子供のころ、たこ焼きが大好きでした。
年がばれてしまうかもしれませんが、小さいころは10円で3個も買うことが出来ました。
家の近くにあったたこ焼き屋さんによく通っていた記憶があります。
しかし、現在は粉物をなるべく控える年になってきて、ある意味おやつとしても位置付けられるたこ焼きは、なるべく食べないようにしているので、私のブログにはほとんど登場しません。
さて、そのような状況ですが、片山津温泉に「たこ焼き料亭」と称するお店が出来たと知り、興味半分で行ってみることに。
お店の名前は「たこ焼き料亭 まさたこ」。前の総湯のところからすぐ。温泉旅館「季がさね」の前あたりです。
オープンは3月26日。2年ほど前に関西から片山津温泉に移住してきた24歳の若き男性がオーナーです。
移住してきたのは農業をやるためだとか…?なかなか度胸がありますね。
農業を通じて人々の健康や幸せを支援していきたい!という高貴な思いを持っていらっしゃるようです。
このお店のウリの一つは、たこ焼きの材料として米粉を使用していること。いわゆるグルテンフリーのたこ焼き。小麦粉アレルギーの方も安心してたこ焼きを楽しむことが出来ます。また米粉は小麦粉に比べ油の吸収率が低いようで、健康にとってもいいたこ焼きだと言えます。
さらにお米は自然農法米を使っているなど、こだわりのたこ焼きですね。
さて、お店は夜は料亭のような感じで愉しむことが出来ることがウリとなっていて、たこ焼き店としては高級そうな内装と雰囲気でした。
ディナータイムはたこ焼きが数個ずつの提供される料亭スタイル、色々な種類のたこ焼きをアルコールなどドリンク片手に愉しむわけです。

こちらがランチタイムメニュー。シンプルなものでは500円からとなっていました。
ランチタイムは基本6個入りで、たこ焼き屋さんで出されるような笹舟型の入れ物で出されます。
せっかくなので我々は、普段お店で食べるようなたこ焼きではなく「こだわりの逸品」の2種、「特製カレー」と「トリュフ入りマッシュルームとアンチョビソース」を頼むことにしました。
出されたのがこちら。金箔まで乗せられていました。6個入りで各千円という値段でスペシャルなたこ焼きですね。
「特製カレー」はフレンチシェフとのコラボだそうで、妻が気が付きましたがカレーソースにはワインを使って風味が付けられていました。凝っています。
「トリュフ入りマッシュルームとアンチョビソース」は、アンチョビの味は控えめでマッシュルームの味を強く感じました。
ちょうどお客さんが我々だけで、たこ焼きではたこ焼き機1枚全部焼いてしまわないといけないため、後お客さんが来なかったら無駄になるからでしょうか?1個ずつおまけしてくれました。
「こだわりの逸品」の2種類は千円という値段からすると少し高く感じますが、まぁ、普段食べないようなたこ焼きなので、話のタネにはいいと思いました。できればランチでの提供は、テイクアウトは別にして店内で食べるときは「こだわりの逸品」などでは器にもこだわって欲しいです。
この後追加で「ジェノベーゼトマトソース」も頼んでいます。
3種類食べてみて、ベースとなるたこ焼きそのものは同じもので、ソースが変わるということがわかりました。
今後は、世界の塩で食べさせてくれるとか、たこ焼きの中身にもこだわるとかしてもいいのかもしれません。
たこ焼きというと庶民の食べ物のイメージがありますが、「料亭」というイメージとマッチするか、今後の動向が気になりますね。ご馳走様でした。
石川県加賀市片山津温泉ヒ17-6
TEL 080-1489-8935
日~木
12:00~20:.00
金・土
12:00~24:00
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