あさぴーのおいしい独り言

石川を中心に西日本のグルメネタを気ままに書きます。(ご注意)あくまでも主観で書いていますので何かありましても責任は負いかねます。参考にされる場合はご留意を。また内容は訪問当時に知り得た情報(ネット含む)をもとに書いています。なお、コメントは承認後にアップしており、不適切な内容はアップをしませんので、あしからずご了承願います。

タグ:とろろそば

近年、金沢以南エリア郊外で続けて新しい商業施設がオープンしていますね。

2月に「無印良品 野々市明倫通り」がオープンしてほぼ完成した「イータウン白山」や、今日紹介する3月1日オープンの「アクロスプラザ野々市中央」などです。

どこも食品系スーパーを核として複数の業種の店舗が集積するショッピングタウン形式のものが多いです。

3月の「アクロスプラザ野々市中央」はダイワハウスグループが開発主体となっていました。

小松からだと国道8号線から行くのですが、カーナビでも登録がまだなのと、8号線沿いではなく、少し山側に入った場所にあり、周辺の道がすべて完成していなかったので、少々戸惑いました。

「アクロスプラザ野々市中央」の核になるのは能登が基盤の食品スーパー「どんたく」です。今回、金沢より南では初出店となります。
どんたく

今回、「どんたく」で買い物ついでに妻とランチを食べに入ったのが「純国産 十割蕎麦 千寿庵」というお店。
十割蕎麦 千寿庵 (19)

ショッピングタウンだと、普通ファストフードのお店が1軒ぐらいはあるものですが、「アクロスプラザ野々市中央」にはこの時点ではありませんでした。敷地的にはまだ余裕がありそうだったので、何れはできるかもしれませんが…?
十割蕎麦 千寿庵 (18)

さて、「純国産 十割蕎麦 千寿庵」は国産蕎麦粉を使用したつなぎなしの十割蕎麦をウリにしている蕎麦専門店で、昨年11月末で閉店した諸江町のアルプラザ金沢敷地内にあった「ステーキハウス大和(やまと)」が、どうも業態変更?して出したお店のようです。情報が間違っていたらごめんなさいです。

行ったのは3月中旬の土曜日、独立した大きな店舗で、新築なので当然きれい。店内に入ると、オープン後から日数が経過していないので物珍しさ?で多くのお客さんが来ていました。
十割蕎麦 千寿庵 (3)

ただ、オープン間もないので、慣れの問題やスタッフ人数の関係で、広い店内の席はすべて使用しているわけではありませんでした。こちらのカウンター席も空けていたりして、まだスムーズな運営が出来ていなかったのかもしれません。

待ち時間は当初30分程度ということでしたが、結局45分ほど待って席に案内されました。

もっと落ち着いてくれば週末のランチタイムの待ち時間が短くなるかもしれません。
十割蕎麦 千寿庵 (10)

壁には使われている蕎麦の産地が張られていました。
十割蕎麦 千寿庵 (6)

お品書きです。こちらは冷たい蕎麦。
十割蕎麦 千寿庵 (7)

こちらも。
十割蕎麦 千寿庵 (8)

温かい蕎麦。
十割蕎麦 千寿庵 (9)

一品ものとご飯類。
十割蕎麦 千寿庵 (11)

オーダーはこちらの端末から行います。

私は「山芋とろろ蕎麦(1,199円)」を頼むことに。
十割蕎麦 千寿庵 (14)

蕎麦はせいろ2段に盛られて出されます。きれいな細切りの十割蕎麦でしたが、短く切れているわけではなく食べやすいです。
十割蕎麦 千寿庵 (13)

蕎麦は店内どこにも「自家製粉」「手打ち」とは書かれていなかったので、機械で打っているのでしょう。

細切り十割蕎麦なので確かにそばの風味を感じさせてくれる、のど越しのいい蕎麦でした。
十割蕎麦 千寿庵 (15)

とろろは山芋なので、粘りがあり、つけ汁をドバッと入れるのではなく垂らしながら入れて、少しずつ蕎麦を絡めて食べています。

妻は「鴨きざみ汁 せいろ蕎麦(1,408円)」です。
十割蕎麦 千寿庵 (12)

私は鶏肉は食べないので味のほうはわかりませんが、いわゆる「鴨南蛮風」の鴨ミンチと焼きネギがつけ汁に入っていました。
十割蕎麦 千寿庵 (16)

そば湯は自動で出されるのではなく、オーダーして出してもらいました。一人ずつ入れ物に分けての提供です。

ショッピングタウンの飲食店、大きなスペースを持つお店なので賃料も相当金額になると予想します。商売繁盛を祈念いたします。ご馳走様でした。

純国産 十割蕎麦 千寿庵
石川県野々市市西部中央土地区画整理事業施行地区55街区
 アクロスプラザ野々市中央
TEL 076-287-3733
11:00~15:00(L.0.14:30)
17:00~21:00(L.0.20:30)
年末年始休



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「達磨(だるま)」という名前の蕎麦屋で有名なのが大分の杵築にある「達磨 雪花山房」。

ここは、そば打ち名人と言われる高橋邦弘氏のお店です。

彼のお弟子さんや孫弟子にあたる方が出したそば店が全国にたくさんあり、翁系や達磨一門と呼ばれています。

私は大分のお店は行ったことはありませんが。高橋邦弘氏のお弟子さんや孫弟子にあたる方が開いているお店には過去に2軒お邪魔したことがあります。

長野市の「蕎麦にしざわ」は孫弟子の方が開いたお店ですが、こちらで紹介しています

さて、今回富山で仕事があり、その時に「達磨(だるま)」にランチを食べに行きました。

ちょうど、ミシュランガイド北陸2021特別版が発売になった翌週で、富山市の「達磨」は引き続きビブグルマンに選ばれていました。
達磨

堤防沿いの場所にひっそりとあるお店で、何となく蕎麦屋さんには、こんな雰囲気が似合っている気がします。
達磨 (11)

中に入ったところに、達磨一門の全国のお店が書かれた手ぬぐいが額に入れられて掲げられていました。
達磨 (2)

店内は落ち着いた雰囲気。コロナ禍で一つのテーブルに3名までという規制がありました。
達磨 (10)

小上がりの席です。

我々は4名で伺ったため、2つのテーブル席に分散して座ることに。
達磨 (3)

お品書きです。シンプルですね。
達磨 (4)

天ぷらもありましたが、そこそこいいお値段です。

私は「とろろそば(1,210円)」を頼むことに。
達磨 (6)

出されたのがこちら。ざるに盛られ、とろろは別鉢で出されました。
達磨 (8)

器だととろろを乗せてぶっかけて食べるのですが、そばが盛られていたのはざるだったので、最初どうやって食べようか悩みました。汗
達磨 (7)

二八の若干細めにきれいに切りそろえたそばです。季節によって色々な産地のそばをブレンドして使っているようです

この日使用しているそばの産地はわかりませんでしたが、梅雨入り前だったので時期的には厳しかったのかもしれません。たださすがに美味しかったです。

また、そばつゆにもこだわりが詰まっていて、鰹節、昆布、椎茸からとる出汁に返しのほうが少し勝った絶妙なつゆでした。返しにもこだわっているのでしょう?

一緒に行った人は「ざるそば(880円)」と、暖かい「とろろそば(1,265円)」を食べていましたが、写真は写していません。

食べ終わるころ合いでそば湯が出されます。
達磨 (9)

そばつゆがだいぶ残っていたため、そばつゆの状態がわかりませんね。汗

高橋名人のお弟子さん、そしてビブグルマンにも選出されているだけあって、こだわりのそばを堪能できるので皆さんも一度行ってみてはいかがでしょうか?ご馳走様でした。

達磨(だるま)
富山県富山市黒瀬北町1-8-8
TEL 076-492-3989
11:30~15:00
月曜休(祝日の場合、翌日休み)


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今回、先週の「もとや」に引き続き大杉まで行って「ゆるぎ荘」でそばを食べてきました。
ゆるぎ荘

約16年ぶりで、前回のことはこちらで少し書いていますが、その時は写真なしでした。

前週「もとや」に行ったときはいいお天気で暖かい日だったのですが、この日は冷たい雨が降る一日。
ゆるぎ荘 (3)

庭の一本のしだれ桜は先週通った時は花がたくさん咲いていましたが、この日は寂しい感じになっていました。

昔ながらの立派な建物です。元々は庄屋さんのお屋敷だった旧家を移築復元しています。
ゆるぎ荘 (12)

「ゆるぎ荘」は、民宿も営んでいますが、昨年から続くコロナ禍で休業されています。
ゆるぎ荘 (6)

昔の家の土間のところに、炭火で焼く料理のための囲炉裏が設置されていました。こちらは現代のものです。

そして壁際にはガラス棚があって、昔使っていた生活用具、酒器、食器やサイン色紙が所狭しと飾られています。

我々は手前のカウンター席に座ります。
ゆるぎ荘 (4)

こちらが壁に貼られていたメニューですが、これは民宿営業の内容も含めてで、コロナ禍ではできないものも多く、行った時点ではそばと天ぷらのみokだったと思います。1日20食限定の「手打ち本そば」も残念ながらありませんでした。

雨が降る寒い日だったので、私は暖かい山菜そば(650円)を頼みます。
ゆるぎ荘 (18)

乗せられていたのは、煮シイタケ、竹の子、ワサビ菜と山芋のとろろ。
ゆるぎ荘 (20)

そしてそばにもとろろが練りこまれていて、のど越しのいいそばでした。少し濃いめの汁でした。
ゆるぎ荘 (19)

妻はざるそば(750円)です。2段重ねで出されます。
ゆるぎ荘 (16)

あと、山菜の天ぷらを頼みました。大(1,000円)と小(600円)があって、頼んだのは大。
ゆるぎ荘 (13)

出されたら大盛でびっくり。食べきれるかな?と思いましたが食べきることができました。行った日は雨でしたが、前日までいいお天気が続いたので、山菜の在庫がたくさんだったので多めに出したということ。その日の在庫で大小のボリュームが決まるようです。のどかです。

天ぷらを揚げているのをカウンター越しに見ていると、衣に水を混ぜる代わりにビールを入れて揚げられていました。そして揚げたてなのでもちろんサクッとしているのですが、比較的厚めの衣でもちっとした食感もあって、美味しかったです。

天ぷらはご主人曰く、「うちの天ぷらは家に持ち帰って冷めてから食べても美味しい」と話されていましたが、何となくわかるような気がします。

天ぷらの内容は、山菜の王様「たらの芽」山菜の女王「コシアブラ」そして「ふきのとう」「こごみ」「竹の子」です。旬の山菜を堪能できましたね。

これからの季節はアユやイワナなどの川魚も美味しい季節です。

だいぶご年配のご夫婦お二人で切り盛りされていて、何となくゆったりとした時間が流れる空間。しばし時間を忘れて美味しいそばと天ぷらにした続きを打つことができてよかったです。ご馳走様でした。

ゆるぎ荘
石川県小松市大杉町寅160
TEL 0761-46-1301
10:00頃~17:00頃
不定休


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山中温泉はそばのお店が多いエリアです。
だんくら

その中でも、個人的に好きなそば店だと思うのが、今日紹介します「手打蕎麦 だんくら」です。

今回、山中温泉まで晩秋の紅葉を見に出かけた折にランチで立ち寄りました。

入り口に「新そば」の看板が掲げられていました。

福井産の新そばは近年では夏の新そばもありますが、やはり11月が本当の意味で新そばの季節です。ワクワクしながら中に入ります。
だんくら (12)

入り口入ったすぐに、福井県知事からの「おいしい福井県産そば使用店」の認定証が掲げられています。

私のブログでは前回、「寒〆十割蕎麦」という丸岡産玄そばを収穫後低温管理して一か月以上雪の中で寝かせ、自然乾燥させた後、石臼で手挽きしているそばを紹介しています。
だんくら (3)

早い時間だったので、先客はなし。了解をいただき写真を写します。
だんくら (4)

こちらがお品書きです。

私が頼んだのは「おろしなめこそば」。小皿の切り干し大根が添えられていました。
だんくら (7)

越前そばの代名詞である「おろしそば」になめこをプラスした贅沢なおそばです。
だんくら (9)

福井で食べる越前おろしそばよりは色は黒くないかもしれません。新そばだからでしょう?少し黄緑ががった色です。

ちなみにこちらのそばは、そば10に対して小麦粉2の割合で打たれる「外二」です。
だんくら (8)

越前そばで「おろしそば」といえばぶっかけですが、出されたときは分けて出されました。しかしお店の人は「ぶっかけで食べるのがおすすめです。」と言われたのでぶっかけで食べました。

ただし、最初の一口目は何もかけずに口の中へ。新そばの香りが鼻に抜けます。
だんくら (6)

一緒に行った母は暖かい「とろろそば(税込800円)」を頼んでいます。
だんくら (11)

食べ終わることに出されたそば湯もよかったです。
 
あと一番最初に行ったときにも頼んだ「半熟卵の味噌漬け(税込350円)」も食べています。
だんくら (10)

1個を4分割。少々お高いかもしれませんが、味噌の旨みがいい塩梅で半熟卵に染みこんでいてとても美味ですよ。

やはり新そばの季節、一度はお店で楽しみたいですよね!?ご馳走様でした。

だんくら
石川県加賀市山中温泉中津原町ハ124-6
TEL 090-8094-3187
11:00~16:00
火曜休


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先日、旧山岸家が国の重要文化財に指定される見込み、と新聞に出ていました。おめでとうございます。

今日は、その時にランチで食事をしたお店の紹介です。

お店の名前は「みのすけ」。旅館を兼業されています。

白峰の中心エリアにありますが、中心といっても飲食店はそれほど多くあるわけではありません。

外観を撮ったはずだったのですが、なぜか写っていません。(^^;

シルバーウイークの時でしたが、ランチタイムには少し早かったので先客はいませんでした。

店内には大きな囲炉裏があって、旅館の時の夕食にも焼き魚などで利用されるのかもしれません。
みのすけ

我々は囲炉裏がある部屋の奥の座敷の席に座りました。
みのすけ (2)

この日は、ご年配の女性の方お一人で切り盛りされているようでした。
みのすけ (3)

お品書きです。

そばとうどんがメインですが、両方とも乾麺を使っているようです。旅館を兼業だと手打ちというのはなかなか難しいのでしょう?

オーダーは備え付けの紙に書いて渡す必要があります。
みのすけ (9)

私は「とろろそば(650円)」を食べました。ぶっかけです。ちょっと甘めの汁でそばは乾麺なので特段風味があるとかではありません。
みのすけ (10)

妻は「ざるそば(600円)」です。
みのすけ (8)

一緒にこちらの「油あげ囲炉裏やき(500円)」も頼んでいます。
みのすけ (5)

厚揚げではなく薄揚げでした。生姜醤油につけて食べます。生姜醤油は2人分出してくれました。

白峰ではインバウンドの海外からの観光客がどれくらい入っていたのかわかりませんが。いつもながらのどかな原風景を楽しめるところで、ホッとできる時間でした。ご馳走様でした。

みのすけ
石川県白山市白峰口168
TEL 076-259-2126
そばうどんの営業はランチタイムのみ
不定休


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