学生時代に歴史で学んだ記憶がある、イギリスが南アジアに設立した東インド会社。
そんな記憶の片隅に「ベンガル地方」という地名がありました。
インドにおける会社の拠点はベンガルのカルカッタでした。ベンガルは現在はインドとバングラデシュ、2つの国に分かれていますが、ベンガル人はこの周辺に住んでいるわけです。
さて、バングラデシュは「米と魚の国」と呼ばれているように、魚とお米を使った料理が色々あるようです。
余談ですが我々の年代では、バングラデシュといえばジョージ・ハリスンの呼びかけで行われたチャリティーコンサート「バングラデシュ・コンサート」を思い出したりしますが…。
日本人にとっては、それほどなじみがあるエリアではないと思いますし、イメージ的には「インド料理」的に一括りにして考えている方が多いのではないでしょうか?
この日は東京でそんなベンガル地方の料理を食べさせてくれる「トルカリ」というお店でランチをしてきたので紹介したいと思います。

お店は前と後ろ、2か所入口がありました。
こちらは後ろの入り口です。
ランチメニュー。

聞きなれない名前の料理が並んでいますね。
よくわからないので、「キチュリ」という豆の炊き込みご飯のついている「ムルガキチュリセット(1,050円)」を頼むことに。
出されたのがこちら。

「ムルガ トルカリ」。ムルガとは、あとでわかったのですがたぶんチキンだと思います。汗
これ自体は適度な辛さで、こちらを「キチュリ」にかけて食べますが、この「キチュリ」が美味しかったです。お米は長細いバスマティ米でドライカレーのような味と食感でした。
スープもありましたが、味は薄目で何のスープかいまだにわかりません。
赤いものが辛さを調整する唐辛子のソース。最初何かわからずに舐めてしまい、靴の中が火の海になってしましました。

こちらはサラダとデザートのココナッツミルク?です。
ドリンクはラッシーかウーロン茶を選べて、私はラッシーを頼んでいます。
たぶん初めて食べたであろうベンガル料理。素人にはインドやパキスタン料理の区別もままならない私ですが、何となく「ベンガル地方」のことを知った気分になりました。ご馳走様でした。
トルカリ
東京都千代田区神田神保町2-34
寺田ビル1F
TEL 03-6721-5514
ランチ11:00~15:00
ディナー17:00~22:30(L.O.22:00)
コメント