あさぴーのおいしい独り言

石川を中心に西日本のグルメネタを気ままに書きます。(ご注意)あくまでも主観で書いていますので何かありましても責任は負いかねます。参考にされる場合はご留意を。また内容は訪問当時に知り得た情報(ネット含む)をもとに書いています。なお、コメントは承認後にアップしており、不適切な内容はアップをしませんので、あしからずご了承願います。

タグ:うなぎ

浜松のグルメといえば、うなぎと餃子が有名です。

我々の年代だと、「うなぎ=浜松」のイメージが強く、うなぎの生産量も静岡が日本一ではないかと思われている人が多いと思いますが、実は日本で一番うなぎの生産量が多いのは鹿児島県なのです。静岡県は第4位です。

しかしながら、過去の栄光?うなぎ屋さんの軒数については、静岡県、特に浜松市が一番なのです。

そして特徴的なのは、浜松は日本の中間点あたりなので、関東風、関西風、両方のお店が市内に混在しているという点。なかなか面白いですね。


そこで今日紹介します「うなぎの佳川」は関東風のうなぎを食べさせてくれるお店です。

関東風のうなぎの特徴は、一度蒸すという工程が入ることによって「外はカリっと中はふんわり」と仕上がるのです。
うなぎの佳川

「うなぎの佳川」は、いわゆる大箱のお店で郊外型の和食レストランのような建物で目立ちます。
うなぎの佳川 (4)

店内も仕切りで囲われたテーブル席が多く、グループや家族連れの方をターゲットにしているようで、ゆったりと食事が出来るスペースが確保されていました。
うなぎの佳川 (2)

お品書きです。
うなぎの佳川 (3)

うなぎ以外にも定食や御膳のセットメニューがありました。

我々は「うな重(2,600円税別)」を頼むことに。
うなぎの佳川 (5)

「うな重」はうなぎ一切半使われています。ちなみに「上」は1尾使われています。
うなぎの佳川 (6)

国産うなぎにこだわっていて、そして焼き方にも特徴があります。(もっとも、こちらのお店に限らず浜松のうなぎ屋さんでは、浜松産うなぎと謳えないところは辛いかも?)

溶岩石焼という溶岩石を熱して、その遠赤外線で焼くことによって、関東風の特徴である「外はカリっと中はふんわり」を、より強く感じさせてくれるように仕上げているのです。

タレも、創業40年を越える間、継ぎ足しているようです。

食べてみると、確かに「外はカリっと中はふんわり」と仕上っていましたが、でも浜松に来て食べた甲斐があったと思わせてくれるほどではなかったです。言ってみれば無難な味だったかもしれません。^^;

小鉢・吸物・漬物が付いていました。
うなぎの佳川 (7)

吸物は肝が入っていました。

今年以降もうなぎの稚魚、しらすの漁獲高が厳しいのが続くと言われています。だんだんと庶民の手の届かないところに行ってしま「うなぎ」でしょうか……?寂しいですね。ご馳走様でした。

うなぎの佳川
静岡県浜松市中区船越町53-4
TEL 053-464-5300 
月~土
ランチ11:30~14:30
ディナー17:00~20:30
日・祭日
11:30~20:30
水曜休


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春本番を迎えて、里だけではなく山の方も暖かくなってきました。

そんな陽気に誘われて、久しぶりに山中温泉まで足を延ばしました。
明月楼 (23)

伺ったのは山中温泉の観光名所の一つ「こおろぎ橋」のすぐ近くにある「料亭 明月楼」です。
明月楼 (22)

私は初めて入るお店です。何せ料亭ですからね。そんなに行けるわけがない!?

こちらのお店は夜利用すると、会席料理が基本でそれなりに料金がかかります。でもランチは意外にお手頃な値段で美味しい鰻料理を楽しむことが出来るのです。

前までは近くにある「離れ」のほうで鰻のランチを楽しめたのですが、いまは「離れ」のほうはクローズ?しています。
明月楼 (2)

で、この日は本館でいただきました。

何せ料亭なので、お部屋がたくさんあります。ランチといえどもその座敷で取るわけで贅沢な気持ちにさせてくれます。
明月楼 (6)

我々が通された部屋は鶴仙峡を眺めることが出来る鶴仙の間。眼下に緑と大聖寺川を眺めながら食べることが出来ます。

ところで私は、鰻の専門店にはあまり行きません。よってブログでもあまり登場しません。理由は絶滅危惧種にも指定されたニホンウナギを保護するため!というのはウソで、高いからです。^^;

色々な味を楽しむためには少々お高くても行くのですが、単品ではもったいない?と思うからでしょうか…。
明月楼

ランチのお品書きはこんな感じ。

その中から私は「鰻まぶし(税サ込3,560円)」を頼みました。
明月楼 (13)

出されたのがこちら。名古屋のご当地グルメ「ひつまぶし」はお櫃に入れられていますが、こちらではうな重の入れ物です。うなぎの切り方もよりざっくりした切り方でした。

粉にした木の芽山椒が添えれれているのも料亭らしいです。
明月楼 (18)

そして薬味です。
明月楼 (19)

作法?の通り、まず最初はそのままで食べ、
明月楼 (20)

2杯目は薬味を乗せて。
明月楼 (21)

3杯目は出汁をかけて食べます。

鰻は国産鰻を生簀に泳がせて余分な脂を抜いています。焼き方は関西風で、蒸さずに焼かれていて、香ばしさが残っています。皮もしっかりとした感じで食感が残っていました。

明月楼 (16)
また「鰻まぶし」なのでタレはそれほど濃いめに塗っているわけではありません。

こちらのお店の出汁は、カツオと昆布の出汁と、加賀市打越産の煎茶がミックスされたものを使用していて、ほのかな煎茶の香りとカツオと昆布のうま味が仲良くケンカせずに、また、うなぎの香ばしい香りを邪魔せず美味しい出汁になっていました。美味しかったです。

妻は「うな丼(上)3,240円(税サ込)」。
明月楼 (14)

特上が1尾使い、上は3分の2ですね。並は半尾でしょうか?ご飯の中にも鰻が隠れていました。

見た目ですが「鰻まぶし」のよりもしっかり焼かれていてタレも厚く塗られている感じでした。
明月楼 (17)

肝吸と漬け物が付いています。

妻も美味しかったと言っていました。

鰻の専門店に行って食べるのもいいですが、広いお部屋でいい景色を眺めながらゆったりとした気分で鰻を食べるというのもオツなものだと思います。皆さんもいかがでしょうか?

ランチは部屋代もかからないのもありがたいです。ただ、お店と駐車場が少し離れていますので注意が必要です。ご馳走様でした。

料亭 明月楼
石川県加賀市山中温泉下谷町ロ1-1
TEL 0761-78-0103
ランチ11:00~14:00
ディナー17:00~22:00
不定休


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昔の小松の旦那衆は粋でした。

夜な夜な街に繰り出しては、美味しい酒と肴に舌鼓を打っていました。

そんないい時代があったからこそ、小松の街中には今も割烹や会席、料亭が街のいたるところにあるのです。
割烹つか1さ

さて、そんなお店の中の一軒である「割烹つかさ」。創業してから50年弱経過している老舗です。昨年の初めにランチでお邪魔して、一度ブログでも紹介したことがあります

今回は、会社の仲間と夜飲み会でお邪魔したので紹介したいと思います。

ディナーでの利用で2階のお座敷の部屋でしたが、今の時代は畳の上に座卓ではなく、テーブルにイスというセッティングになっています。

現代人は長時間畳の上に座ることが苦痛になってきたのでしょうね?

今回、コース料理でお願いしています。8品出されました。なお、コース料理は4,000円からとなっています。

では、出されたものを順番に紹介していきます。
割烹つかさ

「先付け」です。枝豆、とうもろこし、鴨肉、海老唐揚げと野菜の煮物。
割烹つかさ (2)

「刺身」は、甘えび、イカ、サワラ、ヒラメ。一般的な内容ですね。
割烹つかさ (3)

「椀物」はしんじょうのおすまし。上品なお味です。
割烹つかさ (4)

「焼き物」は鮭。
割烹つかさ (5)

もう一品ローストビーフも出されました。
割烹つかさ (6)

「蒸し物」は、もち米と豆?を団子にして蒸しあげたものに、うすめの餡がかけられています。
割烹つかさ (8)

「揚げ物」は天ぷら。アスパラ、白魚、かき揚げなど。
割烹つかさ (9)

最後に出された「酢の物」は「うなきゅう」でした。

今回のコースはご飯ものとデザートはなしでお願いしました。そして量より質重視ということもお願いしてあって、一品の量も少な目。個人的にはこんな感じがうれしいです。
割烹つかさ (7)

アルコールは最初は全員生ビールで乾杯。その後、私はハイボール。他の人は焼酎の水割りや日本酒は神泉の生酒を飲んだり、福井の黒龍を飲んだりしました。

以上飲み食いして、締めて一人7,500円ほど。少し飲みすぎだったのかもしれません。^^; ご馳走様でした。

割烹つかさ
石川県小松市東町34-1
TEL 0761-22-0934
11:30~14:00
16:00~22:30(L.O22:00)
日曜休


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お盆のときは飲食店はどこへ行っても混雑しています。

お盆には休みのお店も多いので、やっているところにお客さんが集中してしまい、家族みんなで食べに行くときなど苦労することもあります。
海天すし (19)

そんなお盆のとある日。ちょうどお墓参りに行ったときに、そのままみんなで夕飯を食べるために「海天すし」にお邪魔してきました。ここは我が家でも、テイクアウトの寿司を買って家で食べたりすることがある回転寿司なのです。

混むのはわかっていたので、17時過ぎという早目の時間に到着。この時間だったらすぐにボックス席に案内されました。

この後、17:30には順番待ちが出来て18時前には店内の待つための椅子が満杯になるほどでした。読みは当たりました。

こちらのお店、昔は、土日でもこのような順番待ちは見たことがあったのですが、最近では、これほどの順番待ちが出来るのはGWとお盆、正月のとき以外はあまり見なくなりました。

私のブログでは「海天すし 小松平面店」については、4年7か月前に紹介しています

また、小松南店についても今年初めに行っています

寿司自体は江戸前の仕事をしているわけでありませんが、ネタの新鮮さと高級ネタの品揃えが豊富でお値段的にもリーズナブル。好きな回転寿司店です。
海天すし (11)

ネタの種類も豊富で、店内の黒板には当日限定のおすすめ品が書かれています。

今回は、寿司を多く頼むより、私と妻のほうはつまみ系のものを頼んで飲むパターン。母と娘は握り中心で頼むという使い方です。

食べたものすべて写真を写したわけではありませんが、食べたものを紹介したいと思います。
海天すし

まずは生ビールを頼み、備え付けの用紙にオーダーを書き込んでお店の人に渡します。

普段あまり食べることがないものを中心に頼むことにしました。
海天すし (5)

まずは野菜からで「グリーンサラダ(298円)」。ドレッシングも添えられていました。
海天すし (2)

これは「活あわびの刺身(598円)」です。この大きさだったらあわびと呼んでいいものかな??^^;
海天すし (7)

「カキフライ(358円)」は揚げ立てでサクッとしていました。
海天すし (3)

「おつまみ穴子(598円)」も頼んでみました。寿司ネタ用ですね?それほど脂が乗っているわけではありません。
海天すし (9)

この後、私は焼酎を。妻は日本酒を頼みます。「獺祭(998円)」と何だったかな?
海天すし (14)

そして握りに移ります。まず頼んだのはボタンエビです。大きなボタンエビでした。値段は398円で安いです。妻と母も同じく頼んでいました。

このボタンエビは一貫のみの値段で、あとは一皿を頼んで妻と二人で一貫ずつ食べました。
海天すし (18)

こちらは「かすご(298円)」。「かすご」は「春子」と書きます。本鯛の稚魚のことで、その名の通り春の時期に産まれた小鯛です。小鯛を軽く酢でしめてあります。
海天すし (10)

「能登ふぐ昆布締め(398円)」はポン酢でさっぱりと食べます。
海天すし (15)

「はもあぶり(358円)」もさっぱり系です。
海天すし (17)

「あゆ塩あぶり(398円)」だったかな?
海天すし (13)

「うなぎ(498円)」も頼みましたが、こちらは焼いてから時間が経っていたのでイマイチでした。^^;
海天すし (6)

母と娘が頼んだ「白身の五貫盛り(998円)」はノドグロ、ふぐ、えんがわ、鯛、あと一つは何だろう?カンパチかな?
海天すし (4)

こちらも二人が頼んだ「店長五貫盛り(998円)」で、ノドグロ、中トロ、赤身、サーモン、ブリ。
海天すし (8)

娘は豚汁も頼んでいました。

相変わらずの人気でしたが、お盆のこの時期、ネタ的には少し厳しい感じがしましたが、居酒屋使いも出来て、一人これだけ飲み食いしても3千円強で済むというのは、やはりありがたいですね。ご馳走様でした。

海天すし 小松平面店
石川県小松市平面町カ74-1
TEL 0761-24-0448
11:00~21:00
無休


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今日は今の夏2度目の土用の丑の日。

7月25日のときは浜松に行っていながら「うなぎパイ」でしたが、今日はイラストのうなぎでした。^^;
円満朝市 (2)

そんな土用の丑の日に、小松市の本光寺で恒例の「円満朝市」が開かれました。
円満朝市

「円満朝市」へは11年ぶりとなります。私のブログでは12年前に行った時のことをこちらで書いています
円満朝市 (13)

「円満朝市」は、4月~10月の間、毎月第一日曜日の朝5:30~7:00に開催されていますが、最初に開催されたのが平成14年の7月ということで、すでに15年以上経過しているのです。素晴らしいですね。
円満朝市 (4)

この日も朝早くからですが大勢の方が来ていて、やはり人気です。

朝市というからその名の通り、色々なお店が出ています。惣菜、日本酒、お菓子、野菜、くだものなど盛り沢山。カイロプラクティックなどもやっていました。

私は、まずはインテリアデザイナーでイラストレーターでもある森秀一さん(KAZUさん)の元へ。
円満朝市 (3)

毎回、色んな所で素敵なイラストを描いておられます。ちなみに今年の暑中見舞いに頂いた絵葉書には、こんな素敵な金魚が書かれていました。
円満朝市 (20)

今回は、夏らしくうちわに絵を描いてました。そこで私も1枚書いてもらうことに。
円満朝市 (14)

目の前には、夏らしいスイカや花火、金魚などのイラストが描かれたうちわも並べられていましたが、それでは面白くないし、何のイラストにしようか迷いましたが、ちょうど今日が土用の丑の日ということもあって、うなぎの絵がいい!と思いお願いしてみたところこころよく描いていただきました。1枚千円でした。

それがこちらです。
円満朝市 (18)

ウナギの蒲焼というお題は少し難しそうでしたが、ものの数分でサッと描いていただきました。思わずかぶりつきたくなるほどの出来です。

そのあと、小松うどんのところへ行き、円満うどん(350円)を一杯食べることに。
円満朝市 (6)

きつねうどんです。暑い日に熱いうどんも暑気払いにいいでしょう!?
円満朝市 (5)

本光寺教務主事の河合さんも客引きされていました。彼はCMに出たり本を出したり、それにミュージシャンだったりします。多芸な方です。

久しぶりの「円満朝市」。相変わらずの盛況ぶりでした。短い時間でしたが楽しかったですよ!お世話をされている方に感謝です。

松陽山 本光寺
石川県小松市本折町52
TEL 0761-22-0638

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