小松市清水町といえば、ひと昔?いや、ふた昔前の昭和の時代は小松市で唯一のネオン街でした。

そのまた昔、明治・大正・昭和の戦後しばらくまでは花街だったこともあったようで、その名残りか、その後の昭和の時代や平成の初めごろまではクラブ(いまのCLUBではない)やスナック、ラウンジといったお店が所狭しと並んでいました。

残念ながら、ここ10年以上前からは周辺も含めて飲食店が少なくなり、黄金時代を知る世代も高齢化で清水町へ行かなくなってきたのではないでしょうか?

私の懐かしい記憶では、もうだいぶ前に亡くなられましたが「やっちゃん」と呼ばれた、今は死語かもしれませんが「幇間(ほうかん)」別名では「太鼓持ち(たいこもち)」の方がやっていたお店があった時はよく通った思い出があります。

その「やっちゃん」では、大皿料理、いまでいうところの「おばんざい」料理を酒のつまみに飲んでいました。

そんなおばんざい料理を楽しめるお店が清水町に出来たことはだいぶ前から知っていましたが、やっと行くことが出来たので紹介したいと思います。

行った日は平日の夜9時ごろ。その日は「うらら」で全盲の天才ピアニストの梯剛之さんとウィーン出身のバイオリニスト、ヴォルフガング・ダビッドさんのコンサートがあって、その終了後にお店に伺いました。

食彩工房 青空」という名のお店で、2018年にオープンしたばかりの新築の新しい店舗です。
青空 (2)

清水町でも小松駅からみたら一番奥のほうにあります。

お店は女将さんと女性のスタッフの2名で切り盛りされていました。
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店内は思ったよりも広くて、こちらのカウンター席と、

基本居酒屋なのですが、奥にはカラオケが可能な個室があって、行った日もグループで賑わっていました。
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こちらの小上がりは仕切って個室にも出来るようです。

行った日は平日ということもあって、カウンター席には単身赴任の方かな?お一人様が多かった気がします。
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いわゆるおばんざい料理、それも青菜を使った料理がウリということで、野菜不足になりがちな単身の方にはうれしいお店かもしれません。
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まずは生ビールです。
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お通しは「ほうれん草のごま和え」。
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お品書きには色々な種類の料理が書かれています。
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こちらもそうです。
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別のお品書きで、この日のおばんざいが書かれています。

おばんざいなので、大皿にあるものはオーダーするとすぐに出てきます。

それに一皿300円からととても良心的なお値段なので、一人で行っても色々な種類を頼むことが出来るのがありがたいですね。
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「春雨サラダ」は定番のマヨネーズ和え。
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こちらは「小松菜うす揚げ煮」。
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「なまこ酢」は少々歯ごたえが強かったです。
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妻が食べた「もつ味噌煮込み」。美味しいと言っていました。
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「富山白エビ唐揚げ」はその都度揚げてくれます。
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揚物を頼んだついでに「棒餃子揚げ」も頼みました。

揚げ立てサクッと美味しかったです。
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「いぶりがっこチーズ」は、いぶりがっこの燻製風味と食感、それにチーズの滑らかな食感がミックスされていい感じでした。
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これらを酒の肴に飲んだのは、神泉の生酒です。久しぶりに飲んだ気がします。

妻は酎ハイなど頼んでいました。

少し遅めに伺ったため、軽めにサクッと飲み食い、この辺でお勘定をお願いしたことろ、2人で締めて5,600円也!コスパも最高です。

何故清水町にお店を出したかお聞きしませんでしたが、清水町の活性化?に一役買ってほしいですね。ご馳走様でした。

食彩工房 青空
石川県小松市清水町50
TEL 0761-58-2388
17:30~22:30(料理L.O.21:30)
月曜休


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