あさぴーのおいしい独り言

石川を中心に西日本のグルメネタを気ままに書きます。大阪・福岡のお店も豊富です。 (ご注意)あくまでも主観による内容ですので、参考にされる場合はその点ご留意を。 なお、コメントは承認後にアップしており、トラックバックは受付しておりませんので、あしからずご了承願います。

カテゴリ:中部(石川除く) > 富山

富山の名物鱒寿しの紹介No.1として、前回「ます寿し本舗 扇一」を紹介しましたが、今回は富山市の中心部にお店がある「鱒の寿し まつ川」です。
鱒の寿し まつ川2

前回、鱒寿しには二つの区分けがあって、それは「昔ながらの伝統的な味」と「生に近い脂がのった鱒」だと書きましたが、今日の「鱒の寿し まつ川」についても、基本的には後者の「生に近い脂がのった鱒」だと思います。

また、前回紹介しました小泉町の「ます寿し本舗 扇一」は、分厚い脂が乗った鱒の身が特徴で「生に近い脂がのった鱒」を前面に押し出した直球派の鱒寿しでしたが、こちらの「鱒の寿し まつ川」の鱒寿しの特徴は、生系の鱒とシャリの微妙なバランスというコンビネーションで旨さを追求した技巧派といったところかもしれません。

鱒の寿しの味わいは「熟成」にある!とお店のHPに書かれています。

お米は富山の「てんたかく」という米を探しだし、あくまでも鱒とシャリの味を相乗効果でアップさせています。

鱒が主役ではあるのですが、食べるときはシャリと一緒に食べるわけで、そういった意味では理にかなっています。
鱒の寿し まつ川1 (2)

こちらのお店も当日の朝、電話で予約を入れました。

その時に、「いつ食べるのですか?」聞かれました。最初聞かれたとき、何でそんなこと聞くのかな?そんなのこちらの勝手では?と思ったのですが、実は、このお店のこだわりである「熟成」に大いに関係があるのです。

最適な状態の鱒の寿しを食べてほしいというお店のこだわりのためなのです。このこだわりもすごいですね。プロだと思いました。

買い求めたのは「鱒の寿し1段重ね」で1,500円です。
鱒の寿し まつ川

パッケージは六角形。
鱒の寿し まつ川 (2)

開けると、おなじみの曲物の箱を竹の拍子木と強めのゴムのバンドで押さえつけてあります。
鱒の寿し まつ川1

熊笹の葉で包まれたのを一枚一枚外すと、鱒寿しが現れます。
鱒の寿し まつ川  (2)

8等分に切ると、切り口はこんな感じです。

「ます寿し本舗 扇一」の鱒寿しに比べると、鱒の身は薄いですが、シャリと鱒の身の味のバランスが確かにいいですね。ハーモニーなんて書くと格好良すぎるかもしれませんが、そんなフレーズが頭の中に浮かびました。

こちらのお店もまた食べてみたい鱒寿しでした。富山の鱒寿しも奥が深いです。ご馳走様でした。

鱒の寿し まつ川
富山県富山市旅籠町2-10
 西森ビル1F
076-494-9200
7:00~18:00
第2,4,5日曜休(連休の場合は営業)


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富山のご当地グルメで有名なものといえば、いの一番に「鱒寿し」が挙げられます。

特に「源」の「ますのすし」は駅弁では「超」の付くほど有名な駅弁です。

しかし、富山に住む人たちにとっては「源」の「ますのすし」はそれほどおすすめの鱒寿しではないようです。(ただ、今のように富山の鱒寿しが全国的に有名になったのは「源」の力が大きいです)

各自個人個人が好きな味といいますか、贔屓のお店を持っているようで、富山市内至る所に鱒寿しのお店があるのです。

ちなみに私のブログでは、鱒寿しについては、むかし今井商店のと、高田屋のを紹介したことがあります。

さて、今回、富山に行った時に夕飯用に鱒寿しを買って帰ることにしました。

今日は、まずその一つ「ます寿し本舗 扇一」について書きたいと思います。
扇一1

前はもう少し北のほうの東田地方町という富山駅に近いところにあったのですが、こちらに新しくお店を建てて移転されたようです。鱒寿しの人気店の一つです。

さて、鱒の寿しは昔ながらの伝統的な味のと、生に近い脂がのった鱒の二つの区分けがあるようです。

その区分けでいけば、「ます寿し本舗 扇一」は後者の方になります。

後者の特徴は、鱒を酢で締め過ぎずに半生で、そして鱒の身が厚いとのこと。半生なのであまり県外に流通させていないところが多いそうです。

買い求めたのは「1段重ね(1,500円)」。
扇一

パッケージはこんな感じです。
扇一 (3)

開けると、鱒寿しの特徴である、曲物の箱を竹の拍子木と強めのゴムのバンドで押さえつけてあります。
扇一 (4)

熊笹の葉で包まれたのを一枚一枚外すと、鱒寿しが現れます。
扇一 (5)

こちらのお店の特徴は、肉厚な身!みてください。ビックリでしょう?シャリの厚さと変わらないくらいです。

そしてサクラマスがピンク色できれいです。

全体的にもとても上品な味で、酢の塩梅もそれほど強くなく、ご飯も柔らかくてとても美味しかったです。

実は同じ小泉町には、大多屋という鱒寿しのお店があって、こちらのは鱒がご飯を包み込んでいるのが特徴なのですが、両店とも特徴のある鱒寿しだと思います。

営業時間は15:00までとなっていますが、電話で予約した時にお聞きしたら14:30までしかお店はやっていないとのことでした。

また、早々と売り切れになることもあるようなので、電話で予約を入れておいた方が無難でしょうね?ご馳走様でした。

扇一 ます寿し本舗
富山県富山市小泉町54-11
TEL 076-491-0342
8:00~15:00
※売り切れ次第閉店
無休


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呉音(クレオン)」へは、過日紹介した富山市ガラス美術館に行ったときの帰り道に、妻がお昼ご飯がまだということで立ち寄りました。
クレオン (20)

お店は富山駅から西へ車で10数分。呉羽町にある元紡績工場だった広大な敷地跡地に、舞台芸術パークを設け、その中にいくつかの施設が建っていて、富山市民芸術創造センターや、桐朋学園大学院大学という音楽の大学院大学などがあります。
クレオン (22)

富山市民芸術創造センターは「音楽、演劇、日舞、洋舞、ダンス、美術などの創作活動をされている個人やグループのための練習専用施設」。今日紹介します「呉音(クレオン)」もこのパークの一角にあります。

「呉音」と書いて「ごおん」と読んでしまうと思うのですが、場所が「呉羽(くれは)」なので、「呉」を「くれ」と読ませ、また音大も同じ敷地内にあるので、合わせて「呉音(クレオン)」ということでなのしょうね?

そうそう!お店では金・土・日の夜には、ピアニストによる生演奏も楽しめるようですよ!

ここは6年前にオープンしたそうですが、その時はたぶん、隈研吾氏が富山市ガラス美術館を設計していた時ではないかと思います。
クレオン1

駐車場からも目立つのですぐわかりました。隈研吾氏のデザインとすぐわかるような外観と構造です。
クレオン (5)

氏の事務所のWebページには「木を「組む」のではなく、『積む』ことによって、森のような建築を作りたいと考えた。」と書かれている通り、105mm角の標準的な角材を「積み」あげた基本構造で作られています。
クレオン1 (4)

角材には特殊な加工を一切施していないとのこと。屋根はこの構造だけで保持しているのです。びっくりです。
クレオン (11)

壁はすべてガラスで、外に面してはとても開放的な造りになっています。

このデザインは素人目にも「凄い!」と思わせてくれます。

さて、我々はランチタイム終了の14:30に何とか間に合いました。

ひと通り外観の写真を写して中に入ります。内部についてもも撮影許可をもらい写します。
クレオン (6)

内部にも角材が積み上げられていて、それほど開放感があるわけではありません。しかし、他のテーブルとの距離感や位置関係などがうまく取られていて、圧迫感はありません。
クレオン (8)

さて、ランチメニューは何種類かありましたが、妻はお店のおすすめだった「呉音ランチ」を頼みます。

この日は国産すね肉の赤ワイン煮込みで1,550円でした。パンかライスが選べます。
クレオン (15)

最初にスープとサラダが運ばれてきました。

そしてメイン料理です。
クレオン (18)

ストウブ鍋で蒸し焼きにした野菜がゴロリとたくさん入っています。

お肉も赤ワインで煮込まれ柔らかく、味も美味しかったそうです。
クレオン (19)

バゲットにはオリーブオイルがかけられています。
クレオン (14)

飲み物も付いていて、アイスコーヒーを頼んでいました。

私はランチは先日紹介した「鮨 つか田」で食べてきたので、こちらではコーヒーのみを頼みました。

この日、前に紹介しました富山市ガラス美術館と、こちらの呉音。隈研吾氏のかかわった二つの建築をみることが出来ました。なかなかいい日でした。ご馳走様でした。

呉音(クレオン)
富山県富山市呉羽町2247-3
 富山市舞台芸術パーク内
TEL 050-5890-7457(予約専用)
076-434-5535(問合せ専用)
11:00~22:00(L.O.21:00)
無休


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私のブログで富山の鮨のお店を紹介するのは初めてかもしれません。
鮨 つか田 (2)

お店の住所は総曲輪ですが、富山のいわゆる歓楽街「桜木町」にあります。

ご主人は、勝どきから銀座に移転した「鮨さゝ木」で修業されていたそうで、銀座に移転する際に退職され、出身の富山に戻って、こちらのお店を2015年12月に始められたそうです。

さて、この日ちょうど妻が富山で仕事があって、私は車で送迎を。

その合間に一人でランチを食べることになっていたために、事前に調べてこちらの「鮨 つか田」に予約を入れてありました。

午前中は、前に紹介した「富岩運河環水公園」や「富山県美術館」を見学した後、富山城の地下駐車場に車を停めて歩いてお店に向かいました。
鮨 つか田 (4)

お店は雑居ビルの2階にあります。入口は鮨屋らしくないドアです。

中に入りとカウンター席が7つだけの小さなお店で、内装も白が基調のシンプルなものでした。

了解を頂き写真を写します。
鮨 つか田 (6)

お聞きすると昼も夜もお一人でお店を切り盛りされているとのこと。一見、歌舞伎役者の市川海老蔵さんのような風貌で、職人さんのように話しかけづらい雰囲気でしたが、一通り食べてからお話しすると、色々お話をしてくれました。

私も石川県に住んでいて、北陸は魚介が新鮮で豊富だと思っていますが、江戸前鮨を東京と同じように提供しようとすると難しいところもあると話されていました。

特に、貝類と光物がいいのが手に入らない、全体的に北陸は網で獲るので魚体がキズがあったりする、富山の魚は味的にはあっさりしているのが多い、などです。

さて、お品書きはシンプルに「ばらちらし(税別1,000円)」と「にぎり(税別3,000円)」の2種類のみ。お一人で切り盛りされているのでそのほうがいいと思いますし、鮨屋は基本そうなのです。

ただ、もちろんお刺身は希望に応じて出していただけるようです。私はもちろん、にぎりをお願いしました。
鮨 つか田 (7)

東京のお店で修業されていたとのことで、ガリは甘酸っぱいタイプでした。そして江戸前の仕事がされているので基本醤油を付けなくてもいい鮨です。握りの所作はとても丁寧です。いとおしく握ってくれます。
鮨 つか田 (8)

まず出されたのはヒラメの昆布締め。ほんのりと昆布の旨みが乗っていて、ヒラメ自体の甘みと相乗効果を出しています。

シャリは小さめで酢の塩梅も、あっさりしていると話された地物のネタに合わせてか、それほど強めではありませんでした。
鮨 つか田 (9)

鯖も上品な〆具合で酸味と鯖の脂が仲良く口の中でハーモニーを奏でています。
鮨 つか田 (10)

3貫目は赤いかです。こちらはあら塩を軽くのせてあります。赤いかの甘みを引き立てるための塩です。
鮨 つか田 (11)

マグロは漬けで。こちらも浅めに漬けてあります。
鮨 つか田 (12)

梅貝。小さめです。石川ではあら塩で食べさせてくれるところが多いですが、こちらでは煮切り醤油で食べます。
鮨 つか田 (13)

アジはショウガを少し乗せて。
鮨 つか田 (14)

こちらは青柳、通称バカ貝と呼ばれている貝です。北陸の鮨ネタでは出されるのは珍しいですね。私も北陸で食べるのは初めてです。

一般的には天ぷらのかき揚げで使われる貝柱が、この貝のものですね。

生の鮨で食べると、食感も口の中でグニュとした感じで、何となくホヤのような味わいがしました。
鮨 つか田 (15)

コハダです。これは少し酸味が効いていました。
鮨 つか田 (16)

巻物は鉄火巻。中トロに近く脂が乗っていました。
鮨 つか田 (18)

最後に、玉子と、
鮨 つか田 (17)

お味噌汁が出されます。お味噌汁はあら汁です。しかし、ご主人がわさびをすって丸めて味噌汁に入れてくれます。そのわさびを溶かして飲んでくださいと言われてその通りしましたが、何となく後口がさっぱりとしてこれはこれで美味しく頂けました。

以上、8貫、巻物、玉子、お味噌汁の内容でした。

この内容で3,000円は安いと思いますし、しっかりとした仕事がされている一貫一貫を富山で味わえるのはうれしい限りです。また行きたくなる鮨店の一つだと思います。ご馳走様でした。

鮨 つか田
富山県富山市総曲輪1-8-1
 チェリーポートビル2F
TEL 090-3590-5193
11:30~21:00(L.O.)
不定休


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富山県美術館が、この3月25日に一部先行オープンしました。
富山県美術館1

8月26日に全館オープン予定です。
富山県美術館 (11)

こちらの美術館は20世紀以降の近・現代美術作品とポスターやチェア(椅子)などのデザイン作品がメインの美術館。略称(愛称)は「TAD(タッド)」です。
富山県美術館 (19)

春に先行オープンしたのは「TADギャラリー(TAD Gallery)」というアトリエやカフェ、レストラン、ミュージアムショップ、オノマトペの屋上など。また美術館の館内も見学することが出来ます。
富山県美術館 (10)
富山県美術館 (12)

ただ、行った日はコレクション展としての作品は展示されていませんでした。
富山県美術館 (21)

富山県産の木材をふんだんに使用した温かみのある内装で、落ち着いて芸術作品を見学できそうな作りになっています。
富山県美術館 (31)

「TADギャラリー」は、創作体験の作品など、県民の発表・展示の場に活用するエリアになっていています。
富山県美術館 (29)

ちょうど今、「実録 ありえない美術館ができるまで」という「富山県美術館」を設計した内藤廣氏の監修によって、美術館の構想から完成までの記録に焦点をあて、建築写真や模型、映像で紹介しているコーナーが設けられていました。
富山県美術館 (25)

展示期間は2017年8月15日(火) までですが、実際の図面や模型などもあって、これがなかなか見ごたえがありましたよ。

またオノマトペの屋上も解放されています。オノマトペとは「ぐるぐる」「ひそひそ」などの擬音語・擬態語のことで、その擬音をイメージした遊具であそべる屋上庭園となっています。
富山県美術館 (7)

休日の土曜日ということ。天気も良く屋上にはちょうどいい風も吹いていて過ごしやすかったので多くの親子が遊んでいました。

大人も、立山連峰を眺めながらまったりできそうです。

あと、レストランは東京日本橋のオムライスで有名な「たいめいけん」が、東京以外では初めての出店です。
富山県美術館 (16)

そして最後に1階に下りて「Swallow Cafe(スワロウ カフェ)」でひと休みすることにしました。
富山県美術館 (3)

最初「Swallow Cafe(スワロウ カフェ)」という看板を見て、ヤクルトスワローズの関係のカフェかと思いましたが、この「スワロウ」は「座ろう」という意味もあるようです。

疲れたらツバメが巣に帰るように座ろう!なるほどです。
Swallow Cafe

店内は明るくカジュアルな内装ですが、落ち着いて過ごせますね。
Swallow Cafe2

フルーツウオーターも無料で飲むことが出来ました。
Swallow Cafe (5)

私が頼んだのは「桃のシャンパン(648円)」。シャンパン味ですがノンアルコールです。美味しかったです。

ランチにはワンプレートのランチもおすすめのようですよ。ご馳走様でした。

さて、8月26日の全館オープンが待ち遠しいです。オープンしたらまた行って、今度は本当に展示物を見て楽しみたいと思います。

富山県美術館
富山県富山市木場町3-20
TEL 076-431-2711
9:30~18:00(入館は17:30まで)
水曜・祝日の翌日・年末年始休(祝日除く)
屋上庭園オノマトペの屋上
8:00~22:00
(入館は21:30まで)
12/1~3/15は休み

Swallow Cafe(スワロウ カフェ)
TEL 076-433-6755
富山市木場町3-20 富山県美術館1F
10:00~20:00
美術館休館日は休み


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