あさぴーのおいしい独り言

石川を中心に西日本のグルメネタを気ままに書きます。(ご注意)あくまでも主観で書いていますので何かありましても責任は負いかねます。参考にされる場合はご留意を。また内容は訪問当時に知り得た情報(ネット含む)をもとに書いています。なお、コメントは承認後にアップしており、不適切な内容はアップをしませんので、あしからずご了承願います。

タグ:あわび


小松市には歌舞伎18番の一つ「勧進帳」で有名な「安宅の関」があります。

安宅は漁港としても知られていて、江戸時代から北前船の寄港地としても栄えていました。

2018年に日本遺産として「荒波を越えた男たちの夢が紡いだ異空間(北前船寄港地・船主集落)」に認定されました。

その栄華が街中にもところどころ残っていて、昔ながらの大きな家が何軒か残っています。
長沖

今日紹介します料亭「長沖」は、回船問屋の離れだった大広間が移築されていることで日本遺産に認定されているのです。
長沖 (2)

そんな時代の名残を忍ばせてくれるような建物。玄関は立派。お水取りで有名な東大寺二月堂の松明があります。
長沖 (3)

一歩中に入ると、栄華の時代を思い出させてくれるような、これまた立派。

大小の和室が18室もあり、人数や用途に応じて使い分けられています。
長沖 (16)

廊下も立派で、なぜか猫が2匹居ました。
長沖 (4)

我々は二人だったので、こちらの部屋に案内されます。
長沖 (18)

二人としては広いスペースで、立派な庭を眺めながらゆったりとした気持ちで食事が出来ました。

一応、夜は5千円から料理の設定がありましたが、この日は1万円の料理でお願いしています。
長沖 (7)

まずは生ビールで乾杯。
長沖 (9)

最初に出されたのが「岩牡蠣」。レモンを絞って食べますがプリンプリン!
長沖 (11)

椀物はお吸い物で「鯛のしんじょう」。上品なお出汁です。
長沖 (12)

続いて出されたお造りには色々な種類の魚が。2人で行ってこんなに多くの種類が出てきたのでうれしいです。
長沖 (20)

焼き物は「キンキの焼き魚」。
長沖 (21)
酒粕チーズいい味出していました。

長沖 (22)

そして「かに甲羅揚」が出されます。

いまでは小松市のご当地グルメとしても知られていますが、ここ長沖が発祥。

長沖の「かに甲羅揚」については、私のブログでは大昔こちらで紹介しています
長沖 (24)

鍋物は「あわびのバター蒸し」。調理前はまだ生きていました。

と、ここでびっくり!停電になりました。30分ほどでしたが、日が長い時期だったので少し薄明かりがあり、そのまま飲食を続けます。
長沖 (26)

お店の方がしばらくしてからろうそくを持って来てくれ、そのろうそくの明かりの元でのディナータイム。キャンドルナイトでこれはこれで印象に残る日になりました。
長沖 (27)

酢の物は毛がにです。
長沖 (29)

そして、ちょうどあわびが蒸し上がるころに電気が復活。美味しくいただくことが出来ました。
長沖 (34)

締めのご飯はシンプルに白ご飯と味噌汁、そして漬物。上品なぬか漬けで美味しかったです。
長沖 (35)

デザートはメロンです。
長沖 (36)
最後に飲んだお酒について。

長沖 (19)

生ビールのあとは、冷酒を2種類。
長沖 (32)
黒龍と菊姫です。
長沖 (25)

あとハイボールも飲んでいます。


以上を飲みくして、二人で3万円強。立派なお部屋で庭を眺めながらゆったりとした気分で美味しい酒と料理に舌鼓。気分よく楽しむことが出来ました。ご馳走様でした。

長沖
石川県小松市安宅町タ140
TEL 0761-22-3838
11:00~19:00
※19時以降は予約の場合のみ営業
不定休



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立ち食いの鮨店には私自身はほとんど行ったことがありません。

大阪、梅田の新梅田食道街にある「しおや 寿司店」について昨年書いたことがありますが、たぶん、その一回のみだと思います。

実は仙台駅には、この立ち食いの鮨店が2軒あります。

他にはS-PAL仙台店に「塩竈 しらはた」という塩竈の人気のお店が立ち食い寿司のお店を出していたりしますが、もう一軒のほうがターミナルビルの3階にある「すし通り」にあり「北辰鮨 仙台駅鮨通り店」というところで、観光客や出張で遠方から仙台に来たビジネスマンにも人気のお店なのです。
北辰鮨 (2)

今回、仙台に行った時に到着後、軽く食べるために入りました。

北辰鮨は、こちらのお店以外にも、仙台駅の1階にもお店があります。そちらは立ち食いではなく、座って食べるお店です。
北辰鮨 (5)

鮮魚専門店として全国一の売上を誇る魚の北辰グループのお店で、その仕入れの潤沢さを生かした鮮度のいいネタを食べさせてくれるお店として人気なようです。

到着が夕方17時半ごろ。お店はいつも混んでいるとの情報でしたが、この日は半分ほどの入りでした。
北辰鮨 (4)

とりあえずのどが渇いたので、生ビールをお願いします。

握り専門なのでつまみ系はないかと思ったら、寿司ネタがあるものはつまみとしても出せるようです。
北辰鮨 (8)

そこで私は目の前のネタケースにあった、「なめろう」をつまみで頼むことに。
北辰鮨 (6)

少し生臭さが出ていましたが、ねっとりとした食感で生ビールのつまみにもよかったですよ。

そして握りに移ります。
北辰鮨 (3)

今回、こちらでは、立ち食いでリーズナブルに握りを楽しめるということで、普段は高いか珍しいかであまり食べられないネタを中心に、またせっかくなので東北産のものを頼んでみることにしました。
北辰鮨 (9)

まずは宮城産の「ほうぼう(280円)」。身が締まっています。ピンク色できれいです。
北辰鮨 (10)

岩手産「さわら(190円)」は炙りで食べさせてくれます。
北辰鮨 (11)

「活きほっき貝(190円)」。少し旬とはずれていますが、活きほっき貝なので、普段食べるものの色合いとは少し違いますね。食感は火を通したほうがいいかもしれませんが、生はあまり食べることが出来ないので、これもよしです。
北辰鮨 (12)

これは「どんこの肝のせ」です。「どんこ」とはアイナメのことで、正確にはエゾイソアイナメといいます。

太平洋岸の千葉から三陸あたりで獲れるようで、石川ではあまり食べない魚です。身自体は白身でクセのない淡白な味わいでした。

しかし、この「どんこ」は肝がキモらしいです。肝が乗せられていることで旨みが増しています。
北辰鮨 (13)

「あわび(280円)」はコリッとした食感で美味しかったです。
北辰鮨 (14)

最後は青森産の「本マグロの中トロ(380円)」。中トロと赤身のハーフみたいな部位でしたが上品な脂でさすが本マグロです。

この日は、もう一軒、牡蠣を食べる予定にしていたので、こちらではこのあたりで打ち止めです。

以上、飲み食いして2,600円ほど。飲み食いするのにかかった時間は20分ほど。さすが立ち食いのお店です。江戸時代、寿司は屋台のファストフードでした。そんな手軽さを味わえるお店です。ご馳走様でした。

北辰鮨 仙台駅鮨通り店
022-214-6180
宮城県仙台市青葉区中央1-1-1
 JR仙台駅3Fすし通り
10:00~22:30
無休

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前に私のブログでも前に本店と言うか、1号店を紹介したことがあります。

建華大厦ホテルが入っている大きなビルの32階にあったのですが、とても古いビルでエレベーターなども、フロアと段差があったりして怖かった記憶があります。

ところが、今回出張で行ったら、そのビルがボヤ騒ぎかなにかでいまは再開のめどが立っていないようです。

こちらの2号店は5年ほど前にオープンしたお店で、このエリアの南側には日本人も多く住んでいるところです。

今回、成田から直行便で南京に入りタクシーでホテルにチェックイン。その足で現地に住む日本人と夕食を食べに向かいました。

華僑路という通り沿い、南京大学にも近い場所にあります。
お店は2階で、とても広いスペースを確保しています。
こちらのお店では、ほとんどの店員さんが日本語を話せるので安心です。我々は個室になっている小上がりの席に通されました。

さて、食べたものを紹介していきましょう。
笑門 (3)

まずは生ビール。キリンの一番搾り(20元)。たぶん本物です。(笑い)

前、別なお店でアサヒスーパードライだという甘ビールを飲みましたが、現地生産(委託生産?)のものであって、安いのですが全然ドライじゃなかったです。^^;
お通しは3種類のアテ。
ポテトサラダ(26元)には、何故かポテトチップがばらまかれていました。

刺身の中ではおすすめだということで頼んだ「サーモントロ刺身(65元)」。
笑門 (5)

確かに脂が乗っていて美味しかったです。
焼き鳥は「なんこつ(25元)」ですが、私は食べていません。
「ベーコンほうれん草炒め(28元)」は濃いめの味付け。
こちらは一応、「あわび(68元)」です。一口サイズです。でも安いですね。
「イカの丸焼き」は半分のオーダーで30元でした。

締めに、現地にいる日本人のリクエストで「ざるそば(28元)」。
やっぱり日本食がいいのでしょうね?私は食べなかったので味のほうはわかりません。
笑門 (18)

こちらのお店は、焼酎や日本酒の品揃えも豊富で、私も焼酎の千年の孤独を飲みました。他の2人も日本酒を頼んでいました。

以上で3名飲み食いして締めて430元。日本円で7,500円ほど。安いです。

現地に住んでいる日本人にとっても比較的手軽に入れる日本食レストランです。ご馳走様でした。

笑門日本料理2号店(華僑路店)
中国南京市華僑路26号 2F
TEL 025-8688-3938
無休

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お盆のときは飲食店はどこへ行っても混雑しています。

お盆には休みのお店も多いので、やっているところにお客さんが集中してしまい、家族みんなで食べに行くときなど苦労することもあります。
海天すし (19)

そんなお盆のとある日。ちょうどお墓参りに行ったときに、そのままみんなで夕飯を食べるために「海天すし」にお邪魔してきました。ここは我が家でも、テイクアウトの寿司を買って家で食べたりすることがある回転寿司なのです。

混むのはわかっていたので、17時過ぎという早目の時間に到着。この時間だったらすぐにボックス席に案内されました。

この後、17:30には順番待ちが出来て18時前には店内の待つための椅子が満杯になるほどでした。読みは当たりました。

こちらのお店、昔は、土日でもこのような順番待ちは見たことがあったのですが、最近では、これほどの順番待ちが出来るのはGWとお盆、正月のとき以外はあまり見なくなりました。

私のブログでは「海天すし 小松平面店」については、4年7か月前に紹介しています

また、小松南店についても今年初めに行っています

寿司自体は江戸前の仕事をしているわけでありませんが、ネタの新鮮さと高級ネタの品揃えが豊富でお値段的にもリーズナブル。好きな回転寿司店です。
海天すし (11)

ネタの種類も豊富で、店内の黒板には当日限定のおすすめ品が書かれています。

今回は、寿司を多く頼むより、私と妻のほうはつまみ系のものを頼んで飲むパターン。母と娘は握り中心で頼むという使い方です。

食べたものすべて写真を写したわけではありませんが、食べたものを紹介したいと思います。
海天すし

まずは生ビールを頼み、備え付けの用紙にオーダーを書き込んでお店の人に渡します。

普段あまり食べることがないものを中心に頼むことにしました。
海天すし (5)

まずは野菜からで「グリーンサラダ(298円)」。ドレッシングも添えられていました。
海天すし (2)

これは「活あわびの刺身(598円)」です。この大きさだったらあわびと呼んでいいものかな??^^;
海天すし (7)

「カキフライ(358円)」は揚げ立てでサクッとしていました。
海天すし (3)

「おつまみ穴子(598円)」も頼んでみました。寿司ネタ用ですね?それほど脂が乗っているわけではありません。
海天すし (9)

この後、私は焼酎を。妻は日本酒を頼みます。「獺祭(998円)」と何だったかな?
海天すし (14)

そして握りに移ります。まず頼んだのはボタンエビです。大きなボタンエビでした。値段は398円で安いです。妻と母も同じく頼んでいました。

このボタンエビは一貫のみの値段で、あとは一皿を頼んで妻と二人で一貫ずつ食べました。
海天すし (18)

こちらは「かすご(298円)」。「かすご」は「春子」と書きます。本鯛の稚魚のことで、その名の通り春の時期に産まれた小鯛です。小鯛を軽く酢でしめてあります。
海天すし (10)

「能登ふぐ昆布締め(398円)」はポン酢でさっぱりと食べます。
海天すし (15)

「はもあぶり(358円)」もさっぱり系です。
海天すし (17)

「あゆ塩あぶり(398円)」だったかな?
海天すし (13)

「うなぎ(498円)」も頼みましたが、こちらは焼いてから時間が経っていたのでイマイチでした。^^;
海天すし (6)

母と娘が頼んだ「白身の五貫盛り(998円)」はノドグロ、ふぐ、えんがわ、鯛、あと一つは何だろう?カンパチかな?
海天すし (4)

こちらも二人が頼んだ「店長五貫盛り(998円)」で、ノドグロ、中トロ、赤身、サーモン、ブリ。
海天すし (8)

娘は豚汁も頼んでいました。

相変わらずの人気でしたが、お盆のこの時期、ネタ的には少し厳しい感じがしましたが、居酒屋使いも出来て、一人これだけ飲み食いしても3千円強で済むというのは、やはりありがたいですね。ご馳走様でした。

海天すし 小松平面店
石川県小松市平面町カ74-1
TEL 0761-24-0448
11:00~21:00
無休


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