石川県は味覚的には大阪の味に近いと思います。
特に、出汁がかなめの和食系の料理はそうだと感じます。
さて、私が大阪に住んでいた時、うどんをよく食べに行きました。
一口に大阪のうどんと言っても、さすが大都会だけあって、柔らかいうどんから本格讃岐うどんのようなコシがあってエッヂが利いているものまで多種多様ですが、特に、小松うどんのような柔らかなうどんの、出汁と共にすするうどんが好きでした。
そこで、今でも大阪に行ったときには、うどんを食べることが時々あります。
今日は、そんな大阪のうどん屋さんの紹介です。
行ったのは、靭公園から南に数分歩いたところにある「心粋うどん いろは 阿波座店」。
ちょうど靭公園にバラを見に行った後、妻が知り合いのお店に立ち寄るということで、私だけランチを食べるために、近くにうどん屋さんがないかどうか調べて見つけたお店です。
調べたら天満橋にも支店がありました。
行ったのが平日の13:15ごろでしたが、店内にはお客さんがだいぶいらっしゃいました。ビジネスマンの姿が多いので、平日は仕事でのランチタイム利用が多いのでしょう。
こちらのお店では、北海道産の小麦粉を使用した自家製手打ち麺が自慢で、出汁は利尻コンブを使用。科学調味料は一切使っていないことがウリです。
お品書きです。
こちらはトッピング。
カウンター席のところには、この日の定食類が張られていました。メニューの内容は日によって変わるようです。
大阪のうどん店なので、値段はリーズナブルです。
私は「日替わりうどん定食(770円)」を頼むことに。
だいぶ歩いて暑かったので、冷たい「ちく天おろしぶっけけ」にしています。
出されたのがこちら。
しっかり揚げられたちくわの天ぷらが一本ドンと乗せられていました。
薬味を入れてレモンを絞って少し混ぜ混ぜ。
麺はコシがあってエッヂが利いている讃岐系ですが、出汁には昆布と何種類かの削り節を使っていて、少し甘めながら上品な味わい。大阪のうどん屋さんでよく見かける汁でした。美味しかったです。
かやくご飯も上品な味だがしっかりと味が付いていて、こちらの方も美味しい。
大阪の柔らかいうどんもいいですが、冷たいうどんはコシがあって歯ごたえを感じるほうがいいと思います。ご馳走様でした。
心粋うどん いろは 阿波座店
大阪市西区阿波座1-14-17
本町センタービル1F
平日
ランチ11:15~15:00(L.O.15:00)
ディナー17:30~23:00(L.O.22:30)
土曜
ランチ11:15~15:00(L.O.15:00)
ディナー17:30~21:00(L.O.20:30)
日・祝日休