10日前に石川県の緊急事態宣言が解除されて、飲食店は一部を除いて通常営業してもよくなりました。
しかしながら、お店によっては5月一杯まではテイクアウトのみのところが意外に多く、特に夜主体のところは慎重に営業形態などを考えていられるようで、なかなかすぐに!というわけにはいかないようです。
さて、この週末、我々はどこかにランチを食べに行こうと思いネットで調べたのですが、そのようなこともあって適当なお店が見つからずに、急きょテイクアウト路線に変更。
また普段は夜だけの営業でなかなか行かないところ!という条件に引っかかってきたのが、加賀市大聖寺「多国籍料理spice-スパイス」です。
こちらのお店は通常は夜だけの営業。タイやベトナム料理を中心とした東南アジアのエスニック料理を食べさせてくれるお店として人気のようです。
「多国籍料理spice-スパイス」は大聖寺の街中にあって、ご覧のような独立した建屋です。
テイクアウトは基本5月いっぱいまで続けられるそうです。朝10時前に電話で予約を入れてお店まで取りに伺いました。

ちなみにテイクアウトは以下のような形です。
・注文時間(期限)
午前お渡し→当日10:30まで
午後お渡し→当日16:30まで
※ただしオードブルは前日までの受付
・受渡し時間
11:30~13:30
17:30~19:00
店内を了解いただき写真撮影させていただきました。
緑に囲まれた落ち着いた空間。インテリアも心地よい感じですね。
以下がテイクアウトメニューです。
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◇MENU◇
◎ガパオライス…814円
◎タイ風グリーンカレー…814円
◎タイ風渡り蟹のカレー(プーパッポンカリー)…1,452円
◎タイ風ビーフンのセンミーヘン…759円
◎ベトナム風生春巻き…594円
※すべて税込価格
ほとんど鶏肉が使われているので、私は唯一食べることが出来るタイ風渡り蟹のカレー「プーパッポンカリー」にしました。妻は「タイ風グリーンカレー」です。

大聖寺から家までは遠いので、どこか近くで食べようということで、お店から車で3分ほどのところにある石川県九谷焼美術館の裏の「ふれあい広場 古九谷の杜」で食べることにしました。
ここは象設計集団というところが石川県九谷焼美術館も含めて設計を行っていて、代表の富田玲子さんは故丹下健三氏門下。
相当昔、私も彼らが手がけた能登の縄文真脇遺跡の環境デザインワークショップのお手伝いを少しさせていただいた時のことを思い出しました。懐かしいです。

新緑の季節で気持ちがいいです。
小川の上に架けられている小屋?のようなところにテーブルとイスがあったので、こちらで食べることにしました。
私が食べた「プーパッポンカリー」は、ベースはレッドカレーで、渡り蟹とココナツミルクでじっくり煮込んであって、ココナツミルクが効いていてそれほど辛いわけではありませんが、渡り蟹のうま味がじわ~と口の中で広がってる感じでとても美味しかったです。
こちらはお店でも人気のメニューのようです。
ただ食べるときすでに冷めていたのと、外だったので渡り蟹を捌いて食べるのが少し大変でした。^^;
「タイ風グリーンカレー」のほうはスパイスが効いた辛口カレーで具沢山だったようですね。
夜のみの営業だと、なかなか大聖寺までは食べに来ることが出来ないのが残念ですが、通常営業開始後にお店の賑わいが戻ることを願っております。ご馳走様でした。
多国籍料理spice-スパイス
石川県加賀市大聖寺耳聞山119
TEL 0761-72-0145
17:30~23:00(L.O.22:00)