あさぴーのおいしい独り言

石川を中心に西日本のグルメネタを気ままに書きます。(ご注意)あくまでも主観で書いていますので何かありましても責任は負いかねます。参考にされる場合はご留意を。また内容は訪問当時に知り得た情報(ネット含む)をもとに書いています。なお、コメントは承認後にアップしており、不適切な内容はアップをしませんので、あしからずご了承願います。

カテゴリ:洋食系 > イタリアン・バール

新緑の季節。この時期は青い空と山々の木々の緑が鮮やか。気持ちのいい季節です。

この時期は天候がいい日が多いのと、気温が高くても湿度が低いので過ごしやすいですね。

4月末の休日のいいお天気の日に金沢市の山あいにある「トラットリア アルベロ」に行ってきました。

同じ名前として、金沢市片町のイタリア料理店「オステリア アルベロ」や木倉町のピザ専門店「ヴェッキオ アルベロ」などがあって、こちらは通称「山ベロ」と呼ばれているようです。ちなみに私のブログを見ると「オステリア アルベロ」へは16年前に行っていました。
トラットリア アルベロ (2)

こちらは「トラットリア アルベロ」となっていますが、ピザの専門店なので「ピッツェリア」のほうが適切かもしれません。
トラットリア アルベロ (3)

外観は、まぁ、普通の建物ですが、店内は天井部分は除き完全に山小屋風?
トラットリア アルベロ (5)

山間部なので周りは山々に囲まれて新緑が青空に映えます。
トラットリア アルベロ (7)

外にはテラス席があり、我々はそちらの席に座ることに。
トラットリア アルベロ (11)

テラスのカウンター席から小さな池が見えて、そちらに鴨1羽とアヒル2羽が仲良く放し飼いにされていて、のどかな気分でピザを楽しむことが出来ました。
トラットリア アルベロ (9)

ピザ専門店なので、メニューは食事はピザのみ。
トラットリア アルベロ (10)

こちらも。

我々は2種類のピザを頼んでシェアして食べることに。
トラットリア アルベロ (4)

ピザはこちらの石窯で焼かれています。
トラットリア アルベロ (12)

ランチにはサラダが付いていました。

そしてピザと言えば「マルゲリータ(1,500円)」でしょう。
トラットリア アルベロ (15)

モッツァレラチーズにトマトとバジル。イタリア国旗のトリコローレ三色旗のカラーです。

もっちもっちの生地の焼き立て。美味しくないわけがありません。

こちらは「クワトロフォルマッジ(1,900円)」。
トラットリア アルベロ (14)

ゴルゴンゾーラ・リコッタ・モッツァレラ・タレッジョの4種類のチーズが使われています。

4種類のチーズが口に中でハーモニーを奏でました。
トラットリア アルベロ (19)

そのままだと、濃厚というより上品な味ですが、添えられていたハチミツをかけて食べると、甘みが加わりフロマージュデザートのようなテイストに。美味しいです。
トラットリア アルベロ (21)

ランチには石窯で焼いて作られたプリンが付いていて、大人のプリンの味でした。

こちらから選べるソフトドリンクも付いています
トラットリア アルベロ (20)

私はアイスティー。
トラットリア アルベロ (22)

妻はホットコーヒーです。

金沢市内からでも車で20~30分はかかる場所ですが、この日はいいお天気でお客さんが多くいらっしゃっていました。人気なのですね。天気が良くて気持ちよかったです。ご馳走様でした。

トラットリア アルベロ
石川県金沢市不室町イ72-1
TEL 076-236-1562
11:30~15:00
月曜・火曜休



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小松駅前から西に延びる「駅前れんが花道通り」。

小松の街中にある昔ながらの家並みとは少し違った風情の通りです。

昔は駅前商店街としてアーケードがあったのですが、いまは取り外されて開放的な通りになっていて、市内のイベントなどでも時々使われるメイン通りです。

3月に行われた市川團十郎襲名披露公演の際のお練りも、この場所で行われています。

そんな「れんが通り」に久々に新しい飲食店が昨年秋オープンしました。
ワインと創作ごはん トレンタ

それが今日紹介します「ワインと創作ごはん トレンタ」。

小松市出身のご夫婦で営業されていましたが、奥さまは別なお仕事と掛け持ちされているようです。

ご主人は、大阪・イタリア・金沢で料理の腕を磨いていて。この度、ご実家の場所で、「ワインと創作ごはん トレンタ」をオープンさせたというわけです。

ちなみに実家で営んでいる婦人洋服店「カネセン」は2階に移っていました。

この日、ハレに日のお祝いということで、家族で訪問しました。
ワインと創作ごはん トレンタ (2)

店内はそれほど広くはありませんが、大きなカウンターのオープンキッチンが目に飛び込みます。
ワインと創作ごはん トレンタ (3)

反対側から見た店内は、こんな感じです。大きなガラスで解放感がありました。
ワインと創作ごはん トレンタ (5)

メニューです。
ワインと創作ごはん トレンタ (6)

こちらも。
ワインと創作ごはん トレンタ (4)

ドリンクメニュー。ほかにワインはボトルで色々揃っていました。
ワインと創作ごはん トレンタ (7)

まずはスパークリングワインで乾杯です。ハーフボトルです。

最初にオードブル盛り合わせが出されます。お通し的な感じですね。
ワインと創作ごはん トレンタ (9)

鴨ハムと金柑、カポターナ、キャロットラペ、ハム、ブルスケッタ、すずきカルパッチョ?など。冷製のものを素早く出していただきました。

では頼んだものを紹介しています。なお料理はメニューにないものもあって、そちらの方も少し頼んでいます。
ワインと創作ごはん トレンタ (13)

「竹の子フリット」は自家製ふき味噌と岩塩で食べます。旬の竹の子の食感がよくふき味噌で食べると、竹の子の甘みがより感じられて美味しかったです。
ワインと創作ごはん トレンタ (14)

こちらはたぶん「ポテトフライ 酒盗あえ(650円)」です。小さな丸いポテトでした。
ワインと創作ごはん トレンタ (16)

「のと豚肩ロース ローズマリー風味(1,750円)」は自家製マスタードで食べます。
ワインと創作ごはん トレンタ (15)

焼き魚は「サワラの炭火焼き」。万願寺唐辛子が乗せられていて、香ばしく焼かれてサワラのうま味が閉じ込められていました。

最後の食事は2品頼んでいます。
ワインと創作ごはん トレンタ (17)

こちらは「カチョエペペリゾット(1,250円)」。濃厚なチーズ風味に黒胡椒がアクセント。
ワインと創作ごはん トレンタ (18)

パスタは「鯛と万願寺唐辛子のアーリオオーリオスパゲッティ(1,450円)」を頼んでいます。

アルデンテでオリーブオイルのやさしい味のパスタでした。美味しかったです。

最後にスパークリングの後に頼んだワインについて。

チリのオレンジワインをボトルで頼んでいます。辛口でした。
ワインと創作ごはん トレンタ (12)

オレンジワインは、白ワインのようですが、白ブドウを使って赤ワインのように造ったワインのことで、妻はオレンジワイン好きです。

以上を飲み食いして一人7千円ほど。満足度高いです。

グループでの利用より家族や少人数で、気軽に料理をつまんでおいしいワインを飲む!そういった利用の仕方がいいかもしれません。ご馳走様でした。

ワインと創作ごはん トレンタ
石川県小松市八日市町38-5
TEL 070-1446-1925
17:00~23:00
日曜休(不定休)



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久しぶりに福井県に行ってきました。昨年9月に三国へ行って以来です。

今回は10時過ぎに思い立って行くことにしましたが、前から行こうと考えていた、坂井市の観光地「丸岡城」のすぐ近くにある「リーノ(LINO)」というイタリアンのお店に電話をして、席が空いているか空いているということで予約して出発しました。

この3月に20周年を迎えた人気店で、本場イタリアで修業したオーナーが多彩なメニューでお客様を楽しめせてくれるのです。
リーノ (16)

丸岡城のすぐそばですが、意外と閑静な住宅街?いわゆる「ひっそりと佇む一軒家レストラン」です。

店内は広くて、多くの人数が入れそうでした。
リーノ (5)

我々はこちらのスペースの一番奥の席に案内されました。
リーノ (6)

メニューです。前菜とパスタ。
リーノ (7)

こちらはピッツァとデザート。

パスタとピッツァにはミニサラダとドリンクが付いていました。
リーノ (11)

まずミニサラダが出されます。

私はピッツァにしました。定番の「マルゲリータ(1,200円)」。ピッツァの中では一番好きで、トマトとモッツァレラチーズのシンプルな味がいいです。
リーノ (12)

私の好きなクリスピーなローマ風。バジルはペースト状のものでした。

チーズたっぷりでおいしかったです。

妻はパスタで「ボンゴレ・ビアンコ(1,300円)」。こちらの方もオイル系パスタでは定番ですね。
リーノ (13)

アサリは小さめのサイズでした。

私も一口食べましたが、ルデンテのパスタにガーリックの風味が利いていておいしかったです。
リーノ (14)

パスタにはパンが付いています。
リーノ (10)

ドリンクは私は「グレープフルーツジュース」、妻は「テ・アッラ・ペスカ」という桃の紅茶。「テ・アッラ・ペスカ」は少し甘い紅茶でした。

駐車場が3か所あって、我々が帰るときには満車状態。混雑していましたが、ピッツァもパスタも非常にスピーディに出されたのが驚きでした。人気のお店なのがわかります。ご馳走様でした。

リーノ(LINO)
福井県坂井市丸岡町霞町1-23
TEL 0776-67-7077
11:30~14:00
17:30~21:00
火曜、第3水曜休



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平成20年に環境省が認定した「平成の名水百選」。

全国各地の名水を認定していて、石川県でも何か所か認定されています。

そのうちの一つが能美市仏大寺にある「霊水堂の名水」です。しかし、昨年8月に加賀地方を中心に襲った大雨の影響で、その湧き水が影響を受けていて、湧き水の量がだいぶ少なくなっているようです。色々なところで影響が長引いているのですね。

さて、能美市仏大寺は人口30名を少し超えるほどの能美市でも一番小さな町でもあります。

今日紹介する「イタリア料理 イル ボッツォロ(iL Bozzolo)」は、そんな名水の里にあって、遠くからも来店するほどの人気のイタリアン。
イル ボッツォロ (17)

前回お邪魔したのは、コロナ禍前の12月初旬。東京からの友人夫妻をお連れしてのランチでした。

週末のランチタイムは予約必須で、私も何度か当日電話して満席で断られたことがあります。

この日、午後から所用で有休を頂いた日、ダメ元で電話したら空いていたので12時半にお邪魔しました。
イル ボッツォロ (2)

店内に入るとお客さんは居ません。これは珍しいことだと思います。お聞きすると、平日の来店数はムラがあるそうだということでした。

食べ終わるまでお客さんが来なかったので、お店の方と色々お話を伺いながら楽しいランチタイムを過ごさせていただきました。

この日のランチメニューです。
イル ボッツォロ (3)

「プランゾA(1,900円)」と「プランゾB(3,200円)」の2種類で、今回我々は「プランゾA」でお願いしました。

「プランゾA」は、気まぐれ前菜盛り5品(アンティパスト)、パスタ、パン、デザート、ドリンクが付いています。

この日の前菜は生ハムが中心。
イル ボッツォロ (6)

いま、イタリアではアフリカ豚熱が流行しているため、イタリアの生ハムなどの輸入が禁止されています。

こちらはイタリアンのお店なので通常はイタリアの生ハムを使っていますが、手に入らないためスペイン産に切り替えていました。

サラミは「ハモン・セラーノ」。生ハムは真ん中が「ハモン・ベジョータ」で、これらはスペインから輸入したもの。一番左のピンク色のは自家製のハムです。
イル ボッツォロ (10)

こちらのスープは別料金。この日は新玉ねぎのスープ。うまく玉ねぎの上品な甘さを引き出していますね。

ちなみに添えられている竹の子は鶴来産で、グリーンサラダもたっぷりです。
イル ボッツォロ (9)

パンはいつも通りのトスカーナパンとフォカッチャでした。

プリモピアットのパスタは4種類からのチョイス。内3つは追加料金が必要です。
イル ボッツォロ (16)

パスタは、内容に応じて使われている麺の種類が違いますが、こちらはそのサンプル。
イル ボッツォロ (11)

我々は、「山陰ホタルイカと鶴来菜の花のアーリオオーリオ(+200円)」と「橋立炙り鰆のブッタネスカビアンカ(+200円)」の2種類を頼んでシェアしました。
イル ボッツォロ (12)

「山陰ホタルイカと鶴来菜の花のアーリオオーリオ」は、イカスミを練り込んだタリオリーニ。
イル ボッツォロ (13)

「橋立炙り鰆のプッタネスカビアンカ」は細打ちのタリオリーニを使用しています。

タリオリーニは手打ちで、もちっとした独特の食感で美味しく、イカスミを練り込んだ方もイカスミのうま味を強く感じました。

プッタネスカビアンカはオリーブ・アンチョビ・ドライトマト・ケッパーがシンプルな味付けに深みを与えていました。

デザートは、愛媛産の木成り完熟みかんのババロアとチョコレートのジェラートでしたが、写真撮り忘れ。汗
イル ボッツォロ (15)

ドリンクは追加料金なしが5種類、+150円の追加が必要なものが6種類設定されていて、私は「ソイカフェ」、
イル ボッツォロ (14)

妻は「カプチーノ」を頼んでいます。この2つは追加料金が必要。焼き菓子「ビスコッティ」が添えられています。

このような山あいにあるお店に遠くからのお客さんも訪れるのは、やはり素材にこだわり手間暇かけた美味しいイタリアンを皆さん望んでおられる証でしょう。ご馳走様でした。

イタリア料理 イル ボッツォロ(iL Bozzolo)
石川県能美市仏大寺2番地
TEL 0761-58-0540
11:30~15:00(L.O.14:00)
ディナーは前日までの予約制
月曜休(加えて不定休あり)



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個人的にイタリア料理は日本料理に次いで2番目に好きな料理です。

イタリア料理を好きな日本人は多いと思います。

それは、両国とも海に囲まれていて、日本料理とイタリア料理共魚介など素材のうま味を引き出す料理法であることが要因かもしれません。

さて、最近、石川県外のみならず海外から石川県に移り住んで飲食店を開業している方が見られるようになってきました。

今日紹介します金沢市笠市町の築100年超の金沢町家をフルリノベーションしたレストラン「ORIGO」についても。そのようなイタリア人オーナーシェフのお店です。

前は此花町に「ITALIAN KAISEKI KAPPOU CASA(カーサ)」というお店をやっていて、懐石割烹スタイルのイタリアンを楽しめるお店でしたが、色々あったようで1年ほどで残念ながら閉店してしましました。

「CASA(カーサ)」へは、私は一度だけお邪魔していて、ブログではこちらで書いています
ORIGO (2)

新しいお店の名前「ORIGO」はラテン語で「起源」を意味していて、同じ建物に「ORIGO」「Angolo CAFFE」「HOTEL 101 KANAZAWA」の3店が同居していました。

前は花屋さんも入居していたのですが、現在は別な場所に変われたようです。

夜のみの営業の完全予約制で、メニューは現在11,000円のディナーコース1種類のみの設定。旬の食材を使ったフルコースとなっています。

この日はハレの日のお祝いで妻のほうがご馳走してくれるということで、私のリクエストでこちらのお店にしました。

内容的には地元石川の旬の食材を使ったものとなっていて、前のお店「CASA(カーサ)」でもそうだったのですが、イタリアンヌーベルキュイジーヌと呼ぶような内容となって、出される料理がすべて驚きを覚えるものばかりでした。
ORIGO (4)

入ってすぐはカフェ「Angolo CAFFE」のスペース。
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奥の方が「ORIGO」のスペースになっています。

3つのテーブルと6席のカウンター席。広くて明るいオープンキッチンで、シェフが料理を作るのを眺めながら楽しむことが出来ますが、我々は真ん中のテーブル席に案内されました。
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店内は、昔の町家特有の天井が高く、炭で燻されて真っ黒になった柱や大きな梁が、一種の荘厳な空気感を醸し出していました。

金曜日の夜でしたが、客は我々のみ。たまたまだったのかもしれませんが、少し寂しい気もしました。ただ、貸し切りなのでシェフやサービスしてくださったイタリア語が堪能の女性の方とも楽しくお話をしながら美味しい料理を楽しむことが出来たので良かったです。

ちなみに「HOTEL 101 KANAZAWA」に宿泊すると、ディナーをこの「ORIGO」で食べるコースが設定されているようです。
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まずはスプマンテで乾杯。
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最初の一皿はジャガイモのスープ。「春」をテーマに作られています。
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ジャガイモとネギ、そしてフレッシュなオリーブオイルが使われていました。白いのはうずらの玉子です。
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そして次に出されたのは、能登のブランド椎茸「能登115」を使用したアンティパスト。
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「能登115」の下はこんな感じ。緑色しているのは何だったかな?説明をしてくれているのですが、覚えきれていません。料理の内容につても間違っていたらごめんなさいです。

プリモピアットとしてのパスタは、まずニョッキ。
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行者ニンニクと甘エビ、そしてひよこ豆が使われていました。

パスタ2皿目は珍しいトルケッティというショートパスタ。
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カタツムリのような形をしていて、食べると口の中でくずれる感じで面白かったです。

上に乗せられているのはイノシシ肉のパンチェッタです。
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小さめのフォカッチャが出され、こちらはお代わりできました。

次に出されたのは、イタリア料理としては珍しくハンバーガー。こちらもイノシシ肉が使われています。
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サイズ的には小さなもので、3口ほどで食べることが出来るものです。また、右側にあるのはシェフオリジナルのジャガイモをくりぬいて作ったポテトでした。

メインの1品目の魚は焼き魚で桜鱒。ふきのとうと菊芋のピューレが添えられていて、それで食べます。
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香ばしく焼き上げられた桜鱒、脂が乗って美味しかったです。

2品目肉料理は、こちらもイノシシ。
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部位はフィレと何だったかな?なお、右側に見えるのは若ごぼうです。

これら料理に使われているイノシシは白山麓のマタギが猟をしたもの。臭みはまったくなかったです。

デザートも2品出てきました。

まずは「シトラスの色合い」と名付けられた一品。
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ブラッドオレンジ、みかん、ベルガモット、黄金柑。自家製リコッタ、エンリコ(父の友達のことだそうです) さんが作ったハチミツなどが材料。ビジュアル的にも素敵ですね。口の中を柑橘がリセットしてくれます。
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2品目はかぼちゃのドーナツとこちらの「キアッケレ(ローマではフラッペと呼ぶ)」。
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キアッケレとは、イタリア語で「お喋り」という意味なのだそうです。イタリアの人は「お喋り」が好きですね。ちなみにイタリアではカーニバルのシンボル的なお菓子です。なお、かぼちゃのドーナツの下に敷かれているものは食べることはできません。
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そしてドリンクは、私はエスプレッソ。妻はデザートワインです。汗
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「フェッランデス(FERRANDES)」というシチリアのワインで干しブドウを使ったデザートワインです。

では、最後に飲んだお酒について。
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こちらがドリンクメニューですが、基本的には料理に合わせて、お店の方にお任せして出していただきました。

スパークリングのあとはこちらの赤ワイン。「ロエロ アルネイス(Roero Arneis)」です。
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ロマーノ・レヴィのかわいいラベルで自然派ワインです。フレッシュでほのかな甘みがあって飲みやすいワインでした。
続いても赤ワインは「ネモリーノロッソ(NEMORINO)」。
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ラベルデザインはバロック絵画の巨匠カラヴァッジョが描いた酒の神「バッカス」がモチーフになっています。トスカーナワインで、こちらの方もバランスのいい飲みやすい赤でした。
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魚料理に合わせてはこちらの白。白ワインで有名なラツィオ・ウンブリア州「セルジオ・モットゥーラ(SERGIO MOTTURA)」。いい香りのする飲みやすい白でした。
ORIGO (48)

そして最後にグラッパ。記念日ということでプレゼントしていただきました。43度の強いお酒です。私は2口ほど飲んで残りは妻の胃袋に消えます。
ORIGO (47)

たくさん飲みましたね。笑

コース全体を楽しんだあと、シェフといろいろお話させていただきました。

前のお店「CASA(カーサ)」の時はイタリアから食材を取り寄せたり、イタリアの味をベースにした内容だったと記憶していますが、現在は、食材も日本の、それも地元石川県のものを積極的に取り入れながら、より日本人に舌に合う味になってきている気がしました。

料理の意外性は、味だけではなく目でも楽しませてくれて、サービスのホスピタリティもよく、もっと人気が出ても良さそうな気がしますね。興味のある方は是非一度どうぞ!ご馳走様でした。

ORIGO
石川県金沢市笠市町10-1
TEL 080-1786-3996
18:00~22:00
日曜休



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