今回、先週の「もとや」に引き続き大杉まで行って「ゆるぎ荘」でそばを食べてきました。
ゆるぎ荘

約16年ぶりで、前回のことはこちらで少し書いていますが、その時は写真なしでした。

前週「もとや」に行ったときはいいお天気で暖かい日だったのですが、この日は冷たい雨が降る一日。
ゆるぎ荘 (3)

庭の一本のしだれ桜は先週通った時は花がたくさん咲いていましたが、この日は寂しい感じになっていました。

昔ながらの立派な建物です。元々は庄屋さんのお屋敷だった旧家を移築復元しています。
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「ゆるぎ荘」は、民宿も営んでいますが、昨年から続くコロナ禍で休業されています。
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昔の家の土間のところに、炭火で焼く料理のための囲炉裏が設置されていました。こちらは現代のものです。

そして壁際にはガラス棚があって、昔使っていた生活用具、酒器、食器やサイン色紙が所狭しと飾られています。

我々は手前のカウンター席に座ります。
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こちらが壁に貼られていたメニューですが、これは民宿営業の内容も含めてで、コロナ禍ではできないものも多く、行った時点ではそばと天ぷらのみokだったと思います。1日20食限定の「手打ち本そば」も残念ながらありませんでした。

雨が降る寒い日だったので、私は暖かい山菜そば(650円)を頼みます。
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乗せられていたのは、煮シイタケ、竹の子、ワサビ菜と山芋のとろろ。
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そしてそばにもとろろが練りこまれていて、のど越しのいいそばでした。少し濃いめの汁でした。
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妻はざるそば(750円)です。2段重ねで出されます。
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あと、山菜の天ぷらを頼みました。大(1,000円)と小(600円)があって、頼んだのは大。
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出されたら大盛でびっくり。食べきれるかな?と思いましたが食べきることができました。行った日は雨でしたが、前日までいいお天気が続いたので、山菜の在庫がたくさんだったので多めに出したということ。その日の在庫で大小のボリュームが決まるようです。のどかです。

天ぷらを揚げているのをカウンター越しに見ていると、衣に水を混ぜる代わりにビールを入れて揚げられていました。そして揚げたてなのでもちろんサクッとしているのですが、比較的厚めの衣でもちっとした食感もあって、美味しかったです。

天ぷらはご主人曰く、「うちの天ぷらは家に持ち帰って冷めてから食べても美味しい」と話されていましたが、何となくわかるような気がします。

天ぷらの内容は、山菜の王様「たらの芽」山菜の女王「コシアブラ」そして「ふきのとう」「こごみ」「竹の子」です。旬の山菜を堪能できましたね。

これからの季節はアユやイワナなどの川魚も美味しい季節です。

だいぶご年配のご夫婦お二人で切り盛りされていて、何となくゆったりとした時間が流れる空間。しばし時間を忘れて美味しいそばと天ぷらにした続きを打つことができてよかったです。ご馳走様でした。

ゆるぎ荘
石川県小松市大杉町寅160
TEL 0761-46-1301
10:00頃~17:00頃
不定休


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