今日も「名古屋めし」の新興勢力である「台湾まぜそば」の紹介です。

「台湾まぜそば」は「名古屋めし」の中でも2008年に誕生したと言われる比較的新しいものです。

昔からある「名古屋めし」の一つである「台湾ラーメン」から派生したアレンジメニューです。

「台湾ラーメン」は台湾料理ではなく名古屋発祥の創作ラーメンで、逆に台湾では「名古屋拉麺」と呼ばれているようです。

そんな「台湾ラーメン」の味をベースにして汁なしにしたあのが「台湾まぜそば」なのです。

今回お邪魔したのは西鉄西春駅近くの「極太麺 まな屋」というお店。
極太麺 まな屋 (10)

私が名古屋市に住んでいたころは市ではなく西春町という町でした。
極太麺 まな屋

こちらは、イタリアンまぜそばなどの創作系まぜそばをウリにしているお店で、入口に順番待ちのエリアがあったり結構人気なようです。

行った日も満席でした。

ここは北名古屋市の洋風居酒屋「マナテーブル」の姉妹店で、洋風居酒屋ということからイタリアンまぜそばなどのメニューを考え出されたのかもしれません。
極太麺 まな屋 (3)

入口にある食券機で食券を買ってから、指示されたカウンター席に座りました。

私はメニューに「北なごやめし認定」「四天王」と表記されていた「まぜそば赤(950円)」を頼むことにしました。
極太麺 まな屋 (7)

これだけに「台湾まぜそば」とも書かれていたのが決め手です。
極太麺 まな屋 (4)

カウンター席から厨房のほうを見ると「北名古屋まぜそば」の暖簾が掲げられています。どの地方でもグルメで町おこしが盛んです。
極太麺 まな屋 (8)

あと、麺の説明には「全粒粉麵」使用と書かれていますね。

「台湾まぜそば」はいわゆる「台湾ミンチ」という鷹の爪とニンニクを効かせた醤油味のひき肉そぼろを使いますが、こちらのは「台湾ミンチ」のように辛そうな赤色ではなく、旨味噌?のようなものとチャーシューような豚肉を切ってほぐしたものが使われていました。

この辺りは広島のご当地グルメ「汁なし担担麵」とも似たような感じです。

よく混ぜて食べます。それほど辛くはありませんでした。

麺は極太麺で、相当な歯ごたえで、濃厚なタレに負けない小麦粉の風味を感じさせてくれます。タレもよく絡んで美味しくいただくことが出来ました。
極太麺 まな屋 (5)

途中で味変で、ニンニクと酢を入れて食べました。
極太麺 まな屋 (9)

角切りされたメンマ、水菜、ネギのシャキッとした食感もアクセントになって総合的な味の観戦度を感じました。

そんなことで本当は残ったタレに追いめしを頼んで食べたいところですが、ボリュームがあって満腹になったので止めました。
極太麺 まな屋 (6)

こちらは一緒に一人が頼んでいた、こちらも「北なごやめし認定」「四天王」と表記されていた定番の「黒(930円)」です。

トッピングの内容が赤とは少し違いました。

独特の展開を見せる「名古屋めし」。次はどのようなメニューが出てくるでしょうか?ご馳走様でした。

極太麺 まな屋
愛知県北名古屋市九之坪梅田53-1
TEL 0568-25-0443
11:30〜14:30(L.O.14:00)
夜はしばらくの間は休業
水曜休



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