あさぴーのおいしい独り言

石川を中心に西日本のグルメネタを気ままに書きます。(ご注意)あくまでも主観で書いていますので何かありましても責任は負いかねます。参考にされる場合はご留意を。また内容は訪問当時に知り得た情報(ネット含む)をもとに書いています。なお、コメントは承認後にアップしており、不適切な内容はアップをしませんので、あしからずご了承願います。

タグ:ギャラリー

フリーパーパーの「Favo」を見ていたら、前から存在自体は知っていた「ギャラリー 日曜館」の2階にカフェがオープンしたと書かれていました。
日曜館

それを見てこちらのお店に行こうと、妻と一緒に梅雨真っ只中の日曜日にお邪魔しました。

軽井沢万平ホテル内にも同じ名前の「ギャラリー 日曜館」があって、山中温泉のこちらは、その2号店という位置付けです。

日曜館という名前の由来は「優しい風と木漏れ日の中で、休日にゆっくりとプライベートタイムを過ごしているような 安らぎの空間を体感して欲しい‥ そんな想いを込めて日曜館と名付けました。」ということです、

オーナーは美術家であり一級建築士の青野剛三氏。

彼のギャラリーとして軽井沢の「ギャラリー 日曜館」が作られたようです。元は「ジーナ・ワット館」という名で呼ばれていた大正時代の別荘をリフォームしたギャラリーです。

では、なぜ山中温泉に2号店を出すに至ったのか!?

お店の方にお聞きすると、オーナーが山中温泉を気に行って、「ギャラリー 日曜館」の2号店を出すことにしたというこでした。そういうことは地元の人にとってはうれしいですね。
日曜館 (6)

店内は1階がギャラリー兼ショップ。
日曜館 (3)

青野剛三氏の作品をはじめ、作家さんの手作りの品が展示され、販売もされていました。

日曜館 (5)
素材的には木と鉄を組み合わせた、シンプルですが優しい造形の作品が多かったような気がします。

そして2階が新しくオープンしたカフェです。

1階でオーダーしてお金を支払ってから2階に上ります。
日曜館 (8)

1階のギャラリーもそうですが、こだわりの空間になっていて、手作りの調度品や窓の障子まで凝った作りになっています。
日曜館 (9)

軽井沢にある、同じく青野剛三氏が経営する「一歩ベーカリー」のライ麦パンを使って作るフレンチトーストがウリなのですが、ランチを別なお店で食べてきたばかりの我々は残念ながら頼みませんでした。

頼んだのは私は、こちらの「フレンチプレスコーヒー(500円)」。
日曜館 (19)

フレンチプレスのオイリーな風味を楽しめます。
日曜館 (20)

そしてこちらのかわいい入れ物にミルクがたっぷり入っていたので、普段はコーヒーはブラックで飲む私ですが、興味があって途中で試にミルクをたっぷり入れカフェオレのようにして飲んでみました。

妻は、「軽井沢のハチミツミルク入りアイスオーレ(500円)」です。
日曜館 (18)

上品な甘さのアイスオーレで、これからの季節にいいでしょう?
日曜館 (14)

サービスで焼菓子を出していただきました。

ケーキ類がなかったのがちょっと残念でしたが、この日は強い雨が降っていた日で、我々以外お客さんが居なかったので、心地よい空間を二人占めでき、まったりした時間を過ごすことが出来ました。ご馳走様でした。

ギャラリー 日曜館
石川県加賀市山中温泉栄町ニ-72
TEL 0761-71-0525
10:00~17:00
火・水曜休


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世の中にはギャラリーを併設したカフェが多くあります。

先日紹介した白山市の「ガレリア(GALLERIA)」もそうでしたし、「珈琲舎 ル.シェーヌ」も多くの油絵が飾られていてギャラリーのようなカフェでした。

確かに、カフェや喫茶店も、心の一服の清涼を求めて入るという目的もあると思うので、アートに触れることは、その目的にかなうことだろうと思います。

さて、今日紹介します福井のあわら市にあります「ギャルリー・ラコンテ」も、そんなギャラリー併設のカフェの中の一軒です。
ギャルリー・ラコンテ (2)

場所は、たぶん知らないと行かないであろう、いわゆる農村地帯の中にあります。私もカーナビがあったのでたどり着くことが出来ました。

大きな家の一角を改装しているようです。
ギャルリー・ラコンテ (4)

行ったのがGWということだったからか、ギャラリーには5月人形や鯉のぼりなどがたくさん飾られていました。

おもちゃ屋さんに来たような気分でした。

絵に囲まれてお茶を飲むというのをイメージして入ったのですが、ちょっとびっくりです。
ギャルリー・ラコンテ (15)

そこで我々は、日本庭園を眺められるオープンテラスの場所に行き、そちらでお茶をすることにしました。
ギャルリー・ラコンテ (30)

新緑の季節ということ。そしてちょうどいい気温。この時期だからこそ、オープンエアで気持ちのいい時間を過ごすことが出来ました。
ギャルリー・ラコンテ (31)

こちらの一角には絵画が飾られています。

絵画の収集に立派な庭。母屋もとても大きな家。オーナーの方は代々に渡って財を成した方たちなのだろうと推測されます。

室内とオープンテラスの席を合わせると相当の人数が入ることが出来る大きなお店。
ギャルリー・ラコンテ (10)

メニューの種類も豊富で日替わりランチやパスタメニューなどもあって、カフェのほうもフルーツティなどあったりして少し他とは変わっていました。
ギャルリー・ラコンテ (3)

私はその中から初物で珍しかったこともあり、八宝茶(680円)というのを頼んでみることにしました。
ギャルリー・ラコンテ (19)

中国茶で八宝というのはたくさんという意味。実際にクコの実・ナツメ・竜目・青干しぶどう・陳皮。白木耳・干杏子・氷砂糖の8種類の漢方薬に使われ薬膳の効果があると言われれているドライフルーツ類がたっぷりお茶の中に入っています。中国「医食同源」を実感できる健康茶ですね。

たとえばクコの実は、老化予防、免疫力向上、血圧・コレステロール降下に効果的と言われていますし、陳皮(ミカンやダイダイの皮)は、健胃、咳や痰を鎮める効果があると言われています。
ギャルリー・ラコンテ (20)

普段はこんなお茶は絶対に飲まないと思うので、試しに飲んでみました。
ギャルリー・ラコンテ (23)

砂時計で2分待ってからフタを開けて飲みます。何となく健康そうな香りです。
ギャルリー・ラコンテ (21)

2杯目はこちらの具を追加して飲みます。

氷砂糖が入っているので、ほんのり甘いお茶ですが、色々なものが混ざり合って深い味です。もちろん、8種類の具もすべて食べることが出来ました。
ギャルリー・ラコンテ (16)

妻が頼んだのはケーキセット(780円)で、この日は3種類のケーキから選ぶことが出来ました。

ドリンクはコーヒーです。紅茶もokです。

彼女が頼んだのはベイクド・チーズケーキ。
ギャルリー・ラコンテ (17)

私も一口食べましたがそれほど甘くなく美味しかったですよ。

いわゆる田舎にあるカフェで、オープンテラスでお茶をしていても、車がほとんど通らないので静かにお茶を楽しむことが出来るのがよかったです。ご馳走様でした。

ギャルリー・ラコンテ(Galerie Raconter)
福井県あわら市大溝2-38-21
TEL 0776-73-3167
10:00~19:00
水曜休


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恒例のカフェランチシリーズです。

13年前に私のブログで紹介したことがあります白山市河内にある「ガレリア(GALLERIA)」を今日は紹介したいと思います。
ガレリア

こちらは1998年に金沢からこちらに移転しています。建築家で金沢工業大学教授の水野一郎氏の設計です。
chousuke 012

今回、13年ぶりということで昔の写真を探しました。そのときの写真がこちらです。

外観は少し手が加えられていますね。左側のギャラリー部分の2階には排煙窓のようなものも設置されています。
ガレリア (5)

内部は画廊兼ギャラリーで、貸しギャラリーもやっています。
ガレリア (7)

ギャラリー内部はこんな感じです。芸術品保護のため外光が入らないので暗めです。
ガレリア (9)

2階もあります。世界の民族彫刻(?)が多数飾られていました。大阪吹田の国立民族学博物館にでも来たような気になりました。
ガレリア (6)

ギャラリーの一角には作家さんの工芸品なども売られていて、そんな大きなスペースの一角にカフェスペースがあります。
ガレリア (4)

大きな窓に面したところで、ちょうど伺ったころが新緑の季節。窓から眺める木々がきれいです。
ガレリア (15)

外に出てみると、巣箱やエサの置き場などがあって、小鳥が集まるのでしょうか?ただ私が見た時には小鳥たちは居ませんでした。
ガレリア (3)

基本はカフェですが、ランチメニューも何種類か設定があります。

ガレリア自慢の「ブラウン・シチュウ」なんてのもありましたが、私が頼んだのは「イベリコ豚チョリソーのピザ・トースト(700円)」。
ガレリア (20)

自家製トマトソースを塗ったトーストに ゴーダチーズをのせて玉ネギ・イベリコ豚チョリソーをトッピングしてあります。
ガレリア (23)

5枚切りの食パンなので、意外に食べ応えがありました。

チーズもとろ~りとして美味しく、イベルコ豚のチョリソという少し変わった味の濃い食材にも負けないうま味です。

この日は朝から別な喫茶店でコーヒーを飲んだので、こちらのお店では飲み物も頼まずに、こちらのピザ・トーストだけにしました。

これからの季節、山のほうに向かって行き、緑の中アートに触れながらゆったりできるカフェでひと時を過ごすのはいかがでしょう!?気分もリフレッシュできますよ!ご馳走様でした。

ガレリア(GALLERIA)
TEL 076-273-0403
石川県白山市河内町江津イ-1
月・水~日
11:00~17:00
火曜・第1・3月曜休


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嗜好品であるコーヒーに凝る人はとことん凝りますね!?

私はそれほどコーヒーを飲むほうではないので、まったくといっていいほどこだわりはありません。

しかし、そんなコーヒーのことがわからない私でも、本当に美味しいコーヒーを飲めばやはりわかります。

豆の種類はもちろん、栽培方法や、焙煎、淹れ方など、差が出る要素はたくさんあります。

また、コーヒー専門店を開店されるかたの中には、一旦リタイヤされたり、脱サラされたケースも多いのではないかと思います。
ル.シェーヌ (2)

この日お邪魔した「珈琲舎 ル.シェーヌ」は、白山市吉野の比較的新しい閑静な住宅街にあります。
ル.シェーヌ (3)

一軒一軒が広い敷地を持っていて、別荘みたいな作りのところも見受けられるエリアです。
ル.シェーヌ (8)

前に紹介したことがある「喫茶大工集団 欅」の国道を挟んで反対側の手取川沿いにあって、ログハウス風の建物で、緑に囲まれて静かな環境でした。
ル.シェーヌ (10)

店内には大きな暖炉もあり、木のぬくもりを感じる作りで、絵画がたくさん飾られています。
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「アトリエ ル.シェーヌ」「ギャラリー ル.シェーヌ」としても使われていて小さな美術館のようです。
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吉塚春生氏やオーナーの絵ということでした。自然・アート、そして美味しいコーヒー!短い時間でしたが心が洗われた気がします。

今回、10時開店とほぼ同時にお店に入りました。
ル.シェーヌ (14)

有機栽培の生豆を1粒1粒丁寧にハンドピックして、異物や欠点豆を取り除いています。そして、手作業で自家焙煎のあと挽いてからネルドリップで一杯一杯淹れてくれます。

そのため、雑味・えぐ味のないピュアなコーヒーの味を楽しむことが出来るのです。

私は事前にWebで調べて、お店におやきがあることを知って、これを食べることも目的の一つとして訪れました。

おやき1個とコーヒーのセットで700円です。おやきが2個だと1,000円になります。

おやきはチキン・野菜・ワインアップルの3種類から選ぶことが出来ます。
ル.シェーヌ (18)

私は野菜を頼みます。

長野から取り寄せているようです。こちらのおやきにもこだわりがあって、すべて国産素材を使って化学調味料・添加物不使用なのです。
ル.シェーヌ (20)

半分に切るとこんな感じ。

無駄な味付けがされていないので、野菜の自然な甘みを感じるおやきでした。
ル.シェーヌ (19)

上品な味のスープも出されました。

コーヒーはストレート豆にこだわっていて、今回はコロンビア。
ル.シェーヌ (16)

中煎りで甘み・苦み・コク・酸味のバランスがよくマイルドな味でした。ハンドピックとネルドリップと相まってクセのない飲みやすいコーヒーです。

アーモンドチョコも一個もらいました。

オーナーの奥さまがお店を切り盛りされていて、ご主人も少しお店に降りてこられ、同じ町内の方でしょうか?のお客様も含めて世間話をされていました。

アットホームなご夫妻で話も弾みます。

休みの日にゆっくりと美味しいコーヒーを飲みながら緑とアートに触れてリフレッシュするものいいですね。ご馳走様でした。

珈琲舎 ル.シェーヌ
石川県白山市吉野北69-3
TEL 076-255-5113
10:00~18:00
火 水 木曜休


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FUZON KAGA Cafe and Studio (4)

町屋をリノベーションしたカフェ&ギャラリーでしたが、いつの間にか「FUZON KAGA Gallery and Bar」とおしゃれな名前に変わっていました。

それに伴って、内部も拡張リニューアルされているようです。

今日紹介します「FUZON KAGA Cafe and Studio」は、その3号店で4月8日にオープンしています。

ちなみに、2号店は金沢市竪町にローフードやスーパーフードのセレクトショップ「Q'ne chocolate(キュー・エヌ・イー・チョコレート)」を営業されています。


お店の名前「FAISON(フゾン)」は「作りましょう」と言う意味なのだそうですが、どんどんお店を作っていかれる予定かもしれません。^^;

さて、「FUZON KAGA Cafe and Studio」。大聖寺の街中にあります。駐車場は50mほど離れています。
FUZON KAGA Cafe and Studio (23)

「FUZON KAGA Cafe and Studio(工芸空間フゾン)」は絹問屋だったところをリノベーションしていましたが、ここは魚市場を改装しています。魚市場の前は表具屋さんだったようですね。
FUZON KAGA Cafe and Studio (2)

リニューアル後は、魚市場だったとは感じられないほどです。確かに、入口の連戸を外すと一気に開放的な空間が出来上がります。そこらあたりが魚屋さんの雰囲気を残しているといえばそうです。

この空間や奥までの広いスペースを使って、キッチン、スタジオ、ラボ、イベントと様々な業種のコワーキングスペースとして活用するというのが狙いです。ちなみに「コワーキング」とは、「独立して働きつつも価値観を共有する参加者同士のグループ内で社交や懇親が図れる働き方であり」であり「共有しながら独立した仕事を行う共働ワーク」のことです。

加賀市では、町屋(町家ではなくこの字を用いています)を使っての商売を始めると、改修費用に補助が出ます。(小松にも同じような制度があります)
FUZON KAGA Cafe and Studio (11)

こちらのお店の奥には、山中漆器の木地師の方の作業場がありました。
FUZON KAGA Cafe and Studio (5)

カフェの飲食スペースは基本的には奥のほうの、こちらの板張りの小上がりのようなところになります。
FUZON KAGA Cafe and Studio (10)

私は一人だったので、お店の前の明るいスペースの席に座りました。
FUZON KAGA Cafe and Studio (9)

ランチ&カフェメニューはこんな感じです。

セルフサービスになっていましたが、個人的には、このようなお店ではセルフサービスは??マークがつきます。

男性の方がお二人で切り盛りされていて、オーナーらしき方?が飲み物担当。もう一人の方はパティスリー担当です。

私は、蒸し暑い日だったので、アイスコーヒー(400円)を頼みます。

一杯一杯、オーダーを受けてからドリップして氷で冷やして作ります。
FUZON KAGA Cafe and Studio (19)

グラスはIWAKIのコニカルビーカーを使っていました。間口がドリッパーにピッタリなんでしょう?400mlぐらい入っていますね!1mlあたり1円の計算です。(笑い)

前述の「ケールキッチン」でも、軽量カップをグラス代わりに使っていましたが、流行りなのでしょうか……?
FUZON KAGA Cafe and Studio (8)

そして、ケーキ類も美味しそうだったので、何か食べようと思ってオーダーしたのが、こちらの「ティラミス風セミフレッド(450円)」です。
FUZON KAGA Cafe and Studio (21)

セミフレッドというのは「半分冷たい」という意味だと書かれていて、蒸し暑さを少しでも抑えたいと思ってのことで頼みましたが、これが私にとってはとても甘かったです。^^;

甘いショコラがたっぷりかけられていました。

お店の雰囲気やメニューについては、女性が好きそうな感じでした。男一人ではあまり…、といった雰囲気です。^^;

でも、大聖寺に残っている大切な町屋の面影を大事に残しながら、まちづくりにも貢献していますね!?ご馳走様でした。

FUZON KAGA Cafe and Studio
石川県加賀市大聖寺魚町21
TEL 080-4253-5034
9:00~21:00
不定休


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