KITTE博多やJRJP博多ビルが今年4月にオープンしてだいぶ変わりました。
それらのビルは博多駅に地下通路などで直結していて、地下街には何れも多くの飲食店が出来ています。
駅前や繁華街の大きなビルに入る飲食店は、大都市に限らず大手資本のお店が多く入っていて、何となく金太郎飴のような画一的な感じもするのですが、福岡の場合、博多駅前の両ビルを含めて、意外に地元のお店も多くあったりしてなかなか楽しいのです。
さて、今回、福岡空港から地下鉄で博多駅まで移動。その足でKITTE博多の地下でランチを取ることにしました。
「KITTE」は日本郵便が経営する商業施設で、福岡が東京の丸の内に次ぐ2店舗目となっています。キーテナントはマルイで九州初出店。商業地の力関係では天神から博多駅前にパワーシフトが進んでいる気もします。
今回ランチを食べに入ったのは、事前に選んであった「はかた天乃 KITTE 博多店」というお店。
こちらのお店の本店は中洲川端にあって、割烹・小料理の高級店として名を馳せていますが、残念ながら私も行ったことがありません。
そんな高級店の味をリーズナブルに楽しめるとあって、オープン以来、博多っ子を含めた多くの人に人気なのだそうです。
さて、今日紹介する「はかた天乃 KITTE 博多店」へは、JR博多駅と地下1階でもダイレクトにつながっています。
半オープンなお店の造りで、それほど広い店内ではありませんが、清楚でそこはかとなく高級感を漂わせるお店になっています。
ランチメニューは、このような感じで、日替わりメニューもあります。この日は、「サバみりん」か「鯛茶漬け」が設定されていました。
私は、福岡で久しぶりに食べる鯛茶漬けを頼むことにしました。
福岡に住んでいるとき、鯛茶漬けを何度か食べました。福岡と鯛、イメージ的にはあまりないのですが、専門店もあったりして意外と美味しいお店が多かった記憶があります。
有名なところでは、天神の「割烹 よし田」。私もブログで書いています。
出されたのがこちらです。
このメニューは、こちらのお店の夜定食の一品として出されているようですね。
東京は「銀座 うち山」の「鯛茶漬け」と同じく、また、前述の天神の「割烹 よし田」もそうですが、鯛に胡麻和え(だれ)をからめたものを茶漬けで食べるタイプのものでした。
まずは、鯛と胡麻だれををご飯の上に乗せ、そのまま食べます。少し甘めのたれですがゴマの香りとコクがあって美味しいです。
そして半分ほど残った鯛の胡麻だれを全部ご飯の上に乗せて茶漬けで食べると、これまた美味になります。
他には玉子焼き、茶碗蒸し、漬物が付いていました。
茶碗蒸しには梅肉のみ入っていました。梅肉の酸味が心地よいです。
こちらは一緒に行った人が頼んだ、サバの塩焼定食(800円)と、
刺身定食(980円)です。
定食にはお味噌汁も付いてきます。
どちらもさすが高級料亭の味で美味しかったそうです。
この値段で、このクオリティのランチを楽しめるのは、本当にうれしいことで、博多の人はうらやましいですね。
夜も割烹の味を居酒屋価格で楽しめるとあって、機会があれば夜にも行きたいお店です。ご馳走様でした。
はかた天乃 KITTE 博多店
福岡県福岡市博多区博多駅中央街9-1
KITTE博多B1F
TEL 092-260-6366
7:30~23:00(L.O.22:00)
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