お盆に行った福井県北部のグルメネタ探しドライブ。そのランチに食べたときのことを書きます。

突然ですが、なかなかそばも奥深いものがあります。

私も、行くまでは全然知らなかったのですが、おろしそばでありながら大根おろしが乗せられていないそばがあるのです。

新保屋

今日紹介する福井県あわら市の「生そば 新保屋」は、そんな「しぼり系」のダシで食べさせてくれる、あまり他では食べることのできないそばのお店です。

この日は、一軒目のカフェ以外は、行先も食べるところも決めていませんでした。

もちろん、下調べはしていて、いくつかの候補は見つけてありました。この日は何軒か飲食をすることを決めていましたので、お昼はそばで軽めに済ますことを選択し、こちらの「生そば 新保屋」に開店の11時ちょうどに到着しました。

場所はあわら温泉街からほんの少し外れた場所にポツンとあります。さすがに11時だと我々が最初のお客さんです。
新保屋 (3)

テーブル席と小上がり席がありますが、お店はそれほど広くはありません。
新保屋 (2)

お店は女性3名で切り盛りされていました。メニューこんな感じです。やはり福井なのでおろしそばが名物と書かれています。

とりあえずネタ的には複数の品を紹介したいということで、私は久しぶりに食べる「にしんそば(900円)」を。妻は「おろしそば(600円)」を頼みました。

家に帰ってからこちらのお店のことをネットで調べたら、いつも参考にさせていただいている、そば博士の「ドモドモコーポレーション」の遠田さんがやっているブログ「蕎麦の食べ歩き北陸」に、お店のことが書かれていました。

それによりますと、新保屋という屋号のそば屋さんは、こちらともう一つ、坂井市三国にもあって、そちらがお兄さん、あわら市のお店を妹さんが営んでいるようです。

どちらも同じそば粉を使っているようですが、お兄さんと妹さんではそばの打ち方が違っているそうですね。
新保屋 (4)

こちらが妻が頼んだ「おろしそば(600円)」です。確かに大根おろしが見えません。それにぶっかけよりも汁の量が多いです。

私も一口食べましたが、辛味大根のしぼり汁がいい仕事をしています。
新保屋 (6)

そばは福井産のそば粉を十割で手打ちしています。
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私の頼んだ「冷やしにしんおろしそば(1,100円)」です。にしんはぶつ切りでされたものが乗せられていました。とろろも添えられています。

こちらももちろん、「しぼり系」のダシがかけられています。最初、同じ汁だとは思わなかったので、何で大根辛いんだろう?と不思議でした。

しかし、この「しぼり系」のダシが美味しいですね。辛味大根なので大根辛いのですが、醤油との配合も素晴らしく、また食べたくなる美味しいそばでした。
新保屋 (7)

そば湯は、最初の客だったからか、ほとんど白湯でした。^^;

こちらのお店の「しぼり系」のそば、個人的にはとても気に入りました。次回はお兄さんのお店に行って確かめたいと思いました。ご馳走様でした。

生そば 新保屋(きそば しんぼや)
福井県あわら市二面16-1-27
TEL 0776-78-5822
11:00~18:00
水曜日


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