小松駅前から西に延びる「駅前れんが花道通り」。
小松の街中にある昔ながらの家並みとは少し違った風情の通りです。
昔は駅前商店街としてアーケードがあったのですが、いまは取り外されて開放的な通りになっていて、市内のイベントなどでも時々使われるメイン通りです。
3月に行われた市川團十郎襲名披露公演の際のお練りも、この場所で行われています。
そんな「れんが通り」に久々に新しい飲食店が昨年秋オープンしました。

それが今日紹介します「ワインと創作ごはん トレンタ」。
小松市出身のご夫婦で営業されていましたが、奥さまは別なお仕事と掛け持ちされているようです。
ご主人は、大阪・イタリア・金沢で料理の腕を磨いていて。この度、ご実家の場所で、「ワインと創作ごはん トレンタ」をオープンさせたというわけです。
ちなみに実家で営んでいる婦人洋服店「カネセン」は2階に移っていました。
この日、ハレに日のお祝いということで、家族で訪問しました。
店内はそれほど広くはありませんが、大きなカウンターのオープンキッチンが目に飛び込みます。
反対側から見た店内は、こんな感じです。大きなガラスで解放感がありました。

メニューです。

こちらも。

ドリンクメニュー。ほかにワインはボトルで色々揃っていました。

まずはスパークリングワインで乾杯です。ハーフボトルです。
最初にオードブル盛り合わせが出されます。お通し的な感じですね。
鴨ハムと金柑、カポターナ、キャロットラペ、ハム、ブルスケッタ、すずきカルパッチョ?など。冷製のものを素早く出していただきました。
では頼んだものを紹介しています。なお料理はメニューにないものもあって、そちらの方も少し頼んでいます。
「竹の子フリット」は自家製ふき味噌と岩塩で食べます。旬の竹の子の食感がよくふき味噌で食べると、竹の子の甘みがより感じられて美味しかったです。
こちらはたぶん「ポテトフライ 酒盗あえ(650円)」です。小さな丸いポテトでした。
「のと豚肩ロース ローズマリー風味(1,750円)」は自家製マスタードで食べます。
焼き魚は「サワラの炭火焼き」。万願寺唐辛子が乗せられていて、香ばしく焼かれてサワラのうま味が閉じ込められていました。
最後の食事は2品頼んでいます。
こちらは「カチョエペペリゾット(1,250円)」。濃厚なチーズ風味に黒胡椒がアクセント。
パスタは「鯛と万願寺唐辛子のアーリオオーリオスパゲッティ(1,450円)」を頼んでいます。
アルデンテでオリーブオイルのやさしい味のパスタでした。美味しかったです。
最後にスパークリングの後に頼んだワインについて。
チリのオレンジワインをボトルで頼んでいます。辛口でした。

オレンジワインは、白ワインのようですが、白ブドウを使って赤ワインのように造ったワインのことで、妻はオレンジワイン好きです。
以上を飲み食いして一人7千円ほど。満足度高いです。
グループでの利用より家族や少人数で、気軽に料理をつまんでおいしいワインを飲む!そういった利用の仕方がいいかもしれません。ご馳走様でした。
ワインと創作ごはん トレンタ
石川県小松市八日市町38-5
TEL 070-1446-1925
17:00~23:00