鯖(さば)は値段的にも比較的安定している魚で、長年庶民の味方として食されてきました。

東京だと単一食材にこだわった専門店のような飲食店がたくさんあって、ニッチな市場を形成しています。

地方だと、単一食材だと飽きられてしまって持続可能ではなくなるため難しいのですが、大都会だと人間の数が多いのでやっていけるのでしょう。
さばめしの鯖匠

さて、今日紹介するのは、水道橋駅にほど近い場所にある「さばめしの鯖匠」というお店です。
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店名の通り、鯖(さば)を使った定食としてリーズナブルに「さばめし」を楽しむことが出来ると人気なのです。
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平日のランチタイム、12時少し前にお店に到着するとすでに満席。数分外で待ちました。

狭いお店にⅬ字のカウンター席と4人掛けのテーブル席が2つ。
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オーダーは食券機で食券を買って行います。

こちらのお店の「さばめし」の特徴は、名古屋のうなぎの「ひつまぶし」のように食べることができること。

高級なうなぎではなく、庶民の味方「さば」をアレンジして食べることが出来て、何となく贅沢な気分にさせてくれるのです。

私が頼んだのは「ネギさばめし(950円)」。出されたのがこちら。
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「ひつまぶし」で見たことがあるようなセット。
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壁に貼られていた「さばめしの作法」に従って食べます。

「ひつまぶし」のように、まずうなぎではなく「さば」をしゃもじで切りながらご飯と混ぜます。
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「ひつまぶし」のうなぎのようにタレがかかっていないので、混ぜてもビジュアル的にはイマイチかもしれません。

そして碗に盛って、まずはそのまま食べます。

焼き魚の香ばしさと、私のは「ネギさばめし」なので、ネギの風味が加わって生臭さも少なく美味しく食べることが出来ました。
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2杯目は、こちらの薬味を半分ほど乗せて食べます。
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ワサビではなくレモンでした。暑い期間だから?
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3杯目は出汁をかけて、残った薬味を乗せて食べます。

出汁は鯛のアラで取った出汁で鯖との相性も良かったです。
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小鉢として胡麻和えの魚が添えられていましたが、これは何の魚だったかな?

こちらも出汁をかけて茶漬けにして食べると美味しいです。

食べ終わっての感想ですが、想像以上に美味しくて楽しめました。もしかしたら「ひつまぶし」の食べ方は色々な魚に合う食べ方かもしれません。

千円以下で何となく贅沢な気分になれるランチで良かったです。ご馳走様でした。

さばめしの鯖匠
東京都千代田区神田三崎町2-21-11
 ゑびすビル1F
TEL 03-3221-8860
月~金
11:30~14:30(L.O.)
17:00~21:00
土・日・祝
11:30~14:30(L.O.)
無休



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