あさぴーのおいしい独り言

石川を中心に西日本のグルメネタを気ままに書きます。(ご注意)あくまでも主観で書いていますので何かありましても責任は負いかねます。参考にされる場合はご留意を。なお、コメントは承認後にアップしており、関係ない内容はアップをしませんので、あしからずご了承願います。

カテゴリ: 文化芸術

いい天気だったので散歩がてら、9/6から始まった「KUTANism(クタニズム)」の展覧会「九谷の現在(いま)」を見に行ってきました。

行ったのは小松市に今年5月24日にオープンした「九谷セラミック・ラボラトリー(セラボクタニ)」。
クタニズム (19)

オープンしたときに私のブログでも書いていますが、「新国立競技場」の設計を担当した建築家、隈研吾氏が設計を手掛けています。
クタニズム (18)

今回、その一貫である展覧会「九谷の現在(いま)」を見に行ったわけですが、開場は「九谷セラミック・ラボラトリー」と能美市の「浅蔵五十吉美術館」の2カ所です。
クタニズム (16)

ちなみに「浅蔵五十吉美術館」では名工選「NEXT九谷」展が行われています。
クタニズム

「九谷の現在(いま)」の監修は東京芸術大大学美術館館長の秋元雄史氏。秋元氏は金沢21世紀美術館の元館長(現在は特任館長)で、石川県になじみの深い方でもあります。
クタニズム (13)

その秋元氏は小松の会場「九谷セラミック・ラボラトリー」の展示「カラフル・オーナメント・オブジェ・クタニ」のキュレーションもされていました。
クタニズム (14)

館内には作家21名の立体作品21点が展示されていて、テーマであるカラフルな色使いの作品が並んでいました。
クタニズム (11)

「表現する九谷」として九谷焼の現代(いま)だけではなく、未来を展望させる作品ばかりでした。

こちらは私も存じ上げている小松市在住の九谷作家、北村 和義さんの線描色絵金彩「蝶々」。
クタニズム (9)

素敵な作品ですね。

「KUTANism(クタニズム)」は10月14日(月)までの期間、色々なイベントが催されます。

皆さんも是非どうぞ!

九谷セラミック・ラボラトリー
石川県小松市若杉町ア91番地
TEL 0761-48-4235
10:00~17:00(最終入館は16:30まで)
水曜・年末年始休館
一般 300円
学生(高校生以下)150円


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今日はそれ以外にGW後半に行ってきたところについて紹介します。

まずはGW恒例の能美市「九谷茶碗まつり」。今年で111回目の開催になります。

私は毎年行っていますが、ここ近年は強風や雨で中止になったりしていました。

今年は3日間ともいいお天気に恵まれて多くの人が訪れたようです。

私は初日の10時過ぎに会場入り。新元号を記念して「令和」の文字が入った湯呑が無料で配られるようで順番待ちの列が出来ていました。
九谷茶碗まつり (2)

お店にもたくさんの人が訪れていましたね。どこも賑わっていました。

今日17時まで開催です。

さてお次は「風と緑の学都音楽祭」を聴くために金沢に行き、空き時間にまわってきたところについてです。

まずは小松駅から金沢駅に電車で移動するとき、小松駅前で飾られていた曳山の山車のミニチュア。
kazu2

今週末から小松市内で開催される祭礼「お旅まつり」を盛り上げるために展示されていたものです。
kazu1

kazuさんこと森秀一さんの色紙が飾られていました。
金沢駅 (2)

そして10連休のGW、金沢駅は混雑していました。といっても時間がそれほどあったわけではないので、まわったのは定番の施設だけですが。
風と緑の学都音楽祭

金沢駅では「風と緑の学都音楽祭」のミニコンサートが開催されていました。
金沢駅

しいのき迎賓館では、「帰ってきた 駄美術百万石」 駄美術展覧会 in 金沢 PART2というのをやっていました。2017年にもやっていたようです。
しいのき迎賓館

全然知らなかったのですが無料だったので入りました。しかしこれがとても面白かったです。
駄美術百万石 (10)

名前と実際に展示されている作品がぴったり!というか思わず笑い出してしまうそうな秀逸なものばかり。
駄美術百万石 (4)

写真撮影がokなのですが、あまりネタバレすると面白くないので一つだけ紹介しておきます。
駄美術百万石 (3)

この作品の名前は「かんせつ照明」です。ねぇ、なるほどでしょう……?

「帰ってきた 駄美術百万石」は明日6日が最終日です。

すぐ近くの金沢21世紀美術館にも当然足を延ばします。
金沢21世紀美術館

新緑の季節でいいお天気。周辺を歩くだけで気持ちがよかったです。

しかしチケットカウンターには当然のごとく長蛇の列。我々は無料の展示をまわりました。
金沢21世紀美術館 (3)

こちらは横田奈美さんの「LOVEと私のメモリーズ」の作品の一つ。写真撮影はokでした。

6月30日(日)までで詳しくはこちらを見てください

こちらは名和晃平さんの「Foam」という作品です。泡と光のインスタレーションですね。

金沢21世紀美術館 (6)
こちらは8月25日(日)までで、詳しくはこちらを見てください

あと、中庭の前の壁に描かれていたイラストがいつの間にか変わっていました。
金沢21世紀美術館 (13)

明日で10連休と長かったGWが終わります(まだ明日一杯GW続きますが)。

お互い7日から仕事頑張りましょう!

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風と緑の学都音楽祭」には毎年聴きに行っています。
風と緑の学都音楽祭 (9)

「風と緑の学都音楽祭」の前は「ラ・フォル・ジュルネ金沢」という名前でしたが一昨年から名前が変わっています。

今年2019年のメインテーマは、「春待つ北ヨーロッパからの息吹 北欧とロシアの音楽 ~グリーグ、シベリウス、チャイコフスキー、ショパン~」。
風と緑の学都音楽祭 (10)

北欧とロシアの音楽ってなかなか馴染みがないので、最初行かないつもりでしたが、3月末に金沢に行った折り県立音楽堂に立ち寄って窓口に確認したら、北欧の国ラトヴィア出身のギドン・クレーメル氏が来るということで、残り数席のチケットをゲットしました。
風と緑の学都音楽祭 (3)

ただし、席は2階の一番後ろ!2人並びの席で一番いいところがそこだったのです。^^;

私はギドン・クレーメル氏なんて知らないのですが、妻がうっすらと知っていたのです。

ヴァイオリンの世界では魔神と称されるギドン・クレーメル氏。超有名な演奏家です。彼が金沢で演奏すると聞いて全国からファンが集まるというほど。チケットも一番の売れ行きだったそうです。

オーケストラはエーテボリ歌劇場管弦楽団で、指揮はヘンリク・シェーファー氏。彼はエーテボリ歌劇場の音楽監督も務めています。

今回の演奏は、ギドン・クレーメル氏の十八番(おはこ)「シベリウス ヴァイオリン協奏曲ニ短調」がメイン。彼が登場すると会場内は大きな拍手が巻き起こりましたが、一人だけ真っ白な衣装で神々しさを感じました。

エーテボリ歌劇場管弦楽団の演奏やヘンリク・シェーファー氏の指揮も素晴らしかったですよ!そして最高のヴァイオリニスト。聴きごたえがありましたね。

演奏終了後には会場から何度もカーテンコールが沸き起こり、結果、アンコール曲を演奏してくれました。

なお、この演奏終了後に少し無料のコンサートも聴きました。
風と緑の学都音楽祭 (6)

エーテボリ歌劇場管弦楽団の四重奏や、
風と緑の学都音楽祭 (7)

屋外でも色々な演奏を聴くことが出来ました。

「風と緑の学都音楽祭」は明日まで開かれています。

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今日で平成が終わり、明日から令和となります。どんな時代になりますか、いい時代にしたいですね。

さて、毎年5月の第二週の週末に開催される小松市最大の例祭「お旅まつり」。

令和の時代に入ってはじめて開催される「お旅まつり」です。

今年の開催は5月10日(金)~5月12日(日)
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曳山子供歌舞伎上演は、今年の当番町は大文字町と京町で、出し物は大文字町は「碁太平記白石噺 新吉原揚屋の場」。京町は「恋飛脚大和往来 封印切の場」。

上演場所や時間の詳しいことはこちらを見てください
(ただ小松市の紹介ページでワンストップで詳細の情報を確認できないのが残念です)
お旅まつり  (5)

また見どころの一つである曳山曳揃えは5月11日(土)に小松駅にほど近い細工町の交差点で行われますが、今年は残念ながら中町と材木町は、人手不足などで組み立てや解体の作業が出来ないとして6基で曳山曳揃えを行うことになったようです。

是非皆さんも「お旅まつり」に来てくださいね!

なお、それに先立ち、GWの5月5~6日に「日本こども歌舞伎まつりin小松」が開催されます。
子供歌舞伎

上演時間、内容等はこちらのページをご覧ください

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食事は、単に「美味しい」ことだけが満足度のすべてではありません。

金額的なこともあるでしょうし、場所の空間的な要素やサービスの良し悪しも然りです。今日は食事に使用する食器について考えてみます。
本陣美術館

この3月10日まで、小松市立本陣記念美術館では「食の工芸を楽しむ」という企画展が模様されていました。私も見に行きました。
本陣美術館 (2)

九谷焼はもちろんのこと、他の伝統工芸品など色々な食器が展示されていて面白かったです。

さて、石川県は日本有数の伝統工芸品の産地です。

人口当たりの人間国宝の数も京都と並んで多く、そのこともあって、2020年には日本海側で唯一の国立の美術館として、東京国立近代美術館工芸館が金沢に移転。新しく「国立工芸館」という通称で開館する予定です。

食事に使用されるものだけを取ってみても「輪島塗」や「山中漆器」「金沢漆器」、陶磁器では「九谷焼」「大樋焼」「珠洲焼」などがあります。

そんな中、今回は九谷焼にスポットを当てて個人的な独り言を書きます。少々お付き合いください。

九谷焼は江戸時代前期の古九谷から始まり、一旦途絶えたものの、その後復興され、いまでは日本でも有数の陶磁器の産地となって、世界にも多くのファンがいます。

九谷五彩と呼ばれる色絵に大きな特徴があって、花鳥風月を大胆な絵図柄で表現しているものも多くあります。
ゆのくにの森 (16)

これは江戸初期に作られた古九谷の絵皿です。古九谷の時代から色鮮やかな彩色がされていたことがわかります。
山本長左 (5)

しかし一方、こちらの九谷は山本長左さんのもので、呉須という顔料を使用した染付けのみで書かれています。
九谷茶碗まつり (15)

あと、赤絵のみの九谷もあったりと多彩です。

しかしながら伝統工芸品の市場は年々縮小しており、その限られたパイを全国各地の伝統工芸品が奪い合うわけですが、黙っていては衰退の一途でしょう?

石川県の伝統工芸品の一つである九谷焼の世界でも、色々な試みをしながら頑張っています。
志の助 (7)

例えばこちらの九谷和グラスは、その九谷焼と江戸硝子を融合させて作られています。脚の部分は九谷焼、ガラス部分は手作りの吹き硝子で出来ていて、和洋どちらの飲み物・食べ物にも合うデザインで、いま人気となっています。
清峰堂 (5)

ご覧のように、九谷の脚のデザインとガラスの種類・形で何通りの組み合わせも可能で、自分だけのオリジナルなものを作ってコレクションされる方もいます。
清峰堂 (4)

能美市にある清峰堂というところが製造元です。

清峰堂
石川県能美市新保町ヲ48
0761-57-2133

私が時々食べに行く金沢の鮨店「志の助」でも使用されています。

磁器とガラスという異素材を接合させる技術によって、2006年度グッドデザイン賞(新領域デザイン部門)を受賞しています。

いまは色々な作家さんがデザインをしていて、楽しませてくれるようになってきている注目株の九谷焼なのです。

話は変わりますが、石川県で作られている九谷焼。その土台となる陶石はどこで産出されたものが使われているかご存じでしょうか?

小松市なのです。

ちなみに小松市では「『珠玉と歩む物語』小松~時の流れの中で磨き上げた石の文化~」ということで平成28年度の「日本遺産(Japan Heritage)」に認定されています。 

私のブログではこちらで紹介しています
滝ヶ原 (3)

こちらは、その一つ、山あいにある滝ヶ原町の昔の採石場である「西山石切り場跡」。
滝ヶ原

そんな石の産地である小松市だからこそ、九谷焼にとってもいい陶石が産出される土地なのです。

江戸時代後期に小松市花坂地区で発見された九谷焼の原料となる陶石。
小松市立博物館 (9)

学術的には流紋岩という種類のようですが、小松市にある小松市立博物館に行くと、小松の石文化に関する展示を見ることが出来ます。
小松市立博物館 (4)

しかし、いくらいい陶石が出ても、そのままの状態では焼き物には使えません。陶石粉砕から九谷焼陶土にするまで様々な工程が必要です。
小松市立博物館 (11)

そのような加工をする工場が小松市にはあります。

現在、東京オリンピックの競技場の設計で知られる隈研吾氏が基本設計をしている九谷焼創作工房「九谷セラミック・ラボラトリー CERABO KUTANI」

その工程の技術を高めると同時に、製造工程の近代化を目的として作られている施設がほぼ完成しています。
九谷セラミック・ラボラトリー

こちらの写真は今日現在のもの。外観はほぼ完成です。中にはまだ入ることが出来ないのでわかりませんが、今年度工事なので3月末までには外部の舗装など含めて終わりだと思います。
九谷セラミック・ラボラトリー (6)

このような地味な工程があって、華やかな九谷焼の世界を支えているのですね!?

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