飲食店に行くとメニューによってそのお店の特徴がわかります。
もちろん、一般的な名称の料理名をメニューに表記しているところがほとんどだと思いますが、今日紹介する「ロックダイナーかどや喰堂」は、メニュー名からユニークなのです。
私は2014年の秋にお邪魔しているので、約8年半ぶりの訪問になりました。その時のことはこちらで紹介しています。
3月15日は、目の前にあった旧店舗「かどや食堂」より今の場所に移ってから10周年の日でした。おめでとうございました。
2月のとある日曜日のお昼少し前にお店に到着。カウンター席に5名ほどのお客様と、2つのテーブル席のうちの一つにお客様がいらっしゃいました。
我々はカウンター席に座ります。同じカウンター席のお客様とお店の方のお話を小耳にはさむと、どうもモー娘の加賀楓さんのファンのようで、彼女の関係のところを巡っているような感じでした。
さて、「ロックダイナーかどや喰堂」はメニューだけではなく、入口の扉やインテリアについてもユニーク。「ロック」ということでロックンロールなお店となっているのです。
入り口のドアの取っ手がギターのネックの部分になっていたり、メニューが懐かしのレコードのLPジャケットの中に綴じられていたりです。
奥には1970~90年代のアメリカの人気ハードロック・バンド「キッス(KISS)」のパネルが掲げられていました。懐かしい!

メニューの中には、こんな推しメニューがあって、ロック好きなご主人なのがわかりますね。

冒頭書きましたが、こちらのお店にはユニークな名前が付けられているメニューが多数あります。
こちらはオリジナルなうどんと蕎麦メニュー。
ご飯物には普通の名前が付けられていますね。
私は、前回お邪魔した時には「じえのば蕎麦」を頼んでいるので今回は「ゆかたん蕎麦(1,020円)」を頼むことに。
「ゆかたん蕎麦」の「ゆかたん」とは、中米にあるメキシコ、グアテマラ、ベリーズの3国にまたがるユカタン半島を指すようです。
トルティーヤが付いているので、たぶん、メキシコ料理のイメージなのでしょう?
出されたのがこちら。
メキシコ料理と言えばサルサやタコスが有名ですが、その両方を合わせたような感じの料理&蕎麦で、冷たい蕎麦でした。色々な野菜にチーズなど盛りだくさん具材が乗せられています。
良くかき混ぜて食べると、トマトの酸味とサルサミートソースのピリッとした辛みが相まって、日本蕎麦の出汁にも合う味に仕上がっていたと思います。
トルティーヤにもこれらを乗せて巻いて食べたら、また違った味で食べられてよかったです。
妻のほうは「クラムチャウダーうどん MK-Ⅱ(1,400円)」を頼んでいます。MK-Ⅱ(マーク2)と付いているので、前の「クラムチャウダーうどん」から進化させているのかもしれません。
最初にこちらのセットが出てきました。サラダに漬物と山菜の和え物。
そして熱々に煮込まれた「クラムチャウダーうどん」。具がたっぷり。私も少し食べましたが、濃厚なチーズの風味が太めのうどんに絡んで和食ではない感じがしました。
うどんは太めのもっちりとした食感の麺でした。
具とうどんを食べ終えと、スープを全部飲み干さずにおくと、〆にはご飯を入れたミルクリゾットにして出してくれます。濃厚過ぎて私一人だったらボリューム多過ぎで食べきれないかもしれません。
他の飲食店との差別化を考えてのユニークなメニューの数々。全部試してみたい気がしました。ご馳走様でした。
ロックダイナーかどや喰堂
石川県加賀市山代温泉南町7-2
TEL 0761-76-4114
11:30~14:30
18:00~24:00
月曜休
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