「タンメン」という名前は、一昔前までは石川県ではそれほど知られていなかったと思います。

漢字で書くと「湯麺」となります。

関東では昔から一般的な名前だったようで、ゆでた麺にスープを注ぎ入れたものをそう呼ぶらしいのですが、一般的なラーメンとどう違うのかイマイチ良くわからないです。

例えば石川県民のソウルフード「8番らーめん」もタンメンの範疇に入れてもいいのではないか、と思うわけです。
麺屋 人とひと (12)

ということで、今日紹介しますイオンモール白山2Fのフードストリートにある「麺屋 人とひと」。

松任にある寶龍が展開する新しいブランドです。

寶龍といえば味噌ラーメンが有名ですが、今回は、「8番らーめん」に近づけたようなタンメンで勝負を挑んでいるのではないでしょうか?

この日は妻が仕事だったので、一人でぶらりイオンモール白山に買い物に行き、ついでに早めのランチを食べることにしました。

店内は、テーブル席主体。イオンモール白山という場所柄家族連れやグループ客がターゲットなのかもしれません。

寶龍では、お客さんが来ると大きな声で「いらっしゃいませ」と迎えてくれます。

こちらのお店もそうでした。

私は一人だったのでカウンター席に座ります。

厨房には多くの人が働いていました。
麺屋 人とひと (14)

お店の前のサンプルケース。
麺屋 人とひと (4)

店内に置かれているメニュー。
麺屋 人とひと (6)

「和中華」というカテゴリーもありました。
麺屋 人とひと (5)

その他メニューです。

私はお店のウリが「タンメン」だということでもちろん「タンメン」です。

「タンメン」といえば何となく塩味のイメージですが、寶龍といえば「味噌ラーメン」なので、「野菜タンメン味噌(880円)」を頼んでみることにしました。
麺屋 人とひと (9)

しばらく待って。出されたのがこちら。

「8番らーめん」では、まずスープを器に入れ、麺を入れ、最後に炒めた野菜を盛り付けますが、こちらでは、ある程度細かく刻んだ豚バラと野菜をスープと一緒に炒め、そのまま麺の上にかけているようで、野菜が隠れて見えなくなっていました。

しかし、野菜はたっぷり入っていました。
麺屋 人とひと (10)

麺は中細よりも若干太めのちぢれ麺。そして味噌味スープはさすがのおいしさでした。

「スープはラーメン具材となる豚バラや野菜を2日間炊き込み、専用の熟成麺とのバランスを重視し丁寧に仕上げました。」と書かれていました。
麺屋 人とひと (11)

普通のレンゲと、穴の開いたレンゲの2種類が添えられていました。

穴の開いたレンゲは、比較的細かく野菜が刻まれているので、スープをすくうことなく野菜を食べることが出来るので、私のように塩分控えてスープを残す人にとってはありがたいです。

どちらかといえば、石川県民にとっては馴染んだ味の「タンメン」だと思ったので、お客さんは入ると思います。ご馳走様でした。

麺屋 人とひと
石川県白山市横江町土地区画整理事業施行地区内1街区
 イオンモール白山2Fフードストリート
076-287-3410
月~日
10:00~22:00(L.O.21:30)
不定休


気に入っていただけたらブログランキング(下のボタン)をクリック願います。
人気ブログランキング