2002年に平井堅がカバーして歌い大ヒットした「大きな古時計」。
元々アメリカのポピュラー・ソングが原曲で、私が小さい頃にもNHKの「みんなのうた」で歌われていました。
さて、私が生まれたころには我が家にも大きな時計があったことを記憶していますが、チクタク・チクタクと音を刻み、毎時ボーン・ボーンと時を知らせてくれていました。
今の時代、家に掛け時計すらないところも多いのではないかと思いますが、スマホの時計があれば事足りるのかもしれません。
そんな懐かしの古時計が、粟津温泉にある喫茶店で現役でたくさん動いていました。
その喫茶店は「チャオ」。建物自体はそれほど古くはありません。
店内は狭く、数名の客しか座れる席がありません。
その席数より多くの古時計が規則正しく時を刻んでいました。
14個あって、11個が現役だそうです。
あと、壁や天井にまで張られて飾られている、こちらも懐かしい感じがするレコードのジャケット。
ジャズが多かったですが、ところどころ昭和歌謡のジャケットも。こちらも懐かしいです。
ただし、前はお店でもレコードをかけていたそうですが、いまは有線放送だそうです。
そんなノスタルジックな雰囲気を味わえる空間で、妻と二人でコーヒーを飲んできました。
そういえば、何となくメニューがなかったような気がしますが、このような空間では必然的にコーヒーを頼んでしまうでしょう。
最初入ったとき、懐かしい感じがしていた古時計の時を刻む音も、これだけの台数があると、だんだんと気になり始めました。
ＢＧＭとして聞き流せば気にならないのだと思いますが、静かにしていると頭の中で鳴り響く感じで、残念ながら私は15分ほどでお暇することにしました。
このようなこだわりの喫茶店は少なくなりましたね。ご馳走様でした。
チャオ
石川県小松市粟津町イ-95
TEL 0761-65-1400
9:00～15:00
月曜休
気に入っていただけたらブログランキング（下のボタン）をクリック願います。
気に入っていただけたらブログランキング（下のボタン）をクリック願います。
コメント