お盆休みは飲食店でも営業するところとしていないところがあります。
市場がお休みで鮮魚を使う寿司店や日本料理店では休みのところも多いです。
そのため、直前に予約すると、何軒電話をしてもなかなか決まらないことがあります。
そんな中、今年は帰省中の子供たちと夕食を外食することにしました。
2日前ぐらいにネットで営業しているところを調べたら、ちょうど、「粋庵(すいあん)」の空きを確認すると空いていたので予約することが出来ました。
台風が接近していた時で、ラッキーにも空いていたのかもしれません。
「粋庵」は全室個室で、他のお客さんに邪魔されず静かに楽しむにはもってこいのお店です。そのため席料が220円ですがかかります。
メニューはコースのみ。内容は月替わり。何種類かありますが今回は7,500円(税込)のコース。
こちらは、粋庵では前菜が付く中では一番ベーシックなコースで、これ以上のコースにはステーキが付いているので、まぁ、こちらでいいと思い頼むことにしました。

まず「琥珀ヱビス」で乾杯。クリーミーな泡、泡付けがすばらしい!
「八寸」は焼茄子ムース、ウニ、カニと金時草のジュレ掛け、イカうるか和え、鶏松風、イチジク胡麻酢掛け、シャインマスカットと子持ち昆布白和え、かます柚庵焼、トウモロコシ焼霜という内容。こちらも色取り取りの味を楽しめました。見た目も素敵で、さすがの「粋庵」の八寸でした。
お造りは4種類。お盆休み期間でしたが、いい状態でした。
焼き物は太刀魚の塩焼き。梅塩、梅肉餡で食べます。切り身のサイスは小さかったです。
焚物は「加茂茄子揚げ浸し」。鮎魚女(あいなめ)揚煮。皮目と身側を交互に円形に成型した加茂茄子の内側に鮎魚女揚煮が入れられていて、パプリカの赤がアクセント。手がこんでいます。
揚げ物は天ぷらで、海老、茄子、蓮根、しし唐、舞茸。レモンと抹茶塩で食べます。
〆の食事はウナギの釜炊きご飯。さすがご主人はウナギの老舗ご出身だけあります。
原木椎茸に有馬山椒がピリリと効いていました。
味噌汁と香の物。
デザートの水菓子は「金沢西瓜のゼリー寄せ」で、フランス発祥のレアチーズケーキのクリームダンジェ添えでした。
全8品が付いてこの内容で税込7,500円。個室でゆったり楽しむことが出来るのでお得でおすすめです。ご馳走様でした。
粋庵(すいあん)
石川県小松市沖町ナ23
TEL 0761-24-5960
月~土17:00~23:00(L.O.22:30)