あさぴーのおいしい独り言

石川を中心に西日本のグルメネタを気ままに書きます。(ご注意)あくまでも主観で書いていますので何かありましても責任は負いかねます。参考にされる場合はご留意を。また内容は訪問当時に知り得た情報(ネット含む)をもとに書いています。なお、コメントは承認後にアップしており、不適切な内容はアップをしませんので、あしからずご了承願います。

カテゴリ:和食系 > 日本料理・割烹

小松市に飲食店の新規オープンが続いているようです。

それも3月16日に敦賀まで延伸した北陸新幹線の影響だと思います。

コロナ禍で閉店になったお店が色々ありましたが、やっと少し活気が出てきた感がありますね。

さて、ちょうど「石川県小松市團十郎芸術劇場うらら」でコンサートがあった日、開演前にお腹を膨らませておこうと、事前に予約して伺いました。

それは2月1日に新規オープンした「和菜 日なた」。
和菜 日なた (2)

場所は小松駅近く、アーケードのある小松中央通り商店街の一角に新しくできた飲食店が数店集まる建物の中です。
和菜 日なた

建物自体も、カジュアルな感じでしたが、こちらのお店の中もカジュアルな作りでした。
和菜 日なた (3)

ただ、それが悪いということではなく、リーズナブルにおいしい和食を食べることが出来るので、コスパ重視の方にはいいお店だと思います。

ご主人は美川にある「御料理 こめや」で働いておられたようです。「御料理 こめや」へはランチに1度だけお邪魔していて、こちらで紹介しています

数日前に予約を入れてありましたが、コンサートの時間を考えると早い時間から営業しているのも選んだ理由の一つでした。
和菜 日なた (16)

入口に出されていたお品書きです。
和菜 日なた (5)

こちらには「本日のおすすめ」と日本酒。ほかにもメニューがありました。
和菜 日なた (4)

その他のドリンクです。
和菜 日なた (7)

まずは生ビールとお通し。

では、さっそく頼んだものを紹介していきます。

刺身は5種盛り(2,000円)でお願いしました。
和菜 日なた (8)

ブリは能登産が無かったので三重県のものだそうですが、これが上品なあぶら身で美味しかったです。

他は中トロ、ヤリイカ、しめ鯖、梅貝でした。どれも質のいい刺身で良かったですよ。
和菜 日なた (9)

能登応援メニューからは「赤なまこ酢(990円)」を頼みました。
和菜 日なた (12)

こちらは「釜揚げしらすとネギのだし巻きハーフ(880円)」。出来立て熱々。
和菜 日なた (15)

「自家製胡麻豆腐(660円)」は上品な胡麻の風味がいい感じ。
和菜 日なた (13)

揚げ物として「山菜とホタルイカの天ぷら」を頼んでいます。旬の山菜の苦味とホタルイカの組み合わせで楽しめました。
和菜 日なた (14)

あと「はす蒸し」も頼んでいます。美味しい出汁にねっとり口の中でとろけるはすの身。美味しいです。
和菜 日なた (10)

お酒はハイボールと、吉田酒造の「手取川大吟醸生酒あらばしり(1,100円)」などを飲んでいます。

以上を飲み食いして2人で11,600円ほど。さすが「御料理 こめや」で腕を磨いた方だけあって、どれもが美味しい料理ばかりでした。

和菜 日なた
石川県小松市土居原町251
TEL 0761-48-7825
17:00~23:00
日曜休



気に入っていただけたらブログランキング(下のボタン)をクリック願います。
人気ブログランキング

コロナ禍と能登半島地震。石川県の飲食にかかわるところにとって、この4年間は苦難が続いています。

私のブログではグルメがテーマなので、そんな時でもアップを続けていくことが間接的に応援につながると思って、基本毎日アップを続けています。

また、最近は物価高や人手不足も相まって、飲食店の経営者にとっては頭が痛いですね。

そのようなことを乗り越えるために、営業形態やメニュー構成、料金設定など、コロナ禍前までとは大きく変化してきているのではないでしょうか。

さて今日紹介する能美市岩内町の「四季の遊 道草」。
道草 (10)

加賀産業道路からは少し入った位置にあって、飛び込みで入ることは少ないと思いますが、オープン以来人気で事前予約必須の日本料理・懐石・割烹のお店です。

日本料理・懐石・割烹のお店と書くと敷居が高そうに感じますが、こちらは気軽な感じで楽しめます。

前回は、約6年前、こちらのお店がオープンした約2か月後にお邪魔していて、こちらで紹介しています

その後、昨年3度ほど行こうと思って電話を入れるも、平日でも満席ということもあったしてダメだったことが続きました。

3月のとある週末に行こうと、その2日前に確認の電話を入れると空いているということで予約を入れて伺いました。
道草

開店時間の11:30を少し過ぎたころに店内に入りましたが、先客は居ません。
道草 (2)

我々は、こちらのスペースのテーブル席に座りましたが、シンプルながら落ち着いた空間でした。ただ空調が部屋専用ではなかったせいで少し寒かったです。サーキュレーターでも設置されたほうがいいかと思いました。

ランチメニューはこちらのページを確認して欲しいのですが、「道草ランチ(2,500円)」と「特上ランチ(3,500円)」の2種類です。

どちらを頼むか、予約の場合前日までに伝えておく必要があります。

いまの人手不足を乗り切り、フードロスを減らしていくためにも、このことはいいことではないかと思います。

ちなみに、約6年前にも同じ「道草ランチ」を食べていますが、その時は1,800円でした。

「道草ランチ」は、お造り・天麩羅など色々な料理を少しづつ盛り込んだメニュー。
道草 (5)

サラダ・小鉢・温物(茶碗蒸し)・汁物・アイスが付いていました。
道草 (7)

なかなか盛りだくさんでうれしいですね。
道草 (6)

この日のお造りは能登のやなぎさわらのわら焼きとイカ。天ぷらは揚げ立てでした。こちらにある深い緑色のものはよもぎどうふでした。

食後のデザートのイチゴのアイスとコーヒー。
道草 (9)

ドリンクはコーヒー・紅茶をチョイス出来ました。

後から飛び込みで入ってこられたお客さんには「予約で満席です。」と断っていました。我々が食べ終わって出るころ、我々含めて2組だけしかお客さんが居ませんでしたが、ランチタイムはご夫婦?お二人で切り盛りされているので、出来る範囲に絞っているのかもしれません。ご馳走様でした。

四季の遊 道草
石川県能美市岩内町ル38-3
TEL 0761-66-1315
11:30~14:00(L.O.13:00)
18:00~23:00(L.O.21:30)
※ディナー前日迄の予約制。金土はコース料理のみ
月曜・日曜休
※不定休あり



気に入っていただけたらブログランキング(下のボタン)をクリック願います。
人気ブログランキング

山代温泉にあった「懐石 なか尾」。私のブログではこちらで紹介しています

その「懐石 なか尾」が、昨年12月21日に「茶寮 なか尾(saryo NAKAO)」というお店に変身しています。
茶寮 なか尾

前は昼も夜も少し敷居が高い懐石料理のお店として営業されていましたが、代が変わったことで、少しカジュアルに楽しむことが出来る茶寮として新装オープンしたわけです。

建物の道路側に面したところは駐車場にして、後ろの建物の半分ぐらいを大改装していました。
茶寮 なか尾 (4)

ゆったりとした落ち着いた空間。庭は前のお店のままのようです。営業時間の方も17:30までと短くなっていました。
茶寮 なか尾 (3)

お品書きです。
茶寮 なか尾 (6)

ランチは、こちらのお弁当メニュー1種類のみの設定。事前予約性で税込みで4,180円。そして11:30から12:30までに入店の必要があります。
茶寮 なか尾 (7)

ランチタイム以外の時間帯は、和のスイーツ中心のメニュー構成で、
茶寮 なか尾 (8)

こちらはドリンクです。

我々は前日にお弁当の予約を入れたらカウンター席のみ空いていたのでカウンター席に座りました。

カウンター席の方がきれいなお庭を見ながら食べることが出来るので、個人的にはこちらの方がいいです。
茶寮 なか尾 (10)

事前予約なので、それほど待つことなく、こちらのお膳が運ばれてきました。

ひと目見ただけで美味しそうなのがわかります。そして見た目も豪華ですね。
茶寮 なか尾 (16)

下に並んでいるのは刺身・ふきのとうの天ぷらとカキフライ・香の物です。
茶寮 なか尾 (15)

上は三方と六角形の器に色々な料理が盛られていました。

日本料理のエッセンスが盛り込まれていますね。
茶寮 なか尾 (17)

三方の上に乗せられていたおかめの面をどけるとこんな感じ。

春を感じさせてくれる八寸的な料理の数々。白和えが美味しかったです。
茶寮 なか尾 (15)

こちらには、たらの柚庵焼き他。
茶寮 なか尾 (19)

別に出された椀物。
茶寮 なか尾 (18)

ご飯は無農薬・化学肥料不使用の有機栽培米「いのちの壱」を使用していて、炊き立てで光り輝いていました。もちろん美味しかったのでお代わりをお願いしました。味噌汁はなめこです。
茶寮 なか尾 (11)

ランチの値段としては少々高めですが、空間といい料理の見た目や味についても満足度高いので納得できました。ご馳走様でした。

茶寮 なか尾(saryo NAKAO)
石川県加賀市山代温泉桔梗丘4-29
TEL 0761-77-0015
11:30~17:30(L.O.17:00)
水曜、第4木曜休



気に入っていただけたらブログランキング(下のボタン)をクリック願います。
人気ブログランキング

江戸時代下期から明治時代にかけて隆盛を極めた北前船。

日本海側には寄港地がたくさんあり、その恩恵を受けていました。

2017年には北前船の寄港地などが日本遺産に選ばれていますが、石川県には、輪島・金石・安宅・橋立などの港町が該当、福井県では三国などもその一つです。

そのような繁栄の時期を経た近代。三国港で水揚げされる新鮮な魚介を食べさせてくれるところが多く出来て、旦那衆が夜な夜な楽しんだことと推測されます。

今日紹介します「料理茶屋 魚志楼(うおしろう)」は、かつての花街の中にあって賑わった芸妓の置屋だったところをお店として使用。現在、料理茶屋として営業をしています
魚志楼

明治初期に建てられていて国の登録有形文化財の指定を受けていますが、やっぱり風情がありますね。
魚志楼 (3)

店内はカウンター席と座敷。奥には立派なお庭もあるようです。
魚志楼 (7)

また一角にはこのようなコーナーもあり、繁栄の時代を彷彿とさせてくれました。
魚志楼 (4)

ランチのお品書きです。
魚志楼 (5)

こちらも。
魚志楼 (6)

ドリンクメニューです。

ランチは肩肘張らずに楽しめる丼物が多くなっていました。その中でも甘海老を使った丼メニューがメインのようです。

我々は「甘海老茶屋御膳(2,200円)」と「甘海老漬け丼(2,200円)」を頼んで妻とシェアして食べることにしました。
魚志楼 (8)

「甘海老茶屋御膳」は毎日限定20食で、甘海老天丼、甘海老刺身、サラダ、赤だし、デザートが付いています。
魚志楼 (10)

メインの甘海老天丼は「地元産の甘エビを刺身ではなく敢えて殻ごと天ぷらに。特製のダシを使ったふわトロの卵とじとの相性はぴったり。」ということでその通りの玉子とじにされていました。

ふわトロの卵とじの出汁のうま味が生の甘えびのうま味に絡まってなかなか美味しかったです。
魚志楼 (11)

こちらがサラダとデザート。サラダの色合いが鮮やかですね。
魚志楼 (12)

味噌汁はなめこの赤出し。いい出汁でした。
魚志楼 (13)

「甘海老漬け丼」のほうは「宝石のようにキラキラとした大きな甘エビは殻ごと食べても良し。甘エビの一番美味しい頭の部分の汁を豪快に吸って味わって。」と書かれていて尾頭付きの甘海老がたっぷり乗せられていました。
魚志楼 (14)

こちらの方も、甘みのある甘海老が上品な出汁醤油に漬け込まれて美味しい仕上がりの丼となっていて、妻や私も喜びました。

三国港の甘エビ漁は有名で3~6月にかけてが春期の漁の時期です。皆さんも是非食べに行かれてはいかがでしょう。ご馳走様でした。

料理茶屋 魚志楼(うおしろう)
福井県坂井市三国町神明3-7-23
TEL 0776-82-0141
11:30~14:00
18:00~22:00
不定休



気に入っていただけたらブログランキング(下のボタン)をクリック願います。
人気ブログランキング

2023年5月に新型コロナが第5類に変更になってから段々とコロナ禍前の生活が戻ってきました。

飲食店はコロナ禍で大きな影響を被った業種ではありますが、この苦境を乗り越えたお店には、コロナ禍以前のときより以上に繁盛して欲しいと願っております。

さて、昨年末の忘年会。皆さんは何回ほど参加したでしょうか。

私の場合は、コロナ禍前から会社関係は年に1~2度ほどだったのですが、昨年末も1度だけでした。

今日は、その時に利用した小松市土居原町にある「小料理 げん」を紹介します。
小料理 げん

前回は4年8か月ほど前に行っていて、こちらで紹介していますが、前回は妻と二人で訪れています。

「小料理 げん」がオープンしたのは2019年4月。オープンして1年経たずしてコロナ禍になったわけですが、何とか持ちこたえて現在に至っています。

お店自体はこじんまりとした感じです。入ってすぐがカウンター席。奥が座敷のテーブル席になっています。

この日のメンバーは全員がいい年齢の方ばかり5名。料理は日本の四季を楽しむおまかせコースで、量より質の5,500円コースでお願いしました。
小料理 げん (2)

アラカルトメニューもあります。
小料理 げん (5)

そしてドリンクメニューです。

この日は平日の夜でしたがテーブル・カウンターともほぼ埋まっていました。12月なので忘年会シーズンだったこともあるでしょうが、やはり人気のお店ですね。
小料理 げん (6)

まずは生ビールで乾杯です。
小料理 げん (7)

最初に出されたのがお造り。どれも脂が乗っていました。
小料理 げん (8)

焼き物はサワラだったかな?の柚庵焼き。
小料理 げん (10)

こちらは蒸し物の茶碗蒸し。美味しい出汁がきいていました。
小料理 げん (11)

揚げ物は天ぷらで内容はタラの白子・舞茸・わかさぎ。何の塩だったかわかりませんでしたが、こちらで食べます。

そして、ちょうど、香箱ガニの期間で、一人1杯出されました。
小料理 げん (12)

今シーズンは香箱の値段は昨年までよりは求めやすかった気がします。私も例年よりは多く食べる機会がありました。

香箱は美味しいのですが、家で食べると身を出すのが少し面倒で、特に胴体のところが。汗

お店だと身を出してくれるのでうれしいですね。
小料理 げん (13)

料理は以上で、最後の締めは貝柱の雑炊でした。こちらも出汁が美味しかったです。

あと、生ビールのあとに飲んだアルコール、私はハイボールを2杯飲みましたが、他の方は焼酎を頼んでいました。

以上を飲み食いして一人8,000円。大体予想通りの値段でした。

ご主人は、小松でも人気の会席料理のお店「四季彩 粋庵」の会社で腕を磨いていたので、料理はどれも満足できる内容です。ご馳走様でした。

小料理 げん
石川県小松市土居原町288-1
TEL 0761-27-2365
17:30~24:00
日曜、第2・4月曜休



気に入っていただけたらブログランキング(下のボタン)をクリック願います。
人気ブログランキング

このページのトップヘ