今日紹介する2軒は少しミスマッチな組み合わせかもしれません。

まずは小松駅前のオーセンティックバー「エスメラルダ」。昨年7月以来の紹介となります。

小松の夜の街に出るのは2020年は3度ほどしかなかったため、なかなか行くことができませんでした。

やはりコロナ禍ということで、感染対策を店側も我々もしっかりしていても、いつどこで感染するかといった恐怖感にさいなまれて出かけることがなかなかできなかったのです。
エスメラルダ

12月中旬に妻と二人で今年最後の訪問をしてきました。前のお店でもそこそこ飲んだので、この日は私は1杯だけ。
エスメラルダ (2)

そこで柚子のリキュールを使ったホットカクテルを作ってもらいました。寒い冬に体が温まりました。
エスメラルダ (4)

この日のチャームです。
エスメラルダ (3)

妻は1杯目は「山形産ラ・フランスの軽いフローズンカクテル」。珍しく軽めの酒です。

1杯では我慢できずに、2杯目に「ル・ビルル」というリンゴと栗のリキュールも頼んでいます。いや~、色々なお酒があるものですね!?
エスメラルダ (7)

グラスはバカラです。

ちょうど、輪島の柚餅子総本家中浦屋と石川県のバーや飲食店との共同企画である柚餅子テイスティングイベント「第10回 酒と料理と丸柚餅子」が催されていて、丸柚餅子のアペタイザーを出していただきました。
エスメラルダ (5)

2月7日まで実施されていて、この企画は10年目だそうですが、長続きしていますね!?中浦屋さんの本気度が伝わる美味しさでした。

寒い時にこそ、アルコールで体を温めてぐっすり眠ることも一案ですよ。ご馳走様でした。

バー・エスメラルダ(Bar Esmeralda)
石川県小松市土居原町339-1
TEL 0761-23-1283
月・水・木 18:00~26:00
金・土 18:00~27:00
日・祝 18:00~25:00
火曜・元旦休

お次は年末に買い求めた、小松市安宅町にある玉子巻オンリーのお店「玉子巻屋」の紹介です。
玉子巻屋 (3)

安宅の河口付近の一軒の普通の民家がお店となっています。料亭の「まつや」の近くにあります。

こちらのお店を営んでいるのは、金沢から引っ越してこられた、だいぶご年配のご夫婦。ご主人は関西の料亭で長らく料理人として腕を振るってきた方です。

私は前々から存在は知っていましたが、今回初めて行って1本買い求めてきました。

朝10時までの営業だとは知らずに午後に電話したら、何とか1本分けていただくことができました。ありがとうございました。

富山県小矢部市のティワイ・エフというところの卵を使っている、こだわりの玉子巻。大判焼きが人気の白山市吉野の「山法師」も、確かこの卵を使用していたはずです。
玉子巻屋 (10)

こちらがそうですが、サイズは約20㎝ほどあります。
玉子巻屋 (12)

ネットで調べてみると「一本につき使う卵は七個半」と書かれていましたが、何と!一本600円という安さ。きれいな形で、まさに職人が作る玉子巻ですね。

お聞きすると、朝3時ごろから作っていて、基本金沢の飲食店などに卸しているのだそうですが、事前に予約が必要。しかし当たるも八卦当たらぬも八卦。朝10時までに行けば在庫があれば売っていただけます。

家に戻り、さっそく夕飯のときに切って食べました。甘くもなく辛くもなく玉子そのものの味が濃い気がして、さらに熟練の職人さんが出汁にこだわって一気に焼き上げているので均一できれいな玉子巻でした。シンプルだからこそ職人の腕が風味に現れるのですね!?

美味しくいただけました。焼きたてを食べてみたい気がしました。ご馳走様でした。

今朝(1月29日)の新聞で知りましたが、ご主人が昨年(2020年)大晦日にお亡くなりになられたとのこと。ご冥福をお祈りいたします。

玉子巻屋(タマヤ)
石川県小松市安宅町町ワ72
TEL 0761-24-5250
6:00~10:00
月曜・火曜休


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