今年の夏は蕎麦のお店の紹介が多かった気がします。
暑い夏の期間は麺類といえば、冷たい蕎麦を食べたくなる季節ですが、今日紹介する「小幸」で、石川県内で食べる夏の冷やした蕎麦の記事は終わりです。(福井の蕎麦については後日アップする予定です)
白山市といえば、白山麓を抱えている土地。蕎麦の産地でもある鳥越地区も白山市です。
市内至ることろに、蕎麦を食べさせてくれるお店が存在していますが、特に鶴来・鳥越などに人気店が多くあります。
さて、私のブログでも、時々登場します「とうへんぼくな仲間」という蕎麦のお店のグループがあります。その中心である「唐変木」も鳥越地区にあるのですが、今日紹介する「小幸」は、山間の旧石川郡ではなく、松任駅にほど近い街中にお店があります。ただ街中といっても住宅街から少し外れた場所にひっそりと存在していて、知らないと行かないお店な感じです。
私が店内にいる間にもぽつりぽつりとお客さんが入ってきます。場所柄地元の方が中心でしょうか?リピーターの方も多いのかもしれません。
今回、とある日曜日のお昼にお邪魔しましたが、こちらのお店、夜の営業はしていないので、酒のつまみになるようなメニューがありません。(一応メニューには中瓶のビールの記載はありました)
板わさや焼き海苔、厚焼き玉子はもちろん、天ぷらもメニューにはありませんでした。
お店自体はしっかりとした一戸建てで、中には暖炉まであって、一杯やりながら蕎麦を!ってな雰囲気のあるお店だったのですが……。
蕎麦の種類も、もりとおろしの2種類に、にしんかとろろというオーソドックスな組合せのメニューというシンプルな構成でした。
蕎麦は福井県、長野県、北海道産の蕎麦の実を使用していて、つなぎなしの100%で手打ちしています。
私はおろしそばと、「韃靼そば茶のごはん(200円)」という変わったのがメニューにあったので、それをオーダーしました。
まずは、そば茶と蕎麦の素揚げが出されます。
待つこと10分ほどでおろし蕎麦が運ばれてきます。おろし蕎麦はぶっかけではなかったです。
大根おろしがとても辛かったですね。最初に「辛いですが大丈夫ですか?」と聞いてきましたので、多分そうだとは思っていましたが。
大根おろしがとても辛かったですね。最初に「辛いですが大丈夫ですか?」と聞いてきましたので、多分そうだとは思っていましたが。
挽きぐるみのようですが、それほど香りは強くありません。9月から新蕎麦を打ち始めるということでしたから、この時期はやむを得ないですね。
のど越しはとてもよいそばで、少し濃いめのつゆとの相性も良かったです。
「韃靼そば茶のごはん」は、ほんのりと韃靼そばの香りと味がしました。香の物を少し乗せながら食べました。
そば湯は、少しとろみがありました。
こちらのお店で使われている器類はオリジナルでいい感じです。
お店全体の室礼、器にもこだわっていて、蕎麦を食べるには落ち着いていいお店だと思います。ご馳走様でした。
小幸 (コユキ)
TEL 076-259-1841
石川県白山市新成1-311
11:00~15:00
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