地ビールからクラフトビールへ。1990年代後半に訪れた第1次地ビールブーム。

残念ながら数年でブームはしぼんでしまいました。

しかしながらここ数年、第2次地ビール、いやクラフトビールブームというべき流れが出来ています。

最近ではヤッホーブルーイングやCOEDOビールなど、全国的にも名が知れ、経営的にも大きな規模で事業として成り立っている会社が出てきていますね。

さて、石川県においても、何社か地ビールを製造しているところがありますが、残念ながらまだまだ小規模な経営のところが多いと思います。規模的には能登町の日本海倶楽部が一番大きいでしょうか?

金沢にはこれまでビールを製造している会社はありませんでしたが、昨年、そんなクラフトビールの醸造所が出来ました。

金澤ブルワリーという名前で、女性経営者がクラフトビールを作っています。作っているクラフトビールはペールエールの一種類のみのようです。

まだ小規模なので、金沢市内でも飲めるところは少ないのですが、金沢発のクラフトビールで女性経営者が作っているという話題性もあってマスコミなどでも取り上げられています。
アブリ

今回、そんな金澤ブルワリーを飲める飲食店の一つ、「Ramen&Bar ABRI(ラーメンアンドバーアブリ)」に行ってきました。

店名も変わっているというか、ラーメンとバー??ってな感じですが、その店名の通りにお昼はラーメン店、夜はお酒を飲みながらラーメンの具材で酒を飲むこともできるというお店なのです。ちなみに夜はビールだけではなく日本酒や焼酎も楽しめますよ。
アブリ (3)

中に入ると、オープンキッチンスタイルで、カウンター席が5つと、テーブル席が6席ほどの小さなお店。こちらも女性経営者である鈴森さんがやっています。

彼女は元々、近江町市場で移動販売車で営業をされていたようですが、今年4月に晴れて店舗を持つことでクラフトビールの取り扱いを始めたということですね。

行った日はお盆の「ゆめ街道」が開かれていた日。夕食の時間まで時間があったので、軽くこちらで飲むことにしました。

夜はこれまたたっぷり食べる予定だったため、お店のウリの「のどぐろ煮干しラーメン」を食べることは今回はやめました。
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クラフトビールは、これらの6種類がありましたが、我々はこれまで飲んだことがない銘柄を中心に頼むことにしました。
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まず頼んだのは、もちろん、金澤ブリュワリーの「金澤麦酒」です。あと、こぶし花ビールのIPAも頼んだのですが、グラス3分の一ほどしかなかったため、これはサービスしてくれました。
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金澤ブリュワリーの「金澤麦酒」はペールエールで、香りがよくフルーティな味でした。色合いもいい感じでした。
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こちらは京都醸造の「なごり雪」でホワイトビール。これらはMサイズ(375ml)で880円でした。
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鈴森さんからすすめられて、香りづけのために、追いホップを追加で入れました。生のホップです。ちょうど入荷したばかりでした。
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手でつぶして香りをだし、崩してビールの中に入れると、よりビールのうまさが引き立つ感じがしました。
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あと、最後のSサイズ(260ml)でもう一杯は、鳥取の大山ビールの八郷という酒米で作られたエールタイプのビールを頼んでみました。
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おつまみには、ラーメンの具が3種類盛られたもの(550円)をお願いしてみましたが、内容は煮卵、もも肉チャーシュー、白髪ネギ+メンマの3種類。おつまみとしては少しお高いかもしれませんが、手間暇かかっている気がします。

ちなみに、今回頼まなかったラーメンは、今や高級魚として全国的にもすっかり認知された感がある「のどぐろ」を使った贅沢な「のどぐろ煮干しラーメン」と「新作醤油味」の2種類があります。

具材は、今回頼んだように別盛りで出されるようで、酒のアテで食べるもよし、ラーメンに乗せて食べてもよしだそうです。

昼はラーメン、夜はバーという意外な組み合わせのようですが、締めのラーメンも一緒に済ますことが出来るのでいいかもしれません。ご馳走様でした。

Ramen&Bar ABRI(ラーメンアンドバーアブリ)
バー・お酒(その他)、ラーメン
TEL 080-7896-2193
火~金
11:00~14:00(L.O.14:00)
17:30~23:00(L.O.23:00)
土11:00~23:00(L.O.23:00)
日11:00~17:00 
月曜休(祝祭日の場合は翌火曜日)


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