桜の季節に金沢に行ったのですが、ほとんど桜を見ることなく夕方に。

目的の用事の時間まで少しあったので休憩しながらお茶することにしました。

ネットで検索して見つけたのは、香林坊の百貨店の大和の中。その5階の一番南東の一角にあるのが、加賀麩で有名な不室屋のカフェ「FUMUROYA CAFE 香林坊大和店」です。

モナカの中にお吸い物の具を詰めてお湯を注ぐだけで出来上がる、いわゆるインスタントの和風お吸い物については、すでに皆さんもご存じの方が多いと思いますが、その日本で最初のお吸いもの「ふやき」を作ったのが、加賀麩の老舗の不室屋さんなのです。

意匠登録等ができないため全国に類似品が色々出ていますが、本物は違ってやはり人気があります。

この日の香林坊大和は冬に逆戻りの寒い日で、さらに雨が降り、新型コロナウイルスの影響もあって、人出がだいぶ少なかったです。

しかし、その関係で3密状態とは皆無。逆にリスクが少なかったと思います。
FUMUROYA CAFE

さて、「FUMUROYA CAFE 香林坊大和店」に16時前に到着すると、お客は誰もいませんでした。人気のカフェなので普段はこのようなことはないのだろうと思います。

一番窓際の奥の席に座ります。
FUMUROYA CAFE (4)

隣はいしかわ四高記念公園、緑をめでながらお茶することが出来る特等席でした。
FUMUROYA CAFE (7)

石川四高記念文化交流館のレンガ造りの建物や、金沢市役所も近くに見ることが出来ます。
FUMUROYA CAFE (3)

メニューです。

その中から私は、こちらの「豆乳麹ドリンク(税込700円)」を頼みました。

ホットとアイスが選べて私はアイス。
FUMUROYA CAFE (10)

自社工場で絞った豆乳を使っていて、金沢産の無添加麹の甘酒を加えてあります。

ほど良い甘さで、麹のつぶつぶの食感が感じらせる、味的にはカルピスみたいなドリンクでした。
FUMUROYA CAFE (15)

こちらは「豆乳麹ドリンク」に付いてきた麩を使ったお菓子です。それほど甘くなく「豆乳麹ドリンク」に合いました、

妻のほうは「季節の麩あんみつ(税込900円)」。行った時はイチゴでした。
FUMUROYA CAFE (9)

このメニューは4月15日までなので、いまは別なフルーツに変わっていると思います。

不室屋さんの「しら玉生麩」を味わうあんみつで、それに天然天草から作られる寒天の食感がツルッとしていて、季節のイチゴとイチゴソースの酸味、白こしあんの甘さがマッチしたスイーツでした。

疲れた体には甘いものが欲しくなりますが、こんなお店で緑を眺めながらお茶すると、こころの方もリフレッシュできますね。ご馳走様でした。

※この内容は3月末に行った時のものです。現在、営業時間や営業形態が変わっているかもしれませんので、ご確認の上、ご参考に願います。

FUMUROYA CAFE 香林坊大和店
石川県金沢市香林坊1-1-1
 大和香林坊店5F
TEL 076-220-1452
10:00-19:30(LO 19:00)
無休(大和香林坊店に準ずる)


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