瀬長島ホテルで宿泊したとき夕食を食べたお店を紹介します。
最初、ウミカジテラスのお店ででも食べようかと思ったのですが、コロナ禍の中、狭いスペースに混雑していると嫌だったので、ホテルのお隣にあるイタリアンのお店「POSILLIPO cucina meridionale(ポジリポ クッチーナ メリディオナーレ)」でディナーを食べることにしました。
HPを見ると、お店の名前の「ポジリポ」とは、イタリアのナポリ南西部のポジリポ(POSILLIPO)地方のことのようです。
お店のテーマは「沖縄の海を最も感じる」レストランですが、この日は残念ながら夕陽を見ることが望めないようだったので早めの時間にお店に入ることにして、こちらの写真の左にある入り口からエレベーターで直接2階に上がります。
通路を進み店内に入ると薪窯がありました。

そしてとても広い店内です。テラスにもだいぶ席がありました。大きなお店ですね。
内装に使われている素材にはイタリアからわざわざ取り寄せているものも多く見られました。
今の時期は本来であれば稼ぎ時で、インバウンドや国内からも多くのお客さんが来ているはずですが、この日は2割ぐらいの入りでしょうか?
お店自体にだいぶコストをかけている作りだったので大変だと思います。
こちらはバーカウンター席。
我々は海でも眺めながら食べようと外のテラス席に最初座りました。

メニューです。

こちらも。南イタリア料理を楽しめるようです。
最初にコベルトのフォカッチャが出されます。

そしてスプマンテを頼んで、一息ついていたら、西の空に黒い雲がモクモクと。
お店の方も、雨が降りそうということで急きょ屋内のテーブル席に移動しました。
ただ結果的には雨はポツリポツリと落ちただけのようで、食べ終わるまで本格的な雨は降りませんでした。
今回は料理はアラカルトでのオーダー。
アンティパスト(前菜)はサラダと冷製と温製を一品ずつ頼むことに。
こちらが「マーレサラダ(Sサイズ税抜800円)」。2人だとSサイズで十分な量です。
名前の通りシーフードサラダで、鬼手長海老・スモークサーモン・マンゴー・フェタチーズ・アイコトマト・アボガドなど20種類ほどが入っているサラダです。
冷製アンティパストからは「自家製 県産カジキマグロの燻製カルパッチョ」を。Sサイズで税抜500円。色合いが上品なカジキマグロです。
温製からはお店のおすすめになっていた「二枚貝のイタリアン・ハーブオイル蒸し(税抜1,500円)」。
ムール貝・アサリの2種類の貝がたっぷり使われていて、ハーブが効いていて白ワインに合いました。
パスタはパスして最後にピッツァ。
おすすめのマルゲリータ「ブッファリーナ・ディ・ポジリボ(税抜2,000円)」を頼みました。
少しお高いですが、イタリアでブレンドしたオリジナルの粉を使い、「フモッツァレ ラブファラ」という水牛乳製のモッツァレチーズがたっぷり使われている贅沢なピッツァで!
普通マルゲリータは赤色のトマトソースがメインで白いモッツァレラが乗っている感じですが、赤白の面積が逆転していますね。
このピッツァは美味しかったです。

ワインのほうは、リーズナブルなイタリアワインが色々あって、白と赤を何杯かずつ飲んでいます。

以上、飲み食いして1万円を少し超えたぐらいでした。納得のコスパです。
南イタリア「ポジリポ」の景色と似ていることで付けられたお店の名前のように、南イタリアンの雰囲気と味を楽しめるいいお店でした。コロナ禍で大変でしょうが頑張っていただきたいお店でした。ご馳走様でした。
ポジリポ クッチーナ メリディオナーレ
POSILLIPO cucina meridionale
沖縄県豊見城市瀬長174-5
TEL 098-851-1101
4月~11月
11:00~24:00(L.O.Food 23:15/ Drink 23:30)
12月~3月
11:00~22:30(L.O.22:00)