あさぴーのおいしい独り言

石川を中心に西日本のグルメネタを気ままに書きます。(ご注意)あくまでも主観で書いていますので何かありましても責任は負いかねます。参考にされる場合はご留意を。また内容は訪問当時に知り得た情報(ネット含む)をもとに書いています。なお、コメントは承認後にアップしており、不適切な内容はアップをしませんので、あしからずご了承願います。

カテゴリ:和食系 > 居酒屋・炉端焼

石川県には発酵食文化が根付いています。

酒・味噌・醤油・糠漬けなどが代表的なものですが、長い冬を乗り切るために先人たちが築き上げてきた風土・文化です。

元日の能登半島地震で大きな被害が出た能登地区の「いしり(いしる)」や金沢を中心に特産品として知られる「かぶら寿司」、美川の「フグの卵巣の糠漬け」など、全国的に知名度が高い品々があります。

今日はそんな発酵食をウリにしているお店「sLow&sLow(スロウ&スロウ)発酵の木」の紹介です。
sLow&sLow 発酵の木

お店は白山市の松任駅にほど近い場所にあります。

前は何のお店だったのでしょうか?間口の狭いお店でした。
sLow&sLow 発酵の木 (3)

中に入ると、ご覧のカウンター席と、我々が座った2人掛けのテーブル席が1つ。一人のお客さんをターゲットなのかな?

「発酵を手軽に身近に」をコンセプトにしていて、ジャンクフード系発酵食がウリのお店だということ。ちなみにオーナーの男性は青森の方でした。
sLow&sLow 発酵の木 (2)

外に出されていたランチメニュー。この日は2種類の設定で両方とも1,320円です。
sLow&sLow 発酵の木 (4)

店内の壁に掲げられていたメニューはディナー向けだと思います。
sLow&sLow 発酵の木 (5)

ワインリストです。

この日のランチメニューは肉メニューのみだったので、お店に方に肉以外のメニューがないかお聞きすると、ディナーに書かれていた「鱈のみそ酒粕焼き」を使った定食を作ってくれるということでお願いしました。
sLow&sLow 発酵の木 (6)

まず、自家製の糀キムチが出されます。
sLow&sLow 発酵の木 (10)

そして出てきたのがこちら。
sLow&sLow 発酵の木 (8)

鱈は小ぶりでした。みそ酒粕焼きなので味は濃いめ。付け合わせはサラダのようですが、こちらも発酵食品で味が付いていました。

妻は「スパイスたっぷりトリ手羽カレー」を頼んでいます。
sLow&sLow 発酵の木 (7)

こちらには、ご覧の麹のドレッシングを使ったサラダセットとごぼうの煮物が付いていました。ごぼうの煮物はサービスということで糀を使ったものでした。
sLow&sLow 発酵の木 (11)

カレーも当然麹仕込みで、しっかり味が付いていたようです。

青森の方なので、全体的に味の面では少し濃いめの味付けでした。

発酵食をメニューに加えているところは多いですが、メニューがほぼ発酵食のところは少ないと思います。今後に注目ですね。ご馳走様でした。

sLow&sLow(スロウ&スロウ)発酵の木
石川県白山市中町39
TEL 080-6465-8500
11:30~14:00(L.O.13:30)
17:30~23:00(L.O.22:30)
木曜休



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片山津温泉にある「元気コミュニティー カボチャ村」。

ここには、ビストロやカフェなど4軒が軒を並べていて経営は同じです。

今日紹介するのはその中の1軒で「居酒屋 いちごいちえ」。

まぁ、有名なので一度は行かれた方が多いのではないかと思いますが、前回は6年半ほど前に行っていて、こちらで紹介しています。隣接の「ラ・ヴィーヴ」にはほぼ毎年行っているのですが、こちらへは約6年半ぶりと本当に久しぶりでした。

前回お邪魔した時は「おばんざい今昔 いちごいちえ」でしたが、今は「居酒屋」が付いていますね。ランチ営業もやっていて、今回はランチを食べています。
いちごいちえ

屋根瓦がそのまま壁のように作られた外観。
いちごいちえ (8)

店内に入ると、田舎にあるような古民家風?
いちごいちえ (5)

店舗自体は2階にあります。掘りごたつ式の座敷がメインで、席間は布製の仕切りで緩やかに区切られています。
いちごいちえ (6)

お品書きです。
いちごいちえ (7)

現在のランチは御膳形式のものが主体でした。

この中から私が頼んだのは「漁師の海鮮丼(2,280円)」。

HPには「地元橋立港 朝捕れ天然魚介類にこどわった絶品です」と書かれていました。
いちごいちえ (10)

出されたのがこちら。内容は仕入れ状況におまかせとなります。
いちごいちえ (13)

ビジュアル的には、TVなどで近江町市場の紹介のときによく取り上げられる海鮮丼的な感じで盛りっぷりがいいですね。
いちごいちえ (14)

茶碗蒸しと味噌汁が付いていました。

この写真を見ると、ボリュームが相当あるように見えますが、升の中の丼は丼ではなく吸い物椀のようなサイズで、それほどボリュームはありませんでした。今の私にとってはそのほうがありがたかったです。

妻が頼んだのが「華籠昼御膳(2,200円)」。一応1日15食限定となっているようです。
いちごいちえ (11)

こちらは、お造り、海老と旬菜の天ぷら、本日の焼き魚は鰆の柚庵焼、金時草豆腐・天然もずく酢・焼き栗の小鉢三種、茶碗蒸し・椀物・香物など盛りだくさんのおかず。名前の通り華やかな見た目ですね。
いちごいちえ (12)

こちらも内容は季節や食材の入荷状況により変わるようです。

また、ご飯は白ご飯か炊き込みご飯が選べたので、妻は炊き込みご飯にしています。

そして、御膳にはドリンクが付いていて、私は紅茶、妻はコーヒーでした。

久しぶりにお邪魔しましたが、たまには少しリッチなランチを楽しみたいと思う方にはおすすめのお店です。ご馳走様でした。

居酒屋 いちごいちえ
石川県加賀市片山津温泉丁12-1
TEL 0761-74-8564
昼11:30〜14:30(L.O.)
夜18:00〜21:30(L.O.)
火曜休



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長野のグルメっていうと、「信州そば」とか「おやき」とか、「野沢菜」あたりを思い浮かべます。

「信州そば」については、少し前に紹介したので、今日は「おやき」のお店の紹介です。

調べると、長野駅周辺には「おやき」を売っているお店はそこそこありました。

しかし、ネット情報で、炉端で炭火で焼いた「おやき」を食べることが出来るお店があると知り、帰りの北陸新幹線の時間までに少し時間があるので、せっかくなので足を延ばしてみることに。

行ったのは「ぱてぃお大門」という施設内にある蔵楽庭(くらにわ)、つまり「パティオ(中庭)」周りに色々なお店があって、そのうちの一軒が「縄文おやき 小川の庄おやき村大門店」になっていました。
おやき村大門店 (12)

「縄文おやき 小川の庄おやき村」について調べてみると、本店は長野駅から車で西へ40分ほど行った上水内郡小川村にありました。
おやき村大門店

店内に入ると、一番奥に囲炉裏のある部屋があって、そちらで「おやき」を焼いて食べることが出来ました。

長野グルメの「おやき」はようは焼きまんじゅうのこと。「縄文」という文字が付いているのは「おやき」は縄文時代から食べられていたことから付けられているようです。
おやき村大門店 (9)

縄文時代は囲炉裏の灰の中に入れて蒸し焼きのようにしていたということですが、現在は「ほうろく」という大きなフライパンような鍋を乗せて、その上で両面を焼き蒸す「おやき」になっています。

こちらのお店もまずは両面を焼き蒸しして、そのあとで、灰には入れませんが、もう一度炭火で直に焼いていました。

炉端で焼いているのは、この日は野沢菜・卯の花・あずきの3種類。卯の花が350円で他は300円でした。

私と一緒に行った人は野沢菜と卯の花を食べることに。
おやき村大門店 (5)

炭火なので遠赤外線で短時間で表面はこんがり、中の具はしっとりと焼けていました。

口で一口食べた後なのでちょっと見た目が汚いですが、こちらは野沢菜の中身。
おやき村大門店 (6)

こちらは卯の花の中身です。
おやき村大門店 (8)

具がたっぷり入っていて、意外と塩分少なめでしたが、この2個だとおやつがわりですね。

冷たい雨が降っている日だったので、囲炉裏の火も相まって体が温まりました。
おやき村大門店 (11)

あと、妻へのお土産で、野沢菜と卯の花を各1個。こちらは当日中が消費期限。
おやき村大門店 (15)

そして、こちらの炉端で焼いていない「おやき」を3個買って、夜に妻とシェアして食べていますが、こちらは常温で翌日までの消費期限でした。
おやき村大門店 (13)

内容は「切干し大根」「ピリ辛野沢菜」「しめじ」。「おやき」は見た目が一緒なので、どれがそうなのか、印がつけられていました。
おやき村大門店 (14)

カットするとこんな感じです。

「切干し大根」はやさしい味、「ピリ辛野沢菜」ははその名の通りピリ辛で、「しめじ」は菜種油と醤油で味付けされていていて、どれもが美味しいです。

でもやっぱり、炉端で焼きあがったばかりのを食べる方が美味しいですね。ご馳走様でした。

縄文おやき 小川の庄おやき村大門店
長野県長野市長野53
 ぱてぃお大門「蔵楽庭(くらにわ)」内
TEL 026-232-5786
9:00~20:00
いろり:10:00~16:00
水曜休



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長野市は善光寺の門前町として古くから発展してきていますが、現在人口は約366千人と、それほど大きな都市ではありません。

しかし、東京から新幹線で1時間20分ほどで来ることが出来るので、県外や国外から多くの観光客が来て賑わいます。

長野駅は、善光寺の阿弥陀如来の「十八番の願」にちなんで、善光寺から18丁(約2km)の位置に明治21年に作られています。

そんな長野駅から善光寺までの道には色々なお店があり、そして長野駅周辺にもホテルや飲食店が集積している感じです。

今回、宿泊したホテルも長野駅のすぐそば。仕事を終えてホテルにチェックインして、仲間と2人で食事をしに行ったのが「炭問屋 だいだらぼっち本店」です。
だいだらぼっち

昨年夏にも同じメンツで、これまた長野駅近くにある支店「だいだらぼっち 二の坊」にお邪魔したことがあり、こちらで紹介しています

ちなみに「だいだらぼっち」とは、全国に伝わる巨人伝説の呼び名のことです。

「炭問屋 だいだらぼっち本店」は、名前の通り炭火で焼かれた料理がウリの一つで、長野産の食材を使ったご当地グルメなどを楽しめる、とても人気があるお店なのです。

そのことを知っていたので、2週間以上前に予約を入れてありました。

当日、予約時間の前、18時頃に到着すると、案の定、すでに店内は混雑していました。

我々は2名だったのでカウンター席に案内されます。

カウンター内では3~4名の人が調理をしていましたが、皆さん、手際よくこなされていて、料理が出てくるのも素早かったです。
だいだらぼっち (4)

メニューです。こちらは、この日のおすすめかな。
だいだらぼっち (5)

ドリンク。他にも定番メニューがありました。たぶん、こちらのお店の料理はハズレはないと思います。
だいだらぼっち (6)

お通しは、「だいだらぼっち 二の坊」と同じく、七輪で干物を炙って食べます。
だいだらぼっち (3)

まずは生中ジョッキ(キリン一番搾り539円)で乾杯!

では頼んだものです。前回「だいだらぼっち 二の坊」でも頼んで美味しかったものを中心にリピートしています。メニュー内容も似ていました。
だいだらぼっち (9)

まずは、「長いもの竜田揚げ(740円)」。前回も頼んでいて、大ぶりに切られた長いもを揚げ立てで食べますが、サクッとした食感で美味しかったです。
だいだらぼっち (11)

「雲仙ハムカツ(580円)」も同じく前回頼んでいます。こちらも分厚くカットされたハムでジューシーな仕上がり。
だいだらぼっち (12)

こちらは「野沢菜の天ぷら(580円)」で、こちらもリピートです。
だいだらぼっち (7)

「生サバの炭火焼き(1,200円)」は少々お高いですが、脂がのったサバを、こちらのほうで炭火で焼いてくれます。
だいだらぼっち (8)

炭火で焼かれるとよりサバ自体のうま味が抽出される感じがしました。
だいだらぼっち (14)

「厚焼き玉子」はネギ入りで850円。
だいだらぼっち (15)

最後の締めとして「信州サーモンといくらの土鍋ご飯(1,848円)」を頼みました。
だいだらぼっち (16)

土鍋で長野コシヒカリが炊かれ、その上に信州サーモンといくらが乗せられた逸品。お店の人がかき混ぜてくれましたが、ご飯が輝いています。
だいだらぼっち (18)

炊き立てご飯が美味しくないわけがありませんね。
だいだらぼっち (17)

こちららの薬味を乗せて食べました。

ただ、土鍋にご飯がくっついていて最後まできれいに取ることが出来ませんでした。おこげもなかったです。

では、最後に生ビールのあと頼んだアルコールについて。
だいだらぼっち (10)

私はクラフトビールで、「松本ブルワリー」の「MATSUMOTO Session(松本セッション)IPA」を頼みました。

数種類のアメリカンホップを使用したIPAで、柑橘系のすっきりした飲み口でした。
だいだらぼっち (13)

そのあとは「ハイボール(495円)」です。

もう一人はサワー系を頼んでいました。

以上を飲み食いして2人で1万円強。大体予想通りで満足度は高いです。

11月の中旬で夜は寒かったですが、お店にはひっきりなしにお客さんが入ってきていて、予約のない人はすべて断られていました。さすがに人気ですね。ご馳走様でした。

炭問屋 だいだらぼっち本店
長野県長野市南石堂町1420 石堂ビル
TEL 050-5869-1017
17:30〜25:00(L.O.24:00)
無休(不定休あり)



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浜松に行ったら餃子を食べないわけにはいきません。

この夜も前日の新横浜に引き続いて地元の仲間と一杯やりました。
浜松屋呑兵衛

選んだのはホテル近くにあった「浜松屋呑兵衛(ドンベエ)」。浜松駅の南口の近くです。

本当は、こちらのお隣にある人気の餃子のお店に行きたかったのですが、残念ながら予約を受け付けていないので、順番を待つのも嫌だと思い、事前にこちらのお店に予約を入れてありました。

基本居酒屋ですが、餃子を主力としているようで、事前のネット情報ではそこそこ人気なようです。

この日は予約した18時半少し前にお店に入りましたが、店内は3割ぐらいの埋まり具合。

フロアにいた女性は中国の方のようでした。
浜松屋呑兵衛 (4)

お品書きです。シンプルな構成ですね。あまり手の込んだメニューがないような気がします。
浜松屋呑兵衛 (3)

こちらはドリンク。
浜松屋呑兵衛 (5)

まずは生ビールと、
浜松屋呑兵衛 (6)

枝豆。

そして餃子を30個頼みました。出されたのがこちら。
浜松屋呑兵衛 (7)

20個と、
浜松屋呑兵衛 (8)

10個。浜松餃子らしく丸い形で出されます。真ん中にはもやし。これがデフォルトです。

浜松餃子は野菜が多く詰められているヘルシーな餃子として知られていますが、宇都宮に比べて小ぶりです。
浜松屋呑兵衛 (9)

餃子以外には「もろきゅう(450円)」。
浜松屋呑兵衛 (10)

私は食べていませんが「旨辛手羽先(550円)」。
浜松屋呑兵衛 (11)

こちらは「桜エビ入り油揚げ(550円)」だそうで、食べてみると、かすかに海老の風味が。静岡らしいかもしれません。
浜松屋呑兵衛 (12)

静岡おでんで有名な「いわし黒ハンペン(550円)」。軽く炙ってあります。
浜松屋呑兵衛 (13)

「チャンジャ(500円)」も頼んでいます。
浜松屋呑兵衛 (14)

こちらは「のりまきからあげ(550円)」。
浜松屋呑兵衛 (15)

「じゃがバター(500円)」。
浜松屋呑兵衛 (16)

「しらすおろし(550円)」はちょっと高いかな?
浜松屋呑兵衛 (17)

〆には「ピリ辛焼きそば(610円)」を頼みました。具は少なめでした。

後で見返すと、色々頼んでいますね。

なお、生ビールのあとは私はハイボールを飲んでいます。

以上を飲み食いして、一人4,000円ほどでした。まぁ、予想通りでした。

餃子専門店だと餃子だけになるので、こちらは他の料理も楽しめるのはうれしいかもしれません。ご馳走様でした。

浜松屋呑兵衛(ドンベエ)
静岡県浜松市中区砂山町325-2
TEL 053-451-6261
11:30~14:00 17:00~23:00
木曜休



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