一言で「カレー」と言っても千差万別です。
そして、日本人はカレー好きの人が多いと思います。
私が子供のころは、家でカレーが食卓に並ぶことがよくありました。
石川県のご当地カレー「金沢カレー」や、北海道発祥といわれる「スープカレー」、大阪発祥といわれる「スパイスカレー」など、ここ20年ほどの間に全国的に知られるようになったカレー。本当にバラエティーに富んできました。
個人的にはこれらのカレーはすべて好きです。
今日紹介する金沢市保古の「アイリーカレーハウス」は、基本スパイスカレーだと思うのですが、ジャマイカ風のカレーです。この3月末で9周年を迎えます。
私自身はジャマイカでカレーが名物料理だとは全然知らなかったのですが、まぁ、言ってみればカレーも「スパイス料理」の一種。世界中で食べられている料理なわけです。
そういう意味では、日本のようにスパイスではなく、料理に発酵調味料を多用する国のほうが珍しいのでしょうね。
人気のカレー店で、小麦粉を使わないグルテンフリー、さらには油も極力使わずに、コクと自然なとろみは大量の玉ねぎを使って出しているヘルシー志向のカレーなのです。
こちらに「こだわりと特徴」が書かれています。
我々は、2月末の土曜日のランチタイムにお邪魔しました。
カレーのお店らしく、黄色い建屋です。
少し家を出るのが遅くなったたため、お店に到着したのが12時ちょっと過ぎ。コロナ禍で店内に入るお客さんの組数を抑えていることもあって、20分ほど待ちました。お店で名前を言って車の中でウェイティングする形態でした。

お店の中は、kadsmiidaさんの絵が壁一面にペインティング。BGMはレゲエとジャマイカの雰囲気の中でカレーを楽しむことができます。
ランチメニューです。ディナーメニューは別にあるようです。
何も言わなくてもセットになっていました。
セットにはこちらの「塩こうじサラダ」とドリンクが付いています。ドリンクは私も妻もハットチャイ。最初に両方とも出されました。
メインのカレーは私は「黒ゴマのヤサイキーマセット(税抜1,100円)」をチョイス。
カレーソースは2種類から選べて、オリジナルソースとココナッツ。私は普段はあまり食べないココナッツにしてみました。
ライスは「玄米入りうこんごはん」で、S(150g)M(250g)L(350g)が料金変わらず。LLは600gで+200円でした。ターメリックによるきれいな黄色をしています。
私はMです。玄米入りなのでよく噛んで食べたほうがいいですよ。
カレーのほうはココナッツと黒ゴマの風味が効いているので、スパイシーですがそれほど辛くはありません。素揚げされたナス・ニンジン・ジャガイモなどが乗せられています。使われている野菜は無農薬自家栽培をされているものもあるようです。
妻はだいぶ悩んだ末、「炭火焼きジャークチキンカレー(税抜1,100円)」を頼んでいました。
スパイシーなチキンで、さらにはパクチーをトッピングで追加(+100円)。妻は美味しかったと言っていました。
この手のカレーを食べさせてくれるところは、石川県内には少ないので重宝しそうです。
石川県だと、どうしても金沢カレーのイメージが強いのですが、「アイリーカレーハウス」のようなカレー店が増えてくると個人的にはうれしいですね。ご馳走様でした。
アイリーカレーハウス
石川県金沢市古府1-181
TEL 076-259-5181
11:00~21:30(L.O.21:00)