あさぴーのおいしい独り言

石川を中心に西日本のグルメネタを気ままに書きます。(ご注意)あくまでも主観で書いていますので何かありましても責任は負いかねます。参考にされる場合はご留意を。また内容は訪問当時に知り得た情報(ネット含む)をもとに書いています。なお、コメントは承認後にアップしており、不適切な内容はアップをしませんので、あしからずご了承願います。

カテゴリ:カレー・エスニック > エスニック

学生時代に歴史で学んだ記憶がある、イギリスが南アジアに設立した東インド会社。

そんな記憶の片隅に「ベンガル地方」という地名がありました。

インドにおける会社の拠点はベンガルのカルカッタでした。ベンガルは現在はインドとバングラデシュ、2つの国に分かれていますが、ベンガル人はこの周辺に住んでいるわけです。

さて、バングラデシュは「米と魚の国」と呼ばれているように、魚とお米を使った料理が色々あるようです。

余談ですが我々の年代では、バングラデシュといえばジョージ・ハリスンの呼びかけで行われたチャリティーコンサート「バングラデシュ・コンサート」を思い出したりしますが…。

日本人にとっては、それほどなじみがあるエリアではないと思いますし、イメージ的には「インド料理」的に一括りにして考えている方が多いのではないでしょうか?

この日は東京でそんなベンガル地方の料理を食べさせてくれる「トルカリ」というお店でランチをしてきたので紹介したいと思います。
トルカリ (15)

お店は前と後ろ、2か所入口がありました。
トルカリ

こちらは後ろの入り口です。
トルカリ (2)

ランチメニュー。
トルカリ (4)

聞きなれない名前の料理が並んでいますね。

よくわからないので、「キチュリ」という豆の炊き込みご飯のついている「ムルガキチュリセット(1,050円)」を頼むことに。
トルカリ (11)

出されたのがこちら。
トルカリ (13)

「ムルガ トルカリ」。ムルガとは、あとでわかったのですがたぶんチキンだと思います。汗
トルカリ (12)

これ自体は適度な辛さで、こちらを「キチュリ」にかけて食べますが、この「キチュリ」が美味しかったです。お米は長細いバスマティ米でドライカレーのような味と食感でした。

スープもありましたが、味は薄目で何のスープかいまだにわかりません。

赤いものが辛さを調整する唐辛子のソース。最初何かわからずに舐めてしまい、靴の中が火の海になってしましました。
トルカリ (14)

こちらはサラダとデザートのココナッツミルク?です。
トルカリ (10)

ドリンクはラッシーかウーロン茶を選べて、私はラッシーを頼んでいます。

たぶん初めて食べたであろうベンガル料理。素人にはインドやパキスタン料理の区別もままならない私ですが、何となく「ベンガル地方」のことを知った気分になりました。ご馳走様でした。

トルカリ
東京都千代田区神田神保町2-34
 寺田ビル1F
TEL 03-6721-5514
ランチ11:00~15:00
ディナー17:00~22:30(L.O.22:00)
日曜休


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エスニック料理というと、何となく東南・南アジア料理をイメージしてしまいます。

東南アジア料理というジャンルについても、少し前までは一括りで考えられていた感じもありますが、当然東南アジアの国々での料理には各々違いがあるわけです。

石川県でも、ひと昔のようにエスニック料理というように一括りではなく、明確に国の名前が付いた料理をウリにしている飲食店が増えてきたように思います。
カホン (2)

今日紹介します金沢市藤江北にある「Cajon to Seed(カホン)」というお店は、タイ料理を中心にして、少し沖縄テイストが入っている感じの飲食店。
カホン (8)

お店のコンセプトは「to seed(種を蒔く)」。お店のウェブでは「地物の食材を使ったオーガニック料理」とも紹介されていました。
カホン (3)

3月のとある土曜日の12時前に到着するとお店の敷地の駐車場は満車。道路を挟んでの駐車場に停め店中へ。
カホン (12)

大きなお店で、一見すると飲食店ではないような雰囲気です。ワーク・アーミー・アウトドアウェアのショップとウェイブ・スライダーショップが併設されていました。
カホン (11)

店内はこんな感じ。手前は水やカトラリー、調味料などが置かれているスペース。これらはセルフサービスになっていました。
カホン (6)

メニューは、こちらの「Seed Lunch(シードランチ)」と、
カホン (5)

こちらのメニューになります。タイ料理メニューが多いですね。
カホン (7)

私はこの中から「タイ風焼きそば(税抜950円)」を頼みました。

お米が素材の麺で作られた焼きそばです。米粉の麺といえばベトナムのフォーが有名ですが、タイでは「クイッティアオ」というらしいです。

また、タイでは焼きそばのことを「パッタイ」と呼びます。「パッ」は炒めるという意味ですね。私は初めて食べるかもしれません。
カホン (18)

出されたのがこちら。チアシードがたっぷりかけれていて、彩りがよく、インスタ映えするビジュアルです。

オーダーするとき「パクチー大丈夫ですか?」と聞かれましたが、もちろんWelcome!まずライムを絞って食べます。
カホン (21)

少し太めの麺「クイッティアオ」と野菜たっぷり!わりとあっさりと炒められた焼きそばは、ほんのりナンプラーの風味。なかなかの美味です。
カホン (20)

途中で、こちらの「ナンプラー・プリッキーヌ」をかけて食べます。これは魚醤のナンプラーに青唐辛子を漬けこんだものです。あまりかけ過ぎると超辛くなるのでご注意を。
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なお、「タイ風焼きそば」には、こちらのサラダが付いていました。

妻は「Seed Lunch(シードランチ)」を頼んでいました。1,350(税抜)円です。
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こちらは「蓮根、さつまいも、ごぼうなど、季節の素材と純正調味料、石川県産の有機野菜を中心に使った体にやさしい週替わりのおかず3品とサラダ、六星特別栽培玄米、スープのランチ」というウリの定食で、妻は色々な味を楽しめてよかったと話していました。

この日は「鶏モモ肉と旬野菜の南蛮漬け」「菜の花のおぼれ煮」「ヤムウンセン(タイ風春雨サラダ)」「いろいろきのこのポテトサラダ」「有機野菜のグリーンサラダ」という内容。
カホン (17)

ご飯は「河内じばさんの無農薬玄米と黒米」、スープは「春キャベツと新じゃがいも」でした。

また「Seed Lunch(シードランチ)」はドリンク付きで、ハーブスムージー、コーヒー、オーガニックハーブティなど5種類から選ぶことが出来、妻は「ヘンプミックススムージー」という少し聞きなれない名前のスムージーを頼んでいました。。
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「ヘンプ」は麻のことで植物性たんぱく質が多く含まれているようです。いわゆるスーパーフードですね!?

なかなかおしゃれなお店で女性グループや多くのカップルがランチを食べに来ていました。ランチは美味しくて私好みの味でした。おすすめです。ご馳走様でした。

※この内容は3月中旬に行った時のものです。現在、営業時間や営業形態が変わっているかもしれませんので、ご確認の上、ご参考に願います。

Cajon to Seed(カホン)
石川県金沢市藤江北4-491
TEL 076-267-7000
火~日
11:00~21:00
カフェタイム11:00~21:00
ランチL.O.14:00
ディナーL.O.20:00
月曜 第2日曜休


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今日は、南加賀ではちょっと珍しいアジアンダイニングのお店の紹介です。

まぁ、エスニックというと範囲が広すぎるかもしれませんが、主に東南アジアで食べられる料理を中心に食べることが出来るところです。


2017年8月1日にオープンしているようですが、私もつい最近まで存在を知りませんでした。

場所は山代温泉東口交差点から少し西に位置しています。大通りから少し北に入ったところなので目立たないお店です。
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外観です。
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店内インテリアはバリリゾート風。
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私はバリ島に行ったことはありませんが、昔、小松にQUOという家具・インテリアのお店があり、そこがバリ島に工房を持っていて、バリ風の家具を作っていたことを思い出しました。

午後からの通院の前に平日ランチを食べに行きました。ランチは平日のみで土曜日と休日は要予約です。

先客は誰もいなかったです。食べ終わるまで貸切でした。^^;

この手(バー)のお店では、ランチ営業やっていることが少ないのですが、ふと思ったのは営業的にはメリットあるのかな?ということでした。
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こちらがメニューです。
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店内が相当暗く、メニューの文字が細めの書体で見にくかったので、なかなか決められませんでした。^^;

ランチはバミー(麺)ランチ(税込1,400円)とカーオ(米)ランチ(税込1,500円)、そしてジョーク(中華)ランチ(税込1,700円)の3種類。

バミーとかカーオ、ジョークはタイ語です。でもメニューにはタイ料理で知った名前のものはなく、アジアンダイニングということですが、ランチメニューについては中華ですね。

もっとも、東南アジアの国々の場合は中華系よインド系の料理が入り混じった感じのものが多いので、日本人の舌には同じような感じを受けるかもしれませんが。

私はこの中からバミー(麺)ランチの「汁なし担々麺」を頼むことに。バミー(麺)ランチには前菜・点心・デザート・ドリンクが付いていました。

最初に出されたのは、サーモンとキノコのサラダと口水鶏(よだれどり)?
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鶏が一番苦手なので食べませんでした。^^;
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点心には海老蒸し餃子でスモールサイズですが3個付いています。海老のプリッとした食感もよくいい感じです。
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そしてメインの汁なし担々麺です。ピリ辛でスパイシーな風味のタレで美味しかったです。
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デザートはバニラアイスと杏仁豆腐。杏仁豆腐はココナッツミルクを使用していて風味がよかったです。ドリンクはコーヒーを頼んでいます。
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ランチのみではお店の評価は出来ないかもしれませんね。夜はどんな感じなのでしょうか?よりアジアンな料理を食べることが出来るのかもしれません。ご馳走様でした。

Asian Dining&Bar DaFu(アジアンダイニング&バー ダフー)
石川県加賀市山代温泉神明町17番地
 クイーンビル1F
TEL.0761-76-5253
平日ランチ 11:30~14:00(L.O.)
土日祝ランチは要予約
ディナー18:00~Midnight
水曜休


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白山市にマレーシア料理を楽しめるところがあると知って出かけてきました。

先月、シンガポールに行った時に、お隣の国マレーシアの料理に近いものを食べていて興味が湧いたからです。

事前にお店のHPを見て調べると、メニューには肉料理が並んでいて少し心配なところがあったのですが、一品だけシーフードのカレーがあったのでそれを食べれば大丈夫だと思って出かけました。

ちたみにHPは誰が作っているのでしょうか?なかなかいいデザイン・内容です。

場所は松任駅にほど近く「白山市松任学習センター」の道を挟んでお隣です。
南風 (19)

真っ白な建物です。新しくきれいで目立ちます。
南風

了解を頂き店内の写真を撮らせていただきました。店内も白が基調で清楚な感じ?
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水耕栽培の棚が備え付けられていて、ハーブ類や小松菜なども栽培されていました。
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メニューです。
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シンガポールに行った時によく見かけた「肉骨茶(バクテーもしくはパクテー)」が一番最初に書かれていますが、マレーシア料理なので初めて聞く名前ばかりです。。

シェフは奥さまで、接客を旦那さまがされています。

料理は奥さまのおばーちゃんのレシピで「マレーシア中華系家庭料理」が基本。「草本生活の家、ハーブ&スパイス料理の店」とも書かれています。

お店のHPでの自己紹介では「日本では珍しい本場マレーシア中華系家庭料理を提供するお店」ということで、「祖母からもらったレシピで、懐かしい故郷の味を守っている南風の料理は、ほとんどお砂糖と化学調味料を使っていません。」と書いてありました。
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しかし見ると、私が唯一食べられるものだと事前に調べておいた「アッサムペダス」がこの日は無いと書かれていました!^^;

どうしようか迷ってお店の方に相談すると、チャーシューを使ったカレーを作ってくれるということでそれを頼むことにしました。

まず出されたのはピーナッツの醤油和えだそうです。
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柔らかいピーナッツにマレーシアの醤油で味付けされています。香川県の郷土料理「しょう油豆」に似た味です。

そして出されたのが、メニューには載っていない「南洋叉焼カレー(780円)」です。
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桂皮、丁香、花椒、陳皮、胡椒など漢方素材とスパイスを使って味付けされたチャーシューに、ほんのりカレー風味にアレンジされたものでした。

カレーは、言われないとわからないほどの風味です。

妻は季節薬膳鶏湯(シーズンスペシャルチキンスープ)として「長老喜鶏湯(チョロギチキンスープ)」を頼んでいます。こちらも税込で780円。
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材料は長老喜、当帰、当参、川弓(弓の上にくさかんむりが付きます)、玉竹、甘草、枸杞。全然知らないものばかりです。^^;
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まぁ、体にいいことだけは確かですね。美味しいといっていました。
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マレーシア中華系家庭料理の店なんて、石川県にあること自体がある意味不思議なことかもしれません。

肉系が多いので私はあまり行かないかもしれませんが、ヘルシーだしアジアンなハーブ&スパイス味がお好きな方は是非行ってみてください。ご馳走様でした。

マレーシア中華系家庭料理の店 南風
石川県白山市殿町9番地2号
TEL 076-205-7613
10:00~20:00(L.0.19:45、また料理メニューなくなり次第終了)
祝日以外の月曜休


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シンガポールからの帰国の便は夜の10:20発。

そこでチャンギ国際空港に向かう前に夕食を取ってから向かうことにしました。

向かったのはオールドシンガポールの街カトン。

この辺りはシンガポールの代表的なプラナカン建築がまだ多く残っているエリアです。

プラナカンとは中国系移民の子孫のことで、19世紀に裕福層の移民たちが暮らすようになり、1階が店舗や事務所、2階が住居になっています。

ところでシンガポールは、標準時の設定が少しおかしくて、本来、日本との時差は2時間ぐらいあってもおかしくないのですが、1時間しか変わりません。
AlibabaR Hawker Bar  (32)

日の出も日の入りも7時過ぎ。そのため19時前でもこのように明るいのです。
AlibabaR Hawker Bar  (12)

こちらの「AlibabaR Hawker Bar」は、名前の通りシンガポールでよく見られる飲食形式のホーカー(日本ではフードコートのようなもの)となっていて、いわゆるスポーツバー。
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サーカーの試合をTVで観ながらメインのバーでお酒をオーダーして、周りの料理のお店の料理と一緒に楽しめる形態になっています。

まずはドリンクは、ARIBABAという銘柄の生ビールです。お店のおすすめということでオーダーしてみました。

冷えていて美味しかったです。
AlibabaR Hawker Bar  (6)

料理のお店は中華系アジアン料理のお店「Yong Huat」、ハンバーガーのお店、アラブ料理のお店「Pete’s Mediterranean Grill」、タイキュイジーヌのお店「baan」が入っていました。

ただし、タイ料理のお店「baan」自体は閉店になっていて料理はAlibabaRにオーダーします。

料理はガランガルやターメリックなどの香辛料が効いた東南アジアの麺料理のラクサ(Laksa)料理を楽しめます。ラクサは出汁が普通は肉ではなく魚やエビから取るので私にはうってつけですね。
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ちなみに「Yong Huat」は、昔日本のガイドブックでも紹介されたことがあるようで、日本人もよく来店するようです。こちらでは、ホッケンミーを頼んでみました。
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これは、中国語では「炒福建蝦面」と書かれていて英語では「FRIED HOKKIEN PRAWN MEE」。塩味でビールのつまみに最高でした。

福建省から移ってきた人たちが食べていた料理らしく、シンガポールでアジアンな味に変化しています。
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こちらは「炒鮮蛤果条(果は実際は米へんあり)」だったたかな?
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あと「FRIED MEE SUAH」もお願いしました。先ほどのホッケンミーを黒色にしたようなもので、よりコクがあって米台目(BEE TAI BAK)という米で作られた短めの一見モヤシのような麺が特徴です。

タイ料理で頼んだのは「激辛マンゴーサラダ」です。
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実は激辛ではないほうをお願いしたのですが、激辛の方が来てしまいました。^^;

でも、これはこれでつまみになりました。

「Pete’s Mediterranean Grill」は今年の2月にアラブ料理ケバブのお店から地中海グリルのお店に変わっています。

でも料理はケバブです。(笑い)
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こちらはライスにサラダと平べったいパンが付いたセットメニューでした。
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お米はインディカ米で超ロングサイズ。パラッとしていて箸では食べることが出来ません。大きなしし唐はとても辛かったです。^^;

年中真夏のシンガポール。汗をかいて体温を下げるために辛めの料理が多いですね。
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あとドリンクは、最初のビールをもう一杯お代わりした後、シンガポールのタイガービールとギネスを頼んでハーフ&ハーフにして飲みました。
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一緒に行った人はノンアルコールで、レモンスカッシュだったかな…?

以上飲み食いして一人30S$。日本円で2,500円ほど。やはり地元の人が気軽に来るお店だけあってコスパ的にも素晴らしいですね。

シンガポールのメインの観光地ではありませんが、2度目、3度目の訪問先としてカトンはおすすめではないでしょうか!?ご馳走様でした。

AlibabaR Hawker Bar
125 E Coast Rd, Singapore 428810
 +65 6440 6147
9:00~25:30


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