少し前に、福井県あわら市「生そば 新保屋」について書いたことがあります。

その時に、辛味大根のしぼり汁にだしを合わせたつゆで食べる蕎麦を初めて食べました。これが記憶に残っていて、坂井市に「生そば 新保屋」の姉妹店があるということを知って早々出かけてきました。
新保屋 (8)

そこは、あわらの「生そば 新保屋」のお兄さんがやっているお店なのです。

坂井市は、そば処福井の中でも一番のそばの産地で、「越前坂井 辛み蕎麦」という辛い大根で食べるのが坂井市流だということ。坂井市内(特に三国町近隣)には、この辛味大根が栽培されているところが多いのだそうです。

また、越前では江戸時代初期のころからおろし蕎麦が食べられていて、「越前おろしそば」という名称には昭和天皇が由来しているという由緒正しき蕎麦です。

ちなみに「越前坂井 辛み蕎麦」の定義は以下のようになっています。
一.「福井県産そば粉を使用している」こと。
二.「大根おろしの絞り汁にダシを合わせたつゆをぶっかけている」こと。
三.「辛さの度合いを3段階にわけて提供する(R指定なし、R-12指定、R-15指定)」こと。

とある土曜日に、一人でドライブがてら三国まで出かけました。開店は11時。10分ぐらい過ぎたころお店に到着。
新保屋 (9)

まだお客さんは一人もいなかったので、了解を得て店内の写真を写します。
新保屋 (11)

ご覧のように壁にずらりとサイン色紙が並んでいます。すごい数でした。人気なのでしょう?
新保屋 (16)

そば打ちの部屋です。ご主人にお聞きすると、あわらのお店とは別に打っているそうです。

お品書きは、あわら市の「生そば 新保屋」とほぼ同じです。値段も合わせていますね。

さて、この日は、もう一軒行きたいところがあったため、おろしそば一杯のみを頼むことにしました。
新保屋 (13)

出されたのがこちらです。
新保屋 (15)

あわら市の「生そば 新保屋」の蕎麦の風味がよみがえってきました。

とても辛かったです。^^; そのため蕎麦が甘く感じられました。

あわら市の「生そば 新保屋」より辛い気がしましたが、美味しかったですよ。
新保屋 (14)

何と!そば湯もあわら市の「生そば 新保屋」と同じく、白湯っぽかったです。^^; 最初のお客さんでしたからしょうがないですね。

機会があれば「越前坂井 辛み蕎麦」の他のお店にも行ってみたいですね。ご馳走様でした。

生そば 新保屋
福井県坂井市三国町山王2-9-39
TEL 0776-81-2563
11:00~18:00
月曜・第3日曜休
※月曜が祝日の場合翌日休み


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