あさぴーのおいしい独り言

石川を中心に西日本のグルメネタを気ままに書きます。(ご注意)あくまでも主観で書いていますので何かありましても責任は負いかねます。参考にされる場合はご留意を。また内容は訪問当時に知り得た情報(ネット含む)をもとに書いています。なお、コメントは承認後にアップしており、不適切な内容はアップをしませんので、あしからずご了承願います。

タグ:あら塩

京都で麺類といえば、はんなりと「うどん」やこってりの「ラーメン」を思い出します。

蕎麦屋というのは私のイメージにはあまりありません。

そんな京都伏見にちょっと変わった美味しい蕎麦のお店があると聞いて行ってきました。

お店の名前は「手打ち蕎麦 いまふく」。京阪深草駅の近くです。
いまふく

店構えは高級なお店のようで入りにくい雰囲気が漂っています。暖簾がなぜか小さい!?(笑い)

この日は13時少し前の遅い時間に伺いました。

人気のお店だとは知っていましたので、この時間でも混んでいるかと思いましたが、お客さんは居ませんでした。

お店自体は狭く、テーブル席が3つで8席。カウンターが3席。

ご主人は前は寿司職人だったようですが、蕎麦職人に転身されているようです。
いまふく (24)

先ほどのカウンター席が写っている写真に、寿司のネタケースが写っているのはその名残りです。なかなかユニークな経歴ですね。

前は寿司と蕎麦の混合メニューだったようですが、いまは蕎麦に比重が置かれているようです。
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そして、こちらのお店がユニークな点はもう一つ。それは、蕎麦の産地と種類の組合せが尋常ではないことです。
いまふく (3)

お店の外にも蕎麦の産地が掲示されていましたが、すごい種類です。この種類分、蕎麦を打ってあるのでしょうか?
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品書きはこんな感じです。
いまふく (9)

そんな中から我々全員が選んだのは、「二色盛り(税込1,100円~)」。

細切り・粗挽き・黒から二種類選ぶことができますが、粗挽きを選択のときは+100円割増しになります。

あんまり考えるのもめんどくさかったので、ご主人にお任せすることにしました。^^;
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蕎麦のつゆ、薬味、そしてあら塩も出されました。いいですねぇ~。

そして1枚目でだされたのは「細切り」です。産地はブレンドでしょうか?聞きませんでした。注文を受けてから茹ではじめます。水切りもしっかりされています。
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そしてラザニアのような幅の広い蕎麦が2枚添えられています。

まずは何もつけずに食べてみます。そばの風味が鼻に抜ける感じがします。美味しいそばです。

そのあとはあら塩と付けて食べます。あら塩のほうがそばの甘さを感じることが出来ていいですね。

蕎麦つゆは関西風より少し濃いめでしょうか?ワサビを蕎麦に乗せて少しつゆに付けて食べると、これまた変化を楽しめてよかったです。

2枚目は田舎風の「黒蕎麦」。粗挽きと普通の細切りの間ぐらいですが、太さは先ほどの「細切り」と同じでした。
いまふく (19)

より蕎麦の風味を楽しめますね。

ランチの時間はこちらのちらし寿司が付いてきます。「小」か「中」が選べますが値段は一緒。「中」でもご飯茶碗一杯くらいだということで我々は全員「中」にしました。
いまふく (16)

さすが、前は寿司店だったお店だけあります。酢飯もちょうどよかったです。

もちろん、蕎麦湯も出されます。濃厚な蕎麦湯で、かくはん棒まで添えられていました。
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濃いので、かくはん棒でかき混ぜながら飲まないと、下のほうに溜まるのでしょう?
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生姜も出されました。蕎麦湯に入れて飲むといいそうです。
いまふく (22)

最後にはデザートも付いてきます。

蕎麦を揚げたもの、そばのプリン、抹茶ういろう。蕎麦をたっぷり使っているものでした。

ランチメニュー、1,100円でこの内容、一品一品のこだわり、もちろん味のほうも満足できるものでした。ご馳走様でした。

手打ち蕎麦 いまふく
京都府京都市伏見区深草町通町26
075-643-1958
火~木
11:30~14:00(14:00まで来店要)
金~日
11:30~14:00(14:00まで来店要)
18:00~21:00(L.O.20:00)
月・第一火曜休
9月~10月臨時休業あり


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「つるぎ福喜寿司」は、前に紹介した時は旧店舗でした。

その時に、11月に新しい店舗が完成しますと話されていましたが、それからなかなか伺うことが出来ずに、今になってしまいました。
つるぎ福喜寿司

新しいお店は大きくて立派ですが、外装にはそれほどお金をかけていないようです。

9月のとある日曜日、当日に念のため予約の電話を入れたら、最初一杯だと言われましたが、11:30の開店時に行くこと、2名だということ、カウンターで握りを食べることを伝えたら大丈夫でした。危なかった…。^^;

開店3分前にお店に到着すると、駐車場には数台の車がすでに待っていました。

暖簾がかかってすぐにお店に入ります。
つるぎ福喜寿司 (3)

中はカウンター、小上がり、座敷など多様なニーズに対応できるような構成になっています。
つるぎ福喜寿司 (4)

この日は、法事のお客さんが多く入っているようで、次から次へとお客さんが入ってきます。儲かってますね!?

ランチメニューは旧店舗のときと変わらないようでした。

ただ、今回、我々は前回と同じ、上にぎり(10貫)をお願いすることをあらかじめ決めていましたので、お品書きを見ていないのでわかりませんが、握りは8貫や12貫の設定もあり、他にランチには、巻物が入った盛合せも、普通・上・特上の設定があると思います。

ネタケースにも多くの種類の魚介が並んでいます。底引き漁が解禁になったので地物の魚介もほぼ揃っているようです。

上にぎりは、税抜2,100円と、旧店舗のときからは200円値上がりしていました。固定費がアップしたんでしょうね?(笑い)

ただ、この内容だったら2,100円でも十分満足できる内容でした。
つるぎ福喜寿司 (6)

まずは、アカイカ。あら塩に酢橘を少し搾ってあります。シャリは相変わらず若干大きめです。

「つるぎ福喜寿司」の握りは、何らかの味付けしてある握りと、醤油を付ける握りと半々です。
つるぎ福喜寿司 (7)

カンパチは醤油につけて食べます。
つるぎ福喜寿司 (8)

こちらはクエ。美味しいです。
つるぎ福喜寿司 (9)

甘えび。やはり尻尾が乗せられていますね。
つるぎ福喜寿司 (10)

アジには醤油が塗られていて、わけぎが乗せられていました。
つるぎ福喜寿司 (11)

マグロは大トロに近かったです。脂が乗っていて口の中で溶けました。
つるぎ福喜寿司 (12)

コリッとした食感の梅貝は大き目で、あら塩と酢橘でさっぱりと食べさせてくれます。
つるぎ福喜寿司 (13)

イクラは新物だそうで、筋子からとられたものです。つぶが口の中で弾けていきました。
つるぎ福喜寿司 (14)

ウニもたっぷり乗せられています。
つるぎ福喜寿司 (15)

最後は穴子。あら塩に酢橘の香りをつけて。脂がいい感じで乗っています。以上が10貫の構成です。 

カウンターの客は我々2人ということもあったとは思いますが、この10貫が手際よく次から次へと握られて出されます。仕事が早いですね。

これほどの大きなお店の鮨を一人で握るには、これくらいの仕事の手際さが要求されるのでしょうね!?

ネタのクオリティも含めて、コスパ、味とも満足できる内容でした。

なかなか家から遠いので、夜にお邪魔することが出来ないのが残念です。ご馳走様でした。

つるぎ福喜寿司
石川県白山市道法寺町イ35-1
TEL 076-273-1737
11:30~14:00
17:00~21:30(L.O.)
月曜休


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