あさぴーのおいしい独り言

石川を中心に西日本のグルメネタを気ままに書きます。(ご注意)あくまでも主観で書いていますので何かありましても責任は負いかねます。参考にされる場合はご留意を。また内容は訪問当時に知り得た情報(ネット含む)をもとに書いています。なお、コメントは承認後にアップしており、不適切な内容はアップをしませんので、あしからずご了承願います。

タグ:ノドグロ

コロナ騒ぎの中、あまり行けなかったジャンルのお店が寿司店です。

2月に東京からの客人とお邪魔した金沢の「志の助」に行ったきり、今回4か月半ぶりに寿司店にお邪魔しました。

寿司店といっても回転寿司ですが、本当に久しぶりでしたね。
もりもり寿し (16)

行ったのはアピタ松任店敷地内にある「もりもり寿し 松任店」。

石川県では、「すし食いねぇ!」「金沢まいもん寿司」と並んで人気の三羽烏と呼ばれるところです。

しかし「もりもり寿し」は、いまどきお店でHPを持っていないので不思議です。それほどPRしなくてもお客が来るといった自信があるのでしょうか?

6月末の土曜日の11:30頃お店に到着。店内に入るとまだ席はたくさん空いていました。しかし、12時前には満席で数組の順番待ちが出来ていました。

カウンター席はイスが間引かれていてキャパが減少していることもあるのかもしれませんが、ひと頃は休日は長時間待たなければならなかったことを考えると、やはり影響はあるようですね。

我々はカウンター席に座ります。
もりもり寿し (4)

回転寿司でしたがいつも通りレーンは廻っていましたが、寿司は廻っていません。ただし元々、私はレーンに流れている寿司は食べないので関係ありませんが。^^;
もりもり寿し (5)

一応メニューがありますが、オーダーはタッチパネルで行います。
もりもり寿し

いつも通り、3貫盛りや5貫盛りを頼むことに。
もりもり寿し (2)

こちらは「北陸五点盛り(税別1,190円)」です。
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メニューでは、ガスエビ・梅貝・いか黒作り・ノドグロ・白エビとなっていましたが、ガスエビではなく赤イカでした。ガスエビのほうがよかったかな?^^;

いか黒作りは富山湾のほたるいかをしているのかもしれません?
もりもり寿し (8)

「まぐろ五点盛り(税別1,300円)」は、大トロ・トロ・中トロ・ネギトロ。赤身。トロ系は凄く脂が乗っていました。
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「かに三点盛り(税別700円)」は、ずわいの生と冷凍もの、かに味噌の3貫でした。
もりもり寿し (9)

こちらは「煮穴子(税別240円)」です。口の中に入れるとほろりととろけるような食感です。
もりもり寿し (10)

「活サザエ(税別480円)」は逆にコリッとしたちょっと固めのサザエでした。
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なかなか生では食べることが出来ない「真イワシ(税別280円)」はネギと生姜で。脂が乗っていました。
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「うにいくら(税別480円)」も頼んでいます。
もりもり寿し (13)

あと、「青のりの味噌汁(税別240円)」ですね。

以上を妻と二人で食べて一人2,700円ほど。まぁ、いいネタ中心に食べているので納得のコスパかな?

最後のお勘定の時、3度目でやっと来てくれたのは少しマイナスでしたが、ネタは新鮮で脂が乗っていて美味しかったですよ!ご馳走様でした。

もりもり寿し 松任店
石川県白山市幸明町256
 フェアモールアピタ松任店敷地内
TEL 076-259-0788
11:00~22:00(L.O.21:45)
※21:30が最終入店
無休

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3月下旬に行った金沢の「A_Restaurant(ア レストラン)」以来、コロナ禍の中、夜の飲食店については我慢していました。皆さんもそうだったと思います。

個人的にはグルメブログをやっているので、少しでも行ってお金を使いたかったのですが、とりあえず緊急事態宣言の当初期限だった5月末まではやめておこうと決めていました。

そしてその通り、ついに6月6日の土曜日に解禁しました。

最初のお店として伺ったのは、土居原町「割烹 有川」。私の好きなお店の中の一軒です。もう32年以上もこの場所で頑張っておられます。
有川

有川 (7)

こちらは地元で獲れた美味しい魚貝を使って、定番からアレンジされた料理まで、テキパキと素早く作っていく姿は見ていても惚れ惚れします。

さて、「ウイズ コロナ」ということで、お店でも色々な対策を施していました。
有川 (2)

入口から入ると、こちらの消毒。自動です。
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カウンターの席も3・2・2でアクリル板で仕切られていて、カウンターの中と外も同様です。安心して飲み食いできますね。
有川 (4)

久しぶりに飲むお店での生ビール!やっぱり家で飲むのとは違う感じがします。

お通しとしての突出しは八寸の様な位置付けです。破竹とイワシの煮物、鮎の甘露煮、酢の物です。これだけでも酒が進みそうな内容でした。
有川 (8)

お造りの盛り合わせのほうも盛り沢山!何種類も盛られています。
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脂が乗ったトロやノドグロ、イワシ。白身や味も美味しかったです。いつもながらネタがいいですね。

コロナ禍で社用の接待需要が極端に減少しているので、今の時期、本来であればそういったところに流れるいいネタもお手頃値段で仕入れることが出来るのかもしれません。
有川 (10)

私は2杯目はハイボールにしました。
有川 (12)

妻は農口研究所の本醸造とか飲んでいました。
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もう旬の最後の時期だったホタルイカとイワシのヌタ。柔らかいホタルイカで美味しかったです。
有川 (14)

これは、この時期旬の「トロあんこう肝」。あら塩で食べます。珍しいかもしれません。でも濃厚なあん肝なので、さっぱりと塩だけで食べるのがいいかもしれませんね。

乗せられているのは秋田名物の「いぶりがっこ」です。
有川 (15)

「穴子の白焼き」も頼みました。この穴子も大ぶりで脂がとてものっていました。大根とわさび醤油で食べます。美味しいです。
有川 (17)

こちらは「カジキの串揚げ」ですが、串ではなく爪楊枝でした!

以上、飲み食いして2名で1万円ジャスト!仕入値が安かったのかもしれません。でも素晴らしいです。

約2ヶ月と10日ぶりの夜の外食となりましたが、「割烹 有川」にして正解でした。いつもながら美味しい料理に舌鼓を打つことが出来て満足です。ご馳走様でした。

割烹 有川
石川県小松市土居原町399-1
TEL 0761-23-3787
昼の部(予約のみ)
ディナー17:30~22:30(L.O.22:00)
不定休


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鮨 志の助」のお師匠さんである「小松弥助」の森田さん。

昨年11月には国の「現代の名工」にも選ばれているほどで、88歳の今でも現役で鮨を握っていらっしゃいます。

先日も友人のSNSを見ていると、いまでも素材を変更するほどに熱心で、マグロを豊洲から仕入れるように変えているとか?凄いですね!?

歌舞伎俳優の市川海老蔵さんも一度で虜になったほどです。

そんな森田さんの、小松にお店があった時のお弟子さんだったのが「鮨 志の助」の前田さん。もっとも、もうだいぶ前のことなので、いまだに小松弥助のお弟子さんという紹介するのも気が引けるのですが……。
志の助

さて、「鮨 志の助」へは東京から来る客人と毎年この時期にご一緒することにしています。昨年のことはこちらに書いています

小松にお店があるときは、年に何回かは行っていたのですが、昨今は年に一回、この時期にお邪魔するのがお約束になっています。

お店は水曜日、日曜日、祝日がお休みで、その曜日は市場がお休みのときがある日で、仕入の関係があって休みになっています。

それ以外の日は昼と夜の営業になっています。

今回、2月の3連休の初日の土曜日にお邪魔しました。いつもの通り友人夫婦と一緒に金沢駅からタクシーで向かいます。

18時のオープン時間にお邪魔すると、我々以外の席はすでに埋まっていて、食事が始まっていました。
志の助 (2)

我々もさっそくカウンターの席に座り、まずはビールを頂きます。

いつもの通りの、まったくのおまかせで宴は始まりました。

これまたいつもの通りの定番の品々が出されます。

この頃にシーズンがほぼ終了となったタラの白子。スーパーなどでは、なかなか新鮮なのを手に入れるのは難しいのですが、やっぱりハリが違いますね!?
志の助 (3)

口に入れて噛むと、口中にとり~りとした舌触りと共に白子のほんのり甘い風味が広がります。
志の助 (4)

万寿貝(白貝)のバター醤油焼きも変わりなく美味しいです。
志の助 (5)

寒ブリはもちろん天然で上品な脂が乗ったのを、おろし醤油でいただきます。
志の助 (7)

イカは冬の時期はヤリイカ。ゲソと身を、あら塩や、生姜・わさびを薬味にしょう油に付けて、お好みで食べます。ゲソは皮をむいてあります。

私はあら塩で食べることがおおいですが、塩気がイカの甘みを引き立ててくれます。
志の助 (8)

その後はガスエビとノドグロの刺身。ノドグロの脂のノリが凄かったです。
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加能ガニは、足身の上に、ミソと胴の身を和えたものを乗せてあります。こちらもどれだけでも食べていたい美味しさです。そろそろカニの季節が終わりますが、年々漁獲高が減少している加能ガニ。今後が心配ですね!?

このあたりで握りに移ります。
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まずはヤリイカ。3枚におろして細かく刻むのは、「小松弥助」の森田さん譲りの技です。
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甘えびはその名の通り本当に甘いです。
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こちらは鯛をほんのりと昆布締めにしてあります。
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ウニも濃厚な味。
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ヅケは、ちょうどいい塩梅の漬け具合です。
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トロの炙り、個人的な呼び名は「アブトロ」。炙ってうま味がドバッと出ています。
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梅貝は身が厚く美味しい!
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アジは、これまで気づきませんでしたが、意外と小ぶりなアジを使用しています。で、この美味しさ。大きいだけが脂のノリと美味しさを決めるわけではないのです。

巻物は手巻きで「ネギトロ」。
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トロの濃厚な味を刻んだ白髪ネギが引き立てます。
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最後は「うなきゅう」でした。安心のレギュラー陣を堪能できました。満足満足。
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最後のほうにはあら汁が出されます。

いつのながらの丁寧な仕事ぶりをしっかり感じることが出来る鮨でした。
志の助 (6)

ビールの後のお酒は志の助では毎回小松の蔵元「東酒造」の「神泉」大吟醸です。

あと「獅子の里」も頼みました。

今回は以上飲み食いして2人で45,000円ちょっと。消費税アップもあって少々かかりましたね。^^;

でも、グルメな友人夫妻がわざわざ「志の助」の鮨を楽しむために、毎年金沢に来るほど惚れているのがわかります。ご馳走様でした。

PS:志の助さんにお邪魔した明けの週からコロナウイルスの影響が色濃く出始めました。飲食関係は特にディナータイムに影響が出ています。本当はそんな時こそ夜食べに行ってあげたいのですがなかなか…。早く鎮静化してほしいですね。

鮨 志の助
石川県金沢市入江3-73
TEL 076-216-5280
12:00~14:30
18:00~21:30
水曜、日曜祝日休


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昨年12月後半。小松駅前は師走ともなると、さすがに賑わっていました。

普段のときは、週末でも寂しい感じがしないでもないですが、まぁ、飲食店にとっては12月は書き入れ時です。

でも、昔であれば本当に年末ぎりぎりまで賑わっていましたが、今の時代、最終の土曜日までで、最終盤はあまり皆さん出ていないようです。
つばき

さて、私も昨年末は最終の週末以降はどこも出ずに、出かけたのはその前の週、夜の外食が最後。妻と二人忘年会で「鮨 つばき」にお邪魔しました。こちらへは約4年ぶりです。

話は変わりますが、小松で寿司店といえば、割烹を兼ねたお店が多いです。これは小松に限らず、石川県、いや西日本でもその傾向が強いと思います。

西の方は石川県も含めて関西文化の影響を色濃く受けていています。

西では、東に多くある、いわゆる江戸前の寿司店のような寿司メインでつまみと酒はほどほどというような形ではなく、どちらかといえばハレの日を豪華な料理と酒で楽しむといった使い方がされているのではないかと思います。

「鮨 つばき」もそのようなお店です。

今回、少し遅い時間、といっても19:30ごろにお邪魔しました。

店内、カウンター席には少し空きがありましたが、予約で一杯らしく、我々がお店には行った後何組も飛び込みで入ってきたお客さんがいましたが、大体断られていました。
つばき (5)

我々はカウンター席の一番端に座り、まずは生ビールを一杯。
つばき (15)

こちらがお品書きです。
つばき (2)

こちらも。
つばき (3)

コース料理もあって、たぶんそのほうがお得だと思いますが、我々はアラカルトでお願いすることに。
つばき (7)

まず出されたお通しは3品盛られていました。

刺身は、こちらで1.5人前です。1人前が1,500円、2人前が2,800円なので、これで2,300円ぐらいでしょうか?
つばき (8)

甘えび、寒ブリ、梅貝、イカ、トロ、真ハタの6種類。寒ブリは上品な脂、イカはとろけるような甘さで美味しかったです。
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今が旬の「たらの白子」。天ぷらかポン酢が選べますが我々は「ポン酢」です。ちょっとお高くて、これで1,200円です。いまや白子は高級珍味?です。
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これは「百万石しいたけステーキ(950円)」。石川県のしいたけのブランドで有名なのは、能登地方で栽培されている「のと115」や「のとてまり」ですが、金沢の方では「百万石しいたけ」が有名です。

バター醤油にガーリックを少し効かせてソテーされていました。軸の方もしっかりと焼かれていて美味しく頂くことが出来ます。酒のつまみに最適でした。
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「どじょうの唐揚げ(800円)」も頼んでいます。

最後に握りですが、「おすすめ5貫(1,800円)」でお願いしました。ネタが大きめでそのまま食べられる私の好きな握りでした。
つばき (18)

最初は真ハタ。
つばき (19)

アジ。
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甘えび。
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のどぐろ炙り。
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中トロの5貫です。
つばき (12)

お酒のほうは生ビールの後、小松の野口尚彦研究所の「プレミアムヌーボー(1,200円)」というしぼりたての無濾過生原酒です。

あと黒龍などを飲みました。

以上飲み食いして2人で締めて15,000円弱。まぁ、大体予定どおりでした。

人気店だけあって、おつまみや料理の種類が豊富で、魚介類はもちろん新鮮。お値段もリーズナブルでおすすめです。ご馳走様でした。

鮨 つばき
石川県小松市土居原町206
TEL 0761-27-1896
17:00~26:00(L.O.25:30)
水曜休


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昔は小松の、そこそこ軒数がある町内には一軒ぐらい寿司屋さんがあった気がします。

そして私の小さいころ、寿司といえばハレの日や、家にお客さんが来たときなどに食べる代表的なもので、お店で食べるというよりは、家に出前を取って、丸い寿司桶に入れられた寿司を皆で楽しむといったものでした。

そんな時は子供心にもうれしい気がしていたことを思い出します。

ただ当時は、今のように色々なネタがあるわけではなく、記憶ではマグロ・甘えび・サワラ(カジキマグロ)・イカ・タコ・うなぎ・玉子・バッテラ・かっぱ巻・かんぴょう巻など決まっていましたね。うなぎは今ほど高級品じゃなかった気がします。

そうそう!上寿司だとイクラやトロ、ウニなどが入っていて、さらにテンションが上がった記憶があります。

さて、今日は街の寿司屋さんと呼ぶにふさわしいお店?小松市今江町の「寿し割烹 藤吉」の紹介です。

昔はだいぶ行っていたのですが、ここ近年は行かなかったので超お久しぶりの訪問になります。
藤吉

立派な店構えです。寿司だけではなく割烹として、色々な料理を楽しめるお店として知られています。

今回は忘年会のときにお邪魔しました。

カウンター席に小上がり、そしてお座敷があります。

頼んだのは6千円のコース。量より質でということでお願いしてありました。
藤吉 (2)

まずは生ビールで乾杯。

最初に出された料理は、のっけから香箱ガニ。
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今シーズンの香箱ガニは、橋立漁港の水揚げが少なく、県内の相場は高値止まり。昔は庶民の味そのものでしたが、今や高級品ですね。

雌の香箱は内子がやはり美味しいです。
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吸物は真丈。ふぐ真丈だったかな?上品なお出汁で美味しかったです。
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お造りはいか、ぶり、トロ、ヒラメ、甘えび。
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焼物はのどぐろでした。量より質です!
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煮物は治部煮。治部煮は久しぶりです。鴨が苦手なので鴨以外しか食べていません。^^;
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お次は揚物で天ぷら。出させるまでに時間がかかりましたが、12月の忘年会シーズンでお店は大忙しだったようです。
藤吉 (9)

そして最後は握りです。少なめの5貫。ネタは定番ものでした。

アルコールのほうは生ビールの後は私はハイボールを飲むことに。

他の人は焼酎や日本酒など色々頼んでいました。だいぶ飲んだようで、お勘定は一人10,500円ほどでした。

今江町という小松の中心地からは少し距離があって、夜、飲みに来ることはあまりないところですが、地元の人を中心に繁盛しているお店です。ご馳走様でした。

寿し割烹 藤吉
石川県小松市今江町7-429
TEL 0761-22-4943
11:30~L.O.22:00
※お昼の営業は予約のみ?(要確認)
月曜休


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