北陸自動車道の徳光パーキングエリアの上り線に新たにできた「白山ゲートウェイとくみつTaanto(タント)」。
この場所は「まっとう車遊館」→「はくさん街道市場」と名前が変わっていった経緯がありますが、経営難から2019年8月で完全に閉鎖され、その後旧建屋は取り壊されました。
そして新しくこの場所を取得した会社が、昨年8月に新たな施設「白山ゲートウェイとくみつTaanto(タント)」をオープンさせています。
ただ、前の施設が巨大だったせいか、いまは建物と言っても個店として「すき家」「セブンイレブン」「海鮮丼 海宝」、そして今日紹介します讃岐うどんのお店「こがね製麺所」の4軒が並んで建っているだけなので、ちょっと寂しい感じがします。
さて、2020年12月15日オープンしたセルフ式讃岐うどん「こがね製麺所」。
うどんの本場、香川県に本部があるチェーン店で、香川県内以外には四国の残りの3県と愛媛県、東京、神奈川にあって、石川県が8県目となっています。
金沢田上に昨年10月に1号店を初出店。こちらが県内2店舗目となっています。
セルフ式讃岐うどんのチェーン店といえば有名な「丸亀製麺」がありますが、兵庫県加古川市が発祥で、香川県丸亀市には店舗が一軒もないのは有名なお話です。
さて、そんな讃岐うどんですが、この週に香川県に行く予定があったことあって、オープンしたばかりのこちらにお店に予行練習で行ってみることにしました。
オープン後初めての日曜日、雪が舞い散る寒い日のランチタイムに訪れました。
入り口に出されていたメニューです。
小はうどん1玉、中は2玉、大は3玉となります。
店内に入ると、ちょうど12時ごろだったので、さぞかしお客さんで一杯かと思いきや、それほど混雑していませんでした。
セルフ式なので、お盆を片手に並びます。
本場讃岐のようにといいますか、丸亀製麺のようにおにぎりや天ぷら類を眺めつつ、うどんをオーダーします。
こちらはおにぎりなどのコーナー。
厨房の中では、うどんを手打ちで打っていました。
そしてオーダーが入ってからうどんを湯がいて一杯ずつ作っていきます。茹で上げのいわゆる賞味時間にこだわっているようです。
私はこの日、雪が舞い散る寒い日だったので「釜揚げうどん小(税込320円)」を頼みました。
そして天ぷらは、かき揚げとちくわ天を選んで支払うという本場と同じ手順。
最後に、薬味を好みで取って席に着くという流れは、丸亀製麺とほぼ同じような感じです。
釜揚げうどんはもちっとしたうどんがさすがにおいしかったです。
かき揚げは少し冷たくなっていたのが残念でしたが、味的にはまずまずでした。
ハッシュドポテトは香川のうどん店でも置かれているのかな??
この2日後に本場の高松に出張があったので、予行練習で行ったようなものですが、水と空気、そして作り手が違う中での讃岐うどん。やはり違うのでしょうか……?ご馳走様でした。
こがね製麺所 徳光店
076-287-3683
石川県白山市徳光町2398-1
徳光ハイウェイオアシス
9:00~21:00
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