あさぴーのおいしい独り言

石川を中心に西日本のグルメネタを気ままに書きます。(ご注意)あくまでも主観で書いていますので何かありましても責任は負いかねます。参考にされる場合はご留意を。また内容は訪問当時に知り得た情報(ネット含む)をもとに書いています。なお、コメントは承認後にアップしており、不適切な内容はアップをしませんので、あしからずご了承願います。

タグ:サルシッチャ

お盆休みに軽井沢へ日帰りで行ったことは先日書きました

今回から軽井沢で食事をしたりお茶したりしたお店を紹介していきます。

まずはランチ編です。

六本辻のロータリーのところにあります「マジカメンテ ビバッコ」。カジュアルイタリアンのお店です。
マジカメンテ ビバッコ (3)

ネットでも予約することが出来ましたが、混雑期のランチタイムは11:30のみ予約可能ということで、その時間になりました。
マジカメンテ ビバッコ (2)

自然に囲まれたレストランで、店内はガラス張りのウッドデッキ。開放的で気持ちのいい空間でした。
マジカメンテ ビバッコ

我々はこちらの明るいテラス席に案内されました。
マジカメンテ ビバッコ (8)

都会ではなかなか無い環境でランチを愉しむことが出来ます。
マジカメンテ ビバッコ (4)

ランチは、基本は「信州食材にこだわった前菜盛り合わせ」とパスタ5種類からのチョイスのパスタランチ(税別1,980円)になっていて、ドルチェやドリンクなどは別料金です。

今回は他でも色々飲み食いしたいので、この方がありがたかったです。

まず出されるのが「信州食材にこだわった前菜盛り合わせ」です。
マジカメンテ ビバッコ (10)

この日は「有機野菜のインサラータ」「インサラータ・ルッサ」信州高原トウモロコシを使った「冷製ズッパ」イタリアヴェネト産サラミの「ソプレッサ・バッサ」となっていました。
マジカメンテ ビバッコ (12)

「インサラータ・ルッサ」は、ルッサはロシヤのことなので「ロシアのサラダ」ということ?つまりは信州産有機じゃがいものイタリア版ポテサラということです。

添えられているパンは中軽井沢ンのパン職人halutaさんのライ麦パン「マータロ」。カンパーニュです。

生産者から直送の無農薬有機野菜を使った安心安全な食材をモットーとしているのがうれしいです。

パスタは私はキュウゾーニというサフランを練り込んだサルディーニャ島のショートパスタを使った「サルシッチャ・ロッソ」を頼みました。
マジカメンテ ビバッコ (13)

佐久市オレイン豚で作る自家製サルシッチャとキノコをトマトで煮込んだソースですが、これが美味しかったです。自家製サルシッチャとキノコがいいうま味を出していました。

妻のほうは、「信州サーモンのクリームソース」です。
マジカメンテ ビバッコ (14)

こちらのパスタ「シュペッツレ」は、ほうれん草と地粉で作るトレンティーノ風小粒のニョッキです。名前がドイツ語でドイツ、オーストリア、アルザス、南チロル地方に伝わる料理で使われるパスタらしいです。

佐久穂町の八千穂漁業、佐々木さんの信州サーモンと無農薬キャベツのクリームソースで、私も少し食べましたが、シュペッツレとシャキッとしたキャベツの食感の違いが面白く、ソースも美味しいパスタでしたね。

あとドリンクは、こちらの赤ブドウジュース(税別600円)を別に頼んでいます。濃厚なブドウジュースでした。
マジカメンテ ビバッコ (11)

緑に囲まれた静かな空間で、石川ではなかなか食べることが出来ない種類のパスタ!そして味の面でも美味しいイタリアンをリーズナブルに楽しめる「マジカメンテ ビバッコ」。ランチにおすすめです。ご馳走様でした。

マジカメンテ ビバッコ
長野県北佐久郡軽井沢町大字軽井沢1323-1387
TEL 050-5595-2593
11:30~15:00(L.O.14:00)
17:00~22:00(L.O.21:00)
月曜・隔週火曜休(夏季冬季期間を除く)

契約期間終了のため。残念ながら2019年10月で閉店しています。


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私も昔から存じ上げているさとやま設計社の岩井社長。

何となく、岩城滉一似?のワイルドな風貌のかたです。

建築、不動産、そしてカフェの3分野で。いろいろな事業で活躍の場を広げていますが、最近、県外から能美市に移住された料理人の方々のお店を手掛けて、地元のグルメファンに美味しい場の提供をされています。

私のブログでも前に何度か紹介したことがある、シャルキュトリーのガリビエや、農家レストランとしていまや能美市でも人気のお店になっているソリッソなどの設計施工も手掛けているのです。

そして、今日紹介します「イタリア料理 イル ボッツォロ」も、さとやま設計社とさとやま工房の設計施工。

こちらのオーナーご夫妻は横浜から移住されています。もっとも、元々は奥さまが能美市出身で、ご主人が加賀市出身の方なので、正確には移住とは言えないかもしれません。

場所は能美市ですが、普段はあまり足を踏み入れないエリアかもしれない、仏大寺にあります。

仏大寺といえば、平成の名水100選に選ばれている「遣水観音霊水(やりみずかんのんれいすい)」があるところで知られていますが、我が家でも昔はわざわざ汲みに行ったりしていました。
仏大寺町から2kmほど山に入ったところにあって、いまでも多くの人が水を汲みに来ています。
仏大寺 (5)

私も一口飲みましたが、夏でも冷たい霊水です。

さて、「イル ボッツォロ」の正式なオープン日は9月6日。私は9日の土曜日に妻と二人でランチを食べに行ってきました。

店名の「イル ボッツォロ」の「ボッツォロ」とは「繭(まゆ)」のこと。近い未来には羽ばたくという意味でしょうか?

行った日は秋晴れの素晴らしい天気で、気持ちのいいランチでした。ただ、この季節は山あいの場所も気持ちいいですが、冬は大丈夫かな?と思ってしまいました。^^;

住居兼用の店舗は、10世帯しかない仏大寺の町内の真ん中あたりに位置しています。
青空に真新しい白と木の外壁が映えます。
内部もシンプル&ナチュラルなインテリア。厨房とカウンター席あたりにはイタリアっぽいタイルが使われていて、「あぁ、イタリア料理店だなぁ~!」と気付かせてくれます。
iL Bozzolo (2)

シェフは奥さまで、フィレンチェや東京池尻大橋のドン・ジョバンニでイタリア人シェフの元でイタリア料理を勉強されています。一方のご主人のほうはバリスタでサーブを担当されています。

ランチは1,500円(税別)のランチコース1種類です。ディナーも予約のみの営業で基本4,000円からのコースとなっているようでした。ただ、ご要望にはできるだけお応えすると話されていました。
iL Bozzolo (3)

行った時のランチメニューはこちら。パスタが3種類からチョイス出来ます。

はっきり言って、この値段で、この内容は素晴らしかったです。

では出されたものを順番に紹介していきましょう!

まずは、アンティパスト(前菜)です。
パルマの生ハムとイチジクや鯛のカルパッチョ、サラダ、ナスのミルフィーユ仕立てトマトソース。

カルパッチョのソースにはお隣さんのゆずが使われていたりします。1,500円のランチコースで、こんなに本格的な前菜が出されるとは思ってみなかったので驚きました。

また、このあたりは色々な農作物を作っているかたが多く、地産地消のものも多く使われていたりするようです。
パスタは私は「自家製サルシッチャとキノコのソース」を頼みました。
iL Bozzolo (14)

麺は平打ちのタリアテッレ。モチモチしててい食感もいい感じで美味しかったです。

自家製サルシッチャの塩気がいい仕事をしていました。
妻のほうは「白山猪のやわらか赤ワイン煮込みソース」です。こちらのパスタは+300円の追加料金が必要でした。

こちらも平打ちのタリアテッレ。ジビエは妻もそれほど好きではないようですが、こちらは臭みもまったくなく美味しかったそうです。
パンは自家製のゴマのパンとトスカーナパン。

トスカーナパンはトスカーナ地方で作られているパンでまったく塩を使っていないハードパン。トスカーナ地方はシェフが修業されていたフィレンチェが州都ですね。
最後のドルチェ(デザート)はティラミスとジェラート。デミサイズではなく立派なボリュームでした。
iL Bozzolo (17)

ドリンクは私はエスプレッソ。
妻はカプチーノです。こちらは+100円です。

ご主人はバリスタなので、このようなラテアートもお手の物ですね。ビスコッティも添えられています。

パスタやドリンクは種類によっては追加料金がかかりましたが、私のはこれだけの数が出されて基本料金1,500円(税別)のみでした。

内容、味、量とも満足できました。美味しかったです。遠いのでなかなかディナーに利用できないかもしれませんが、遠くでも足を延ばしたくなるお店でしたね。ご馳走様でした。

イタリア料理 イル ボッツォロ
(iL Bozzolo)
石川県能美市仏大寺2番地
TEL 0761-58-0540
11:30~15:00(L.O.14:00)
月曜休(不定休)


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