あさぴーのおいしい独り言

石川を中心に西日本のグルメネタを気ままに書きます。大阪・福岡のお店も豊富です。 (ご注意)あくまでも主観による内容ですので、参考にされる場合はその点ご留意を。 なお、内容に関係ない、または不適切な内容のコメントは勝手に削除させていただきますので、あしからずご了承願います。

タグ:しんこ

伝説の鮨職人「小松弥助」の森田一夫さん。昨年惜しまれつつ現役を引退されました。

「小松弥助」の森田一夫さん。お店の名前に「小松」がついている通り、元々は小松市で鮨店を営んでいましたが、諸々紆余曲折を経て引退されるまでは金沢でお店をやられていました。

ところで、今の時代、有名シェフや料理人のプロデュースや監修などという肩書を付けているお店がたくさんあります。

その有名な方の名前につられて行くお客さんも多くいると思いますが、ついつい勘違いしてしまうのは、その有名な料理人本人が作っているわけではないということです。

よくて、毎月ごとに変更されるときの献立を立てたり、レシピを書いたり、最初の試作を作るときに指導を行ったりしますが、作る人が違うわけで、そのため有名シェフ自身のお店で食べられるものと同じような料理が出されるわけではありません。そんなことはわかっていると思われるかもしれませんが、何となく「期待できる」と思ってしまうことは、私も経験があります。

おっと!決して今日紹介する「鮨処 あさの川」のことを悪く書くつもりはありませんよ。

鮨店の場合は、このようなプロデュースや監修などという形態は少ないかもしれません。

本題に入ります。
あさの川

主計町「鮨処 あさの川」は、場所的には一等地です。浅野川大橋のたもと「主計町・ひがし茶屋街」のバス停の真ん前にお店はあります。

前は割烹料理店「いけの」というお店で、外観はほぼそのまま。中を鮨店に合うように改装されています。1階はカウンター7席とテーブル席の個室。2階が座敷タイプの個室になっいます。

冒頭書きましたが、惜しまれながら閉店した「小松弥助」の森田一夫さんが店舗運営のアドバイザーとして協力していることがアピールポイントなのです。店名も森田さんが命名しているようです。

ちなみに、森田さんはお元気で時々お店にも来られるようです。 

お店は「金沢まいもん寿司」や和食店を展開している株式会社エムアンドケイが運営していて、グループのフラッグシップ店という位置付けでしょう?

場所柄、地元のお客より、観光客をターゲットにしているのかもしれません。

さて、私はシルバーウィークの初日のランチに伺いました。

事前に予約を入れていましたが、私がお店にいた12:00~12:45間は、だれもお客さんは来ませんでした。皆さん遅めの予約だったのでしょうか?
あさの川 (3)

私は1階のカウンター席に座ります。清潔感のある空間に白木のカウンター。カウンター席はゆっりと落ち着いて鮨を楽しむことが出来るようになっています。

お昼は3,500円と5,000円(税抜)コース。夜は8,000円(税抜)からのおまかせとなっています。

お昼はランチメニューとしては若干高めの設定になっています。ただ昼も「おまかせ」しかやっていないところよりは安いですが、まぁ、このあたりはネタ次第ですね。

握っていただける方も「金沢まいもん寿司」では、やはりエリートの方なのでしょう?

私は今回、3,500円でお願いしました。こちらは握り8貫と小鉢、みそ汁という構成。8貫だと、男性の私には少し少なかったです。もっとも、この日は色々食べまわる予定をしていたので、逆に良かったのですが。
あさの川 (7)

まず最初に「梅貝の煮付け」が出されます。ビールが飲みたくなりましたが、ここは我慢です。^^;
あさの川 (8)

握りで出された最初は「赤イカ」です。あら塩がふってあります。小松弥助のときと同じく、醤油をつけることはありません。

握った鮨は、一貫一貫、陶芸家の十一代 大樋長左衛門氏作のお皿に乗せられます。

この赤イカの握りを見ると、森田さんの握りの面影を感じることが出来ます。イカの身を短冊に刻んでゴマをまぶしてあります。

イカの甘みと旨味がゴマの味と調和して美味しいです。
あさの川 (9)

こちらは「アラ」。コリッとした食感で脂ものって美味しかったです。ランチですが、8巻3,500円という値付けだと、やはりそこそこいい素材を使っていますね。
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「新子(シンコ)」は、金沢で出すお店は珍しいです。旬の最後のほうなので一枚付のもの。見た目はコハダと変わりありませんが、身も皮もコハダよりは柔らかく美味しいです。
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甘えびは青緑色の卵が乗せられています。こちらもいいネタ使っています。甘くてプリンとした身は美味しかったですね。
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こちらは「トロの炙り」で、いわゆる「アブトロ」です。

ただ、こちらは筋が残りました。口の中で溶けて無くなるわけではありませんでした。
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カワハギは肝乗せで。おろし醤油がさっぱり締めてくれます。
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イクラは新物で、筋子から取られています。
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最後は煮穴子。口の中でとろけました。

以上が、ランチの8貫です。
 
あさの川 (14)

お味噌汁は岩もずくでした。

これで3,500円の内容。そうそう!ガリもいい感じでした。

「金沢まいもん寿司」で大量に仕入れるであろう魚介の、いい部位をこちらのお店で使っているのでしょう?ネタは新鮮で良かったです。

まぁ、量と質も考えると、少し高めの値段設定だと思いますが、いい場所のショバ代もかかるでしょう?やむを得ないと思います。

夜にも一度行ってみたいと思いますが、いつになるやら……?ご馳走様でした。

鮨処 あさの川
石川県金沢市主計町2-13
TEL 076-222-1114
11:30~14:00 17:30~22:00
ランチ営業、日曜営業
水曜休

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私は、東京では寿司屋さんに、あまり行こうとは思いません。

もちろん、東京には全国各地からいい食材が集まってくるので、お金さえ出せば美味しいお寿司を食べられることは承知しています。

しかしながら、地産地消ということもあり、金額的なこともあり、何となく足が遠のいていました。
寿司政

今日紹介する東京九段下の老舗寿司店の「寿司政」は、創業1861年、つまり文久元年から155年も続く名店なのです。
寿司政 (4)

作家山口瞳さんに「九段下寿司政のシンコを食べないと、私の夏が終わらない」と言わしめたという逸話も残っているほど、「寿司政」のコハダ(小肌)とシンコ(新子)は有名なのです。

ではここへなぜ行ったのか?それは、先月紹介しました金沢の寿司店「こいづみ」のご主人がこちらのお店で修業をしていたからです。

赤酢を使った江戸前の握りを金沢ではなかなか味わうことはできません。そんな寿司に多少の間隙を覚え、たまたま東京に出張の折に一度、老舗の寿司店の握りを食べて見たくなったからなのです。

平日のランチメニューに、「お昼にぎり」という1,800円(税別)で食べることが出来るメニューがあるのです。

老舗の有名寿司店でこの値段はうれしいです。

ということで、開店後少しばかり経過した時間にお邪魔しました。先客の女性客が2人いらっしゃいました。私たちはカウンター席に座ります。やはり寿司はカウンターで食べるに限ります。

お隣の女性の方々は、同じく1,800円の「お昼ちらし」を頼まれていました。

握りは一貫ずつ出されます。
寿司政 (6)

まずは真鯛です。赤酢のほのかに芳醇な香りがするシャリはやや小ぶり。甘さも押さえれれていて、何となく江戸前を食べている気分になります。にきりも素材を邪魔しない程度に塗られています。
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白イカもねっとりした食感で、噛むと甘みが舌に感じられました。
寿司政 (8)

ホタテも大きなネタ。
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カツオは軽く炙ったたたきで。
寿司政 (11)

甘えびは、その名の通り甘くて美味しかったです。石川が甘えびでは有名ですが、こちらもプリッとした身がねっとりと舌に絡みます。
寿司政 (12)

マグロも熟成度が良かった気がします。
寿司政 (13)

アナゴは、ツメもそれほど甘くなく、アナゴの身も口の中でもとろけました。
寿司政 (14)

巻物はかんぴょうです。甘く煮られていますが、これだけは醤油を付けて食べます

以上で「お昼にぎり」は終わりです。計8貫は男性には少ないかもしれません。

まぁでも、2,000円のラインを超えない値付けが、個人的にはいいと思います。
寿司政 (5)

「お昼にぎり」には、じゅんさいのお吸い物が付いていますし、出されたガリも、「こいづみ」で出された味と同じでした。甘くないガリなのです。

ここで私は、やはりウリのコハダかシンコを食べて帰らねば!ということで、追加でシンコ1貫のみオーダーしました。1貫で800円です。
寿司政 (15)

シンコは、7月中旬からお盆ぐらいまでの短い期間しか食べることが出来ないネタです。ここでケチってはいけません。

美味しいです。〆の塩梅がシャリとの相性がいいのでしょう?

いや~、シンコは追加で頼みましたが、1,800円(税別)の「お昼にぎり」は、これで十分に老舗の江戸前の握りを堪能することが出来ますよ。

そうそう!帰り際に店長さんと話をさせていただいたのですが、何と!生まれも育ちも金沢だということでびっくり!

そして、若女将さん?なのでしょうか、和服の女性も金沢生まれ!母方の実家が金沢だったので、金沢で生まれたということでした。

冒頭書いた「こいづみ」のご主人は金沢に縁もゆかりもないのに、金沢にお店を出したということも含めて、何と金沢にご縁のある寿司店かと、改めて驚きました。私が行きたくなるのも、これもご縁でしょうか?ご馳走様でした。

九段下 寿司政
東京都千代田区九段南1-4-4
TEL 03-3261-0621
月~金
11:30~14:00(L.O.13:30)
17:30~23:00(L.O.22:30)
土・日・祝
11:30~14:00(L.O.13:30)
17:00~21:00(L.O.20:30)
無休

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