小松でフランス料理のお店と言えば、やはり「ミュー・レ・ミュー」が有名だと思います。
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本格フレンチをヨーロピアンな雰囲気の店内で楽しむことができます。

最初はお諏訪さんの隣にあった小さなお店から始められているのですが、今でも現役のオーナーシェフの清水さん。県内のフランス料理界の重鎮です。

今の場所に移転してきてから20年ぐらい経過したのかな?

また近年は、小松市の色々なジャンルのレストランや居酒屋などの飲食店が参加する、ジビエ料理のイベント「こまつ地美絵」などを仕掛けてこられるなど活躍されています。

ちなみに、小松にはジビエの生産加工拠点が完成したばかり。そこで処理したイノシシ肉を供給する体制が整った矢先に、いわゆる豚コレラが発生。2年ほど「こまつ地美絵」の開催は中止になっているようです。

清水シェフに帰り際にお話をお聞きすると、予約があればイノシシ以外のジビエはお店で出すことができるとのことでした。

さて、前回は約6年半前にディナーでお邪魔していますが、今回はランチタイムにお邪魔しました。

大雪のあとのつかの間のいいお天気だった成人の日。コロナ禍でお店の営業時間が少し変わっていました。
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店内は、使用するテーブルを間引いて営業していて、テーブルには消毒用のアルコールや、マスク入れなど準備されていました。

こちらがランチメニューです。
ミュー・レ・ミュー

一番お手頃なAコースは2,420(税込)とリーズナブルです。我々はその上のBコース(税込4,033円)を頼むことにしました。

「冷製オードブル」「季節のポタージュ」「温製オードブル」「メイン料理(肉か魚からチョイス)」「デザート」「コーヒーor紅茶」という内容です。
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妻は早々ワイン。アルザスの白を頼んでいました。
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まず出されたのは、ガラスの器に盛られた魚介と野菜の「冷製オードブル」。
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「季節のポタージュ」は季節を感じさせてくれるカブのポタージュ。上品なお味です。
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「温製オードブル」は、ホタテと海老のパイ包み揚げ」。白エビのフリットが乗せられています。下にはオクラとキノコの和風のテイストが入ったソース。ネバネバとパイ包み&白エビの食感のコントラストを楽しめました。

メインは肉か魚からチョイス。この日は「牛肉の香草パネ ソースシャスール」「牛テールの赤ワイン煮込み(+1,650円)」「仔羊のロースト(+1,100円)」「牛ヒレ肉のステーキ(+1,100円)」「その日市場からのお魚料理」のラインナップ。
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私は必然的に「その日市場からのお魚料理」。この日の魚は真鯛でした。写真では大きく見えますが、それほど大きくはありません。ポワレして上に乗せられていたのはカリカリに焼かれた、あまじょっぱい感じのもの。何だったのだろう?

妻は「牛肉の香草パネ ソースシャスール」。
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牛肉は赤身で、その上にハーブとパン粉を付けた香草パネ。そしてソースシャスールの「シャスール」とは、猟師とか狩人といった意味のブラウンソースです。

こちらの料理のほうがボリュームがありましたね。
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バゲットはお代わりできます。上質なバターとオリーブオイルが添えられています。

食後のデザートは「栗のムースとココナッツミルクのジェラート」でした。
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栗のムースはカラメルゼリー付きで、プリンのような風味に仕立てられていました。
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また添えられていたイチゴの中は、くり抜かれて生クリームが入れられるという仕掛け?も。
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ドリンクは私は紅茶。妻はコーヒーです。

少々贅沢なランチになりましたが、やはり小松の老舗フランス料理店はランチでも素晴らしい料理を食べさせてくれるお店でした。満足です。そしてご馳走様でした。

ミュー・レ・ミュー
石川県小松市丸の内町2丁目225-2
TEL 0761-21-2165
Lunch12:00~14:30 (14:00 L.O)  
Dineer18:00~20:30 (20:00 L.O)
水曜休(HPで確認)


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