福井と言えば「おろしそば」。全国的にその名が知られています。
私は福井のぶっかけで食べる「おろしそば」が好きで、時々食べに出かけています。
今日紹介するのは勝山市にある「石挽き蕎麦 好太郎」という人気のお蕎麦屋さん。
えちぜん鉄道の勝山永平寺線発坂駅の近くにお店があります。
この日、当初は11時のオープン時間前に到着してお店に入る予定が、少し予定が狂ってしまって11:10に到着。しかしすでに満席で1組順番待ちが出来ていました。
20分ほど外で待っていたら店内に案内されます。
店内には靴を脱いで入ります。コロナ禍で定員の半分ほどに席数が制限されていました。
カウンター席とテーブル席、小上がり席があって、小上がり席のところに、ご覧のそば打ちの部屋がありました。
毎日ご主人が奥越産の玄蕎麦を石臼で自家製粉してそばを作っています。
お品書きです。
そば以外のメニューがほとんどないシンプルな構成。
しかし、「おろしそば」は九一・十割・粗挽きの3種類設定があり、また、もり出汁、辛味しぼり、おろしの出汁が付く「そば三昧」がおすすめらしいのですが、我々はもう一軒行く予定があったので、少し量が控えめな普通の「おろしそば」を頼むことにしました。
私は十割、妻は粗挽きを頼み、食べ比べています。
そばは一度に茹でることをしていなく、オーダーが通ってから茹で上げていて、それで少し時間がかかりました。
「そばかりんとう」が出され、それを食べながら待ちます。
こちらが十割の「おろしそば」です。
こちらは粗挽きのもの。太さが少し違う感じがします。
越前おろしそばはおろしの出汁が最初からぶっけられて出されるところが多いですが、こちらでは別に出てきました。
その大根たっぷりの出汁をぶっかけて食べます。
大根の辛みはそれほどでもなく、出汁の甘みと旨味が合わさって、十割のおろしそばはのど越しもよく美味しく食べることが出来ました。
粗挽きはコシが強くて、よりそばの風味を感じることが出来たようです。
今回、九一のそばは頼んでいませんが、その違いに興味がありますね。
最後にはそば湯が出されました。
そばにこだわり、あえてメニューを絞っていて。そばの種類と出汁の組み合わせを楽しめるツウなそば屋さんでした。ご馳走様でした
石挽き蕎麦 好太郎
福井県勝山市鹿谷町保田98-7-2
TEL 0779-89-2415
平日11:00~15:00
土・日・祝
11:00~15:00
17:00~20:00
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