あさぴーのおいしい独り言

石川を中心に西日本のグルメネタを気ままに書きます。大阪・福岡のお店も豊富です。 (ご注意)あくまでも主観による内容ですので、参考にされる場合はその点ご留意を。 なお、コメントは承認後にアップしており、トラックバックは受付しておりませんので、あしからずご了承願います。

カテゴリ: 文化芸術

今年も5月の第2の週末に小松市最大の祭礼「お旅まつり」が盛大に行われました。

金曜日と土曜日の夜まで仕事だったので、「曳山八基曳揃え」は観ることが出来ませんでしたが、いいお天気に恵まれた日曜日にやっと「お旅まつり」に行くことが出来ました。

お旅まつり (3)
やはりお天気に恵まれると、縁日の通りは相当の混雑。菟橋(うはし)神社(お諏訪さん)の参拝にも長い列が出来ていました。
お旅まつり (8)

こちらは「こまつ曳山交流館 みよっさ」。普段は開けられていない大きな扉も解放されています。

昨年、曳山子供歌舞伎が最初に上演された明和3(1766)年から250年を迎えた節目の年で、その一環として2014年から4年間に渡って開催された「曳山250年」の曳山子供歌舞伎イベントの今年は最終年でした。

元々、曳山子供歌舞伎は龍助町と西町から始まったと言われているようですが、今年は、その龍助町が当番町(もう一つは中町)。
お旅まつり (14)

今回、その龍助町の千秋楽を観に行くことが出来ました。

私は今年初めて、五人衆の口上から演目の最後まで観ることが出来ました。
お旅まつり (10)

演目は義士外伝「土屋主税」という、赤穂浪士を題材にした内容で、あらすじがわかりやすく、
お旅まつり (15)

市川団四郎さんの前説もあって最後まで楽しく観ることが出来ましたね。
お旅まつり (11)

まずは五人衆の口上。
お旅まつり (12)

こちらも伝統の獅子舞。
お旅まつり (34)

そして、曳山子供歌舞伎本番。

子供たち(すべて中学生以下の女子)が演じる歌舞伎に圧倒されました。素晴らしい熱演です。

天気にも恵まれたので多くの見物客がいました。見せ場では皆さん、大きな拍手を送っていました。さすが「歌舞伎のまち小松」です。
お旅まつり (37)

終了して、縁日の通りを横切りましたが、21時少し前でも多くの人で賑わっていましたね。

このあとの250年も「お旅まつり」と「曳山子供歌舞伎」が盛大にとりおこなわれることを記念しております。

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先日紹介した建築家の木田さんのお花見にも来ていらっしゃった山下 一三(やました いちぞう)さんの工房兼住宅にお邪魔してきましたので紹介したいと思います。

場所は片山津温泉から、南に車で少し行ったところにあります。

工房の正式な名称は「磁器工房白象」。
山下一三 (4)

磁器の生地の「白」い色と、お名前が一三(いちぞう)ということで、工房名に「白象」を使用しているとのこと。

山下さん、元々、この場所で生まれたそうですが、お父さまは九谷焼に携わっていたわけではなく普通の公務員だったようです。

外観は立派な日本建築そのものですが、細かいところになかなか凝っていて、山下さんのこだわりを随所に感じられる工房兼自宅でした。
山下一三 (2)

駐車場の床面には、あえて足跡やムシロの跡がつけてあったり、家の内外部にも九谷焼の造形が埋め込まれています。見ているだけで楽しいです。
山下一三 (17)

玄関をくぐり中に入ると、ご覧の九谷焼の置時計が置かれています。

玄関から入って右側にある客間でしょうか?そちらに通されて1時間半ほどじっくりとお話をお聞きすることが出来ました。
山下一三 (6)

木田邸の花見の席では何度か話をしたことがあったのですが、今回、どうして九谷焼の世界に入ったのか。師事していた北出不二雄先生の工房に入るることになった経緯、作品へのこだわり、大切にされていることなど、色々お話をお聞きすることが出来ました。

客間には山下さんの作品が飾られています。何れの作品もユニークで温かみのある造形と色使いの九谷焼ですね。描かれている絵柄も普通とはちょっと違いますね!?

山下さんの作品は、一般的なうつわ類を作るときに使われる「ろくろ」を使用してつくるような九谷焼ではありません。

一から手びねりで生地をこねながら造形を創造していくのです。そんな作り方をしてるからでしょうか、いまにも動き出しそうな生き生きとした「かたち」です。

まったく同じものが二つとないというほどの、オリジナリティあふれる作風にファンの方も多いのです。
山下一三 (7)

こちらの写真に写っているのは、一番左が水差し?その隣が一応花器です。
山下一三 (8)

これは、日時計だそうです。発想が面白いです。
山下一三 (9)

スマホスピーカーなんてのもありました。後ろに見えるのはキャンドルスタンドです。
山下一三 (14)

出していただいたコーヒーのカップもユニークです。一見持ちにくそうに見えますが、指にフィットして持ちやすいですよ。
山下一三 (22)

私は、こちらのボウル皿を買い求めました。
山下一三 (24)

裏側はこんな形状になっています。一見安定が悪そうですが、座りはとてもいいですよ!

私もグルメブログをやっている関係上、食器については少なからず興味があります。

美味しい食事は、素敵なうつわに盛り付けるとさらに美味しく見えます。また、「用の美」というか、よく考えられた「かたち」は美味しさ以上に、こころの面でも充足感を与えてくれると思います。

山下さんの作品は、そんな「こころの充足感」を、手にする人に与えてくれるでしょう。

そうそう!息子さんは、地ビールのお店「Craft Beer Dive Futa's」を金沢で営業しています。

私も何度か伺ったことがありますが、お店には至ることでお父さまの力作を見ることが出来ます。

山下さん、色々なお話をお聞かせいただきありがとうございました。今後とも素晴らしい作品を生み出してください。そして、またどこかで、今度は一献傾けながらお話をさせてください。

磁器工房白象
石川県加賀市片山津町セ-88
TEL 0761-74-1731

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毎年お招きいただく木場潟湖畔の「家楽舎-木田智滋住宅研究室」でのお花見。今年も参加してきました。

今年の桜の開花は、ここ3~4年より遅めでしたが、その後一気に開花が進み満開までは早かった気がします。そして、残念ながら今回の木田邸の庭の桜は葉桜ということで、木場潟湖畔の桜並木を借景しての花見となってしましました。^^;
木田邸

もっとも我々は、花より団子&会話です!(笑い)

ホスト役の木田さんは、小松の木場潟湖畔にオフィス兼ご自宅を構えていらっしゃいます。
木田邸 (3)

広い庭越しに木場潟と白山を借景に雄大な景色。そして、素敵な方々とも素晴らしい「場」を愉しむことが出来るお花見は、それは最高の贅沢と言えます。
木田邸 (17)

そんな花見の席に私も毎年お呼び頂いていて、とてもうれしい限りです。

この会は毎回、各自が料理やお酒を持ち込みます。
旬庵

私は、今年は「味茶房旬庵(あじさぼうじゅんあん)」にお願いして、春にちなんだ料理を作っていただきました。

東酒造 (9)

あと、恒例の日本酒「神泉」。今年はにごり酒を持っていきました。何と!東酒造に残っていた今年最後の一本という貴重なにごり酒でした。

他の皆さんは手料理や地域の名物料理など、美味しそうなものばかり。

14時に始まった会は、楽しい皆さんとの会話、そして美味しい酒を料理によって、あっという間に時間が経ちました。

この日の参加メンバーも多彩な方々が揃っています。
木田邸 (25)

金沢の整形外科の北山クリニックの院長、北山先生。力石ひとみさん演奏のバンドネオンに合わせてタンゴを歌ってくださいました。

昨年、私のブログで紹介しましたが、リンボウ先生こと林 望さんと一緒に「タンゴの時代」というコンサートを金沢で開いていて、その中の一曲ですね。
木田邸 (13)

こちらは加賀市の陶芸家の山下 一三さん
茶房古九谷 (22)

大聖寺の石川県九谷焼美術館の傘立てなど、ユニークで温かみのある造形と色使いの九谷焼を作られています。
山下一三さん

こちらは、器と共に持ってきていただいたお料理です。山下さんの息子さんが金沢でやっている地ビールのお店「Craft Beer Dive Futa's」の料理ですね。美味しそうです。

ちなみに私は今週末、山下さんの工房にもお邪魔してきます。

毎年参加される、元北陸先端大の先生をしていたプライニング ノルベルトさんも、昨年誕生した娘さんと奥さまを連れて参加していました。
木田邸 (21)

とってもかわいいお嬢さんでしたよ!
木田邸 (20)

金沢美術工芸大学の環境デザインの教授、坂本英之さんは2年ぶり。こちらは奥さま手作りのケーキです。

木田邸の花見は今年初めて?まちづくりコーディネーターで法政大学の教授の水野雅男さん.

建築家で吉村寿博建築設計事務所所長の吉村寿博さん。

など、今年も多彩な顔ぶれでした。

では皆さんが持ってこられた料理についても紹介します。
木田邸 (10)

こちらの「鮒ずし」も何と!手作りです。
木田邸 (8)

季節の竹の子ごはんです。

もちろん、ホストの木田さんの奥さまの美味しい手料理もありました!
木田邸 (11)

他にもたくさん美味しいものが並んでいて、どれを食べようか目移りして大変。そして、案の定、飲み過ぎでした。^^;

木田さんと奥さま、毎年お呼び頂きありがとうございます。そして片付もせず帰宅したことお許しください。ご馳走様でした。

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11月初旬に、恒例の富士山ろくでのお墓参りを兼ねて、妻のお母さんを連れ箱根に行ってきました。

昨年も、同じく箱根の強羅に泊まりましたが、今年は湯本で宿泊。飲食編については後日改めてアップしていきたいと思います。今日は、文化・芸術の秋ということで箱根で入った博物館、美術館について書きます。

今回、残念ながらお天気には恵まれませんでした。昨年は2日間とも快晴の最高の天気だったのですが、今年は一日目はまずまず。しかし、2日目は雨と霧で当初の予定を大幅に変更せざるを得ませんでした。

まず、1日目。箱根湯本に伸縮から小田急ロマンスカーで移動して、その後ランチを食べ、その足で向かったのは「箱根北原おもちゃミュージアム」。

箱根湯本駅からすぐ近くなのですが、急な上り坂なので、駅から出ている無料の送迎バスに乗られることをおすすめします。帰りは下りなので歩きでもいいかもしれません。

「箱根北原おもちゃミュージアム」は、テレビ東京「開運!なんでも鑑定団」の鑑定士の一人として有名な、おもちゃコレクターの北原照久氏が館長をつとめている観光施設です。
おもちゃ博物館 (2)

ミュージアムは2つに分かれていて、コレクション1には北原照久氏が40年かけて収集した、1900年から1970年代ごろまでに作られたブリキのおもちゃおよそ3,000点。
おもちゃ博物館

入口近くでは鉄人28号が迎えてくれます。
おもちゃ博物館 (9)

館内には昔懐かしいセルロイドのお面やおもちゃ。
おもちゃ博物館 (6)

だっこちゃん人形もありますね。懐かしい!

歌舞伎役者、17代目の故市村羽左衛門が収集した2,000台に及ぶミニカーなどが所狭しと並べらています。
おもちゃ博物館 (7)

サンダーバードやスターウオーズ関連のフィギアや玩具類なども懐かしですね。
おもちゃ博物館 (8)

コレクション2には、アメリカの宝石店などのショーウインドウでプロモーション用に作られたという1920年代から50年代にかけての動くディスプレイ「モーションディスプレイ」。様々なレコージャケットを飾った音楽コレクションルームなどを見ることが出来ます。
おもちゃ博物館 (10)

北原氏は、全国にこの手のミュージアムを6館運営しているらしいですが、このコレクションの量と質、素晴らしいものがありますね。見ごたえがありました。

箱根北原おもちゃミュージアム
神奈川県足柄下郡箱根町湯本740
TEL 0460-85-6880
10:00~17:00
入館は16:30迄
無休
料金:大人1300円
子供(4才~小学生)650円

お次は「箱根彫刻の森美術館」です。
彫刻の森美術館

こちらへは私は20年以上前に一度行ったことがあります。
すすき

本当は、今回、こちらには行く予定ではなかったのですが、本来行こうと思っていた大涌谷と仙石原すすきが、あいにくの悪天候。霧と雨のため諦めざるを得なかったのです。

そこで急きょ「箱根彫刻の森美術館」に変更しました。
彫刻の森美術館 (8)

こちらも霧がかかっていたのですが、まぁ、近くで見て楽しむ彫刻類なので、それほど問題にはなりませんでした。

妻も妻の母も、こちらの方が喜んでくれたので結果オーライでした。
彫刻の森美術館 (28)

箱根彫刻の森美術館は、日本初の野外美術館として有名で、敷地内に内外の著名なアーチストの作品が展示されています。
彫刻の森美術館 (31)

ヘンリー・ムーア、佐藤忠良、ピカソなどの作品が至るところにあります。
彫刻の森美術館 (6)

こちらはイサム・ノグチの作品です。
彫刻の森美術館 (12)

ちなみに、ピカソの作品は、彫刻以外の物も、こちらの「ピカソ館」に多数展示されていました。

最初からこちらにしておけば、もっとゆっくりと見学することが出来たのに……。^^;

箱根彫刻の森美術館
神奈川県足柄下郡箱根町二ノ平1121
9:00~17:00
入館は閉館30分前まで可能
年中無休、
入館料
大人1600円
大学生・高校生1100円
小中学生800円

最後は、箱根湯本から小田急で新宿へ戻る前に買い求めた「珈琲牛乳ソフト」の紹介です。

こちらのお店は、生豆をご注文ごとに焙煎する「煎りたて珈琲豆」の専門店として人気です。

この「珈琲牛乳ソフト」が美味しかったです。 
箱根焙煎珈琲 (2)

箱根焙煎珈琲という煎りたて、挽きたて、淹れたてのコーヒーをテイクアウトでも飲むことが出来、おなじところで「珈琲牛乳ソフト」も売っています。
箱根焙煎珈琲 (3)

まぁ、これからの季節、ソフトクリームどころではないかもしれませんが、箱根の街を歩き疲れて時などにいいかもしれませんよ。

コーヒー牛乳の味を忠実に再現。さらには深煎りコーヒーで甘さ控えめのソフトクリームでした。珈琲豆にこだわっていて大人のソフトクリームかもしれません。一個350円です。

箱根焙煎珈琲
神奈川県足柄下郡箱根町湯本702
TEL 0460-85-5139
10:00~17:00
不定休

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秋本番です。芸術の秋なので、東京で話題の2館に行ってきました。
国立西洋美術館 (4)

まずは、今年世界文化遺産に登録された「国立西洋美術館」です。

まぁ、「国立西洋美術館」については、皆さんもよくご存じなので詳しくは書きませんが、建築の世界では超有名な方、フランスのル・コルビュジエが設計したことでも知られています。

今回の世界文化遺産登録も、このル・コルビュジエが設計した建築が対象となっているほどです。

大昔に一度は行ったことがあるのですが、本当に久しぶりです。^^;

フランク・ロイド・ライト、ミース・ファン・デル・ローエと共に「近代建築の三大巨匠」として知られていますが、建築についてはかじった程度なので、あまり述べることはできません。ル・コルビュジエはモダニズム建築として素晴らしい業績を残していますが、個人的にはフランク・ロイド・ライトが好きです。^^;

さて、世界文化遺産登録後、「国立西洋美術館」は人気沸騰のようです。

私たちが行った11月の平日も多くの人で賑わっていました。というか、この周辺って平日でもこんな混んでいるの?ってな感じで、芸術の秋だったからかもしれませんが、東京の人の多さ・底力を実感しました。

入館料は常設展のみ鑑賞する場合は、430円という超お得な設定。さらには毎月の第2、第4土曜日、文化の日(11月3日)も大人まで無料という太っ腹!国立だからでしょうが、こんなにいい美術館が東京に集中しているのは、本当に不公平だと感じました。

ちなみに、いま企画展もやっていまして、こんなのでした。
国立西洋美術館 (3)

[企画展示室] クラーナハ展―500年後の誘惑
2016年10月15日(土)~2017年1月15日(日)

こちらは入場料1,600円もかかります。ということで我々は時間の関係もあり常設展のみを観ることに。

国立の美術館の素晴らしいところはもう一つあります。それは館内の写真撮影が一部作品を除いてokなことです。
国立西洋美術館 (47)

前庭にも有名な彫刻がいくつか展示されています。こちらは、むかし教科書などでも載っていたロダン作「カレーの市民」。「カレーの市民」というと私の場合は「アルバのカレー」を思い出すのはおかしいでしょうか?^^;
国立西洋美術館 (45)

こちらも超有名作品。ロダン作「考える人」。何を考えているのでしょうか?^^;

玄関には、ル・コルビュジェがピエール・ジャンヌレと一緒に提唱した近代建築の5原則「ピロティ・屋上庭園・自由な平面・自由な立面・連続水平窓」の一つである、ピロティ構造を見ることが出来ます。いまでは当たり前になった構造も、ル・コルビュジェが提唱するまではそうではなかったのですね。
国立西洋美術館 (51)

出口付近のロビーにはコルビュジェデザインの家具なども置かれています。
国立西洋美術館 (27)

建屋の基本寸法は、モデュロール(Modulor)というル・コルビュジエが考案し提唱した尺度体系で造られています。あまり建築的なことは対象ではないブログなので詳しくは書きませんが、これはこれで凄いことらしいです。
国立西洋美術館 (15)

中に入ると、最初の展示室には、ご覧の大きなトップライトがあり、自然の光が展示場を照らしています。
国立西洋美術館 (17)

そこには今回の世界文化遺産登録についての案内と、数店の彫刻があります。そして緩やかなスロープをのぼって中の方に入っていきます。

ルノワールや
国立西洋美術館 (38)

ピカソ
国立西洋美術館 (41)

モネの睡蓮などの超有名作品も堪能することが出来ます。
国立西洋美術館 (28)

フェルメールもありました。

展示室の構造も、一部屋一部屋に変化があり、多様性に富んでいて、建築を見ているだけで楽しくなります。
国立西洋美術館 (16)

世界文化遺産登録建築物と超有名なアート作品、両方を一度に楽しむことが出来る「国立西洋美術館」。超お勧めですね。

国立西洋美術館の開館時間や料金などの案内についてはこちらをご覧ください

お次は、「国立近代美術館」と「国立近代美術館工芸館」について。

私が、こちらを紹介するきっかけは、今年「国立近代美術館工芸館」が、地方創生政策の一環で、2020年の東京オリンピック開催時期をめどに、金沢市に移転することに決まったからです。

もし実現すれば、国立の美術館としては日本海側で初めてとなります。

石川県は工芸分野の人間国宝が東京や京都とならぶ人数が居て、人口比でみると,石川県が7.76人(2015年)で,東京・京都を大きく上回ってトップの位置を占めています。全国平均は0.46人ですから、その突出ぶりがわかるというものです。

実は、私は大体、他の国立の美術館や博物館はほぼ行ったのですが、「国立近代美術館」と「国立近代美術館工芸館」に行くのは今回が初めてなのです。

今回、一緒に行った妻が他の用事で一人となった時間を利用して、見学およびブログネタの取材を兼ねて行ってきました。
国立近代美術館

まずは、本館のほうに入ります。こちらのほうも常設展のみであれば430円。「国立近代美術館工芸館」を含めてみても550円という超お得な設定になっています。むちろん無料の日の設定もあります。
国立近代美術館 (6)

こちらも所蔵作品は多く、見ごたえがありました。
国立近代美術館 (14)

明治維新以降、または1910年代以降の美術品を対象にしているこの美術館では、ピカソをはじめ有名な作家の作品のみならず、現在活躍されている作家の作品展示なども行われていました。
国立近代美術館 (11)

これは今年文化勲章を受賞された草間彌生さんの作品です。水玉模様が有名ですが、この絵もよく見ると小さな水玉模様が表現されています。赤や黄などの原色系の色を多用していますね。
国立近代美術館 (10)

小松市出身の宮本三郎氏の絵もありました。
工芸館 (3)

その足で、ここから700mほど離れている「国立近代美術館工芸館」に移動します。
工芸館 (2)

1910年(明治43年)に建設された帝国陸軍の近衛師団司令部庁舎を改修して利用しています。建物は重要文化財に指定されています。

今回、金沢市に移転するのは、この建物は別で、機能と展示物(全部ではないかもしれません)となっています。

明治以降今日までの日本と外国の工芸及びデザイン作品。収集作品は特に戦後の作品に重点がおかれているようです。なかでも、人間国宝の工芸家の作品については、極めて充実していて、本当に石川県に移転するのが待ち遠しいです。
工芸館

私が行った時は、ちょうど「革新の工芸 ―“伝統と前衛”、そして現代ー」という企画展をやっていました。

展示室は2階のみとなっています。

今回は主に今、活躍されている作家の作品が中心の展示でした。

ちなみに「国立近代美術館工芸館」では常設展という展示エリアがなく、そのため、約3300点あるといわれている所蔵品は、ほとんどすべてお蔵の中ということになります。^^;

何とももったいないことです。

本当は石川県に在住または、ゆかりがある作家さんの作品も見たかったのですが……。

金沢に移転の際は、建物も広くなる予定です。早く移転が実現してほしいです。そして、ぜひ、常設展示のスペースを多く取っていただき石川県の工芸の多様性を見せていただきたいものです。

東京国立近代美術館工芸館
革新の工芸 ―“伝統と前衛”、そして現代ー
2016年9月17日(土)~12月4日(日)
0:00~17:00
※入館時間は閉館30分前まで
月曜休館
一般550円
大学生350円

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