Sushi 直 (20)

これは「ハタ」、こちらで「ナメラ」。
Sushi 直 (21)

「ハギ」は肝乗せ。鮮度がいいのでしょう食感がよかったです。
Sushi 直 (22)

ここでフグの白子焼きが出てきました。そら豆も走りの時期でした。

あら塩が添えられていますが、白子自体に塩気がありそのままでも十分美味しくいただくことが出来ました。
Sushi 直 (25)

再度握りに移ります。こちらは「あら」。
Sushi 直 (26)

そして「ほうぼう」。白身系のネタが続きます。ミナミマグロへの序曲?
Sushi 直 (27)

「アジ」は小ぶりでしたが、乗せられているのはネギ生姜。鮮度よく美味しい。
Sushi 直 (28)

ここでやっと真打の「ミナミマグロ」。まずはヅケ。黒光りしています。そこそこ漬けてあるのか比較的濃厚でした。ほんのり柚子の風味がシャリにつけられています。
Sushi 直 (29)

中トロはいい塩梅の脂でした。

ちなみに「ミナミマグロ」は静岡県清水市の業者からの一本買い。ご主人が静岡での修業時代からのお付き合いのようで。ネット情報では色々な部位が紹介されていましたが、我々にはこの2貫のみでした。
Sushi 直 (31)

お口直しに「コハダ」です。
Sushi 直 (33)

そしておもむろに漆塗りの大きな器が出てきて、中にはたっぷりのウニ。産地がどこか聞きませんですが、ロシアからの輸入がピンチの折りに貴重な量かもしれません。
Sushi 直 (34)

で、こちらの金箔貼りの宝石箱?箔一製だそうですが、イクラと共に入れられて出されました。
Sushi 直 (35)

ウニとイクラの宝石箱や~!♪と叫びたくなるような演出です。
Sushi 直 (36)

ラス前は玉子が2種類。海老のすり身と山芋。シャリはありません。
Sushi 直 (37)

締めはかんぴょう巻きが出されました。

コースは以上で終わりです。

最後にビールの後に頼んだ日本酒について。
Sushi 直 (16)

こちらは「手取川」の純米酒辛口。最初の日本酒としてはすっきり飲みやすいです。
Sushi 直 (24)

能登の「白菊」は、特別純米無濾過生原酒です。味も度数もしっかりありました。
Sushi 直 (30)

福井の「黒龍」の「さかほまれ あどそ」。「あどそ」とは福井大野市の酒米の産地、阿難祖地区のことで、この純米大吟醸酒は福井県限定だそうです。ふくよかな味でした。

以上を飲み食いして2人で27,000円ほど。まぁ、県外から金沢鮨を食べに来た観光客はどのように思うかは別として、石川県に住む私にとっては面白く、また美味しく楽しむことが出来たので良かったです。

今回は妻のおごりでしたが、翌日は春の嵐が吹き荒れました……。ご馳走様でした。

Sushi 直
石川県金沢市片町2-4-6
TEL 090-1394-2537
月~土 11:30~22:00
日曜休



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本日発売になった「ミシュランガイド北陸2021特別版」。

今回紹介する富山県の立山町に昨年3月にオープンした「Healthian-wood (ヘルジアン・ウッド)」。この中にあるレストラン「The Table」がめでたく星一つを獲得しています。

「Healthian-wood (ヘルジアン・ウッド)」の設計を担当したのは、国立競技場などを設計した著名な建築家、隈研吾氏。

富山県内に、彼の設計した建築物が数件あります。

ここでは紹介しませんが、私は、富山県に限らず、彼が設計した建物、特に飲食店関係のところへ相当足を運んでいます。

「Healthian-wood (ヘルジアン・ウッド)」は、同じ富山にある製薬会社、前田薬品工業株式会社が経営するビレッジ(村)です。

製薬会社として新しいビジネス領域としてメディカルハーブに取り組む象徴として、このビレッジ(村)を計画したようです。
ヘルジアン・ウッド (119)

広大な敷地にハーブ畑と、レストラン棟、ハーブから精油を抽出する工房、特徴的な屋根があるイベント広場などから成り立っていて、それらがウッドデッキで結ばれています。今年夏にはスパと貸し切りサウナホテルが、予定では来年には宿泊施設なども完備する計画になっているようです。

現在ある施設の設計はすべて隈研吾氏が手掛けています。

今回、レストラン棟である「The Kitchen」でランチを食べてきたので、各施設ともども紹介したいと思います。
ヘルジアン・ウッド (131)

まずは「Healthian-wood (ヘルジアン・ウッド)」内の「The Field」という、特徴的な屋根がある、ハーブ園に溶け込むようなイベントスペース
ヘルジアン・ウッド (132)

屋根が傾斜して作られていて、ちょうど解放されている方向には立山連峰を眺めることができるようになっています。
ヘルジアン・ウッド (8)

地面のコンクリート床には、玉砂利の洗い出しに、立山でとれるような溶岩、この屋根に使われている木材の端材などが混ぜられています。
ヘルジアン・ウッド (113)

稲穂のさざ波と立山連峰のゴツゴツした岩を表わすように組まれている木組みなども凝っていて、広大な周辺の景観をも取り込んだランドスケープ・デザイン。さすが隈研吾氏ですね。
ヘルジアン・ウッド (139)

こちらは「The Workshop」というハーブを蒸留し、精油と芳香蒸留水を抽出するアロマ工房です。
ヘルジアン・ウッド (22)

周りにはハーブ園があります。
ヘルジアン・ウッド (26)

ハーブを使ったワークショップなどを期間限定で行っています。
ヘルジアン・ウッド (108)

そして、今回の目的であるレストラン。もちろん隈研吾氏の設計。
ヘルジアン・ウッド (135)

遠くから見る外観は平屋の何でもない建物のように見えます。
ヘルジアン・ウッド (13)

近づいてみると、西日があたる外壁は、断熱効果があがるように、近くの田んぼで栽培されたお米の稲わらが充填されていました。
ヘルジアン・ウッド (65)

店内に入ると、立山連峰が見える側は天井が少しせりあがっていて、全面ガラスの開放感のあるダイニングになっています。
ヘルジアン・ウッド (99)

コロナ禍もあって、2人のお客さんはすべて立山が見える側に向かって座る形式でした。消毒や検温、他のお客さんとの距離など、感染対策もしっかりされていました。
ヘルジアン・ウッド (63)

こちらはハーブティ用のバーカウンターです。

なお、ランチの時は「The Kitchen」という名称を使用しますが、ディナータイムには「The Table」という名前に変わります。

そしてシェフの押谷さんは、富山の地の食材に魅せられて、滋賀県から移り住んできた方です。

昨年3月にオープンしてから1年間は、ランチタイムではプレートランチを中心に低価格のランチの設定があったのですが、1周年を迎えた3月からは、夜と同じようにコースのみの設定になっていました。

想像するに、コロナ禍でランチタイムの密状態を避けつつ、利益を上げるためにそうしたのではないかと思いますが、同じコースのみの設定であれば、店名も同じでいいのではないかと思いましたが、余計なお世話?
ヘルジアン・ウッド (37)

メニューは、こちらのコース1種類のみ。税込5,500円と少々高め。アミューズと前菜2種、メイン、デザート、そしてハーブティという構成でした。

最初に全体的な印象を書きたいと思いますが、料理法や味付けはいたってシンプルでした。素材のもつ自然な風味や特徴を引き出すためにそうしているのだと思います。

では出されたものを順番に紹介します。

最初に出されたアミューズは、ハーブ・根菜・山菜・フルーツのサラダ仕立て。
ヘルジアン・ウッド (77)

山菜はコシアブラ。フルーツはカキとグレープフルーツ。そしてスーパーフードと言われているまこもの実。これらの素材そのものの味を楽しむために、味付けは最小限。

前菜の一品目は、「魚介とハーブ」と名付けられたマグロ・ホタルイカ・イワシのカルパッチョのような仕上げ。
ヘルジアン・ウッド (82)

ハーブはフェンネルにイタリアンパセリ。まわいにセロリオイルがかけられています。こちらも上品な風味です。
ヘルジアン・ウッド (80)

イワシはちゃんと中に隠れていました。

2品目は、「豆料理と菜の花」という品で、豆料理は中東料理のフムス。
ヘルジアン・ウッド (83)

富山産大豆を使ったペースト状の料理で、普通ではオリーブオイルを使うのですが菜種油を使っていました。

シンプルな豆そのものの風味を生かした味で、まわりに菜の花とミニトマトがちりばめられていました。

メイン前の3品、冒頭に書きましたが、素材のうまみを大切にしていて、いずれも冷製でシンプルな味付けでしたが、個人的には少し味の変化が欲しい気がしました。
ヘルジアン・ウッド (85)

パンは2種類出されます。
ヘルジアン・ウッド (88)

メインは魚1種類、肉2種類からのチョイス。そのうち「立山放牧牛の熾火(おきび)焼き」は1,320円追加料金が発生します。

私は魚で、この日は「桜鯛のポアレ」。
ヘルジアン・ウッド (89)

ドライトマトの酸味がアクセントになっていました。美味しかったです。

妻は「黒部名水ポ-クロース肉のロースト」。添えられてたのはコシアブラやコゴミなど、立山の山で採ってきた山菜。
ヘルジアン・ウッド (87)

しっかりと食べ応えがあったようですね。

デザートは、2種類から。二人で2種類頼んでシェアしました。
ヘルジアン・ウッド (93)

一つはクレープで、中にはヘルジアンウッド米が入っていて、脇には甘いりんごのコンポートのようなものが添えられていました。
ヘルジアン・ウッド (95)

それほど甘くはなく、珍しい組み合わせです。
ヘルジアン・ウッド (94)

もう一品はクリームブリュレとチーズ、イチゴがちりばめられています。

ドリンクは医学的に効能が証明されているメディカルハーブティー。出されたのにはS-003という番号が付けられていました。
ヘルジアン・ウッド (96)

こちらは、二十四節気の6番目の「穀雨(こくう)」をイメージして作られたブレンドで、ナギナタコウジュ、ラベンダー、カキオドシ、オレンジピール、抹茶が使用されています。
ヘルジアン・ウッド (92)

飲みやすくすっきりとした飲み口でした。

あと妻は、食事の内容に合わせてハーブティーを出してくれるペアリングをお願いしています。

ハーバルセラピストが厳選したハーブティが3杯ついて1,650円です。
ヘルジアン・ウッド (76)

最初はワイングラスで。エルダーフラワーのエキスを炭酸で割ってあります。

少し甘めの食前酒的な位置づけ。
ヘルジアン・ウッド (81)

2杯目はラベンダーとレモンバーベナ。すっきりとした飲み口です。
ヘルジアン・ウッド (86)

3杯目はレモングラスとクロモジ。こちらもすっきりとした飲み口でした。

以上が出されたものすべてとなります。
ヘルジアン・ウッド (75)

スタッフが多くいて、フレンドリーな対応、そしてサービスも行き届いていました。気持ちよく食事ができたと思います。

そして景色がご馳走だと言われれば、こちらのレストランは料理はある意味脇役かもしれません。ご馳走様でした。

The Kitchen
富山県中新川郡立山町日中上野57-1
 Healthian-wood (ヘルジアン・ウッド)内
TEL 076-482-2536
11:00~15:00(L.O.14:00)
第3水曜休
年末年始、冬季休業あり


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