小松には焼肉店がたくさんあります。

私自身は肉全般が苦手なのですが、最近、克服に向けてチャレンジしています。

さて、焼肉と言えば韓国といったイメージがありますが、ネットで調べてみると、いま日本の焼肉店で食べられている、焼いてからタレに漬けて食べる「焼肉」は、日本で在日の方が主に行っていた食べ方だそうで、韓国では「日式焼肉」と呼ばれているようです。

ちなみに韓国の焼肉は、タレに漬け込んである肉を焼いて食べるのが昔からの食べ方です。

今日は私のブログでは珍しい焼肉店の話題。小松駅前に昨年7月7日オープンした韓国料理のお店「ブソン食堂」です。
ブソン食堂

ご覧のように外観で目立つのはハングル文字。まるで韓国に来たような錯覚に陥ってしまいそうです。
ブソン食堂 (3)

店内に入ると目に飛び込むのは大きない水槽。アワビなどがいました。
ブソン食堂 (5)

店内は明るく広いです。まだ半年ほどしかたっていないので設備もきれい。

基本は焼肉店なので、排煙のためのダクトが目立ちます。そして大きなモニターには韓国のミュージックTVと韓流ドラマが流れていました。
ブソン食堂 (4)

水槽の上に掲げられていたメニューはハングルと日本語が併記されていますが、ハングルのほうが大きかったです。

私も一度だけソウルに行ったことがありますが、その時に食堂に行ってチゲなど食べたことがあります。そんな韓国の食堂に行った気分を味わえるお店ですね。

この日は19時から「うらら」でコンサートがあり、その前に腹ごしらえをしに入りました。そのため、あまり時間がなかったので軽くアルコールを飲み、料理をつまもうと考えていました。
ブソン食堂 (15)

こちらが料理のメニュー。韓国(釜山)式の食堂と書かれています。港町でもある釜山式なので肉だけでなく貝料理もウリでよかったです。
ブソン食堂 (12)

裏面です。
ブソン食堂 (18)

ドリンクメニュー。
ブソン食堂 (19)

裏面。

我々はこの中から、お店の人気NO.1と書かれていた「牛(上)ハラミ(1,980円)」と、貝盛り合わせの「チョゲチム(3,960円)」を頼むことにしました。なお、こちらのお店では大体2人前の量になっていて、単価はその分高くなっていました。

焼肉は炭火ですが、日本の焼肉店のように自分で焼くのではなくお店の方が焼いて切ってくれました。そのほうが楽だし、たぶん美味しく食べることが出来ますね。

焼肉のタレは3種類。
ブソン食堂 (8)

こちらはゴマ油のと玉ねぎのあっさりした2種類のタレ。
ブソン食堂 (9)

下側のはお通しのようなものですが、こちらのお店ではサラダ含めてサービスでした。
ブソン食堂 (17)

網金の上で温められているのはニンニクたっぷりの醤油だれです。
ブソン食堂 (14)

焼きあがった肉を「つつみセット(660円)」のサンチュで巻いて食べました。
ブソン食堂 (20)

こちらは貝盛り合わせの「チョゲチム」。貝盛り合わせは焼きと蒸しがあって「チョゲチム」は鍋で蒸す料理。日本の韓国料理のお店ではあまり見ない料理かもしれません。

貝は日によって違うようですが、この日はホタテ・アサリ・ムール貝でした。
ブソン食堂 (23)

こちらにはコチュジャンを使ったようなタレと、辛めの青唐辛子が効いたタレの2種類で食べさせてくれました。
ブソン食堂 (27)

〆には雑炊(+220円)です。玉子も追加(+110円)しています。貝のうま味が染みだしていて美味しかったです。
ブソン食堂 (6)

最後に飲んだアルコールについて。色々韓国のお酒が揃っていましたが、我々が頼んだのは「ボクスンドガ(福順都家)」という赤米のマッコリ酒で発泡酒。4,950円とこちらのお店では高級なお酒でした。
ブソン食堂 (2)

小松市にある酒蔵「東酒造」の神泉しぼりたてにごり酒のように、キャップを開けるときに注意しないと吹きこぼれてしまう危険な発泡性のにごり酒。
ブソン食堂 (7)

この酒はワイングラスに注がれましたが、ピンク色がきれいですね。
ブソン食堂 (11)

アルコール度数は6.5度とそれほど高くはなく、甘味料が少し入っていて若干ですがほど良い甘さを感じるマッコリで美味しかったです。

以上を2人で飲み食いして、締めて12,000円弱。少し予算オーバーでしたが珍しいお酒や美味しいものが食べられたので良かったです。ご馳走様でした。

ブソン食堂
石川県小松市土居原町178番地
TEL 0761-46-5592
17:00~24:00
月曜休



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