白山市美川といえば、ふぐの粕漬が有名です。
手取川の河口付近にあって良港としても知られていて、江戸時代から明治期にかけて北前船の寄港地として栄えていました。
そんなことからか昔は景気が良かったのでしょう?料亭や割烹料理屋さんが多い気がします。
私のブログではこれまであまり美川の和食系のお店について紹介してこなかったので、これから何軒か紹介したいと思います。
今日紹介するのは美川の街中エリアにある「割烹料理 なべ長」。創業は明治初期。以来百年以上経つ老舗の料亭です。
建物は、昔の料亭の風情を感じて、歴史の重みを感じる作りでした。
こちらのお店はランチタイム営業をやっていることを知り、妻が仕事で不在の日曜日に一人で食べに出かけました。
ハレの日などで利用する料亭や割烹使いの場合は、左側の入り口から中に入ります。
ランチタイムは右側の入り口から入りますが、暖簾もかかっていないのでランチ営業やっているのかどうかわかりづらいので、飛び込みのお客さんはあてにしていないのかもしれません。
店内はこんな感じ。紹介を頂き写真を写しました。カウンター席と4人掛けのテーブル席が2つ。気取らずに割烹料理店の味を楽しめます。
先客は居ません。そして食べ終わるまでも他のお客さんは入ってきませんでした。私は当日に営業しているかの確認も含めて予約して行っていますが、行かれる方は事前に予約されたほうがいいでしょう。
ランチは定食で2,200円。刺身か天ぷらを選べます。
私は今回天ぷらでお願いしました。
大体ランチの天ぷら定食だと、天ぷらは盛り合わせで出されることが多いと思いますが、こちらでは天ぷらは一品一品揚げたてを出してくれました。
天ぷらは握り寿司と並んで、出来立てを食べるのが美味しいのでgoodです。そういった意味では、2,200円という値段は安いとも言えます。
まずは、こちらのセットが出されます。小鉢と香の物とご飯。
天ぷらは天つゆで食べます。
そして天ぷらの一品目は「海老」。
「レンコン」。
こちらの3品は「小さな玉ねぎ」と「舞茸」、右端は何だっただろう?忘れました。汗
「玉ねぎ」」は、揚げ立ては熱いので、冷ましてから食べてくださいと言われました。衣で蒸されて玉ねぎの甘さが引き立っていて美味しかったです。
ふたたび「海老」と「しし唐」。
「ふきのとう」?そして、デザートがわりでしょうか「金柑」。天ぷらは以上です。
お吸い物はすましで具はたぶんカニ真丈だと思います
やはり割烹料理のお店、2,200円でも手を抜いていない感じで良かったです。ご馳走様でした。
割烹料理 なべ長
石川県白山市美川南町ソ13-1
TEL 076-278-2026
11:30〜13:00
17:00〜21:00(L.O.)